- atsu-y's New Arrivals - |
BBSで第一印象を紹介した
atsu-y's new arrivals の保管庫です。
本編に移行したりすれば削除していきます。
2003 |
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Dec. 2003
『
LICKS ENGLAND
2003 - LONDON / MANCHESTER 』 VGP-357
@Astoria, London, UK Aug.27, 2003 & M.E.N Arena, Manchester, UK Sep.5, 2003
再登場のアストリアに初登場マンチェスターです。
●
Astoria, London, UK. Aug. 27, 2003
なんとVGPが既発『IN A PIT OF
RATTLESNAKES』とは別隠密音源で再リリースするという異例の事態ですが、いやー、こりゃ確かにいいです(笑)。わたしは前のも大好きなんですけど更に上を行きましたねー。
これは周りは全く騒がしくなく、それでいて演奏は大迫力。まさにSB並の高音質で、やや耳には刺激的ですが
"EX"
です。こうしてアストリアを聴くと更に物凄く素晴らしいライブだったように聴こえます(笑)
しか〜し、アストリアといえば、わたしが音質自体はいいけど迫力不足と表現した『A
COMMEMORATIVE COLLECTION』について、つい先日、知り合いが"あれはうっとりするほど最高じゃない"、対して
"いやあれは音質自体はよくても平坦な音で迫力ないっすよ"
なんて話していたんですが。。。!!
どうやらこれ、だいぶ仕上げが違い、聴いてても印象は違うんですが、よーーーく聴き比べをしてみたら(物凄く時間がかかりました)、元音源は同じみたいです!!
Disc.1の出だしも同じところから、最後もほぼ同じでたっぷり入ってますが、ほんの僅かにVGPの方が短いですね。まぁ今回のVGPの方が歓声も僅かにクリアで、迫力などは違うように聴こえますが、やっぱり同じですね。
う〜ん、こんなに違って聴こえるもんかと思うと共に『A
COMMEMORATIVE
COLLECTION』も良かったのね、と改めて聴きなおしました(笑)。丁度そちらを紹介したとき、皆さんにはどう聴こえるのか気になるということも書きはしましたが、わたしもまだまだですね。
でも同じと気づかずに今度のは既発を吹き飛ばす最高!既発はダメ、なんて書かずにほんとによかったと思っております(笑)
さて、アストリアはあとはCCですね。これまた同じ音を別仕上げなのか別音源なのか、気になります。
●
M.E.N. Arena, Manchester, UK Sep. 5, 2003
Disc.3
1.
Opening / 2. Street Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. If You Can't
Rock Me / 5. Don't Stop / 6. Sweet Virginia / 7. You Can't Always Get What You Want
/ 8. Paint It Black / 9. You Got Me Rocking / 10. Tumbling Dice / 11. Band
Introductions / 12. Slipping Away / 13. Happy
Disc.4
1. Sympathy For The
Devil / 2. Honky Tonk Women / 3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Satisfaction /
5. Mannish Boy (B-stage) / 6. IORR (B-stage) / 7. Brown Sugar (B-stage) / 8.
Jumping
Jack Flash
M.E.N.
アリーナはキャパ16,000人。座席指定できっと横アリに似た感じなんでしょう。
こちらの音質は演奏の迫力はありますが、中高音よりは低音が強く、ドラムとベースがにぎやかな曲ではギターが聴こえにくいのがやや残念。周りはたまに近くの女性がしゃべってますが、さほど気にはなりません。というわけでこちらは
"EX--" ですね。
さて演奏。これはもう素晴らしい!!8月末のウェンブリー同様かそれ以上に気合が入ってます!
しかしミック!"Paint It
Black"の歌いだしのキーがえらく高いぞー!なんでだ(笑)この曲はドラムもベースもドンどこドンどこ賑やかだけどすごくいい!!続く "You Got Me-"
でもミックがいい! キースもこの日は冴えまくっててご機嫌なのか "Satisfaction"
のイントロで遊んだと思うと超ご機嫌にソロも決めてますねー!
そんなわけで観客のノリもいいですが、メンバー紹介の前にミックがそのことを話しつつ、前座のTim
Burgessにどうやらきちんと謝辞を述べてるようです。なんだか珍しいですね。あとここでは興奮した観客3人が最後にキース側からステージに駆け上がったようです。
"JJF" の途中かも知れませんが、音を聴いてもよくわかりません。しかしこの "JJF"
も凄い!!
というわけで音質最高アストリアに演奏最高マンチェ、という組み合わせでしたがどっぷり堪能できて大満足でした。しかしおかげさまでダブリン2日目の感激がふっとんでしまいました(笑)
そういえばVGPのLICKSシリーズ、わたしにはジャケやタイトルを見てもピンと来ないのが多かったんですが、先日のストックホルムもこれも急にわかりやすいジャケとタイトルになりましたね。
『
IT'S A LONG
WAY TO TIPPERARY 』 VGP-358
@The Point, Dublin, Ireland Sep.9
& 11, 2003
ついにリリースされた待望のダブリン2公演!!
●
The Point, Dublin, IRE. Sep.9, 2003
Disc.1
1.
Opening / 2. Street Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. If You
Can't Rock Me / 5. Don't Stop / 6. Wild Horses (w/Andrea Corr) / 7.
You Can't
Always Get What You Want / 8. IORR / 9. Everybody Needs Somebody To Love /
10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12. It's A Long Way To Tipperary /
13. Slipping Away / 14. Happy
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Can't You
Hear Me Knocking / 3. You Got Me Rocking / 4. Paint It Black / 5. Honky Tonk Women /
6. Brown Sugar / 7. Satisfaction /
8. JJF
わたしはこの日は休みの日程が合わず残念ながら見れなかったんですが、こうして聴くと改めて悔しい思いをする9/9、素晴らしい!!
会場のThe
Pointは7,500人規模のスタンディングアリーナ。そして82年以来のアイルランド公演、盛り上がらないわけがありません!
そのアイルランド公演ということで、いつも以上にロニーも頑張ってます!そしてこの日はCorrsのAndrea
Corrが "Wild
Horses" でゲスト共演。てっきりそのデュエット写真がこのブートのジャケになるのかと思いきや、このキースジャケ、これまた嬉しいですね〜。そう、この日はキースが超ご機嫌ですんばらしい!メンバー紹介でキースが
"It's A Long Way To Tipperary" (←リンク先でこの歌を聴けます)を唄いだすや否や観客も一緒に大合唱!
It's a long way to
Tipperary, it's a long way to go,
It's a long way to Tipperary, to the
sweetest girl I know.
Good-bye Piccadilly, farewell Leicester
Square,
It's a long, long way to Tipperary, but my heart's right
there.
あ〜この場にいたかった〜。このブート、わざわざこの合唱にチャプターを打ってるのもいいですね〜。しかーし、ご機嫌なキースは
"Happy"
のイントロで大ポカ。一体何をやりたかったんでしょう?“も一回やるぜ!”とやり直しまでしてます(笑)。
とまぁそんなご愛嬌もありますが、選曲も適度においしくホント素晴らしい演奏です!
さて、そんな素晴らしい9/9の模様を収めたこのブート、ややドンシャリですが音も近くて各楽器もバランスよく収録されてて迫力もあり、手拍子や歓声大合唱やところどころで響く口笛なども、邪魔な間近ではなく適度に入ってて臨場感も抜群の
"EX-"、いやー素晴らしいです!
●
The Point, Dublin, IRE. Sep.11, 2003
Disc.3
1.
Opening / 2. Start Me Up / 3. You Got Me Rocking
/ 4. Don't Stop / 5. Rocks Off / 6. Angie / 7. You Can't Always Get What You Want /
8. IORR / 9. I Can't Turn You Loose / 10. Street Fighting Man / 11. Tumbling Dice /
12. The Nearness Of You / 13. Before They Make Me Run
Disc.4
1. Sympathy For
The Devil / 2. Midnight Rambler / 3. Paint It Black / 4. Honky Tonk Women / 5.
Brown
Sugar / 6. Satisfaction /
7. JJF
こちらがわたしの行った二日目。初日の方が演奏は面白く、音質も負けてますがわたしにとってはようやく聴けたダブリンなので嬉しいリリースです(笑)
この日の模様はepisode5にちょろっと書いてますが
"-Turn You Loose" "The Nearness-" などがかろうじて目玉。あとミックがテンポを上げろとせかす "You Can't-"
に、中盤に差し込まれた "SFM" (そうそう、ここではBステはありません)。悪魔以降の怒涛の60年代オンパレードに最後にちょっとおかずつきの "JJF"
、あ〜思い出しますね〜、良かったっすよ〜。
さて、こちらの音質はちょっと低音が強くて、珍しく高音の抜けがあまりよくないです。あとところどころで話し声や近くの歌い声が入ってて(わたしじゃなく安心しましたが)、
"Angie"
など静かな曲ではちょっと左の男の歌い声がうっとおしいです(笑)
というわけで、こちらも演奏は素晴らしいんですが、ちょっと高音の抜けは悪く"VG++〜EX--"ですね。ちなみにメンバー紹介の一部は別音源のようです。
というわけですが、めでたく初ブート化のLicksダブリン、結論はやはり初日は演奏も音質も臨場感も最高!これはいいです!!ただ9/11は初日に比べると面白さも音質もちょっと劣ります。でもそこにいたわたしにはほんと嬉しいリリースです!
『
RETURN TO
BABYLON 』 PHOENIX-03
@Stuttgart, Germany May.29, 1999
Live bootlegs - 1999
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『
AT THE CIRKUS 』 Crystal
Cat CC 707-08
@Cirkus, Stockholm, Sweden. Jul.22,
2003
Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Start Me Up / 3. Live With Me /
4. Neighbours / 5. Hand Of Fate / 6. No Expectations / 7. Worried About You /
8. Heartbreaker / 9. It's Only Rock'n Roll / 10. Stray Cat Blues / 11. Ain't Too
Proud To Beg / 12. Everybody Needs Somebody To Love
Disc.2
1. That's How Strong My
Love Is / 2. Going To A Go Go - Band Introductions / 3. The
Nearness Of You / 4. Happy / 5. I Can't Turn You Loose / 6. Honky Tonk Women /
7. Tumbling Dice / 8. Brown Sugar / 9. Sympathy For The Devil (encore)
( / 10. blank)
素晴らしい演奏のストックホルムのサーカス公演。演奏についてはVGPので紹介してますので省きます。
これは最初は結構右寄りですが、すぐにやや右寄り程度まで回復します。しかしさすがはCrystal
Cat、いい音です。音質には全く不満無しの "EX"
です。ただあえて難点を言うなら、Olympiaでもそうでしたが、面割れのタイミングの悪さと、バンド紹介にチャプターを打っていないのと、最後の不明なチャプター(笑)あと作りは綺麗なんですが、パッとしないジャケ。中の写真もイマイチです。まぁそれくらいしか言うことがない中味は素晴らしいです。
『
DEEP DOWN
UNDER 』 (1DVD-R)
@Mick Jagger's solo concert in Australia, 1988 ( TV broadcast )
これはまだ全部は見てません(笑)
1.
Opening / 2. Just Another Night / 3. Honky Tonk Women /
4. Miss You / 5. Radio Control / 6. Ruby Tuesday
- The National Tennis Centre,
Melbourne Oct.15,1988
7. Lonely At The Top / 8. Little Red Rooster / 9. It’s
Only Rock’n Roll
- The Corner Hotel, Richmond Oct.19,1988
10.
War Baby /
11. You Can’t Always Get What You Want / 12. Band introductions / 13. Foxy Lady /
14. Party Doll / 15. Wild Colonial Boy / 16. Gimme Shelter / 17. Start Me Up /
18. Brown Sugar / 19. Jumping Jack Flash / 20.Satisfaction
- The National
Tennis Centre, Melbourne
Oct.15,1988
21. Stomp ( ending )
ミックのオーストラリア公演の現地でのTV番組まるまるブート化映像で、ビデオなどでもおなじみですね。
これはPAL変換でやや動きがカクカクしてるところもありますが、かなり綺麗で
"EX-" です。
わたしはミックのソロもそれはそれで好きなので、たまにはこういうのを見るのも楽しいもんですね。しかし日本公演と違ってこちらでは
Susie Davis がギターとキーボードで参加してて、羨ましいです(笑)
『
ROCK ME
BABY 』 VGP-355
@ Leipzig, Germany, Jun.20,2003 & Hockenheim, Germany, Jun.22,2003
共にPretendersとAC/DCが前座を務めたドイツのスタジアム2公演。欧州公演の8、9発目にあたるこれらはミックの喉も好調で演奏も素晴らしいですね。
●
Leipzig, Germany, Jun.20, 2003
Disc.1
1.
Introduction / 2. Brown Sugar /
3. Start Me Up / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop / 6. All Down The Line /
7. Wild Horses / 8. You Can't Always Get What You Want / 9. Rock Me Baby (w/Angus
and Malcolm Young) / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12. Thru And Thru
/ 13. Happy
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Mannish Boy (B-stage) /
3. You Got Me Rocking (B-stage) / 4. Street Fighting Man (B-stage) / 5. Gimme
Shelter / 6. Honky Tonk Women (w/Crissie Hynde) / 7.
It's Only Rock'n Roll /
8. Satisfaction / 9. Jumping Jack Flash (encore)
オープニング前のBGMからたっぷり収録。ややドンシャリですが、演奏の音がかなり大きく凄い迫力です。曲間での観客の話し声もミックのMCでかき消されるほどで、そんな中、曲間でセキュリティのトランシーバーの音もきこえたり、"リ・サ!!"
と叫ぶ男性がいたりするので、録音位置はロニー側のリサ前最前あたりでしょうか。というわけでしゃべり声が多い曲でも演奏が大きいので演奏に集中できます。そしてBステージも音質が変わることないのもいいですね。
しかしその迫力のせいでやや音が割れたり、当日はかなりの強風だったのか、風音を拾ったりしているところもあります。というわけで、ややドンシャリ系の音への好みは分かれるでしょうがこの迫力、わたしは大満足の
"EX-" です。
しかしなんといってもこのライプチヒ、演奏が素晴らしい!!
先ほども書いた通りこの日は欧州ツアー8発目ですが、4発目から続くスタジアム公演ということでもう絶好調!
欧州公演までは何度も演奏されながら欧州では2度しか演奏されていない
"All Down The Line" が最後に演奏された日だったり、またもAC/DCヤング兄弟共演の "Rock Me Baby"
で素晴らしい演奏をきかせてくれたり、"Happy"の2段エンディングや悪魔でのミックのシャウトも決まってますが、目玉はなんといっても Pretenders
のクリッシー・ハインドが共演した "Honky Tonk Women"
ですね。クリッシーは最初は妙に低いキーで登場しますが、すぐに素晴らしいボーカルを聴かせてくれ、ミックもやたらと合いの手を入れて盛り上げてます。というわけですんばらしいスタジアム公演でした!!
あ、"Satisfaction"
のイントロはややミスってますな(笑)。もひとつ変なのは、演奏もお辞儀も終わってかなり経ってからようやく花火があがってること。強風ですぐには打ち上げられなかったのかな?
● Hockenheim, Germany, Jun.22,
2003
Disc.3
1.
Introduction / 2. Brown Sugar /
3. Start Me Up / 4. You Got Me Rocking / 5. Don't Stop / 6. Bitch / 7. Angie / 8.
You
Can't Always Get What You Want / 9. Rock Me Baby (w/Angus and Malcolm Young) /
10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12. Slipping Away / 13. You Don't Have
To Mean It / 14. Sympathy For The Devil
Disc.4
1. I Just Want To Make Love
To You (B-stage) / 2. Street Fighting Man (B-stage) / 3. Midnight Rambler
(B-stage) / 4. Gimme Shelter / 5. It's Only Rock'n Roll / 6. Honky Tonk Women /
7. Satisfaction / 8. Jumping Jack Flash (encore)
F1ドイツGPでも使用されるホッケンハイムリンクでのコンサート。
こちらも演奏が大きく収録されていますが、ライプチヒより音はクリアで迫力もある素晴らしい音質です。手拍子もたまに聞こえますが気にならないレベルですし、キースが大会場にもかかわらずロックナンバーをやってませんが、そこでも周りの邪魔な声はほとんど拾っていません。Bステではやや音が細くなって手拍子や話し声が入ってますが、どうも元々ここでのBステの音はいまいちだったようです。
というわけでクリアな音で演奏も大きく周りも結構静かな
"EX" ですね。
しかしこのホッケンハイム、演奏はところどころ危ういです(笑)
AC/DCヤング兄弟共演の "Rock Me Baby"
はなかなか名演ですが、しょっぱなの "Brown Sugar" や "You Got Me Rocking"
でもちらほらキースが頼りないところがあります。ロニーは結構弾いてるんですけどねぇ。そういえば悪魔の7分前後にいつもと違うフレーズがきこえますが、これは一体誰?わからん(汗)。他でもやってたかな?
あと危ういといえば
"Bitch" ではミックが途中入りどころをミスってsorryなんていいながら唄ったりhey hey heyがミックだけずれたり、あれれと始まるBステ1発目の
"I Just-" 、そして "Midnight Rambler" もチグハグ(笑)。キースのソロも頼りなげな "Gimme Shelter"
に、そのうちどうやらビデオスクリーンが映らなくなったトラブルまで発生したようで、ミックがそれを話してるうちに始まる "IORR"
と、聴きどころが多いです(笑)。そういえば珍しく前座のAC/DCやクリッシーを楽しんだかい?なんてミックが話してます。
とまぁ過去のツアーでも特にドイツ近辺には定評のあるVGP、なかなか聴き応えがある4枚組で、高音質名&迷演奏、かなり楽しめました(笑)
『
TWO GREAT
ALBUMS CHEAP 』 VGP-348
@ Essen, West Germany, Oct.7,1970 & Hollywood Palladium, L.A. Jun.9,1972
VGPお得意のアナログ復刻で、表ジャケの裏は同タイトルで同じカップリングのアナログジャケになってます。
●Disc.1
- @ Grugahalle, Essen, West Germany, Oct.7, 1970
1.
Jumping Jack Flash / 2. Roll
Over Beethoven / 3. Sympathy For The Devil / 4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain /
6. Dead Flowers / 7. Midnight Rambler / 8. Live With Me / 9. Let It Rock / 10.
Little
Queenie / 11. Brown Sugar
1枚目は70年Essen公演。
このエッセン公演は、"Brown Sugar"
が3分ほどしか収録されていないという欠点がありますが、アナログ時代からTMOQの『European Tour
1970』などで有名で、CDでもWPOCMの『Midnight Ramblers』やPKOの『European Tour
1970』などアナログ落しもあり、70年ものが少なかった時代には重宝された音源。その後2000年にVGPがリリースした『Slowly Rockin'
On』が音質的には決定盤でした。
そこで今回、アナログ復刻とはいえまたもやエッセン。どうなんだろうと消火器と水にまみれて汚れた既発(WPOCMとVGP)を引っぱり出して比べてみましたが、今回のはなかなかいいです。
ウォークマンで聴いてると『Slowly Rockin'
On』同様、"ジーッ"という音が左側でなってますが、目立つアナログノイズはなくなっており、『Midnight Ramblers』ほどよれてもいないし、不自然な音の吊り上げもなく聴きやすく、これは元々じゃまな歓声手拍子も無い良好隠密でしたが、既発の『Midnight Ramblers』が"good++"、『Slowly Rockin'
On』を "very good-" とすると今回のは "very good"
ですね。
演奏は70年らしく、69年よりは垢抜けた軽快さとスピード感が味わえます。"Live With Me"
なんかはいいですねー。ただ個人的には69/70だとどろどろした69が好きだったりしますが、70年ならではの "Roll Over Beethoven" に
"Let It Rock"
が良好隠密で聴けるのがいいですね。70年のライブはまずは9/23のパリでしょうが、これは後述するカップリングの72もいいですし、隠密慣れした方には楽しめるブートだと思います。
●Disc.2
- Hollywood Palladium, L.A. CA, Jun.9, 1972
1.
(Radio News) - Brown Sugar /
2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7.
Sweet
Virginia / 8. You Can't Always Get What You Want / 9. All Down The Line /
10. Midnight Rambler / 11. Jumping Jack
Flash
2枚目は72年L.A.公演。
新聞屋のカメラマンを殴って捕まったというニュースで始まり、歓声なども適度な良好隠密としてアナログではTMQの『Burning
At The Hollywood Palladium』、CDではアナログ落しの『Burning At The Hollywood Palladium
1972』(背タイトルは『Live At -』です)や、Shaved Discの『HOLLYWOOD
'72』として昔から有名な公演です。そのタイトルのためLA公演などというより
Hollywood Palladium
と言った方がこちらはブートマニアにはわかりやすいですね。
さて今回のVGPのもニュースから始まりますが、既発と比べるとチリチリとしたアナログノイズが目立たず、音に厚みが出て演奏が前に出てきてていいですね。ただこちらも左側でややチリチリなってるところはあります。72の他の隠密盤とのバランスも考えると全体的には
"good(+)" ですが、今回の音だと72隠密ではFort
Worth、Charlotteの次に並ぶレベルですね。
しかしこの日は小さな会場で演奏も素晴らしい!72の標準セットと比べると "Love In
Vain" "Bye Bye Johnny" "Rip This Joint" "SFM" が収録されていない不完全版ですが、毎度の事ながら72の
"Bitch"
のイントロにはぞくぞくします。
いやー他もギターがんがんでやっぱ72は素晴らしい!!
というわけで70エッセン、72ハリウッドと昔からの有名良好隠密ですが、隠密慣れしてる方には音質向上が嬉しく、そうでない方でも十分楽しめると思います!
『
CHINA AT
LAST 2003 』 kuron-001
@
Hong Kong, China, Nov.7&9,2003
●
Hong Kong, China.
Nov.7, 2003
・DISC.1
1.
Introduction / 2. Brown Sugar / 3. Start Me Up
/ 4. It's Only Rock'n Roll / 5. Don't Stop / 6. Angie / 7. You Can't Always Get What
You Want / 8. Paint It Black / 9. Can't You Hear Me Knocking / 10. Miss You /
11. Tumbling Dice / 12. The Band Introductions / 13. Slipping Away /
14. Happy
・DISC.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Gimme Shelter / 3. You Got Me
Rocking / 4. Street Fighting Man / 5. Honky Tonk Women / 6. Satisfaction /
7. Jumping Jack Flash
● Hong Kong, China.
Nov.9, 2003
8. Introduction / 9.
Brown Sugar / 10. Start Me Up / 11. It's
Only Rock'n Roll / 12. Don't Stop / 13. Wild Horses / 14. You Can't Always Get
What You Want / 15. Monkey Man
・DISC.3
1. Midnight Rambler / 2. Miss You /
3. Tumbling Dice / 4. The Band Introductions / 5. Slipping Away / 6. Before They
Make Me Run / 7. Sympathy For The Devil / 8. Gimme Shelter / 9. You Got Me Rocking
/ 10. Street Fighting Man / 11. Honky Tonk Women / 12. Satisfaction / 13. Jumping
Jack
Flash
Licks最終公演となる香港2公演。中国本土上陸はなりませんでしたが、遂に実現した中国公演というわけで、日本からも多くの方々が見に行きましたね。演奏は初日はキースはむすっとしてたらしくあっさりした演奏だったようですが、2日目はいいですねー。
初日はしょっぱなの
"Brown Sugar" でミックが慌しかったり、"Don't
Stop"では何かトラブッた様で演奏が乱れたりしてます。IORRのレビューを見るとベースの弦について書いてたビョヌフ氏のがなくなってましたが、そこでは9日と書いてたと思うんですが、どうやらこのときベースの弦が切れたみたいですね。低音が軽いので聞きとりにくいですが。Licksではレアな
"Miss You" は "Can't You Hear Me-"
の後のせいでどうもだれてるように聴こえて、悪魔のブレイクはなんかあっさりしてたりと、あれ?ってな感じでしたが、後半になるとタイトな演奏でかっこいいですね。でも
"JJF" のイントロは頼りないすけど(笑)
そして2日目、いよいよLicks最終公演!
この日のミックは頑張ってるようです。ただ
"Don't Stop" の歌詞を途中で忘れたのかごまかしてます(笑)。あとどうやら欧州の途中から屋外では12弦を使い始めたらしい "Wild Horses"
はなかなか。"Midnight Rambler" もいいですねー!あと "Satisfaction"
ではチャーリーが珍しく途中妙なアクセントをつけて叩いてます。単にミスったのかもしれませんが、気合が入ってたんでしょうね。しかしこのラストの "JJF"
はいいっす!
さて、音質ですがこちらも初日から。
香港には専用の音響機材をそんなに持ち込んだわけではないでしょうが、行かれた方によると低音がやたらと響いてたそうです。でもこのブートは低音が軽く、シンバル類の高音がちょっと耳につきます。でもアリーナサイズの屋外だし音の抜けもよく、まぁまぁ綺麗な音です。
歓声手拍子は、曲間ではかなりにぎやかですが、演奏中の手拍子は殆どありません。でも
"Angie" とか "Can't You Hear Me-" といった静かな曲では話し声がうるさく、続く "Miss You"
では演奏も観客もだれ気味です。あー "Slipping Away" 、おまえもかー(悲)。あと "Paint It Black"
では手拍子もなってますがナイスな合いの手口笛がなります(笑)そして悪魔のイントロの歓声も面白い(笑)。というわけで観客もにぎやかで軽い音ですが、まぁ
"EX-"ですね。
2日目も似たような音です。
1曲目の
"Brown Sugar" でいきなり "すいませーん。帰りま〜す" という女性の日本人には笑った(笑)。あと "Start Me Up"
で一瞬音が切れます。なんかのエラーでしょうか。素晴らしい "Wild Horses"
も話し声が耳につくのは残念。というわけでこちらもやや薄っぺらですが、音のバランスはまぁまぁの
"EX--" です。ただ "Satisfaction"
の途中で定位が右に寄ったと思ったらバリバリとノイズが入ってくるのは減点ですね。
というわけで、周りがもう少し静かならなおいいんですが。この香港公演には目玉となる曲があまり無いかもしれませんが、初の中国公演でLicks最終公演という記念公演ですし、何よりこれはD-Stoneのかなり見るのがつらいDVD-Rと違って、メモリアル以上の価値はあるブートですね。
Nov. 2003
『
CIRKUS IS
BACK IN TOWN 』 VGP-356
@Globen,Stockholm,Sweden. Jul.20,2003 & Cirkus,Stockholm,Sweden. Jul.22,2003
ストックホルムでの大中小公演から中小のカップリング4枚組。
94年のブートをもじったタイトルのこれ、最近のVGP
Licksものとは違ってわかりやすいタイトルで、ジャケの作りもちょっと雰囲気が違いますね。
●まずはグローベンのアリーナショウから。
Disc.1
1.
Opening
/ 2. Street Fighting Man / 3. If You Can't Rock Me / 4. You Got Me Rocking /
5. Don't Stop / 6. Monkey Man / 7. Miss You / 8. Sweet Virginia / 9. Loving Cup /
10. Rocks Off / 11. Tumbling Dice / 12. Band Introductions / 13. Thru And Thru /
14. Before They Make Me Run
Disc.2
1. Start Me Up / 2. Honky Tonk Women /
3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Jumping Jack Flash / 5. When The Whip Comes Down
(B-stage) / 6. IORR (B-stage) / 7. Brown Sugar (B-stage) /
8. Satisfaction
この音は、演奏が真正面に向かってくるよりは、上を抜けてるような平坦な感じがしますが、Bステで結構盛り上がるしややエコーがあるので前過ぎるというのとは違いますね。ただ、ごくごくたまに一瞬ステレオが妙に広がる箇所があるので、マイクのスピーカー方向がやや遮られてるのかもしれません(?)
音質自体は刺激的なイコライジングはあまりしてないようで、最初の方はPAの関係でベースがきいていますが、途中からそうでもなくなり、わりとVGPにしてはナチュラルな感じに聴こえます。
歓声手拍子の類は、曲によってはずっと手拍子が聴こえたり、Bステで一瞬横で歌う男性がいたり、ごくたまーに話し声が入りますが耳障りなほどではないですね。また
"Don't Stop"
の合唱などはやや遠くのが聴こえて楽しいです。
あとキースの1曲目やメンバー紹介、Bステなどで録音者はごそごそしてるようで、特にBステ前後はやたらとごそごそと雑音が入ります。ただBステでも音質はさほど変わらずとれてるのは嬉しいですね。ただ、"Miss
You"
ではちょっと音が回って定位が乱れます。
というわけで演奏がやや前面に出てこないので、同じくVGPのアストリアと比べればやや平坦で迫力不足に聴こえますが、臨場感や音質自体はいいので
"EX-" です。
さて、演奏ですがこの日はいろいろ微妙に面白いです。
IORRのこの日のレビューにも載ってますが、この日の2曲目、本来は
"You Got Me Rocking" をやるはずだったのをキースがすっ飛ばして3曲目にやるはずの "If You Can't Rock Me"
を始めちゃったようです(笑)。他のメンバーは何事もなくついていきます。。。ただ一人ロニーを除いて! ロニーだけは別のギターを持ってるところに突然 "If You
Can't -"
が始まっちゃったもんだからギターチェンジに大忙しで最初はあのキュイーンが弾けてません。この時のロニー、見たかった(笑)。
そしてオフィシャルサイトに映像がアップされてましたが、"Sweet
Virginia"ではミックがギターストラップのホルダーからハーモニカを取れずにやり直し(笑)。やり直したイントロはなかなか素晴らしい!そういえばこの映像、わたしはマンチェかと勘違いしてました。
あとは全体的にタイトな演奏でキースの機嫌はいいようで、
"Before They Make Me Run" はちょっと変わったイントロに加えてやたらとこぶしをまわします(笑)。そして最後の
"Satisfaction"
のエンディングは余韻を残してかなり引っ張るスペシャルですねー。
というわけで、ちょっと音は平坦ですが、演奏はなかなか楽しめます(笑)
●続いていよいよ登場!サーカスでのシアターショウ!
Disc.3
1.
Start Me Up / 2. Live With Me /
3. Neighbours / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectations / 6. Worried About You /
7. Heartbreaker / 8. It's Only Rock'n Roll / 9. Stray Cat Blues / 10. Ain't Too
Proud To Beg / 11. Everybody Needs Somebody To Love / 12. That's How Strong My
Love Is / 13. Going To A Go Go
Disc.4
1. Band Introductions / 2. The
Nearness Of You / 3. Happy / 4. I Can't Turn You Loose / 5. Honky Tonk Women /
6. Tumbling Dice / 7. Brown Sugar / 8. Sympathy For The Devil (encore)
欧州シアターショウとだいたい似た感じのセットリストですが、この日の演奏の評判はなかなかよかったので楽しみにしてました!
しかしのちにアストリアでもやりますが "Ain't Too Proud-"
はローズランドとオークランドに続き3回目の登場で、悪魔を最後に持ってきてるのはレアですね。
こちらは中高域を吊り上げてるんでしょう、ドンシャリ系でクリアな音とはちょっと違いますが、演奏の迫力はなかなかあります。ただあまりミックが前に出てこない感じで、VGPのアストリアのような目の前で演奏してるような音とはちょっと違いますね。
しかしこのサーカスもさすが5分でチケが売り切れただけあって、やたらと盛り上がってます!それでも前夜から並んでたファンなどにスペシャル当日券は100枚ほど出たそうです。そんなわけで歓声なども凄いですが演奏の邪魔になるようなすぐ横での話し声なんて感じじゃなく、"Everybody-"などでの合唱も素晴らしく臨場感にあふれてて聴いてて楽しいですねー。
"No Expectations" の最初では話し声が入ってますが、この曲にははじめやたら掛け声が飛んで面白いです。
というわけでこれもまぁ "EX-"
ですね。もう最近のは"EX-"ばっかですが、微妙な違いを表現するのは難しくなってきました(笑)
そしてこの日の演奏、やたらとスピード感もあっていいですねー。ピッチが速いのかと思うくらい(笑)。"Neighbours"
も "Hand Of Fate" も "Heartbreaker" も "Everybody-" の演奏もミックのボーカルも素晴らしい!。 "Worried
About You" は武道館とはちょっと違った感じでミックは唄い上げてます。後半もいちいち書きませんが素晴らしいです。
しかし "Live With
Me" での最初ではミックがなんだか変で、"Stray Cat Blues"
も入り損ねてかなりミックは乱れてしっちゃかめっちゃかですけど(笑)
というわけで、かなり素晴らしい演奏を堪能できました!
グローベンは今のところブートではこれでしか聴けないみたいですが、サーカス公演はCCももうすぐリリースのようで、そちらも楽しみです!
『
TORONTO
ROCKS 』 VGP-354
@Toronto,
Canada. Jul.30,2003
こっちは全部は聴いてません。SARSベネフィットで映像でもお馴染みの45万人コンサート。曲目は省きます。
既発のカナダ国旗のMAPLE
LEAFの方はダイレクトな卓直って感じの音でしたが、こちらはそれとは違ってエコーがきいてて、歓声もDVD-RやMaple
Leafのより大きく入ってます。比べてはいませんが先日掲示板でルトガー・ハウアーさんが教えてくださったように、このVGPのは歓声が大きいビデオ音源と同じ音かもしれません。
というわけでこちらも
"EX-"
ですがこちらの方がエコーがきいて音の広がりがあり、歓声がやや大きくて臨場感はあります。ただし既発と比べるとダイレクトさと、ただでさえわかりにくい楽器のステレオ感は薄れており、かなり印象が異なる音です。
どちらがいいかは好みの問題ですが、まぁ何よりこれは完全版映像がありますし(笑)
『
HAPPY BIRTHDAY
CHARLIE 』 VGP-349
@Cologne,
West-Germany. Jun.2,1976 2nd show
1976ページへ移動。
『
VIVE LA
FRANCE ! 』 VGP-350
@Paris,
France. Jun.7,1976
1976ページへ移動。
『
LICKS EUROPE
TOUR ROTTERDAM 』 WINDMILL-003A/B
@Ahoy, Rotterdam,The
Netherlands. Aug.15,2003
Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Street Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop
/ 6. Monkey Man / 7. Sweet Virginia / 8. Loving Cup / 9. Rocks Off / 10. Tumbling
Dice / 11. Introductions (+Happy Birthday Tim) / 12. Slipping
Away
Disc.2
1. Before They Make Me Run / 2. Love Train / 3. Can't You Hear Me
Knocking / 4. Honky Tonk Women / 5. Satisfaction / 6. When The Whip Comes Down
(B-stage) / 7. IORR (B-stage) / 8. Brown Sugar (B-stage) /
9. JJF
この日のものはCD-R『RUNNING IN
ROTTERDAM』でいい音のが出ており、以前路傍の石さんが紹介してくださりました。その音のよさも手伝って最高のアリーナショウとの声も聞かれたアホイ公演。WINDMILLの既発の赤ジャケ青ジャケとこの白ジャケで国旗の色が揃います(笑)
このCDもCD-Rのと同じ音のようですが、どうも初めの歓声などを聴いてると違うようで、収録もこちらの方が頭も最後も長いですね。でも演奏の音は全く同じようですし、曲中の話し声も同じという不思議な音ですが、これまた
"EX"
です。しかしそのCD-Rの欠点だったプチギャップノイズがこちらには入ってないのでこれはなかなかいい買い物でした。
というわけで、これは先日路傍の石さんがお書きくださったレビューに敬意を表して以下転載します。
まず、低域の厚みのある音質が印象的で、チャーリーのドラムの音の重量感に驚きます(部分的にやや歪むところがありますが)。そして、チャックのキーボードからバックコーラスまですべてのパートが実にクリアに分離よく鳴り響きます。それでいて周囲の歓声、チャットがほとんど耳につかないので、一瞬ライン録音かと見まがえるほどです。会場内のナチュラルな残響が気持ちいいです。想像ですが、このキャパ11,000クラスのアリーナですが、場内の音響特性もとてもよかったのではないかと思われます。
個人的に気に入ったのが
"Monkey
Man" から "Loving Cup" への流れです。特に "Monkey
Man" のミックのハイトーンが美しい伸びを聞かせてくれて、このあとインフルエンザで喉を潰してしまう前のピークともいえる好調さが伺えます。
武道館に並ぶ高音質ともいえて、このタイトルは気に入っていて繰り返し聴いています。ただし、ひとつ不満なのが、各楽器のパートがよく聞こえる割にはキースのギターがあまり前面に出て来ず、これはキースファンとしては不満です。(thanks
to
路傍の石さん)
というわけで、わたしもキースのギターが出てこない点、そしてこのCDではキースが面別れしてるのは残念ですが、高音質でプチギャップがないしお気に入り。AhoyのCD-Rをお持ちでない方で、Ahoyの好演奏を聴いてみたい方にはこちらがいいと思います。
(追記:RATTLESNAKEも同日音源を出しましたが、別音源で音質は大きく異なります)
『
THE LAST
LICKS Hong Kong China 2003 』 D-STONE 006(1DVD-R)
@Nov.7,2003
+ Nov.9,2003(*)
1.
Brown Sugar(*) / 2. Start Me Up / 3. It's Only Rock'n Roll /
4. Don't Stop / 5. Angie / 6. You Can't Always Get What You Want / 7. Can't You
Hear Me Knocking / 8. Paint It Black / 9. Miss You / 10. Tumbling Dice /
11. Introductions / 12. Slipping Away / 13. Happy / 14. Sympathy For The Devil /
15. Gimme Shelter/ 16. You Got Me Rocking(*) / 17. Street Fighting Man(*) /
18. Honky Tonk Woman(*) / 19. Satisfaction(*) / 20.Jumping Jack
Flash(*)
ライブから1週間も絶たずにリリースされ、ちょっと期待したのですが。。。2日間のミックスで
"Wild
Horses" も入ってないし、中途半端ですね。
さて、1曲目の11/9の
"Brown
Sugar" は最初は演奏の音は聴こえど映像はしばらく香港の景色で、途中からロニー側アリーナからの隠密ショットに切り替わります。しかし周りはおしゃべりに手拍子がんがん。そしてショットはさえぎられたり、狙いが定まらず安定しなかったりと、哀れに思えてきます。
2曲目の
"Start
Me Up" が始まってすぐ、"Where is the
camera?"なんて声の後、11/7へ切り替わります(笑)。こちらはややロニー側スタンドから。周りは静かですが、音がオフ気味になったり、ショットは遠い分ぶれたり狙いがずれたりピンボケになったり真っ暗になったりと大変です。まともにうつってる時間が短く、見るのが苦痛になってきます(笑)
最後の11/9の映像はかなりキース側に寄ったスタンドから。これもしょっちゅうさえぎられたりずれたりボケたり(涙)"Satisfaction"
なんてストーンズがまともに映らずそのうちピンホールをふさいで真っ暗に。"JJF"
の途中から映ってもステージ前ののりの悪い客を映してたり。最後の方でようやくショットが落ち着いてキースがノッテるのがちらっと拝めるのがせめてもの救いです。しかし演奏が終わればすぐに終わってしまい、メンバー挨拶も映らず終了。
というわけで、この映像を見ててもせわしなく変わるショットに落ち着かず、一度見ただけでは演奏の具合とかは(音だけ聴いてるよりもかえって)よくわからないまま、まさに
"poor aud shot"
でストレスだけがたまってしまいました。
まぁやっぱ撮影は大変なんですねー。演奏がちらっと映るのがありがたいと思える方でないとかなり厳しい映像です。やはり実際に行かれた方のメモリアルですね、これは。いや、そう考えるのも厳しいかもしれません(笑)
『 TORONTO
ROCKS 』 MLR-01A/B (2CD)
@ Toronto, CAN, Jul.30, 2003
ご当地レーベル名、WIND MILL、BIG BENに続きMAPLE
LEAFの登場です。
これは基本的にDVDと同じ音ですね。でもDVDのあの音と全く同じならきついだろうなー?と思ってましたが、個人的には意外に楽しめました(笑)
一応ちゃんとステレオで、キースのギターががんがん聴こえるところは面白いですし、ミックのボーカルはDVDよりはやや前に出てきてるようですし、音の抜けもDVDの音をヘッドフォンで聴くよりは良いようですね。そのせいか歓声は曲間でちょっと聴こえる程度ですが、全く臨場感がないわけではないです。ちょっとシャリシャリと感じたり、やっぱギターが大きかったりはしますが、低音もバランスよく入っており、"EX-
SB"
ですね。
しかし "Miss
You" は音だけ聴いてると前に出てくるジャスティンのボーカルがうっとおしかったりします(笑)。あとこの盤はボーナスにTV放送音源4曲がプラスされてます。さすがにそっちは音がいいですね。ただそのおまけはあまりステレオ感はありませんが。
そういえばこのトロント、どうやらVGPも出すみたいで、直営店の店内には早々とジャケだけ飾られてました。やはり同じような音で出るんでしょうか?
『 TORONTO
ROCKS 』 BULLY001/002 (2DVD)
@ Toronto, CAN, Jul.30, 2003
1枚目がRUSH
/ AC/DC
の完全版。2枚目がストーンズ完全版におまけつき。
この2枚目は↓の1枚物のDVD-Rとそっくり同じです。ただこちらの2枚組の方が大きなモニターで見るとデジタルノイズはやや少ないですね。まぁさほど変わりませんし、小さいモニターだと全然ノイズはわからず超綺麗
"EX
pro shot"です(笑)
というわけで、RUSHとAC/DCも見たい、という方は値段も高いですがこちらのプレスがいいでしょうね。1枚目を見たわたしの感想は、RUSHはう〜ん、AC/DCはおーーっ!という感じでした。以上(笑)。AC/DCのパフォーマンスはさすがに主役を食うくらいの勢いが感じられますね。ただわたしはそれほど好きではないのでその程度の感想しかありませんが。
他にあらためて書くことがやっぱりない(笑)
これは何らかの形でオフィシャルになるようですが、完全版で出れば嬉しいんですけどね。
『
ROCKS FOR
TORONTO 』 (1DVD-R)
@ Toronto, CAN, Jul.30, 2003
Excellent pro
shot
1.
Start Me Up / 2. Brown Sugar / 3. You Got Me Rocking / 4. Tumbling Dice / 5.
Don't
Stop / 6. Ruby Tuesday / 7. You Can't Always Get What You Want / 8. IORR / 9.
Miss
You (w/Justin Timberlake)/ 10. The Nearness Of You / 11. Happy / 12. Sympathy For
The Devil / 13. Rock Me Baby (w/Malcolm bros.) / 14. Honky Tonk Women /
15. Satisfaction / 16. JJF
/ + History of the Rolling Stones (from TV
broadcast)
トロント完全版は先月から出回ってましたが、今回リリースのこれはより程度の良い新たなマスターからDVD-R化されており"EX
pro shot"です。わたしがいつも買うお店では、既発の程度の落ちるものはビデオだけで売られてましたが、某系列店ではその程度の落ちるものでもDVD-Rで売ってましたので要注意です。
また、ほぼ同時期にRUSH
/ AC/DC /
Stonesの完全版が入ったプレスの2DVDも出回りだしましたが、そちらもこのDVD-Rと同じマスターのようです。
さて、この映像、さすがにNewマスターだけあって既発よりはかなりかなり綺麗です。1枚物と言う事で心配してたブロックノイズなどは目立ったものはないようです。ただやはり大きなモニターで見るとややざらついていたりと、デジタルデジタルしているところはありますね。
しかしこのマスターの特徴はこの奇妙な音(笑)
一応ステレオなラインですが臨場感のかけらもない音質で、ややミックのボーカルレベルは小さく、ギターは妙にONになったりOFFになったり(笑)そして若干ですが高音の伸びに欠けるふんずまりな音です。
最初キースのギターは割れる程ガンガン聴こえてますが、曲によってかなり音色が異なり、
"Brown Sugar"
ではコモリ気味で、コモリラインの苦手な私はしゅんと盛り下がりました(笑)。しかしキースがでかいのはこれはこれで面白いかな、と聴いてたら "Don't Stop"
の途中からキースの音が消えてしまいます。なんてこったい! 次の "Ruby Tuesday"
以降では盛り返しますが、盛り返したら盛り返したででかかったりそうでなかったり(笑)。でもキースがよく聴こえるところでは、結構弾いていないところがよくわかったりと、ある意楽しめるかもしれません。
とうことで、映像は綺麗ですが臨場感もなくバランスも悪い音にやや難アリですね。
同時期に出てるCDも同じ音源ソースであまり音をいじってなければ(いじってもバランスは直らないかな)、ちょっと聴いてて落ち着かないかなと思います。
まぁ歴史的なイベントということで、綺麗な映像を見る価値はあると思いますが、いまいち演奏に冴えはありません。
『
LIVE FROM
MADISON SQUARE GARDEN
- 55th
Annual Primetime Emmy Awards Consideration Version 』 (2DVD-R)
@ MSG, New York, Jan.18,2003
Disc.1
1.
Opening
/ 2. Street Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop
/ 6. Monkey Man / 7. Angie / 8. Let It Bleed / 9. Midnight Rambler / 10. Tumbling
Dice / 11. Thru And Thru / 12. Happy
Disc.2
1. Gimme Shelter / 2. You Got Me
Rocking / 3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Honky Tonk Women (with Sheryl Crow) /
5. Satisfaction / 6. It's Only Rock'n Roll (B-stage) / 7. When The Whip Comes Down
(B-stage) / 8. Brown Sugar (B-stage) / 9. Sympathy For The Devil (encore) /
10. Jumping Jack Flash (encore)
先日からオークションでも出回り、ブートでも出るらしいと書いたMSGのエミー賞審査用バージョンですが、もう11月初めにはいつものDVD-Rなお店で出てたそうで、知り合いが早速そのコピーを送ってくれました。
これ、わたしも本物のビデオを買いましたが、コピーガードがかかっててコピーできないし(ツールがあれば出来るんでしょうが)、何度もそのテープを見るのもテープが痛みそうでもったいないかなぁ〜と思ってたので嬉しいです(笑)。しかもビデオと違ってチャプターつきで一発頭出しが出来るし(笑)
さて、このDVD-R、最高との声も高かった同店で売ってる放送versionと同じく2枚仕様ですが、やはり元の差でしょう、劣化も少なく断然綺麗
"EX pro
shot" です。さすがに大型のテレビで本物のビデオと比べるとMPEG圧縮のせいでざらつきがありますが、そこはやっぱ無理なんですかねー。
また放送versionとはカットも所々違っており、映像の質とあわせて見比べてみた
"If You Can't Rock Me"
では、ベースソロ部分以外延々スクリーンショットと上下のベロマークがやたらと目立ってた放送versionと違って、こちらではスクリーンショット以外も増えてベロマークが途中からなくなったりと、結構変わってます。映像もより綺麗だし音もステレオ感もやや広がっててやっぱいいですねー。
演奏は今更書くこともないですが、Beatleg5月号で
"実況中継されたのがこの公演であったというのは、出来すぎとも思える素晴らしさだった"
と表現されているこのMSGでのライブ、ほんと何度見てもかっこいいです。
まぁこのライブはすでに皆さん放送バージョンもお持ちの方が多いでしょうが、カットも違って画質も音質もアップしてますし、更にこのMSGはオフィシャルDVDに収録されますがそっちは4曲カットされますし、このエミー賞バージョンは全曲収録ということでなかなか楽しめると思います。
Oct. 2003
『
AT THE OLYMPIA 』
Crystal Cat CC 705-06
@
Olympia, Paris, Jul.11,2003
Disc.1
1.
Intro
/ 2. Start
Me Up / 3. Live With Me / 4. Neighbours / 5. Hand Of Fate / 6. No Expectations /
7. Worried About You / 8. Heartbreaker / 9. IORR / 10. Stray Cat Blues / 11.
Dance /
12. Everybody Needs Somebody To Love
Disc.2
1. That's How Strong My Love Is /
2. Going
To A Go Go / 3. The Nearness Of You / 4. Before
They Make Me Run / 5. Love Train / 6. Respectable / 7. Rip This Joint / 8. Honky
Tonk Women / 9. Tumbling Dice / 10. Brown Sugar / 11. Jumping Jack
Flash
これはまだ通販以外ではどうも国内では流通してないようで、早く入手した自慢のようにとられるのは困りますので控え目に簡潔に紹介します。
まずは装丁、デジパックの作り(厳密にはCD収納用のプレートがないのでデジパックではないか)といい、いつも通り綺麗なプリントの盤といい、かなり綺麗ですね。綺麗なデジパックの写真などもう少し載せたいのですが、それは上に書いた理由からもう少ししてから考えます。
肝心の中身の音、全部は聴いていませんが、これはVGPやそれと同音源のnon
creditのCDとは別音源で、こちらも曲中や曲間での盛り上がりは感じられて臨場感はありつつも、曲中では周りはさほどうるさくないのでいいですね。周りの音を聴いていると既発の音源とはさほど離れてはいないようですがこちらは既発より静かで、さすがに素晴らしい音です。
演奏の音はギターはさほど前に出てきませんが、ミックのボーカルが近くに聴こえ、バランス的には悪くないですね。音質もかなりいじってるんでしょうが、VGPほどデジタルっぽい耳に突き刺さる感じとは違い、いかにもCCという丁寧で繊細な音作りです。まぁわたしはVGPの音作りも嫌いではないんですが、CCの音作りはさすが、"EX"
ですね。ただやや定位が右寄りなのが気にはなりましたがそこまでブートに望んじゃいけませんね。
ちなみに以前他のCC盤で質問がありましたが、これも盤の番号はCC705/706ではなくKC705/706です。
ということで簡潔に書いたつもりですが、やはり素晴らしいですね。
ただオランピアは不完全ながらオフィシャルDVDで出ますしね(笑)
『
LADIES AND
GENTLEMEN 』 Jointrip(DVD-R)
Live
bootlegs - 1972 American Tour へ移動
『
DOWN THE
ROAD APIECE (Touring History Volume One) 』 Bad
Wizard BW6167
わたしはもともと60年代の音源は得意ではないのと、その他の盤が控えてますのでまともに検証したレビューではありませんが、さらっと紹介します。
Disc.1
・Dartford, London Autumn 1961
1.
Don't Want No Woman / 2.
Around And Around
・NME Pollwinners Concert. Apr.26,1964
3.
Not Fade
Away / 4. I Just Want To Make - / 5. I'm Alright
・UK Tour 1965 Liverpool,
Manchester, Greenford. Mar.6/7/15. 1965
6. Everybody Needs-/Pain In My
Heart / 7. Down The Road Apiece / 8. Time Is On My Side/
9.
I'm All Right /
10. Route 66 / 11. I'm Moving On / 12. Everybody Needs Somebody-
・NME
Pollwinners Concert. Apr.11,1965
13. Everybody Needs-/Pain In My Heart /
14. Around - / 15. The Last Time / 16. Everybody -
・Olympia,
Paris, Apr.18,1965
17. Around And Around / 18. Off The Hook / 19.
Time Is On
My Side / 20.Carol /
21. It's All Over Now / 22.
Little Red Rooster
/ 23. Route 66 / 24. Everybody Needs- /
25. The Last Time
/ 26. It's Alright /
27. Hey Crawdaddy
trk.1と2が
Little Boy Blue And The Blue Boys の音源で新登場ですね。trk.1はやや頭欠けでtrk.2も不完全収録で音も勿論たいした音ではないですがこれはいいですねー。trk.1はComplete
Worksでは "Don’t Stay Out All Night (Billy Boy Arnold) -unverified"
と紹介されてる曲ですね。trk.2も以前メドレーにはいっていた部分とは違います。
trk.3-5、13-16はDVDなどでもお馴染みのNME音源。trk.6-12は、6、9、10、11がUK
EP『GOT LIVE IF YOU WANT IT!』に収録、7、8、12がそのアウトテイクで、全て2002年発売のVGPではないけどVGP製の『GOT
LIVE IF YOU WANT IT!』に収録されてます。trk.17以降はApr.17とクレジットされてますがVGPの『ALL
THOSE YEARS AGO』や『A
ROLLING STONE GATHERS NO MOSS』などでお馴染みのApr.18で、1曲目イントロの"Everybody-"が足りませんね。
Disc.2
・Regent
Sound Studios. Feb.25. 1964
1. Suzie Q
・Melbourne, AUS. Feb.24,1966
2nd show
2. The Last Time / 3. Mercy Mercy / 4. She Said Yeah / 5.
Mod
Threads /
6. Play With Fire / 7. Not Fade Away /
8. That's How Strong- /
9. Get Off Of- / 10. Satisfaction
・Olympia, Paris. Mar.29,1966
11. Mercy,Mercy / 12. She Said Yeah / 13. Play With Fire / 14. Spider And The
Fly /
15. Time Is On My Side / 16. 19th Nervous Breakdown / 17.
Get Off Of-
/ 18. It's Alright
・Honolulu,Hawaii. Jul.28,1966
19. Mother's Little Helper
・Olympia, Paris. Apr.11,1967
20.Paint It
Black / 21. 19th Nervous Breakdown / 22. Lady Jane / 23. Get Off Of-/Yesterday's Papers
24.
Under My Thumb / 25. Ruby Tuesday / 26. Let's
Spend- / 27. Goin'
Home/Satisfaction
trk.1はよくわからないんですが、オフィシャルにも入ってるSep.28-29といわれているのと同じだと思います。頭にカウント入りでオフィシャルより早くフェードアウト。trk.2-10も近年発掘され、VGP『DO YOU
LIKE THE ROLLING
STONES?』や『BILL
WYMAN'S BLACK BOX』収録音源。ちなみにtrk.5は番組内のアナウンス。trk.11-18もVGP『PLAY
WITH FIRE』収録。67年のオランピアはお馴染みですがtrk.20と24-26の音がいい部分は『STILL
I'M GONNA MISS YOU』のアナウンサー部分のカット。
というわけで初めて耳にするのはおそらく2曲だけだと思いますが、初音源が入ってるというだけで、コレクターの方には十分でしょうか(笑)詳しい解説は今後出る解説本を頼りにしてます。まぁ2枚組にしなくても、とは思いましたが。
あとこちらも前作『Turn
The Heat
Up』同様スリップケース入りで上の写真はそのケース。中のCDケースのジャケはミニポスターになってて、こういう作りは綺麗ですね。しかしスリップケースの表記では"Get
Off Of My Cloud"のクレジットは全てOfが抜け落ちちゃってます。うーむ。
『
TOURING
HISTORY VOLUME TWO 』 Bad Wizard (DVD)
@ 1964-1966
TV broadcast
曲目一覧はとても書ききれないのでブックレットの画像をアップしました。
こちら→"収録曲目一覧"です。ブラウザ設定にもよりますが、拡大して実寸表示にしないとつぶれて読めないかもしれません。
というわけで1万円近くもするこれはプレスDVD、NTSCでリージョンフリーです。中身はまぁ見たことあるもののオンパレードですが、ちらちらと見たことはあってもどこに入ってたっけ?というものもあり、タイムコードが入っているものもあったりと、まぁ貴重なものやクォリティーが高いものが入っているのかもしれません。でもテープがゆがんでるのも結構ありますし、ここで見られるものより綺麗なのを見た記憶があったりしますので必ずしも最高画質が集まってるわけではないようです。ただ、Disc.2に入っているいくつかの口パク映像は私は見たことがないような気がします。
あと"Have
You Seen Your Mother,- "のプロモはうちのPVコーナーに書いてる3つのバージョンが全て入ってますが、残念ながら
Version.2と3はビデオ落しでひずんでひどいのが入ってます。特に3はむごいですね。コントラストも無茶苦茶でよくわかりません。これはもっと綺麗なのを入れて欲しかったですね。ちなみにこのプロモのVersion.1と2のクレジットが入れ替わってます。
ひさびさにブライアンのいる映像をどっぷりと見て楽しめましたが、まぁとにかくこういうのは何が貴重なのかはメーカーインフォで書いてくれないと私にはわかりません(笑)ただ、わたしはこうした60年代の映像には疎いのですが、映像に詳しい方によりますと、ひとまず必要な映像はほぼ網羅されてますし、流通しているブートDVDでは初登場という映像が約半分くらい入っており貴重といえます、とご意見を頂きました。ありがとうございます!
『
LIVE IN
BOSTON '93 』 Jointrip JTDV-010 (DVD-R)
@
Orpheum Theater, Boston, Feb.13,1993
1.
Opening
/ 2. Something Else / 3. How I Wish / 4. Wicked As It Seems / 5. Gimme Shelter /
6. 999 / 7. Runnin' Too Deep / 8. Locked Away / 9. Time Is On My Side / 10.
Will
But You Won't / 11. Words Of Wonder / 12. Hate It When You Leave / 13. Before They
Make Me Run / 14. Eileen / 15. Bodytalks / 16. Band Introductions / 17. Whip It
Up / 18. I Could Have Stood You Up / 19. Happy / 20.Take It So Hard
Keith
Richards - Vocal & Guitar
Steve Jordan - Drums & Backing
Vocal
Waddy Wachtel - Guitar & Backing Vocal
Jerome
Smith - Bass & Backing Vocal
Ivan Naville - Keyboards, Percussion
& Backing Vocal
Sarah Dash - Vocal
Bobby Keys
- Sax & Percussion
Babi Floyd - Backing Vocal & Percussion
93年4月に某放送局の開局2周年記念で放送されたキースのソロライブ、メインオフェンダーツアーから。演奏された全18曲が完全収録されてます。
丁度最近三十郎さんのBBSでキースのソロでのリズムの主導権も話題になっていたこともあり、興味深く見ました。わたしにとってはどちらも魅力的ですが、ソロではストーンズで見せるようなルーズさはあまり見せずにフロントマンとして歌ってしっかり弾くキース、なかなかいいですね〜。いや、"Eileen" での絶妙なギターワークにはやっぱいつ見ても興奮します!しかし"Whip It Up"の見せ場で音を外し、スティーブジョーダンがずっこけるのが映ってて笑えます。ちなみにわたしはソロ作品としては『Main Offender』より『Talk Is Cheap』が好きなんですが、なぜかライブはこちらのメインオフェンダーツアーの方が好きです。
というわけで、好きなメインオフェンダーツアーが色のにじみなども微塵もなくデジタルノイズも見られないい綺麗な映像でリリースされたのは嬉しい限りです。例の邪魔なロゴもどうやら放送局のロゴ部分を隠すときだけのようですし。まぁ曲によっては結構入ってますが。音は5.
1chだそうでいい音です。ただ5. 1ch環境にないわたしは普通にTVで見てますが、この音はわたしが持ってたビデオよりもボーカルがやや前に出てこず、高音もやや伸びてないような気はします。でも気にして聴かなければそんなこと全く気にならないいい音です、はい。
というわけでビデオで持っててもそれより綺麗だったし、値段も高くはないのでわたしは満足しましたです(笑)しかしこの使いにくいメニュー画面、なんとかならないもんでしょうか。
『
THE LAST
UK LIVE 2003 』 BIG BEN 002
@ Twicknham Rugby Ground, London, Sep.20,2003
Disc.1
1.
Opening / 2. Brown Sugar / 3. It's Only Rock'n Roll / 4. Don't Stop /
5. Miss You / 6. Salt Of The Earth / 7.
Rock Me Baby
(w/ Angus and Malcolm Young) / 8. Midnight Rambler / 9. Tumbling Dice / 10.
Band
Introductions / 11. Slipping Away / 12. Before They Make Me Run
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Respectable (B-stage) / 3. You Got Me Rocking
(B-stage) / 4. Street Fighting Man (B-stage) / 5. Gimme Shelter / 6. Honky Tonk
Women / 7. Start Me Up / 8. Satisfaction / 9. Jumping Jack
Flash
8/23に開催予定でミックのインフルエンザにより9/20に延期されたトゥイッケナムはロンドン公演。タイトルの通り、UKラストライブで、なんと延期のお詫びなのかこの日は"Salt
Of The Earth"が登場。さらに"Rock Me Baby"ではまたもAC/DCからの二人が登場。前座はAC/DCではなくPrimal
Screamだったのにご苦労様です。
このブートは最近の高音質デジタルによくある音質ではなく、吊り上げたりしてないようで音質自体はマイルドです。でも音が遠くやや団子状態でモコモコしてます。周りの観客はずーっとうるさいわけではないのですが、しゃべり声や手拍子が始まると耳障りです。
ということでこれは
"very
good〜very good+" 程度ですね。
演奏ですがこの日も"Brown
Sugar"から微妙にミラクルイントロです(笑)。
そしてオフィシャルサイトに映像が載っていましたが、この日はボビー・キーズは病欠でサックスソロはティム。あの映像からも彼の頑張りは伝わってきましたが、音だけ聴くとやはりどうしてもボビーの迫力あるプレイにはかないませんね。
そして聴き所の
"Salt Of The Earth"。この音は早くからネットでも公開されてましたので耳にされた方も多いかと思いますが、過去の89Atlantic
Cityや01NYテロ復興ともスタジオバージョンとも違ったイントロで、何だこの曲は?という感じで始まります。キースが唄いだし、そのマイクでミックが歌ったらしいと以前カキコを見ましたが、これは見たかったですねー。
キースは
"Raise your glass to the good and the evil" を、NYテロのときのように "-not the evil"
とは唄ってないようですが、どうも "good and the evil" とも唄ってないようで "good hand people"
と唄ってるように聴こえますが・・・自信は全くありません。わたしの気のせいかも。どなたか教えてください〜。さて、幸いにしてこの録音者の周りはこの曲を知らないのか初めは静かです。が、後半にあきたのか右側の男がちらほらしゃべり出し、最後テンポが上がるとちらっと手拍子(笑)もうひとつの見せ場"Rock
Me
Baby"は何本ギターが鳴ってるのかはさっぱり(笑)
ということで、残念ながらLicksツアーのブートとしてはあまり聴きやすい音ではなく広くお勧めとはいえませんが、わたしはあっさり聴けてしまいました(笑)。まぁ貴重な音で今はこれしかないですし。でもそのうちどこかが出すかもしれませんね。
ちなみにBIG
BENレーベル、前作のアストリアでも変でしたが、こちらはジャケはBIG BEN-002ですが盤とマトリクスはBIG BEN-004です。
『
PALAIS
ROYALE 』 DVD-R (pro shot)
@ Palais Royale, Toronto, Canada. Aug.16,2002
LICKSツアーに先駆けて行われたトロントでのウォームアップギグ。10ドルで見れた数百人の観客、ほんと羨ましい限りです。
さて、このギグの音は一部頭欠けがありますが完全版で『ROCK
THE PALAIS』(PHOENIX-03)や、わずかな頭欠けをつないだ『CAN'T YOU HEAR ME
KNOCKING』(VGP-319)で出てます。プロショット映像は部分的にはMSGの2枚組プレスDVDにおまけでも入っていました。
(IT'S ONLY ROCK'N ROLL) /
1. SAD SAD SAD / 2. IF YOU CAN'T
ROCK ME / 3. STRAY CAT BLUES / (HOT STUFF) /
4. DON'T STOP / 5. HONKY TONK WOMEN / 6. TORN AND FRAYED / 7. WILD HORSES / 8.
HAPPY
/ 9. I CAN'T TURN YOU LOOSE / 10. HEART OF STONE / (CAN'T YOU
HEAR ME KNOCKING) / (JUMPING JACK FLASH) / (BROWN SUGAR)
(*カッコつき小文字は本DVD-R未収録)
このDVD-Rには15曲演奏されたうちの10曲が収録。音声モノラルのプロショット。一部既発で流出していた映像はかなり綺麗でしたがこちらはそれほど綺麗ではなく、大きなTVで見るとざらついてて、やや色のにじみがありますが、元テープの痛みやトラッキングズレなどもなく、変なデジタルノイズも入らないので、まぁまぁ綺麗です。
不完全ですが、"Stray
Cat Blues" "Torn And Frayed" "Heart Of
Stone"というおいしいところが収録されてますし、カメラも適度に切り替わりチャーリーも結構映ってて、見てて楽しいです!演奏はややおっかなびっくりなところもありますけど。
まぁこれは中身をいろいろ紹介するまでもないですね。収録時間が短いからか値段も安いので、興味のある方は買って損はしないですね。しかしこんなに簡単に流出していいもんでしょうか?
勿論嬉しいですけど(笑)
『
ROCKS FOR
TORONTO 』 VIDEO (pro shot)
@ Toronto,Canada.
Jul.30,2003
1.
Start Me Up
/ 2. Brown Sugar / 3. You Got Me Rocking / 4. Tumbling Dice / 5. Don't Stop / 6.
Ruby
Tuesday / 7. You Can't Always Get What You Want / 8. IORR / 9. Miss You (w/Justin
Timberlake)/ 10. The Nearness Of You / 11. Happy / 12. Sympathy For The Devil /
13. Rock Me Baby (w/Malcolm bros.) / 14. Honky Tonk Women / 15. Satisfaction /
16. JJF
ストーンズは4曲だけTV放送された Toronto SARS
フェスのストーンズ完全版ビデオ。その4曲が入ったハイライト番組は↓に書いてますが、既発DVD-Rでリリース済みです。しかしあっさりストーンズ完全版が出てくるもんですね(笑)
さて、これはいつものB店ではビデオだけのリリースでDVD-Rでは売っていませんが、理由を尋ねると画質音質共にややイマイチでDVDリリースするレベルには達してないから、ということでした。とはいうものの、見てみるとまぁまぁ綺麗です。といってもやはりビデオ時代の映像という感じで10点満点で7点くらいですね。音声はモノラル。
さて、ストーンズはこのフェスティバルのラストに登場したのでもう会場は真っ暗、合唱部分で会場前方が映ったり、曲間でチラホラ映りますけど、残念ながら45万人の観客の曲中での盛り上がりはこれではややわかりかねますね(笑)。それにしても大会場という割には、ミック以外はLICKS
Tour同様、チャーリーの前に固まってることが多いです(笑)。
そしてこのトロントの見所はやはり "Miss
You"!!たしかに構成をよくわかってないし、ボーカルもなんじゃこりゃというジャスティンですが、キースも途中踊ってたり、結構盛り上がってるんでないの?と思って見てたら、後半、いくつかジャスティンに投げ込まれるペットボトルなどに業を煮やして前列中央の観客に怒るキース、しっかり映ってます(笑)
そして
"The Nearness Of You"、これをプロショットで拝めるのはいまのところ貴重です(『FOUR
FLICKS』のオランピアに収録されますけど)。しかしキースは欧州もののブートで聴くよりは、やや高音が唄いきれていませんが、後半ギターを弾きながら嬉しそうにステージに動き回るキース、ほんと楽しそうです。
というわけで、じつはじっくり見てないのでこれ以上の紹介は省きます。この映像、もっと綺麗なのが出てくるんじゃないの?という気もしてますが、歴史的なイベントを完全版で楽しめるのはありがたい限りです。
『
DRIPPING
AWAY 』VGP-353
@ Palace Grounds, Bangalore, India. Apr.4,2003 +
Toronto festival Jul.30,2003
Disc.1
1.
Brown
Sugar / 2. It's Only Rock'n Roll / 3. Start Me Up / 4. Don't Stop / ( Rocks Off ) /
5. Angie / 6. You Can't Always Get What You Want / 7. Bitch / 8. Miss You /
9. Tumbling Dice / 10. Band Introductions / 11. Slipping Away / 12. Before The Make
Me Run
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Midnight Rambler / 3.
Gimme
Shelter / ( You Got Me Rocking ) / 4. Honky Tonk Women / ( Street Fighting Man )
/ 5. Satisfaction / 6. Jumping Jack Flash (カッコつきの曲は放送ではカットされ、本CDにも未収録)
+
7. Start Me Up / 8. Honky Tonk Women / 9. Satisfaction / 10. Jumping Jack Flash
もうDVD-Rでもお馴染みの雨のインド公演。タイトルは"Slipping Away"を唄う前のキースのMCで雨をもじったシャレから。
放送されなかった"Miss You"
を追加収録。これは先の『DIRTY
LICKS』と元は同じ音源なんでしょうが、他とあわせるために
MONO になってて、音質もそちらとはちょっと変えてますね。しかしこのインド、モノラルですけどやはり盛り上がりが伝わってきて、意外にも音だけ聴いてもなかなか楽しめる
"EX"
ですね。でも得意の隠密つなぎ完全盤には出来なかったんでしょうか。そこはちょっと残念。
あとおまけでSARSフェスのトロントから放送された4曲を追加収録してます。まぁどちらも映像があるしあまり聴かないかもしれませんが、臨場感もちゃんとあるSBなので、下の『DIRTY
LICKS』と同様、安心して聴ける盤ではあります。
『 DIRTY
LICKS 』 VGP-347
@ LICKS
SB live recordings
1. Street Fighting Man 2002/ 9/ 3 Fleet Center, Boston
2.
Don't
Stop 2002/ 9/ 3 Fleet Center, Boston
※ 3.
Can't You Hear Me
Knocking 2002/
9/30 Roseland Ballroom, N.Y.
4. Angie 2002/10/26 Turner
Field, Atlanta
※ 5. Going To A Go Go 2002/11/ 3 Wiltern Theatre,
L.A.(rehearsal)
※ 6. Jumping Jack Flash 2002/11/ 4 Wiltern Theatre, L.A.
7. Thru And Thru 2002/11/12 Oakland Arena, Oakland
8.
Dead
Flowers 2002/11/30 The MGM Grand Garden Arena, Las Vegas
9.
Monkey
Man 2003/ 1/ 8 Bell Center, Montreal
10.
Live With Me
2003/ 1/21 United Center, Chicago
11.
Rock Me, Baby 2003/ 2/18
Enmore Theatre, Sydney
12. Tumbling Dice 2003/ 3/10 Budokan, Tokyo
13. When The Whip Comes Down 2003/ 3/16 Tokyo Dome, Tokyo
14.
Miss
You 2003/ 4/ 4 Palace Grounds, Bangalore
※15.
Start Me Up
2003/ 6/27 Estadio Vicente Calderon, Madrid
※16.
You Got Me Rocking 2003/
6/27 Estadio Vicente Calderon, Madrid
※:CCの『ULTRA RARE
LIPS Vol.1』には未収録
宣伝文句に"メイル着信音無しの16トラック収録"との事で笑えましたが、CCのSBより5曲増えたオフィシャルサイト落し。当然これまた音はよく、元の音をうまくふくらませてるようで、CCほどエコーがかってもいない
"EX" です。
しかしわたしはどうも探し方が悪いのか、5,6,15,16はオフィシャルサイトのどこにあるのかわからない〜、
"Going
To-" リハはほんの40秒ほどです。と書いたら早速この "Going-" リハのアドレスを教えて頂きました(笑)。あと6の
"JJF" はオフィシャルサイトからではなく、昨年大晦日のTV放送音源からのようです。となるとまだわからないのが15、16です(笑)。この "Start Me
Up" はミックがとちってます(笑)
オフィシャルサイトにある他の曲ではシンガポールの
"You Can't-"、マンチェスター(?)の "Sweet
Virginia"、チューリッヒの "Gimme-"
"Happy" ぐらいでしょうか?これらはどこかのボーナスに入れるんでしょうね。まぁこれはCC同様安易な盤で、VGPが出すとはちょっと意外でしたが(そうでもないか)、手軽にいい音で聴ける盤ですね。
『
A BRAND
NEW LIVE AFFAIR 』 VGP-351(4CD)
@ Stade Velodrome,Marseille,France,
Jul.5,2003 & Olympia,Paris,France, Jul.11,2003
インフォが出るまでは、オランピアはパリの3公演6枚組だろうと思ってましたが、いい音がなかったのか意外にもマルセイユと抱き合わせで出ましたね。
Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Brown Sugar / 3. Start Me Up / 4. You Got Me Rocking / 5. Don't Stop / 6.
Wild
Horses / 7. You Can't Always- / 8. Midnight Rambler / 9. Tumbling Dice / 10.
Band
Introductions / 11. Slipping Away / 12. Before They Make Me
Run
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. I Just Wanna Make Love to You
(B-stage) / 3. Like A Rolling Stone (B-stage) / 4. Street Fighting Man (B-stage) /
5. Gimme Shelter / 6. IORR / 7. Honky Tonk Women / 8. Satisfaction / 9. Jumping Jack
Flash
まずはマルセイユのスタジアム公演。これまた近い音で、キース側の前方でしょう、キースとホーンがよくきこえます。最初は周りは騒がしく、手拍子も拾ってますが、さほど気にならないレベルです。ただおそらくミックが近くに来たときでしょうが、騒がしくはなります。でものりのいい観客で臨場感があっていいですね。しかーし、やはり
"Slipping
Away" ではおしゃべりタイムになってしまうのが残念。
音質はこれもVGPの隠密らしくやや高音が刺激的ですが、私の場合は問題なく楽しめるレベル。音もかなり近くて生々しく、かつ臨場感にあふれてかなり楽しめます。ただ、"Wild
Horses" でマイクのこすれかバリバリ雑音が入るのは、せっかくギターの音が生々しいだけに残念。というわけで、もう最近こればっかですが"EX-"です。
しかしフランスにやってきてミックの調子はいいようですが、キースが笑かしてくれます。"Brown
Sugar" のイントロ、出だしはOKですがその後ミスってます(笑)。機嫌がいいのかやたらとこぶしがきいた"- Make Me
Run" もミラクルイントロ(笑)。悪魔のソロもなんじゃこりゃ?ってな感じです。なんだかねぇ。
あとこの隠密はBステでも変わらず高音質を保ってて、"I
Just
Wanna-" が堪能できるのはいいですね。ただ、"SFM" ではミキサーのミスなのかキースのギターがきこえにくいですね。ロニーはなんだかおっかなびっくりってな感じに聴こえますが、後半ちょっと面白いフレーズをひいてます。というわけで、キースがところどころ頼りないですが、ミックのフランス語もちらほらきけますし臨場感にあふれて楽しい盤です。
●続いてオランピア。
Disc.3
1.
Start
Me Up / 2. Live With Me / 3. Neighbours / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectations /
6. Worried About You / 7. Heartbreaker / 8. IORR / 9. Stray Cat Blues / 10.
Dance /
11. Everybody Needs Somebody To Love / 12. That's How Strong My Love Is /13.
Going
To A Go Go
Disc.4
1. Band Introductions / 2. The Nearness Of You / 3.
Before
They Make Me Run / 4. Love Train / 5. Respectable / 6. Rip This Joint / 7. Honky
Tonk Women / 8. Tumbling Dice / 9. Brown Sugar / 10. Jumping Jack
Flash
このオランピアはオフィシャルDVDに収録予定で、どうやら"IORR" "Rip This Joint" "Tumbling Dice"
がオフィシャルDVDではカットされるようですね。しかしアストリアの印象が変わったとはいえ、やはりこのオランピアはいい!いろいろあら探しは出来ますが(笑)
さて、この盤は最初のアナウンスから収録。こちらはアストリアとは違って最初はやたらとにぎやかです!手拍子から歌声まで幅広く拾ってますが、演奏が大きいですし、会場の盛り上がりが伝わってきて楽しいですね。これはスピーカーで鳴らすと最高です!!
で、音質はこれまた高音が刺激的なドンシャリ系隠密ですが、わたしは全く問題なし。高音が刺激的なのが苦手な方にはちょっと耳に突き刺さる中高音がうるさく感じるかもしれません。しかし今回のVGPは、アストリア、ウェンブリー、マルセイユに続き音像が大きく迫力たっぷりなのがいいですね。これもやはり"EX-"です。
演奏ですが、"Live
With Me" のイントロでキースは迷子になったり、"Hand Of Fate" の構成がやや危うかったり、"No
Expectations" の入りが遅れたり・・・、とふと考えてみれば、最近ブートを聴いてるとどうも面白いとこ探しみたいになってしまいますね(笑)。しかし
"Stray
Cat
Blues" はダリルがえらくベースソロを決めてますが、ミックはあまり発狂ボーカルしてないようで、ちょっと残念。あとメンバー紹介でチャーリーが
"私も歌いたいんだけど歌わしてくれないんだよ" なんて言ってるようで、楽しいですね。これも映像が楽しみです。
というわけでこのマルセイユとパリはオランピアの4枚組、共に臨場感あふれて迫力もあってこれまたかなり楽しめました。
『
IN A PIT
OF RATTLESNAKES 』 VGP-352(4CD)
@ Astoria,London,UK, Aug.27,2003 & Wembley Arena,London,UK, Aug.29,2003
3つ目のアストリアとプレス初の8/29ウェンブリー。
Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Jumping Jack Flash / 3. Live With Me / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectation /
6. Worried About You / 7. Heartbreaker (Doox5) / 8. IORR / 9. Ain't Too Proud To Beg
/ 10. Everybody Needs Somebody To Love / 11. That's How Strong My Love Is /
12. Going To A Go Go
Disc.2
1. Band Introductions / 2. The Nearness Of You /
3. Before They Make Me Run / 4. I Can't Turn You Loose / 5. Honky Tonk Women /
6. Start Me Up / 7. Tumbling Dice / 8. Brown Sugar /
9. Satisfaction
こちらは音が近い!アストリアの印象が一気によくなりました(笑)。盤によってここまで印象が変わるものかとほんとに笑ってしまいました。
これはVGPの隠密らしく、高音がやや刺激的な音ですが、低音もバランスよく入ってて、何より音がかなり近く迫力があります。H&Hのでは聴かれないミックの息遣いまで聴こえてくるようで生々しくていいですね。同じくキースのギターもよく聴こえます。ただマイルドな音質が好みの方にはやや高音の刺激が強いかもしれません。しかしこれ、すぐ先に盛り上がる集団がいるように聴こえますが、すぐそばの歓声などは拾ってません。ただ静かな曲ではたまに話し声が入ってて
"EX-"
としますが、これは迫力満点で臨場感もあって最高です!!しかし微妙にずれるものの、近くの観客のカウントがほんとのカウントのようにスタートする
"IORR" は笑えます。
さて、H&Hレーベルのを聴いたらなんだか面白くなかった演奏ですが、BIGBENやこの盤を聴くと印象が変わりました(笑)。曲目はユトレヒトと似たセットですが、欧州LEGでは計2回、LICKS全部でも4回しかやっていない
"Ain't Too Proud To Beg" が登場。ミックはやはりまだ喉の調子は復調しきってはいないようで、"Heartbreaker"
ではややつらそうで、特にセット後半ではあまり歌えてません。でも "Everybody Needs
Somebody-" では結構頑張ってます。そして "Before They Make Me Run" のキースはなかなかいいです!
そして振り返ってみれば、いつもの致命的なミスというのが見当たらない(笑)。
あと、アストリアはこのVGPもH&HもBIGBENも全て始めのアナウンスから入ってます。VGP(2分弱)>
HH(40秒)>BIGBEN(30秒弱)で、VGPだけはチャプターで区切られてます。
というわけで、あまり書くとまたなんですが、アストリアのわたしの好みの順番では
1.
VGP 演奏が近く迫力たっぷり。
2. BIGBEN マイルドな音質で臨場感もまぁまぁ。
3.
H&H
音質自体はクリアながらも、演奏が遠くて全く迫力なしで臨場感もなし。
といった感じです。
●次いで8/29のウェンブリー。
Disc.3
1.
Introduction
/ 2. Street Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop
/ 6. Bitch / 7. Love In Vain / 8. Monkey Man / 9. Midnight Rambler / 10. Tumbling
Dice / 11. Band Introductions / 12. Slipping Away / 13. Happy
Disc.4
1.
Love
Train / 2. Can't You Hear Me Knocking / 3. Honky Tonk Women / 4. Satisfaction /
5. Respectable (B-stage) / 6. IORR (B-stage) / 7. Brown Sugar (B-stage) / 8.
Jumping
Jack Flash
なんと開始前が5分近くも収録。これまたVGPらしい隠密でドンシャリですが迫力ある "EX-"
です。
周りの盛り上がりからもかなり前で録音されてると思いますが、こちらは録音位置が前過ぎるのか、やや音が後ろに抜けてる感じ。でもMidnight
DreamerのCD-Rより更に迫力はありますね。こちらも手拍子は結構入ってますが、演奏の音量が大きいのであまり気にはなりません。ただたまに周りの話し声が耳障りなところはあります。
演奏はとにかく熱い!!途中のベースソロがやたらとバランスを崩すほどでかい
"If You Can't Rock Me" もかっこいい!。Let It Bleed
ナイトで登場する "Love in Vain" も味わい深くていいですねー。そして実際に見られた方が絶賛していた "Midnight
Rambler"、これは確かに凄いです!速いテンポでゴリゴリと押し寄せるリズム、ブレイク部分の見事なコール&レスポンス、チャーリーも熱い!そしてラストまで突っ走る見事な演奏。いやーこれは聴き応えがありますね。そして最近手抜き気味の
"Happy" でもキースは素晴らしいですね。しかし "Love
Train" ではやや頼りないキース(笑)Bステでは "Respectable" 登場!失礼ながら意外にしっかり演奏してます。とまぁ聴きながらこちらまで熱くなる演奏で、熱いショーを堪能できました!
というわけで、この盤はウェンブリーの演奏も熱いしかなりお気に入りです!!しかしこのタイトルはなんでしょうね?それこそRattle
Snakeへのあてつけでしょうか??
『 ASTORIA
2003 』 BIGBEN-001
@
Astoria,London,UK Aug.27,2003
Disc.1
1.
Jumpin' Jack Flash / 2. Live With Me / 3. Hand Of Fate / 4. No
Expectation / 5. Worried About You / 6. Heartbreaker (Doox5) / 7. IORR / 8.
Ain't
Too Proud To Beg / 9. Everybody Needs Somebody To Love / 10. That's How Strong My
Love Is
Disc.2
1. Going To A Go Go / 2. Band Introductions / 3. The Nearness
Of You / 4. Before They Make Me Run / 5. I Can't Turn You Loose / 6. Honky Tonk
Women / 7. Start Me Up / 8. Tumbling Dice / 9. Brown Sugar /
10. Satisfaction
CD-RのMidnight
Dreamerと同じようなデザインでプレスCDで登場。
こちらはクラプトンなお店のH&Hレーベルや、後で書くVGPに比べるとずいぶんマイルドな音質です。ただやや高音の伸びはなく、低音もちょっとぼやけててややこもった感じで、最近のDAT生録音によくある音とは違いますね。
歓声などは、曲間でしか聴こえなかったH&Hと違って、邪魔にはならないレベルで入ってて臨場感もそこそこ。でもH&Hレーベル同様やはりキースのギターはやや小さいですね。キースの音は後で書くVGPのが一番拾ってます。
一昨日はH&Hレーベルのアストリアを聴いてても、どうも自分が盛り上がらんな〜と思ってましたが、それはH&Hレーベルのが音がやや遠くてあまりに臨場感がないからだと改めて実感。やはり盤によってずいぶん印象が変わるもんです。
というわけで、こちらは臨場感もまぁまぁでマイルドな
"very good+〜EX-" で、マイルドな音が好みの方にはいいと思います。ただし、Disc.2最初の"Going To A Go
Go"が演奏が始まってからのフェードインなのが残念無念。
あと型番ですがジャケには"BIGBEN-001"、でも盤のプリントとマトリクスは"BIG
BEN-003"となってます。盤の方が間違いでしょうね。まぁどうでもいいことですが、盤にはアストリアとかは一切書かれてないので、わたしはよくやっちゃうんですが部屋で盤だけほったらかしにしたりすると危険です(笑)
『 A
COMMEMORATIVE COLLECTION 』 H&H 001
@
Astoria,London,UK Aug.27,2003 & MSG,NY,USA
Jan.18,2003
Disc.1&2
- Astoria
初登場のアストリアとお馴染みのMSG。クラプトンなお店のリリースですがレーベル名はいつものMVやEVではありません。しかしちゃんとプレスCD4枚組で5,800円という値段は安い!ただそのせいかジャケは質の荒い紙ですけど。
肝心の音ですが、まずはアストリア。周りは曲中では非常に静かで、曲間ではやや遠くに歓声がきこえますので、これは2F席からの録音でしょう。そのせいで低音がスカスカで高音は吊り上げたような感じで、ボーカルも薄っぺら、全体的に音圧が低く線が細くて迫力不足。さらに臨場感が乏しく、聴いててイマイチ面白くないですね。キースのギターがあまり聴こえないのも残念。ただ音の質自体は決して悪いものではなく、"EX--"ですね。まぁアストリアはこの直後に出たVGPのがいいと思います。曲目や演奏の模様はそちらで書きます。
(追記:と、書いてましたがなんと同音源別仕上げをVGPが年末に出しなおしました!)
Disc.3&4 -MSG
(お馴染みHBOの方です。曲目割愛)
さてもう一方、放送された割にはその音質はブート対策なのかややイマイチだったので、既発ブートではどれも決定盤不足な感じはあるものの、不完全ながらオフィシャルDVDに収録されるし、今更という感じのMSG。こちらはチョロチョロっとだけ聴きました。
これは音質自体は
"EX-" で悪くはないんですが、やはりやや薄っぺら。ただ音は既発より若干クリアなようで、ステレオセパレーションもほんの僅かにギターはセパレートされて聴こえます。バックにピョロピョロと変な音が入るのは相変わらず。買い換えるようなものではありませんが、MSGを持っていない人には悪くはないとは思います。でもこの日のMSGはもう映像も音も持ってる方が多いでしょうね。そして不完全とはいえMSGはオフィシャルDVDで出ますしね。あと放送テイクとは別編集の最高画質&音質やや向上のエミー賞審査用ビデオコピーが出回りだすようですし。
(11/2追記)と、ここまでを購入当初に書いていましたが、このCDのMSGはまさにそのエミー賞審査用ビデオ落しでありました。エミー賞審査用ビデオは、曲間が生中継放送バージョンより詰められてる部分があり、わたしもそのビデオ購入後にこのCDが同じであることに気づきました。それにしてもこのCDの音はやはり薄っぺらでシャリシャリしてますけど。
というわけで安くて悪くはない盤ですが、わたしにはやや迫力不足に聴こえました。これくらいが丁度いいという人も多いと思います。
『 19
nineteen - The Rolling Stones with Eric
Clapton 』 MID VALLEY 185〜189
@L.A. CA. Oct.19,1989 & Atlantic City,
NJ. Dec.19,1989
どちらもクラプトンが共演した映像がある有名公演で、それぞれの公演を収録してリリース予定の『Champagne
And Sex』と『Cocaine And
Kiss』に先駆けてリリースされたおまけつき500セット限定盤。作りはかなり綺麗ですが、どちらも19日の公演だからであろうこのタイトルはイマイチですね。
さてこれ、L.A.を聴いた途端正直がっかりdisappointedでしたので、まともに聴いてません(涙)
まずは10/19のL.A.ですが、本編の1989USコーナーに書いている通り、VGPやらMLやら出た後に
VGP が改良盤『AT THE MAX TO THE
END』をリリースしていた流出ビデオ音源。今回の『19』は広告に書かれているように音質が向上してるのかと思いきや、やはり相変わらず殆どモノラルで、ややフンズマリ気味だった音も大して変わってなく、イコライジングで吊り上げたような不自然な音。しかもビデオ音源特有のブーンというノイズも相変わらず。既発盤の特徴、"Gimme
Shelter" の頭がややフェードインで入るところは、別音源をつないでいるようです。
次にTV放送された超有名な12/19のAtlantic
Cityですが、これはTSPやらCCやらいろいろ出した後、VGPが決定盤『TERRIFYING』を出してました。しかしこの『19』はエコーが強くなって高音がシャリシャリして、既発より良くなってるとは全く感じられませんでした(涙)。VGPのは
"Midnight
Rambler" に歪があったのが唯一の欠点でしたが、こちらは同じ箇所でややひずんでますが、目立たないようにはなってます。
おまけDiscのクラプトンとストーンズ共演の
"Brown
Sugar" と2ソース入っている "Carnival To
Rio" もお馴染みの音ですし、ありがたみには欠けます。あとステッカーも入ってますが。
というわけで、これはやはりクラプトン来日記念商品のアイテム派向けですね。大々的に宣伝していたわりには正直いまいちで、綺麗な装丁に中身が伴っていないようです。個人的には久々に購入後残念だと感じてしまう盤でした。それだけMid
Valleyというレーベルのネームバリューへの期待が大きすぎたからでしょうが。
『 LICKS
BANGALORE 』 DVD-R (pro shot)
@ Palace Grounds, Bangalore, India.
Apr.4,2003
|
|
rozy |
旧青月 |
1. Brown
Sugar / 2. It's Only Rock'n Roll / 3. Start Me Up / 4. Don't Stop / (
Rocks Off ) / 5. Angie / 6. You Can't Always Get What You
Want / 7. Bitch / ( Miss You ) / 8. Tumbling Dice
/ Band Introductions / 9. Slipping Away / 10. Before The Make Me Run /
11. Sympathy For The Devil / 12. Midnight Rambler / 13. Gimme Shelter / (
You Got Me Rocking ) / 14. Honky Tonk Women / (
Street Fighting Man ) / 15. Satisfaction / 16. Jumping
Jack Flash
※ カッコつき小文字は放送ではカットされたDVD-R未収録曲
これは4/4のインド
Bangalore 公演の模様を収めたDVD-Rで、rozyのは借り物ですが、早くも2種類出回ってます。野外グラウンドでのライブで、動員数は30,000人程のようです。この映像は5/31にインドでテレビ放送されたものですが、モノラル放送だったようです。全20曲演奏中、4曲カットの16曲収録。勿論完全盤なら尚更いいんですが、キースの2曲はきちんと残し、"Miss
You"を削ってるのは思い切りがよくていいですね。ちなみにrozyのには "Rocks
Off" がクレジットされてますが入っていません。
さて、このTVプログラムはオープニングで会場設営や客入りの様子もチラリと入ってるところから始まり、コンサート中もカメラは適度に切り替わって色々見渡せますし、なかなか楽しいプログラムです。音はモノラルでごくたまに一瞬オフ気味になるところもありますがいい音で、映像もやや赤色がにじんでますがあまりデジタルノイズもないですし、かなり綺麗で安心してみていられます。
演奏の方ですが、以前掲示板に海外からいち早く取り寄せられた方がカキコくださったように、なかなか熱くタイトな演奏ですね。ただ最初の
"Brown
Sugar" でミックは途中からなぜか唄ってないです(笑)
そしてこれまた以前カキコ下さっていた通り、途中から大降りになる雨の効果も絶大で、ミックは
"Midnight
Rambler" ではレインコートを脱ぎ雨に打たれながらの熱唱、そして悪魔では観客に
"フーッフーッ" を唄わせるところでステージ前方に進み、雨に打たれながら踊るミックはなかなか見ものです。そしてさらに後半雨が上がっていくところなどはなかなかにくい自然の演出ですねぇ〜。しかしこのインド公演、観客の多くはインド人の方のようですがノリもなかなかよく、キースにもかなり歓声が上がってます!それに後押しされるかのようにストーンズの演奏も熱くタイトなので、不完全収録ですがなかなか見ごたえのある映像で楽しめました。
さて、気になるrozyと旧青月との比較ですが、中身の映像はやはり全く同じです(笑)
でも旧青月で最初に出したのは番組のオープニングが収録されてなかったとのことで、私が買ったのはそこも収録されたversion.2らしく、これは、、、やっぱコピーなのかもしれませんね。とうわけで映像は同じですが、残念ながらやはりrozyのはチャプターが約5分ごとという変な位置に入ってます。一方旧青月のはきちんと曲ごとに振られてていいですね。ジャケはこの縮小画像だとわからないと思いますが、rozyのは表ジャケの写真ものっぺりして曲目もつぶれ気味の安易なカラーコピーですが、やはり旧青月のは綺麗ですし、裏ジャケも当日の写真ですしいいですね。盤だけならオークションにも出てますし、こうしたところはやはり丁寧に作ってる方が嬉しいです。というわけで、rozyは借り物でしたが、旧青月のでよかったと安心しました。
Sep. 2003
『
VOODOO
LOUNGE HALLOWEEN NIGHT 』 2DVD-R (pro shot)
@Oakland,CA. Oct.31,1994 + RFK Rehearsal, Toronto Secret gig,
1st show on RFK Stadium etc
Disc.1-Disc.2
Not
Fade Away / Tumbling Dice / You Got Me Rocking / Shattered / Rocks Off / Sparks
Will Fly / Satisfaction / Beast Of Burden / Out Of Tears / Heartbreaker / Love
Is Strong / It's All Over Now / I Go Wild / Miss You / Honky Tonk Women / Before
They Make Me Run / The Worst / Sympathy For The Devil / Monkey Man / SFM / Start
Me Up / IORR / Brown Sugar / JJF
+
1. VH-1 "Stones Tour 94 Final
Rehearsal with Dan Aykroyd"
@ Rehearsal
at RFK Stadium, Jul.30,1994
Tumbling Dice / You Got
Me - / Rocks Off / Memory Motel / IORR / I Go Wild / Honky Tonk Women +interview
2.
Press
Kit #1 @RPM club, Toronto, Jul.19,1994
Love
Is Strong / Honky Tonk Women / Sparks Will Fly / Brown Sugar +interview
3.
Press
Kit #2 @RFK Stadium, Ang.1,1994
Hot Stuff /
Tumbling Dice / Honky Tonk Women / Love Is Strong +interview
音声はブートCDにもなってる以前からおなじみの流出映像。
音声はモノラルのプロショット映像で、基本的にスクリーン映像の流出です。DVD-Rは何でもかんでも紹介とはいきませんが、これ、おまけが充実してます。
本編はほんのすこし赤がにじんでてややざらついた感じの画像ですが、安心してみてられますね。ほとんど歓声が入ってないのでCDは面白みにかけますが、映像があるとなかなか楽しめます。
さて、このおまけですが、ダン・エイクロイドがリハ(ダンがちょっかいを出すMemory Motel完奏入り!)を紹介するVH-1の番組や、曲は一部ですがトロントでのシークレットギグやツアー初日もドキュメンタリー映像がステレオで綺麗に入ってます。これらの映像は部分的には見た記憶がありますが、ここまでどっさり入ってるのは始めてみたと思います。こちらは本編より楽しめました。
『 TURN THE HEAT UP
』 BW 6-24/25/27-72
Disc.1
Fort Worth, Jun.24,1972 & Houston, Jun.25,1972
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3.
Gimme Shelter
/ 4. Dead Flowers / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet Virginia
/ 9. You Can't Always Get What You Want / 10. All Down The Line / 11. Midnight
Rambler / 12. Bye Bye Johnny / 13. Rip This Joint / 14. Jumpin' Jack Flash /
15. Street Fighting Man
Disc.2
1972/6/27 Mobil, Alabama
1. Brown
Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice /
7. Love In Vain / 8. Sweet Virginia / 9. You Can't Always Get What You Want /
10. All Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12. Bye Bye Johnny / 13. Rip This
Joint / 14. Jumpin' Jack Flash / 15. Street Fighting Man
2枚組。Bad
Wizard名義ですが、スリップケースをシールドしてる透明シールにサソリ(Scorpio)のステッカーが貼ってます。
1枚目は『YOU CAN'T DO
THAT BABY』(VGP-314)などでおなじみのレディジェン音源。左右のチャンネルはあってます。わたしは
Scorpioの 『Very Ancient,
-』 のような硬質できめ細かい音をちょっと期待してましたが、これはマイルドで音の密度はやや荒い音です。そして音のゆがむ箇所やホーンのステレオの特徴などは、掲示板で既発盤の話題をした感じと同じで、歪がありセパレートはイマイチのステレオです。
2枚目は一部の宣伝にあったようなサウンドボードではなく、VGP-306
『ALABAMA
JUBILEE』 と元テープは同じ。ただし音質はやや異なり、こちらは低音や耳に突き刺さる高音が抑え気味で(逆にVGPが上げたのかな)、マイルドな聴きやすい音になってます。
というわけで既発を持っていればイマイチな今回のリリースのようで、購入後殆ど聴いてません。
『 LICKS EUROPEAN TOUR 2003 AMSTERDAM
』 WINDMILL-002 A/B
@Amsterdam,
Netherland、Aug.19,2003
Disc.1
1.
Opening
/ 2. Brown Sugar / 3. You Got Me Rocking / 4. Don't Stop / 5. Rocks Off / 6.
Wild
Horses / 7. You Can't Always Get What You Want / 8. Paint It Black / 9. Saint Of Me
/ 10. Miss You / 11. Band Introductions / 12. Slipping Away / 13. Before They Make
Me Run
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Star Star (B-stage) / 3.
I Just
Want To Make Love To You (B-stage) / 4. Street Fighting Man (B-stage) / 5. Gimme
Shelter / 6. Honky Tonk Women / 7. Start Me Up / 8. Jumping Jack Flash /
9. Satisfaction
(encore)
これは続くアムステルダムアレナでのライブ。アレナはArenAと書きますが50,000人以上収容の、いわゆるアリーナではなくスタジアムです。あとちなみにこのタイトルもネットでは『Amsterdam:Arena
Live』となってます。
さて、こちらは会場の手拍子や声をちらほら拾ってますが、これまた音は近く、音質はユトレヒトに似た感じですが、マイクの前が遮られるのかやや音量にブレがあり、マイクも多少ぶれたりするようですね。でもまぁこちらも音質は
"EX--" ですね。
しかしこの日は皆さんお書きくださっている通り、いきなりしょっぱなの "Brown Sugar"
でやらかしてくれるキースが笑えます。"Before
They-"ではちょっと手数の多いイントロを披露してますが歌の構成を間違えてます(笑)。その他は・・・まだまじめに聴いてません(笑)
『 LICKS EUROPEAN TOUR 2003 UTRECHT
』 WINDMILL-001 A/B
Utrecht,
Netherland, Aug.16,2003
Disc.1
1.
Opening
/ 2. Jumping Jack Flash / 3. Live With Me / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectations /
6. Worried About You / 7. Saint Of Me / 8. It's Only Rock'n Roll / 9. Dance /
10. Everybody Needs Somebody To Love / 11. That's How Strong My Love Is
Disc.2
1. Going To A Go Go / 2. Band Introductions / 3. Thief In The Night /
4. Happy / 5. I Can't Turn You Loose / 6. Can't You Hear Me Knocking / 7. Start Me
Up / 8. Tumbling Dice / 9. Brown Sugar / 10. Satisfaction (encore)
まずこの盤のタイトル、ネット上の各shopでは『Utrecht:Theater
Live』と表記してます。ただどうもそうした表記は見当たりませんね。あと曲目にスペルミスがありますがご愛嬌。
さて、これはついこの前の8月に行われたオランダでの2000人足らずの会場でのシアター公演。近くの歓声手拍子も殆ど気になりませんが、盛り上がった雰囲気は適度に伝わってきます。音もなかなか近くて各楽器もバランスよくとられていて安心して聴けますね。ただどうもやや軽めな音に聴こえますが、耳当たりのよい"EX-"です。
しかしこれはほんとに曲目もおいしいし、演奏もなかなか素晴らしいですね。キースもご機嫌で、いつものgoodではなくこのgreat
roomを持って帰りたいとまで言ってます。しかしこの "Brown Sugar" でのミック、入り方が無茶苦茶で笑えます。いやー、しかしこれはもっと聴きこみたい一枚ですね。
ただ最後の "Satisfaction"
だけは途中から別音源につながれてます。これはユトレヒトなのかな?と思ったらどうやらオークランドの音のようです(たまたますぐ見つけただけですけど)。あまり違和感もないですし悪くはないですが、そこだけは残念ですね。
『 WILD TURKEY
』 VGP-341
Istanbul, Turkey.
Sep.19. 1998
1.
Satisfaction
/
(Let's Spend The Night Together / Flip The
Switch)
2. Gimme Shelter / 3. Paint It Black / 4. Saint Of Me
/
(Out Of Control / Love Is Strong (web choice))
5.
Miss You / 6. Thief In The Night /
(Wanna Hold You / Little Queenie (center-stage))
7.
Like A Rolling Stone (center-stage) / 8. Sympathy For The
Devil
(Tumbling Dice)
9. Honky Tonk
Women / 10. Start Me Up / 11. JJF / 12. Brown Sugar (encore)
※ (
)カッコ内の曲目は本CDには未収録ながら実際に演奏された曲
この日は98年のBridges To
Babylonツアー最終日。その後延期されたイギリス公演を中心に99年にまた回りますが。
というわけで区切りの公演ですが、調べてみたところ隠密でもリリースのない初出音源ですね。しかしIORRを見てもこの日は
"Anybody Seen-" を演奏せず、さらになんとセンターステージでは2曲しかやらず、通常全21曲なのにどうやら19曲しか演奏しなかったようです。まぁ最近と同じくこの98ツアー終盤は
"Paint It
Black "は連発されてます。で、B2Bではややレアな "Love Is
Strong" は未収録。
さてこの音源、その19曲のうち12曲だけの不完全モノラルラインですが、曲間では歓声をかなり拾ってます。放送されたわけではないようですし、一体元は何なんでしょう??聴いた感じはNSのALDライン音源に似たような感じですが、あそこまでベースがぶんぶん鳴ってるわけではありませんし、音質もイマイチで
"good+"
程度です。いずれにせよ、残念ながら大した音ではなく、モノラルでややモコモコした感じです。
まぁこれはマニア向けですね。盤はGoldでした。
『 STEEL WHEELS JAPAN TOUR 1990
』
VGP-346 (6CD)
Tokyo,
Feb.14/16/17,1990
Live bootlegs - 1990
SW Japan
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『 THE LOST MILLARD MASTERS
』 VGP-340(6CD)
L.A. CA.
Jul.11/12/13. 1975
Disc1,3,5
1.
Fanfare
For The Common Man / 2. Honky Tonk Women / 3. All Down The Line / 4. If You Can't
Rock Me - Get Off Of My Cloud / 5. Star Star / 6. Gimme Shelter / 7. Ain't Too
Proud To Beg / 8. You Gotta Move / 9. You Can't Always Get What You Want /
10. Happy / 11. Tumbling Dice / 12. It's Only Rock'n Roll / 13. Band Introductions /
14. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
Disc2,4,6
1. Fingerprint File /
2. Angie / 3. Wild Horses / 4. That's Life / 5. Outa Space / 6. Brown Sugar /
7. Midnight Rambler / 8. Rip This Joint / 9. Street Fighting Man / 10. Jumpin' Jack
Flash / 11. Sympathy For The Devil
・7/12は "Wild Horses"前の"Fa Fa Fa Fa
Fa"にチャプターが振られ、以降一つ繰り下がります
・7/13はバンド紹介が
"IORR" の前で、Disc.6は "Heartbreaker" からです)
まずはタイトルの
"Millard" ですが、これはZeppelin、Pink
Floyed、Yesなどなどの高音質隠密録音で "Mike the Mike" として有名な
Mike
Millard 氏の事ですが、どうやら1990年に他界されたそうです。
さて、本編の75年をさっぱり更新していないので整理するためにちょっと書きますが、75LA公演は7/9〜7/13の5日間連荘で開催され、昔からブートでは7/10の一部分の高音質隠密と7/11のビデオ(音源)そして7/13の高音質隠密が有名でした。
ところが2001年、初日7/9の高音質隠密がTotonkaから
『L.A.
OPENING NIGHT』 としてリリースされます。その後EVが
『WHORES, COCAINE AND A BOTTLE OF
JACK』 という8枚組隠密(7/9、7/11、不完全7/12、7/13)+DVD-RのBOXをリリースしました。これはあっという間に市場からなくなったようで、その後とんでもないプレミアになってしまい、中断期だったので買えなかった私は先日超プレミアで買ってしまいました。
そのリリースを意識してか、その後VGPは7/9
『L.A.
FOG』、そして7/10は部分的に出回っていたものよりは音質が落ちる
『1975 NERVOUS
BREAKDOWN』 でそれぞれ完全盤をリリースしましたが、今回7/11、7/12、7/13の隠密がそろったというわけで6CDでリリースされたようです。
という経緯ですが、今回のは全部がミラードマスターかというとそうではなく、聴いていればいくつか音が切り替わるのがわかります。それが何であるかはHaraさんがTASBで分析されてます。そちらを大いに参考にさせていただきながら聴きました。ごく一部よくわからないところもあるようですがそれぞれ7/11、12、13の隠密完全盤のようです。
というわけで、今回の目玉は7/12の初登場部分ですが、その初登場部分はミラードテープより音質はかなり落ちる遠目で団子状態のモコモコしたのと、それよりは近くてまぁまぁながら定位が左寄りの隠密の2種類あるようです。でもEVが13日の音をコピーして使っていたところも本当の12日の音源を使っていたりしてこうして完全版で聴けるのは嬉しいところです。これで大したものではないDVD-Rを除けばプレミアEV
Boxも不要ですね。元々ブートに超プレミアなんてナンセンスだと思いますので、その点でもこのVGPリリースは嬉しいです。
また、TASBに書かれていたので気づきましたが、今まで7/13完全盤だと思われていた既発7/13盤の
"Fingerprint
File" はEVだけが7/13だったんですね。全く気づいてませんでした。そして今回のVGPの7/13完全盤は既発より随分マイルドな音質でなかなかいいですね。
というわけで、朝まで聴き続けるのは大変でしたが、EV
Boxもプレミアで買ったわりにろくに聴いてなかったので、75年L.A.公演にどっぷり浸ることが出来るいい機会でした。やっぱ75もいいですねー。
しかしどんどん出てくるLICKSツアー物が落ち着いたらまずは75ページを大幅に更新しなきゃいけませんね。
『 BILL WYMAN'S BLACK BOX
』 VGP-329
・Melbourne, AUS. Feb.24,1966 2nd show- |
|
|
1. The Last Time / 2. Mercy Mercy / 3. She Said Yeah / 4. Play With Fire / 5. Not Fade Away / 6. That's How Strong My Love Is / 7. Get Off Of My Cloud / 8. Satisfaction |
・Honolulu, Hawaii, Jul.28,1966 |
|
|
9. Not Fade Away / 10. The Last Time / 11. Pait It Black / 12. Lady Jane / 13. Mother's Little Helper / 14. Get Off Of My Cloud / 15. 19th Nervous Breakdown / 16. Satisfaction |
・Little Boy Blue And The Blue Boys / Dartford, homerecordings, late1961-early1962 |
|
|
17. Little Queenie / 18. Beautiful Delilah / 19. Down The Road Apiece / 20.I Ain't Got You |
・Regent Sound Studios, London. Nov.1963 |
|
|
21. Leave Me Alone / 22. It Should Be You / 23. That Girl Belongs To Yesterday |
・Regent Sound Studios, London. Nov.28-29,1964 |
|
|
24. We Were Falling In Love |
・Chess Studios, Chicago |
|
|
25. GoodBye Girl |
66年メルボルン部分はオーストラリアの3UZラジオで放送されたようで、ところどころにコマーシャルなどが入ります。しかしこれ、私は初めて聴きましたが、『DO YOU
LIKE THE ROLLING
STONES?』 (VGP-301)、 『DO
YOU LIKE BILL WYMAN』 (Ibexrecords 018)
というのが昨年出てましたね。というわけでこのメルボルンはそのリマスターで、これを掲示板で書いた翌日早速残り少なくなった既発盤を購入しましたが、これは既発で聴かれたヒスノイズが綺麗さっぱりなくなってます。なかなかいい音ですね。年代を考えれば十分
"EX-" です。それにしても "Get Off Of -"
はほんとかっこいいです!リマスターとはいえ、こんなものが出てたことも気づいてなかったので、いいものを聴きました。
ハワイ音源は
『SOLD OUT』
『IN
ACTION』 などでお馴染み。いやいやこっちの "Get Off Of-" "19th-"
もいいですねー。まぁこれは特に珍しいものではないですね。音質は既発のリマスターとの事で "EX"
ですが、まぁ既発も音はいいですからね。じっくり聴き比べはしてませんがさほど違いは感じませんでした。
リトルボーイのメドレーでない方は、ちょっと分詰まりな感じです。リトルボーイ以降は『HOW
BRITAIN GOT THE
BLUES』に入ってますね。しかしこちらはやたらと音がよく
"EX" で、既発ではノイズがチリチリいってたものもクリアです。しかし新しい音は入ってません。
というわけで、最初は66メルボルンを初めて聴いたので喜んでましたが、既発との重複ばかりなんですね。でもいい音でどっと初期を聴けて面白い盤でした。
『 EL
MOCAMBO 77 』 VGP-005 (Remasterd Gold)
Toronto,
CAN. Mar.4-5, 1977
1.
Worried
About You / 2. Crackin' Up / 3. Let's Spend The Night Together / 4. Route 66 /
5. Hand Of Fate / 6. Around And Around / 7. Crazy Mama / 8. Little Red Rooster /
9. Dance Little Sister / 10. Route 66
+ 11. Mannish Boy / 12. Crackin' Up /
13. Little Red Rooster / 14. Around And Around
既発の背中が白の『LIVE AT THE EL
MOCAMBO CLUB
1977』のリマスター再発。1〜7までがテープ落としのモノラル、8〜10がアセテート落しのステレオライン音源です。
テープ落し部分は既発ではモコモコした感じだったのが、イコライジングでしょうがかなり改良されてます。"very
good+"
程度ですが、最初聴き比べたら別物かと思ったほど気持ちよく聴けました。
そしてアセテート落し部分はチリチリノイズが見事になくなっており、"EX"
ですね。きっと同じ音源からのノイズ除去なんでしょうが、いやはや驚きです。というわけで、"Let's Spend" が 2'50″、"Crazy
Mama"が 0'20″程で切れるのは残念ながら変わらず。ただし解説本11月号によると演奏部分以外のところがやや長く収録されてる箇所があるそうです。しかし何よりどちらも音質はよくなってるので、久々にエルモカンボを堪能しました。
今回はおまけで
『LOVE YOU
LIVE』 からのオフィシャル音源も追加されてます。しかしこのエルモカンボはいつの日か完全版で聴いてみたいですねー。
他にも同時期に
『NECROPHILIA』
『KEEF
GOT THE SILVER』 が再発されたようですが、そっちは買ってません。
『 ALL
MEAT MUSIC 』 VGP-283 (2nd GOLD)
SL.A.
CA. Jan.18, 1973
Live bootlegs - 1973
winter
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『 SAN
DIEGO SIXTY-NINE 』 VGP-008 (TMOQ 71078) (Remasterd GOLD)
San
Diego, CA. Nov.10,1969
Live bootlegs - 1969 US
Tour へ移動
『 STONES
IN THE PARK 』 VGP-296 (Remasterd GOLD)
Hyde Park,
London, Jul.5, 1969
Live bootlegs - 1969 US
Tour へ移動
『 WILLIE
NELSON & FRIENDS 』 DVD-R (pro shot)
このDVD-R、画質音質共に文句なしの素晴らしさで最高です!
元々ウィリーネルソンをあまり知らない私でもかなり楽しめました!!いいもんですねー、カントリー。いやー、これはほんとに素晴らしいです!!
これはウィリー・ネルソン2002年のTV特番用のライブで、会場はいわゆるすり鉢上のホールで、客層は上品なようですが、かなりのキースファンもいるようで、その姿がちらりと映ります(笑)。そしてオフィシャルCDでも完全版ではありませんがリリースされてます。
キースは自らボーカルもつとめる
"Dead Flowers" "The Worst" 、そしてラストの "Move It On Over"
でも途中からアコギで登場します。
この演奏曲全てはいつも頼りにさせてもらってます三十郎さんの
Bridges To The Stones の 2002年のニュースの4/16
に紹介されています。そしてオフィシャルアルバムとキースの参加曲については、これまたいつも頼りにさせてもらってます
Honky Tonk Man の Sessionページ内のここ
に詳しいので是非。
私はキースが参加してるからという安易な買い方でオフィシャルCDを買い、"Dead
Flowers"、そしてCDには未収録だった"The
Worst"を映像で見たいぞ〜、と以前から思ってましたので速攻飛びついたわけですが、この映像ではイラク問題でのブッシュ大統領非難で、保守的で愛国心の強いカントリーファンから締め出されたDixie
Chicksも拝め、その他Sheryl Crow、Lee Ann Womack、Norah Jones、さらにはJon Bon
Joviまでとゲストが盛りだくさんでかなり楽しめます!!そういえば"The Harder They
Come"もやってますがこちらにはキースは登場しません。
『 THE
OLD GREY WHISTLE TEST 』 DVD-R @ MASTERPORT (pro shot)
掲示板では書くのを忘れてましたが、モントルーリハとは、72USツアーを前にスイスはモントルーのリアトルシアターで1972年05/17〜5/21にかけて行われたリハーサルで、45曲演奏されたようです。その模様の一部がドイツではBeat
Club、イギリスではOld Grey Whistle Testで放送されました。
内容はリハーサルというよりはセッションです。Diceは2テイクやってますがギターもアレンジが違いますし、ブルースジャムもやってて、なかなか楽しい映像です!これはビデオ時代から出てましたが、今回一気に綺麗になって登場しました。
さて、ショップインフォでMASTERPORTのBBCマスターシリーズで出たと知り、楽しみに買いに行きましたが、さすがはブート業界、どうも中身を見るとモントルー映像はDVD映像と昔のビデオ映像のコピーのやりあいのようですが(?)、もう1つが速攻で出て、2つあります(笑)
こちらが1972/8/18に放送された番組そのままを収録。MasterportのBBCシリーズでさすがに綺麗です!
・Ready,
Steady, Go(UK TV) 1966/5/27
I Am Waiting / Under My Thumb / Paint It
Black
・Promofilm - Royal Albert Hall, London 1966/9/23
"Have
You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?"
・Live - Hyde Park,
London 1969/7/5
"Jumping Jack Flash"
・Live - New York
City, MSG for the Gimme Shelter-movie. 1969/11/27-28
"Honky Tonk
Women"
・Studio Session in Montreux, Switzerland between 1972/5/17-5/21
Tumbling
Dice / Tumbling Dice 2 / Bluesberry Jam / Shake Your Hips / John's Jam (cut
out)
+from diff-video source
John's Jam / Loving Cup
で、改めて珍しいものはないのですが、Ready
Steady GoやPV、そしてモントルーが綺麗に見れるのはうれしいですね。
ただ、こちらのモントルーは各曲最初のカチンコ部分が未収録でちょっと頭欠けです。そして音の入力レベルが低いですね。そしてカットアウトされるJohn's
Jamと未収録のLoving Cupを他のビデオソース、おそらく別のブートビデオからコピー追加してます。そちらは画質はやや落ちます。
『 REHEARSAL
FOR US TOUR 1972 』 DVD-R (pro shot)
こちらがもう一つのモントルー。綺麗なモントルー映像と昔からのビデオ映像、そしてその他が入ってます。
・The
Old Grey Whistle Version
Tumbling Dice / Tumbling Dice 2 / Bluesberry
Jam / Shake Your Hips / John's Jam (cut out)
・Beat Club Version
Shake
Your Hips / Tumbling Dice / Tumbling Dice 2 / Bluesberry Jam / John's Jam /
Loving Cup
・1972 Dick Cavett Show
Live - New York City, MSG 1972/7/25
(1st)
Brown Sugar / Street Fighting Man
・1973 Australian TV (ABC)
Documentary + Live(1973/2/17メルボルン映像のみ、音声はスタジオテイク)
Brown Sugar / Bitch / Brown Sugar
OGWTのモントルーは上のMasterportと同じで、多分コピーでしょうね、音声レベルはこちらのほうが大きいです。あとカチンコ部分も収録されたビデオ時代からあった完全版もフルに収録。そちらの最後の2曲は多分昔のビデオが上のMasterportにコピーされてるんでしょう(笑)
こちらは72モントルーと、その他1972/73影像がまとめて拝めるという点では面白いです。72MSGの影像が拝めるDick
Cavett Showはインタビューはカットされてて、さほど綺麗ではありません。
というわけで72年のモントルーでのセッション映像は一気に2つ出て、どちらも楽しめますが、どちらがいいでしょう?(笑)とにかくOGWT放送部分が最高に綺麗に見れるようになったので、めでたしめでたし!
『 TORONTO
ROCKS 』 DVD-R (pro shot)
TV broadcast
SARS Benefit Festival - Toronto,
Canada. Jul.30.2003
SARSベネフィットとしてカナダ・トロントのダウンズビュー・パークに45万人が集ま り ”サーズストック” と題されたライヴ・イベントのカナダTV中継。110分ほどのハイライト収録で、始めはダイジェストでいろんなバンドがチラホラ出て、"おお〜45万人は凄いなー"と思いながら見てると、当日最高のパフォーマンスであったとの声も高いAC/DCも2曲だけ入ってて確かに凄い盛り上がりで楽しいです。そこからちょろっとストーンズとトロントの歴史紹介なんぞをやり、そうこうしてるうちに80分が経過してようやくストーンズのライブを拝めます。
ストーンズのライブ映像はコンサート最初の
"Start Me Up" と、最後の "Honky Tonk Women" "Satisfaction" "JJF"
だけ。いつもより張り切るミックがなかなか微笑ましいですが、一方のキースはいつも通りしゃがんだりコーラス隊に埋もれたりと、相変わらずですな、と思ったら
"Satisfaction"ではウハウハと袖まで走ってました(笑) あとアンコールまでの間にバックステージで奥さんに着替えさしてもらうロニーが映ってて微笑ましいですね。ということで4曲しか入ってませんし、これは演奏云々ではなく、歴史的なライブの記録を楽しむものです!(きっぱり)
あとおまけでNews映像も入ってて、そこで"Ruby
Tuesday"がちょろっと拝めます。
さて、このDVD-Rですが音も映像も綺麗ですね。ただし映像はTV画面で見るとややデジタルっぽいところが目につき、最後になるにつれチラホラとデジタルノイズが目立つところがあるのがちょっと残念。でも昔のブート映像なんぞに比べれば最高です(笑)
あとこのトロントの模様は『Beatleg』の最新10月号に南さんのレビューが載ってて、演奏の模様からジャスティン・ティンバーレイクとの共演のいきさつまでが、南さんならではのライブな表現で描かれており、いつもの"Florida
Rock City"と共に楽しめます。
『 MUNICH
2003 』
Olympiahalle,
Munich, Germany. Jun. 4, 2003
Olympiastadion, Munich, Germany. Jun. 6, 2003
Circus
Krone, Munich, Germany. Jun. 8, 2003
slipcase
これは私は買ってませんが、知人から借りました。
VGPからも出てるミュンヘン3連発ですが、こちらは期待のサーカスクローネではコモリ気味の音で、やたらとむかしの針音みたいなボツボツノイズが入り、スタジアムもおしゃべりがうるさいし、ホールもVGPより更に遠く平坦ややコモリ気味で、周りもうるさく、値段が高い割にはどれもイマイチです。
Aug. 2003
『
YOKOHAMA
FORTY LICKS 』 VGP-345
Yokohama
Arena, Yokohama, Japan. Mar.12. 2003 (ALD,ALD+AUD)
Live bootlegs - 2003 Japan
Tour へ移動
『 THE
NEARNESS OF YOU 』 VGP-343
Olympiahalle,
Munich, Germany. Jun. 4, 2003
Olympiastadion, Munich, Germany. Jun. 6, 2003
Circus
Krone, Munich, Germany. Jun. 8, 2003
欧州ツアースタートとなるミュンヘン公演3連発。会場サイズは順にアリーナ
- スタジアム - シアター!
●Olympiahalle,
Munich, Germany. Jun. 4, 2003
Disc.1
1. Introduction / 2. Street Fighting
Man / 3. It's Only Rock'n Roll / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop / 6.
Heartbreaker
/ 7. Love In Vain / 8. Live With Me / 9. Monkey Man / 10. Midnight Rambler / 11.
Tumbling
Dice / 12. Band Introductions / 13. Slipping Away / 14. Before They Make Me Run
Disc.2
1. Start Me Up / 2. Can't You Hear Me Knocking / 3. Honky Tonk Women
/ 4. Jumping Jack Flash / 5. Mannish Boy (B-stage) / 6. Neighbours (B-stage) /
7. Brown Sugar (B-stage) / 8. Satisfaction (encore)
欧州ツアー初日。さほどステージに近くはないようでやや平坦な音で、周りはさほど騒がしくないです。音質はまたまた高域を吊り上げた感じで、ややフィルターがかったような感じですが、まぁまぁ良好録音
"very good+〜EX-"
です。
演奏は休み明けのツアー初日にしてはスリリングなところがあまりなく、CDのピッチが速いのか?と思うくらい、演奏もスピード感があります(笑)
この日は
Licks Tourお初の "Heartbreaker" が登場。中盤のソロからビシッと決まるエンディングまでなかなかいいんですけど、やっぱもう少しギターが前面に出て欲しいなと思いますね。しかしこの日は以降の『LET
IT BLEED』からの4連発がなかなか。そして4連発の後に始まる "-Dice" 、あらためて素晴らしい曲だと感激しました(笑)
しかしこの日のキースは喉はイマイチで張りと伸びのない
"Slipping Away" 、何度もやってるのに相変わらずむちゃくちゃな歌詞で、しかも歌の途中で笑ってます。あとスリリングといえば"Start
Me Up"、チャーリーがちょっと危うい入り方してます。
●Olympiastadion,
Munich, Germany. Jun. 6, 2003
Disc.3
1. Introduction / 2. Brown Sugar /
3. You Got Me Rocking / 4. Start Me Up / 5. Don't Stop / 6. Rocks Off / 7. Wild Horses
/ 8. You Can't Always Get What You Want / 9. Bitch / 10. Tumbling Dice / 11.
Band
Intro. / 12. Slipping Away / 13. Happy / 14. Sympathy For The Devil
Disc.4
1.
Little
Red Rooster (B-stage) / 2. IORR (B-stage) / 3. Midnight Rambler (B-stage) / 4.
Gimme
Shelter / 5. Honky Tonk Women / 6. Street Fighting Man / 7. Satisfaction / 8.
Jumping
Jack Flash (encore)
こちらはスタジアム。最初は手拍子が賑やかですが、すぐ落ち着きます。メインステージにはあまり近くないようですが、全体的な音質は初日同様まぁまぁ良好な"very
good+〜EX-"。
この日はところどころでしまりのない演奏をしてます(笑)。特に
"You Got Me Rocking" はキースもロニーもなんだかイマイチのギターソロで、おまけにキースのソロの後、ミックも早く入ってしまいますが何事もなかったように演奏するのはさすが。"Wild
Horses"のギターもなんだか危ういし、 "Satisfaction" の余計に鳴らしちゃったミスイントロも、最後に
"Satisfaction" と混同した無茶苦茶な "JJF" イントロも笑えます(笑)。
●Circus
Krone, Munich, Germany. Jun. 8, 2003
Disc.5
1. Jumping Jack Flash / 2.
Tumbling
Dice / 3. All Down The Line / 4. Sweet Virginia / 5. Worried About You / 6.
Stray
Cat Blues / 7. Everybody Needs Somebody To Love / 8. Dance / 9. That's How Strong
My Love Is / 10. Going To A Go Go / 11. Band Introductions
Disc.6
1. The
Nearness Of You (Keith) / 2. Before They Make Me Run (Keith) / 3. It's Only Rock'n
Roll / 4. Can't You Hear Me Knocking / 5. Honky Tonk Women / 6. Start Me Up / 7.
Brown
Sugar / 8. I Can't Turn You Loose (encore)
これは嬉しいことに初日2日目より音は近くて良く、不思議なことに周りも騒がしくもなく"EX"!!エンモアに続いてこの素晴らしいシアターショウをこうして聴けるのは嬉しい限り!!。VGPらしい音作りで僅かに高音が崩れてるところもありますが。
しかしこの日のセットもエンモア同様ほんとに羨ましいですね。怒涛の選曲に続いて初登場の
"The Nearness Of You"、最後が "-Turn You Loose" というのは意外ですけど。そして会場はかなりの高温だったようですが、演奏もスタジアムとは違ってなかなか素晴らしく、この日のセットだとレア曲に耳を奪われがちで勿論それらも素晴らしいですが、"Can't
You Hear Me-" も素晴らしい出来です!まぁいきなりキースは"JJF"ではずしてますが(笑)
『 OUT
OF CONTROL IN MILAN 』 VGP-344
@2003/6/10 Milan, Italy
これは↓で紹介している
『ITALIAN
LICKS』 が同日収録盤でかなりお気に入りだったので、"そっちと違う音源ならそれも聴いてみたいなー"と好奇心半分に恐る恐る買ってしまいましたが、全く同音源でした(笑)。最初のイントロは長いしコピーではないですけれど。というわけで、同じ音だしお気に入りには違いないのですが、同じだったとわかった途端ちゃんと聴いてません。ただ、どうも
『ITALIAN
LICKS』 よりは高音が吊り上ってるようでやや不自然な気もします。しかしこのライブはやっぱ楽しいです!あとこのジャケのミック、凄い顔です(笑)
『 SATURDAY
NIGHT LIVE 1978 』 1DVD-R / Jointrip - 008
Live bootlegs - 1978 American
Tour へ移動
『 STEEL
WHEELS TOKYO 1990 』 2DVD-R (pro shot - without time code)
@1990/2/24,
Tokyo Dome, Japan
Live
bootlegs - 1990 Japan Tour へ移動
『 LICKS
DOWNUNDER 』 VGP-342
Disc.1/2 - Enmore Theatre, Feb.18.
2003, Sydeney, Australia
Disc.3/4 - Rod
Laver Arena, Feb.25. 2003, Melbourne, Australia
●Disc.1
1.
Midnight Rambler / 2. Tumbling Dice / 3. Live With Me / 4. Dead Flowers
/ 5. No Expectations / 6. Neighbours / 7. I Can't Turn You Loose / 8. Everybody
Needs Somebody To Love / 9. That's How Strong My Love Is / 10. Going To A Go Go
●Disc.2
1. Band Introductions / 2. Slipping Away / 3. Happy / 4. Start Me Up /
5. Rock Me Baby (w/Angus&Malcolm Young) / 6. Honky Tonk Women / 7. It's
Only Rock'n Roll / 8. Brown Sugar / 9. Satisfaction (encore)
ストーンズは2/8のMGMで2002年と2003年冬の北米ツアーを終了し、2/18から極東ツアーを開始します。
その一発目がキャパ2,200人のこのエンモア・シアター。1曲目から
"Midnight Rambler"
で始まり、その後の凄まじいセットリスト! そんなわけでみんなこの音が聴けるのを楽しみに待ってました!そういえば以前どなたかが(どこかで?)、この時はストーンズも酔っ払ってたかラリッてたとしか思えない、と形容されてましたね(笑)
さて音ですが、当然周りは騒がしいですが、ウギャー!という感じではなく、多分GAではないんでしょうね、こんな小さな会場で見ながらもやや余裕を感じさせる(?)手拍子や掛け声で、これまた綺麗にとれてて臨場感にあふれてます(笑)。周りは騒がしくても音像が大きいですしあまり気になりませんね。音質は高音が強めでややシャリシャリ感がありますが、昔の隠密によくあるような、いじって音が割れてしまうような感じではありません。対して低音はちょっと弱いですけど、全体的に"EX-"です!素晴らしい!!
97ダブルドアーの隠密と比較すると、より演奏が近く、高音がきつく、低音が薄く、全体的にクリアになった感じです。
演奏はもうここでぐだぐだ書く必要はありませんね。もう曲目見てすんげー!聴いたら音もいいしやっぱすんげー!見たかったー!うらやましー(涙)ただそれだけです(笑)
●Disc.3
1.
Intro/
2. Start Me Up / 3. It's Only Rock'n Roll / 4. If You Can't Rock Me / 5. Don't Stop
/ 6. Rocks Off / 7. Wild Horses / 8. Dead Flowers / 9. Bitch / 10. Gimme Shelter /
11. Tumbling Dice / 12. Band Introductions / 13. Slipping Away / 14. Before They
Make Me Run
●Disc.4
1. Sympathy For The Devil / 2. Honky Tonk Women /
3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Satisfaction / 5. When The Whip Comes Down
(B-stage) /
6. Like A Rolling Stone (B-stage) / 7. Brown Sugar (B-stage) /
8. Jumping Jack Flash (encore)
これはエンモアから間にシドニー2公演挟んだ後の、メルボルンはキャパ14,000人のアリーナショウです。音はこれまたいいですねー。こっちは周りも静かで、妙にドラムもギターもボーカルも綺麗に録れてます。下から上までバランスがいいです。Bステの音はちょっと薄っぺらになりますけど、これは
"EX"
ですね!
演奏はまぁまぁという感じですが、この日はどちらかというとタイトなものよりメロディアスな曲の方がいい感じですね。ちょっとお疲れでしょうか?
そのせいか "Gimme Shelter" や "Can't You Hear Me-"
のイントロも危ういです。あと"Bitch"はしっかり曲紹介したのにミックは入り損ねてます(笑)。あとこの日の "Like A Rolling
Stone"、締まりが全然ありませんが、これはこれで妙に気持ちいいですよー。
ただこの盤、非常にいい音であるがゆえに非常に残念なのが、"Honky
Tonk-"のイントロがほんの一瞬欠けてます。一瞬変な音が入りますが、元々のDATエラーでしょうか?続く
"Can't You Hear Me Knocking" は最初をはずしたりミスったりしながらも熱い演奏ですが、こっちも10分付近でDATエラーのような音がポツポツ入りますね。それは残念です。
というわけで、片方はすんげーエンモア!もう片方はややお疲れかストーンズ。どちらも高音質、そしてエンモア!(しつこい)これはかなり楽しめます。
ところでどちらでも聴ける
"Dead
Flowers"、カントリーの大御所とキースがやったやつを意識してると思うくらいミックの歌い方が昔と違いますね。って私が最近それ聴いたばかりだからかもしれませんけど。
『 JFK
STADIUM 78 』 VGP-336
@1978/6/17 JFK Stadium, PA
Live bootlegs - 1978 American
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『 KNEBWORTH
FAIR 』 1DVD-R (pro shot)
@1976/8/21
Live bootlegs - 1976
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『 FORT
WORTH 1978 』 1DVD-R / Jointrip - 005 (pro shot)
1978/7/18+
Live bootlegs - 1978 American
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『 LIVE
AT BUDOKAN HALL 』 2DVD-R / Jointrip - 001 (aud shot)
@2003/3/10,
Budokan, Japan
あまりブートへの無駄遣いには触れないでおこうと思ってますが・・・、こればかりは久々に見た途端にガクッとして、失敗した・・・と思ってしまいました。音は良くて、正面スタンドからのメインカメラは画像は最初以外はくっきりと綺麗ですが、結構ブレてショットがずれ、ロニー側スタンドからのサブカメラもずれてイマイチ。rozyを上回るものではないですね。というか、rozyのが素晴らしすぎる別格ですね。旧青月のは持ってませんけど、rozyのコピーみたいですね。今はちょっとrozyと旧青月のDVDが品薄なようですけど、どれか最高の一本を、という方にはこれはあまりお勧めできませんね。
でも、おまけでストーンズ日本到着や武道館ライブとそれにまつわる過去の映像(音は残念ながら"Don't
Stop"がバック)が入っていたり、本編もrozyと比べれば違った映像、というわけではまぁ楽しめますけど・・・。あとこれも音声5.
1chサラウンドなので、その環境の方は楽しめるかもしれませんね。
というわけで、作りは丁寧な(丁寧すぎる)レーベルですし、あえて後発で出すだけに期待したのですが、その期待が大きすぎたのか、がっかりでした。
Jul. 2003
『 WINTERLAND
STARS 』 VGP-338
Disc.1 - Winterland Palais, SF. Jun.6.
1972
Disc.2 - Tucson Civic Arena, AZ.
Jun.14. 1972
Disc.1の6/6ウィンターランド1st show
ですが、初出音源ですね。この日は2ndも出てません。ただ完全収録ではなく、ラスト2曲は6/8の同じくウィンターランド1st
showから補完されてます。この1st showでは定番の "All Down-" も "Bye Bye-"
もやってないみたいで、演奏曲が少なかったんですね。でもこの日の2nd showでは "Let It Rock"
をやったという説もあります。
音の感じですが、ややエコーが効いて遠目の音で、各楽器の分離はあまり良くはありませんが、ヒスノイズもあまりないですし、周りは静かで良好隠密
"good+"です。ラスト2曲、6/8の1st showの音質はガラッと変わり生々しいギスギスした音。これはMorganfieldの『NO
EXPECTATIONS』と同音源ですね。そちらはクレジットが間違ってますけど。でも同音源といってもよれとかが少ないのでコピーじゃないようです。こっちはこの音での完全版は出ないんでしょうか?
しかし72は素晴らしい!この日も"Gimme
Shelter"のテイラーが妙に切なくいとおしげに響き(ほんまかい)素晴らしいです!
Disc.2の6/14タクソンは、既発だと"Bitch"から収録ですが
Weeping Goat の『AIN'T TOUCHED A DRINK ALL NIGHT』があり、それとは別音源の向上完全版が最近 Risk Disc
から『EXILE ON TUCSON ST.』でCD-Rですが出てました。このVGPのはRisk
Discと同音源ですが、Riskと聞き比べれば、最初や曲間などを詰めてますね。Riskのは削ってない分、79分14秒という大容量になってます。音はおんなじですね。
音は演奏が近く、結構生々しい音で72にしては
"good++〜very good-"
です。しかしこのタクソンは改めて向上した音になって聴くと印象も変わります(笑)ミックがちょっと変わった歌い方で始まりアドリブも入れる
"Tumbling
Dice" も楽しめますし、"Bye Bye
Johnny"以降はやっぱかっこいい!ただちょっとラストのSFMはもたっと始まる感じもしますけど(笑)
というわけで、あまり隠密慣れしてない方にはちょっとお勧めではないかもしれませんが、72好きな方は十二分に楽しめると思います!!
『 WELCOME
TO THE BREKFAST SHOW 』 VGP-337
Disc.1 -
L.A.Forum, CA, Nov. 8, 1969 (1st show)
Disc.2 - L.A.Forum, CA, Jun.11, 1972
(1st show)
●Disc.1
1.
Jumping Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For the Devil / 4. Stray Cat
Blues / 5. Prodigal Son / 6. Love In Vain / 7. I'm Free / 8. Midnight Rambler /
9. Live With Me / 10. Little Queenie / 11. Satisfaction / 12. Honky Tonk Women /
13. Street Fighting Man
この69 L.A.Forum 初日の1st
showはツアー前半ということもあり、前半でやった"I'm Free"収録。でも"Under My Thumb"はやってませんね。
このshowは
Risk Disc のプレスCD『L.A. QUEENIE』で初登場しました。そのRisk Discのは最初のJJFの頭やMidnight
Ramblerで所々音が途切れて、ピッチも遅くて音もモコモコしてます。対してこちらのVGPのは同音源ながら途切れもなく、ピッチは正常で、音もイコライジングで高音の抜けは良好です。ただそのため元テープのヒスノイズが結構耳につきます。
周りの観客は最初は耳障りですが曲間以外はまぁまぁ大人しくていい感じです。演奏はキースのギターが結構よく聞こえ、音も団子にはなってなくエコーもあまり感じない良好隠密です。でもまぁ69年の隠密にしては良好という程度で、ヒスノイズがきついし
"good+" ですね。
演奏で面白いところは"Midnight Rambler"!
始まりはハウリングのむごたらしい音が鳴り、途中ミックが構成を間違えてぼろぼろになりそうなことろを、うまくごまかしてます(笑)。変わったところでは"Prodigal
Son"後半で一瞬どだだだっ!とドラムが入りますが、なんでしょうねこりゃ?
というわけで、この音を聴くにはRisk
DiscよりVGPの方がお勧めで、69好きの方にはかなり楽しめると思います。
●Disc. 2
1.
Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off /
4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet Virginia
/ 9. You Can't Always - / 10. All Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12.
Band
Intro. / 13. Bye Bye Johnny / 14. Rip This Joint / 15. JJF / 16. SFM / 17. Honky Tonk
Women
この日は2nd showは出てましたが、1st showの完全収録は初出ですね。『A SLICE OF ROCK'N
ROLL』に貴重なHonky
Tonkだけ入ってました。部屋がぐちゃぐちゃでこれまた出てこないんですけど(笑)
さて、これまた隠密らしい音です。周りが結構騒がしく、こちらもややヒスノイズが耳につき、ウォークマンではこちらもややつらいですね。ただイコライジングのおかげでしょうけど、こもった感じはないので、私はなんなく聴けるようになっておりますが、一般的には"fair-good"程度かな。演奏はまさに疾風怒濤の72ストーンズ、72好きな方には十分楽しめると思います。72の方は今日、あたまが朦朧としてる時に無理やり聞いたのですが、この日の"Bye
Bye Johnny"はかっこいい!
『 ITALIAN
LICKS 』 Godfather Records G.R.31/32
@2003/6/10 Milan, Italy
●Disc.1
1.
Brown
Sugar / 2. Start me Up / 3. You Got me Rocking / 4. Don't Stop / 5. Miss You / 6.
Out
Of Control / 7. Angie / 8. You Can't Always get What You Want / 9. Tumbling Dice
/ 10. Band Introductions / 11. Thru & Thru / 12. Happy
●Disc.2
1.
Sympathy
For The Devil / 2. It's Only Rock'n' Roll (B-stage) / 3. Mannish Boy (B-stage)
/ 4. Like A Rolling Stone (B-stage) / 5. Gimme Shelter / 6. Honky tonk Women /
7. Street Fighting Man / 8. Satisfaction / 9. Jumping Jack Flash (encore)
おそらく欧州ツアーの初プレスブートです。
イタリア公演はVooDooもBabylonツアーでも行われなかったので、Urban
Jungle以来13年ぶり、そして今回イタリアではここミラノが唯一の公演。そうしたわけで
"Out Of Control" がLicksツアー初登場。あと"Miss You" "Angie"
"Like A Rolling Stone" とオンパレードで、レア曲なんてないですけどまさにストーンズからのスペシャルギフトですね。
さて、このブートはジャケにご当地ポスターを使ってるのはいい感じですが、なんだかずれてたり、表のステージ写真はIORRのレビューにも載ってるものでメンバー写真は多分NSから流用されてて、ちょっといい加減な作りかな?と思ったら、デジパックを広げるとパンフからのステージ写真が広がり、表ジャケよりかっこいい折り返しジャケがあったり、CDはわざわざ封がされた袋に入っていたりとなかなか凝った作りです。
音質はスタジアムにしては見事に綺麗に取れてます。演奏自体はやや遠目ですが、各楽器の音も細かく拾ってて、下から上までバランスもよく、抜けのよい高音も吊り上げた不自然さはあまり感じません。そして周りも手拍子や、たまにしゃべってますけどさほどうるさくはありません。しかし何より遠くの歓声が見事に広がって臨場感はかなりのものです。Bステージの音は遠くなってしまい、ちょっと周りのおしゃべりや手拍子が耳につきますけど。
しかし"Don't Stop" での合唱、"Angie" では大合唱だけでなく曲の後半スタジアム中に広がる大歓声! メンバー紹介でも、"Sympathy-" "Like A Rolling Stone"でも、コンサート終了後も、かなり盛り上がってます!もともとサイトIORRに多くのレビューが載ってますし、盛り上がったんだろうなとは思ってましたが、なかなか楽しいですね。ただ"Mannish Boy"はあまり盛り上がってないみたいです。
演奏はドイツに次ぐ欧州ツアー序盤ですが、大歓声に押されてなかなかいい感じです。なんだか"Angie"のイントロにはしまりがないですけど。あと面白いところでは注目のLICKSツアー初登場"Out Of Control"のミック、最初のフフフ〜ンをはずしまくってまくってます。元々歌いにくい曲だと思いますが、これはちょっとずっこけます(笑)この曲はBabylonと違ってテンポも速めであまり抑揚もなく、短めですしあっさりしてますけど。
という感じで、これは音質もその臨場感もあわせて個人的にはお気に入りの very good++〜EX- ですね。パッと見た感じでは薄っぺらなデジパックで、最近コピー盤デジパックも多いし、ちょっと怪しい感じですが、思い切って買ってみるもんだと改めて思いました(笑)
『 LIVE
AT TOKYO DOME MARCH 15th 2003 』 2DVD-R
Jointrip - 002 (aud shot)
@ 2003/3/15 Tokyo Dome
この日はスタンド遠くからのショットが出てましたが(持ってません)、これは4台カメラに5.
1chサラウンドが売りです。
まずは映像。
4台カメラということでNSハートフォードのような、同レベルの映像がかっこよく切り替わるのかな、と思ってたらちょっと違いました。
4台目がどれかがはっきりしませんが、
カメラ1:ピンボケの1塁側スタンドから。最初の2曲目頭までと以降前半にちらほら登場。
カメラ2:同じく1塁側スタンド、ややBステより後方の上方からの綺麗な映像。
アップにしてもかなり綺麗でグッド!ただどうもブレたり狙いがずれたりしてて、
そのためか最初のほうはちらほらカメラ1に切り替わります。
カメラ3:メンバー紹介でちらっと登場。3塁側スタンドから。これまたピンボケ。
カメラ4:多分Bステで登場(カメラ3じゃないと思います)。カメラ2より低い位置でほぼBステ真横。
こちらはカメラ1のようにボケてはなくて綺麗な映像ですけど、カメラ2とは明度もかなり違い、
前の頭やタワーがたまに邪魔です。あとBステ中にカメラ2と4にコロコロ切り替わるのは
ちょっとわずらわしかったりもします。
多分この4台だと思います。
次に音。
おお〜!こりゃかなりいいねー!!と思ったら、なんとVGPのと同じでした(笑)うまくシンクロさせてますけど大変なんでしょうね、こういう作業って。5.
1chについては、そんな環境にありませんのでわかりません(笑)
というわけで全体的にはメインのカメラ2が綺麗で音もいいしなかなか楽しめます。ただどうしてもぶれたり狙いがずれたりは仕方ないんでしょうね。この映像のおかげでCan't You Hear Me Knocking、BステMidnight Ramblerやキースの上半身裸JJFも堪能できました(笑)
ちなみに私は以前出ていたこの日の映像は評判が悪かったので買ってませんので比較は出来ませんが、以前のやつの情報を聞く限りではこっちのほうが断然いいでしょうね。
『 LITTLE BOY BLUE &
THE BLUE BOYS vs. THE LONE RANGER 』 RS
6185
これは最近出回ったものだと思います。全体的に音はいいんですが寄せ集めなので面白みはやや欠けます。ただ、下に書いたとおりいくつかは貴重なのかどうかがちょっと微妙なのですが。
1. Turd On The
Run / 2. Sweet Black Angel / 3. Loving Cup / 4. All Down The Line
これらは初めて聴きますが、72年2〜3月録音のメインストリートので、1〜4はオフィシャルよりピッチが遅いだけのようで、オフィシャルはこれらのピッチを速めたものだという事でしょう。ただ、気づいた所では4の
"All Down The Line" は歌いだしからバックコーラスがかぶっており、一応メインストリートとは別バージョンです。わたしは持っていませんが、間違って収録された"Happy/All
Down The Line"の1stプレスシングルバージョンもそういう音のようですが、それのピッチが遅いオリジナルミックスでしょうか。最近見かけるLicks
Tour音源の寄せ集めのブートに入っているものもこれと同じかもしれません。(持ってません)
5. How Do You
Do Africa? (New Barbarians - Culver City Rehearsal 1979/4/13?)
私は多分初めて聴いたのですが、クレジットでは77年5月のLAとなってますが、多分79年のでしょう。
6.
Carnival
To Rio (w/Eric Clapton - Electric Lady Studio, NY 1975/6/25)
『GALS GAGS
PIN-UPS』などに入ってたやつ。
7. Baby You're Too Much For Me ("Dirty
Work" outtake 1985)
8. All I Have To Do Is Dream (Keith Richards - Long
View Farm Rehearsal 1981)
9. Say It's Not You/Rock'n'Roll Jam (Piano Melody
from "CS Blues" 1972)
10. It's Funny (また9の"Say It's Not
You/Rock'n'Roll Jam"から始まります)
11. Come On In My Kitchen / Me And
The Devil Blues ("Performance" movie 1969)
12. We Were Falling In
Love (別名"Waving Hair" - Regent Sound 1964/9/28-29)
13. Reelin'
And Rockin' / 14. Good-Bye Girl(Chess Studios 1964/6/10-11)
15. Leave Me Alone
/ 16. It Should Be You / 17. That Girl Belongs To Yesterday (Regent Sound
1963/11/20-21)
18. Medley:
Little Queenie - Beautiful Delilah - La Bamba - On Your Way To School - Around
And Around (Dartford 1961-62)
19. Little Queenie / 20.Beautiful Delilah /
21. Down The Road Apiece 22. I Ain't Got You (Darford 1962)
18からはストーンズの前身のLittle
Boy Blue & The Blue Boysの音源。ブライアン、ビル、チャーリーはまだいなくてディックテイラーなどがいたころです。95年にクリスティーズで落札されたというテープが音源。18はメドレーといっても演奏はメドレーじゃなく、ぶつ切りでつながってるだけです。
18のメドレーもVGP『REELIN' AND ROCKIN'』に入ってますし、『HOW
BRITAIN GOT THE BLUES』で19-22は聴けますし、その他もいろんなもので聴けるでしょうし、私は初めて聴くのも入ってましたので、まぁまぁ楽しめました。全部既発でしたらすみません(笑)
『 BALLROOM BLITZ 』RS160902
A/B
@ Aragon Ballroom, Chicago, USA, Sep.16. 2002 +
α
9/16シカゴ・アラゴンはGT『Everybody
Needs Chicago Blues』とVGP『GOING TO CHICAGO』と、先々週買って紹介してなかったDCDのLICKデジパック『ARAGON』を持ってますが、やはりこのアラゴン隠密ブートのソースはVGP以降、そしてGodhandsのは全部同じですね。GTとExileのはやや劣る別音源です。これの音質はvery
good+レベルで、そのうちどれかとなれば難しいですね。
GTのよりも全然良かったVGPが一番だろうと思ってましたが、それより気持ちややクリアーでギターが近く聞こえますが、最後に曲間をつめてますし、こちらは
"BS" で初めに音が飛ぶようで(thanks to ふうたさん)やっぱVGPですかねー。VGPのシカゴは6枚組で高いですけど3公演をいろいろ楽しめますし。ちなみにDCDのLICKデジパックはいつものように入力がやや小さい上に、私のはやたらとチリチリとノイズが入るんですけど・・・?エラーかな?
おまけで6曲も詰め込んでるローズランド公演、私はVGPの『SO
GLAD TO BE NEW YORK CITY』を持ってますが、こちらはそれとは別ソースで音は近くてこれもvery
good+レベルです。まぁ6曲しか入ってないですけど。あと"Midnight
Rambler" はSlow Encore Version としてもう1曲クレジットされてますが、途中でチャプターが分けられているだけでローズランド公演のもののようです(thanks
to ふうたさん)。
『 SEVENTH OF JULY 』VGP-339
@ London, UK. Jul.7. 1990
Steel
Wheels Tourに続くUrban Jungle Tourからはこの日がBBCで放送されたため、Chamelionの同タイトル『SEVENTH
OF JULY』や、『LIVE IN WEMBLEY』、『URBUN JUNGLE』、『JUNGLE IN
SPAIN』などなど一杯ブートでも出て、どれかお持ちの方も多いでしょうね。曲目は省きますが、Steel
Wheels と違って "SFM" をやってます。
今回のは放送でもカットされ、既発には入っていなかった
"Can't Be Seen" が隠密で入ってます。また、バンド紹介も隠密で追加されてます。ところが私は上記の中で唯一持っていない『URBUN
JUNGLE』(RSCD 901/902)にだけは、バンド紹介もラインで収録されてると資料には書いてましたが、違うのかな?わかりません・・・と書いてましたが、翌週そっちを中古で見つけたので、ただ確認したいがためだけに買ってしまいました(笑)。するとそちらにはやっぱラインでバンドイントロが入ってて、ちゃんとVGPのこの隠密と同じ7/7のものがカット無しで入ってました。"Can't Be
Seen"以外はきちんと放送されていたようですね。ラインのバンドイントロを持ってこなかったのはもったいないですね。
ライン部分は既発ほどギスギスしてはいない最高音質EX+です。これは既発のやせた感じの"やっぱFM"という感じの音よりはやや分厚く腰の入った粘りと弾みのある音ですね。ピッチが速くて偽りのタイトルの『JUNGLE
IN SPAIN』も音は良かったですけど。
隠密部分はまぁまぁですが、笑い声に続き話し声(?やたらと話してて、会話なのかなんだかよくわからずラップみたいになってますが)がやたらと入ってて、せっかくの完全収録ですがこれは残念。ところでこのCD、"Harlem
Shuffle"の1分50秒過ぎでメール着信音のような音がかすかに聞こえます。既発の『SEVENTH
OF JULY』も聴いてみましたが鳴ってないですね。どうでもいいですけど(笑)
久々にこの頃のを聴きましたが、サポートが強力な分厚い音にはちょっと抵抗もありますが、かっこいい。たまには聴いてみるもんですね。ライン部分は超高音質ですし安心して楽しめます。
『 WE
AIN'T SUGAR 』VGP-335
@Lakeland,
FL. Jun.10. 1978 & Cleveland, OH. Jul.1. 1978
●Disc.1
1. Let It Rock / 2. All Down
The Line / 3. Honky Tonk Women / 4. Starfucker / 5. When The Whip Comes Down /
6. Miss You / 7. Beast Of Burden / 8. Respectable / 9. Far Away Eyes / 10. Love In
Vain / 11. Shattered / 12. Tumbling Dice / 13. Happy / 14. Brown Sugar / 15.
Jumpin'
Jack Flash / 16. Street Fighting man
ツアー初日のLakeland。翌公演から登場する"Just
My-" "Lies" 、翌々公演からの"Sweet Little Sixteen"はやってません。でも78ではこの公演とCapitol
Theaterでしかやってない"Street Fighting Man"をアンコールでやってます。
この日のはRisk
Disc の『FAKE BAND IN LAKELAND』で初登場で、そっちはピッチが速かったんですが、こちらは正常なので安心。ただどうもマスターは別物のようです。こっちはちょっと音が割れてますので、Risk
Discのがピッチがちゃんとあってて入力レベルがもっと大きければそっちのほうがちょっと良いですかね。ピッチが速すぎるのでよくわかりませんけど。こちらは最初は唐突にフェードインから始まり、音はfair〜poor程度で団子状態です。
"Shattered" や "Dice" でミックがうまく歌えずメロメロなのはさすが初日(笑)
●Disc.2
1. Let It Rock / 2. All Down
The Line / 3. Honky Tonk Women / 4. Starfucker / 5. When The Whip Comes Down /
6. Miss You / 7. Lies / 8. Beast Of Burden / 9. Shattered
●Disc.3
10. Just
My Imagination / 11. Respectable / 12. Far Away Eyes / 13. Love In Vain / 14.
Tumbling
Dice / 15. Happy / 16. Sweet Little Sixteen / 17. Brown Sugar / 18. Jumpin' Jack
Flash
Disc.2-3がCleveland。
この日はアナログでは
『Rim Shout』 『We Ain't Sugar』 に順番ばらばらで収録されており、今回はもちろん順番通りに揃ってます。そういえば78はツアーの最初から最後にいたるまでに曲順が徐々に変わっていきますね。私はアナログは後者だけ持ってたんですが、ろくに聴かずに実家にほったらかしたままおそらく廃棄されたので聴き比べは出来ません。この前"多分新音源ってわけじゃないんだろうな"と掲示板に書いてましたが、数人の方から別音源だとメールいただきました。どうもです!
音質はやっぱfair〜good程度。よくいえばスタジアムの臨場感が適度に感じられる。悪く言えばやや音が遠く、周りの音は最初や曲間以外はあまり気になりませんが、演奏はやや団子になってます。でもギターもピアノも結構聞こえますし、隠密慣れしてる方にはこっちは十分聞けますね。
演奏では結構ミックは張り切ってるのですが、"Beast
Of Burden"はかなりつらそうです。しかしこの当時のミックのむちゃくちゃな歌い方はいいですねー。喉の事なんかお構い無しです。あとこの日は花火が所々でバンバンなったりしてます。そして"Love
In Vain"後半でミックが何をしたのか、妙に観客が盛り上がります。
というわけで、どちらも隠密ブート初心者の方にお勧めはあまり出来ない音質ですが、78隠密がなかなかブートCD化されない中では嬉しいリリースですね〜。いよいよJFKリリースも近いようですし!
『 ULTRA RARE LIPS VOL.1 』
CC
687
1. Don't Stop |
2002/ 9/ 3 Boston, Fleet Center |
2. Street Fighting Man |
2002/ 9/ 3 Boston, Fleet Center |
3. Angie |
2002/10/26 Atlanta, Turner Field |
4. Thru And Thru |
2002/11/12 Oakland, Oakland Arena |
5. Dead Flowers |
2002/11/30 Las Vegas, The MGM Grand |
6. Monkey Man |
2003/ 1/ 8 Montreal, Bell Center |
7. Live With Me |
2003/ 1/21 Chicago, United Center |
8. Rock Me, Baby |
2003/ 2/18 Sydney, Enmore Th. |
9. Tumbling Dice |
2003/ 3/10 Tokyo, Budokan |
10. When The Whip Comes Down |
2003/ 3/16 Tokyo, Tokyo Dome |
11. Miss You |
2003/ 4/ 4 Bangalore, Palace Grounds |
12. Parachute Women |
2002/ 9/ 8 Boston, Orpheum Theatre |
13. Torn And Frayed |
2002/ 9/16 Chicago, Aragon Ballroom |
14. Worried About You |
2002/ 9/16 Chicago, Aragon Ballroom |
15. Don't Look Back |
2002/ 9/16 Chicago, Aragon Ballroom |
16. Hand Of Fate |
2002/ 9/22 Jpper Darby, PA Tower Theatre |
17. That's How Strong My Love Is |
2002/11/ 4 Los Angeles, Wiltern Theatre |
この盤の特徴は簡単に言うと曲間が極端に短く超高音質EXです(笑)
じゃなくてちゃんと書きますと、1〜11がofficial web siteからで特記無し(笑) でもweb
site ではもう見れないのもあるんですかね。探し方が悪いのか、見当たらないのも数曲ありました。まぁ当然素晴らしい音質です。でも他が作るとこうもいかないんでしょうね。それにしても"Everybody
Needs-"(02/9/8 Boston) は途中からだからだめにしても、どうせなら "Can't
You Hear Me-"(02/9/30 Roseland) は入れて欲しかったですねー。あと "Angie"
にはメール着信音のような妙な音が入ってます(笑)
で、12-17が隠密です。
隠密に入る前の段階で、official
siteからのを聴いてる間は、音はいいけどなんだかなー・・・と思ってましたが、12はDCDの 『CLUB
SHOW』 (LICK 002) ともVGPの 『65 LICKS』 とも違って私は初めて聴くソースで超高音質。そして13〜15は GT『Everybody
Needs Chicago Blues』とVGP『GOING TO CHICAGO』、DCDのLICKデジパック『ARAGON』
などと、16は同じく VGP の 『SWEET HOME PHILADELPHIA』
、17はこれまたVGP 『HALLOWEEN LICKS』 と同一ソースのようで、VGPのでも十分高音質だと思ってましたが、13〜16は更に断然すっきりクリアな
EX で驚きました。曲によっては日本公演ブートに匹敵します。17はまぁ似た感じですが、さすがCrystal
Cat。この音で全部出して欲しいもんですけどねー。ちなみに13. を "Tall And
Frayed" と誤植しています。
というわけで、タイトルでレアといっておきながら、安易なweb
site落としで、その部分はメジャーな曲ですしちょっと面白みには欠けますが、隠密部分で感動しました。
あと盤はいつもの綺麗なプリント。ジャケやインナーはちょっとイマイチだったりします。
『 BOSTON TEA PARTY 』
VGP-334
@ 1975/6/11-12 Boston & 6/14
Cleveland
この3日間は既発音源では
6/11『LUXURY
IN BOSTON』VGP-190
6/12『TOUR OF THE AMERICAS 75
(8CD BOX)』
6/14 なし(初ブート化)
がありました。さて、6枚組みと多すぎるで曲目は書きませんが、この3日間は全部"Luxury"が入ってるのが目玉ですね。7/5に買ったVGPの新作だけでCD24枚!もあるのでとても全部じっくりとは聴いてませんけど、簡単な感想を。
●Disc.1
& 2 6/11
Boston
会場のBoston
Gardenはいわゆるアリーナですが、この隠密はエコーもあってちょっと遠目なのでややかすんで聴こえます。最初のほうではちょっと周りの手拍子とおしゃべりがにぎやかですがそんなに気になりませんね。既発には入ってなかったオープニングがフルに収録されていて、音質は既発からはそんな大幅には向上してませんが、既発は元テープが伸びてたのか、聴いていてどことなく危なげな頼りない感じを受けましたが、今回のテープは別物でそうした危なさないので安心です。全体的にはまぁまぁのgoodですね。この日は序盤からミックの歌にも力が入っててなかなか熱い公演です。
●Disc.3
& 4
6/12 Boston
この日も同じくBoston
Gardenですが、この日は音も近くてエコーも感じず周りも静かでいいかんじです。既発とは左右逆の同音源ですが、既発のちょっとこもった感じとは違ってスッキリした抜けのいい音で、音も近くて断然こちらがいい音です。good++〜very
goodです!こちらも既発にはなかったオープニングが途中からですが入っており、ピッチが遅かった既発に対して今回のは正常でいいですね。あと既発BOXには
"Star Star" の初めにテープのひずみがありますが、この VGP のはありません。
●Disc.5
& 6 6/14
Cleveland
この日は過去にブート化れていませんので期待の初出となる音源。厳密には76の『ANY PORT IN A STORM
REVISITED』(VGP-308)に "You Gotta Move"
1曲だけ収録されてるようですが、持ってないので未確認です。
今回の音源は元はトレーダー間で出回ったテープらしいですが、これもオープニングから収録されてるまぁまぁの隠密です。会場はスタジアムですがひさし部分のエコーなのか、ほんのちょっとですがエコーがかかってて屋内会場のような感じにも聴こえます。あと会場の音がそうだったのか、最初はちょっとギターが聞き取りにくいところもありますが、途中からましになります。全体的に粒の粗い感じで広がりにはかける音ですが、周りは騒がしくもなく75では平均的な音ですね。ただ
"Starfucker" や "Fingerprint File" にちょっとヨレがあって1箇所一瞬飛んじゃい、"Rip Thi Joint"
ではテープ早送りのような妙な音も2箇所で入ってます。というわけで決してLAのような高音質ではなく、全体的にはgood+程度ですが、初音ということでなかなか楽しめました。75が好きな方には十分楽しめると思います。
『 KANGAROO MOBILE 』
RISK DISC 005 (CD-R)
aud.recordings@Mobile, AL. June 27,
1972 & Adelaide, AUS. Feb.21, 1973
まだRisk
Discはいろいろたまってるのですが、ちょっと話題になりましたのでまずはこれから。これって出たのは去年ぐらいの盤でしょうか?わたしはブート中断期だったのではっきりわかりません。これはCD-Rですが、良好隠密ですし、ジャケや盤の作りも綺麗で、CD-Rというのがもったいないですねー。ちなみにインフォでは200枚限定との事ですが、私のにはナンバリングは見当たりません(私のRisk
Discは他にもそんなのがあります)
●Disc.1 - Mobile, AL. June 27.
1972
1. Brown Sugar /
2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7.
Love
In Vain / 8. Sweet Virginia / 9. You Can't - / 10. All Down The Line /
11. Midnight Rambler / 12. Bye Bye Johnny / 13. Rip This Joint / 14. JJF /
15. Street Fighting Man
Disc.1のアラバマモービルは昔『MOBILE
1972』MG-003というのがあり、そちらは音が遠くて大したものではありませんでしたが、去年から今年にかけてでしょうか、このRisk
DiscやVGPからもアクロンと抱きあわせで新音源が出ました。VGPのは私はまだ持ってません。きっと同じ音なんだろうなと思いますが、これを聴いたあと、今日買おうと思い立ちました(笑)いいですよーこれ。
たまに話し声も大きく入ってちょっと高音がキンキンしてますけど、歓声手拍子やエコーなどもなく音の抜けもいいvery
goodレベルですね。
ただし、"Rip This
Joint"最後のほうから音が遠くなってしまいgood-まで落ちてしまうのが残念。
セットリストは定番系ですが演奏もなかなかで特に中盤は素晴らしいです。変わったところでは"Bitch"の後半で両ミックがちょっと遊んだり?、"All
Down The Line"の途中でミックが歌えなくなったりします。
●Disc.2 - Adelaide, AUS.
Feb.21. 1973
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter /
5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Sweet Virginia / 8. You Can't - / 9. Honky Tonk
Women / 10. All Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12. Little Queenie /
13. JJF / 14. Street Fighting Man
Disc.2の73アデレードはアナログでは『I THINK IT'S GONNA
RAIN AGAIN
TONIGHT』というのがありましたが、CD化はされてませんでした。そのアナログは聴いたことがないのでわかりませんが、このRisk
Discのはチリチリとノイズが入りますのでもしかしたらアナログ落としかもしれません。どなたかご存知でしょうか?
こちらの音質はまぁまぁ良好のgood+〜VG-程度。周りは騒がしくありませんが、やや(ほんのちょっと)団子状態でつぶれ気味です。PCで聞いてたらもっといい音かと思ってましたが、ステレオで鳴らしたらチリチリノイズも耳障りで、本編に紹介するのは見送ります。
演奏はこれまた普通のセットですが前日までは"JJF"の前に"Bye
Bye-"をやってニッキーのタイトルで有名な26日シドニー以降は(24日のパースはよくわかんない)"Rip This
Joint"をやっているのですが、この日は何も無しですね。同じく"Love In
Vain"も前後公演ではやってるのにやってませんねー。イマイチのってないんでしょうか。
なかなか始まらない"Sweet
Virginia"がじれったく昔のライブっぽくて、"Little Queenie"のイントロは笑えます。あと"JJF"はwinter
ツアーらしく、キースもテイラーも他の年代とはちょっと違った感じですがこの日はそれが結構顕著でちょっと違和感がありますがこういうのがまた面白いですね。
Jun.
2003
『 HALLOWEEN NIGHT 』
McVIDEO PRODUCTION / DVD-R (aud shot)
@ 2002/10/31 STAPLES CENTER,
LA
1. SFM / 2. IORR / 3. If You Can't Rock Me / 4. Don't Stop / 5.
Monkey Man / 6. Love
In Vain / 7. Loving Cup / 8. Rocks Off / 9. Rip This Joint / 10. Tumbling Dice /
11. Slipping Away / 12. Before They Make Me Run / 13. Start Me Up / 14. Love Train /
15. Can't You Hear Me knocking / 16. Honky Tonk Women / 17. Satisfaction /
18. Mannish Boy (B-Stage) / 19. You Got Me Rocking (B-Stage) / 20.Brown Sugar
(B-Stage) / 21. JJF
(Encore)
これはアリーナショーで右側2階席からの隠密ショットDVD-R。
周りはあまり騒がしくなく音声も画像も綺麗でぶれも少なく安心して見れますね。
作りは、メニュー画面、イントロ画面付で音声もDOLBY
DIGITALと、非常に凝ってます。曲のはじめごとに曲名テロップも出ますが、たまに曲名に一部誤りもありますけど(笑)
というわけでこれはアメリカでは前から出回ってたようですけどなかなかいいですよ〜!
ショットは、スクリーンの映らない最初2曲はやや遠目のショット。一部でぶれもありましたが安定してます。3曲目はスクリーンとメンバーが映る遠いショット。ただし、スクリーンはセンター右側の一枚 (If
You
Can't-ではキース) がスピーカーで隠れちゃってます。4曲目以降はアップショットが多く、たまにスクリーンとメンバーが映る遠いショットに。アップではショットを固定するまでは揺れたりもしますがその後は揺れませんね。あと微妙に映すところがずれてる時もたまにあります(笑)
この日の目玉はメインストリート特集!
"Love
In Vain"
では椅子に腰掛けて弾くキースとロニー、上からのショットというのもロニーのスライドやチャックの鍵盤使いが見れて面白いですね。この時のスクリーンはお馴染みのハイウェイ夜景ですが、どうやら次の次の
"Rocks Off" では別のフィルムが流れてるようですが、スクリーンは殆ど映らないので残念ながらそれは殆ど見えません。東京ドームと大阪ドーム初日の
"Rocks Off" の映像はそうでしたっけ? あと"Loving Cup" はやはりオリジナルとはちょっと違いますがうまく歌い上げてますねー。いつもの
"-Dice" までメインストリートが続きますがミックもスクリーン前の通路に上がったりしてますねー。この日は全体的にいい演奏してます。
私は "Love
Train" の映像も始めてみましたがリサとバナードが中央に出てきて絡んだりチャックがタイミングをとったり、うまくはまって素晴らしいですね。あと "Honky
Tonk-"
の初めの部分ではアップショトとは別に、HBOの正面ショットが画面右下に入り例の映像も見れるようになってるところがにくい作りですねー。
Bステージはまさに見下ろすという感じ。しかしかぶりつきのお客さんの何人かはふつーに冷静に見てます。大人ですねー。少なくとも日本のようにみんなが群がったりはしてません。そういえば私が行ったNSシカゴもそうでした。
最後のJJFではキースも上段通路を歩いてるようですが、アップは殆どミックなのでそれが見れないのは残念(笑)しかし最後までプロっぽい作りで、隠密にありがちなぶれも少なく、なかなかいいっすねー、これは。
演奏で笑えるところは見当たりませんでしたがほんとご機嫌、という感じです(笑)
ふー、久々にちゃんとじっくり映像を見ました(笑)
May, 2003
『 HALLOWEEN LICKS 』
VGP-324
@ 2002/10/31 STAPLES CENTER,
LA
2002/11/2 Edison International Field, Anaheim
2002/11/4 Wiltern
Theatre, LA
はっきり言って演奏はまだろくに聴いてません(笑)
でも総じてこの6枚組は音がいいですね。
2002/10/31
STAPLES CENTER, LA(capa. 20,000人)
●Disc.1
1.
SFM / 2. IORR / 3. If You Can't
Rock Me / 4. Don't Stop / 5. Monkey Man / 6. Love In Vain / 7. Loving Cup / 8.
Rocks
Off / 9. Rip This Joint / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introctions / 12. Slipping
Away / 13. Before They Make Me Run
●Disc.2
1.
Start Me Up / 2. Love Train /
3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Honky Tonk Women / 5. Satisfaction / 6. Mannish
Boy (B-stage) / 7. You Got Me Rocking (B-stage) / 8. Brown Sugar (B-stage) / 9.
JJF
(encore)
周りの声も手拍子もやや入ってますが、そんなに気にはならない程度。いや、ちょっと女の子の話し声や叫び声が右側でしますね。でも英語だしそんなに気にはならないレベルです。キースコーナーではやや話し声がうるさいですねー。
たまに音の定位が動いたり揺れたりしてVGP独特の音ではありますが、かなり良好音質です。very
good++ 〜 EX-。
2002/11/2 Edison International Field, Anaheim(capa.
45,000人)
●Disc.3
1.
Brown Sugar / 2. IORR / 3. Start Me Up / 4. Don't Stop /
5. All Down The Line / 6. Sweet Virginia / 7. Angie / 8. You Can't Always Get What
You Want / 9. Midnight Rambler / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introctions / 12.
The
Worst / 13. Happy
●Disc.4
1.
Sympathy For The Devil (w/Remy Kabaka on drum)
/ 2. When The Whip Comes Down (B-stage) / 3. Little Red Rooster (B-stage) / 4.
Like
A Rolling Stone (B-stage) / 5. Gimme Shelter / 6. Honky Tonk Women (w/Sheryl Crow)
/ 7. SFM / 8. JJF / 9. You Got Me Rocking (encore) / 10. Satisfaction (encore)
これは前日よりは音の定位は安定してて、話し声・叫び声は最初だけ入ってても小さめです。しかし英語だとさほど気になりませんね(笑)これはちょっと高音を吊り上げ過ぎのドンシャリですが、Bステもまぁまぁの良好録音です。very
good+。
2002/11/4 Wiltern Theatre, LA(capa. 2,800人)
●Disc.5
1.
JJF
/ 2. Live With Me / 3. Neighbours / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectations / 6.
Beast
Of Burden / 7. Stray Cat Blues / 8. Dance Pt.1 / 9. Everybody Needs Somebody To
Love (w/Solomon Burke) / 10. That's How Strong My Love Is / 11. Going To A Go Go /
12. Band Introductions
●Disc.6
1.
Thru And Thru / 2. You Don't Have To Mean It
/ 3. Can't You Hear Me Knocking / 4. Rock Me Baby / 5. Bitch / 6. Honky Tonk Women /
7. Start Me Up / 8. Brown Sugar / 9. Tumbling Dice (encore)
こりゃいい!Lickレーベルより断然迫力がある音です。まぁちょっとVGP独特の、高音はシャリシャリでマイルドではなく、小さな話し声はたまにちらほら聞こえて、平坦な音ですが、EX-ですね。この日は断然この盤がいいですね。メンバー紹介のところで盤が切り替わっちゃいますが、Disc.2の頭でもう一度キース紹介から始まるのはなかなかの気遣い。
しかしこの日はかなりおいしい選曲ですねー。キャパ2,800人ってこともあっておいしいとこだらけですが、ソロモン御大との"Everbody
Needs-"もあってほんとに羨ましいショーですね。この盤で聞いてるとほんとにいいっす。
6枚組でやや高目ですが3日とも良好隠密ですし、これは気に入りました。
『 WILTERN LICKS 』
DCD
/ LICK-007
@ 2002/11/4 Wiltern Theatre, LA
●Disc.1
1.
JJF /
2. Live With Me / 3. Neighbours / 4. Hand Of Fate / 5. No Expectations / 6.
Beast Of
Burden / 7. Stray Cat Blues / 8. Dance Pt.1 / 9. Everybody Needs Somebody To Love
(w/Solomon Burke) / 10. That's How Strong My Love Is / 11. Going To A Go
Go
●Disc.2
1. Band Introductions / 2.
Thru And Thru / 3. You Don't Have To
Mean It / 4. Can't You Hear Me Knocking / 5. Rock Me Baby / 6. Bitch / 7. Honky Tonk
Women / 8. Start Me Up / 9. Brown Sugar / 10. Tumbling Dice (encore)
これもまぁまぁの隠密ですが、ちょっと音が団子になっててほんのちょっぴりコモリ気味です。まぁ周りは静かで素直なマイルドな音ですけど、まぁまぁのvery
good 程度。
オークランドよりは落ちますね。
この日の音はVGPの『HALLOWEEN LICKS』のほうがいいですね。というわけで全部は聴いてません。
『 LIVER IN 2002 』
DCD / LICK-006
@2002/11/12 Oakland Arena,
Oakland(クレジットは11/11と間違い)
●Disc.1
1.
SFM
/ 2. IORR / 3. If You Can't Rock Me / 4. Don't Stop / 5. Ain't Too Proud To Beg /
6. Heart of Stone / 7. Sweet Virginia (w/violinist Frankie Gavin) / 8. Loving Cup /
9. All Down the Line / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12. Thru and
Thru /13. You Don't Have To Mean It / 14. Start Me Up / 15. You Got Me Rocking
●Disc.2
1. Honky Tonk Women (w/Sheryl Crow) / 2.
Can't You Hear Me
Knocking / 3. Satisfaction / 4. Mannish Boy (B-stage) / 5. When the Whip Comes Down
(B-stage) / 6. Brown Sugar (B-stage) / 7. Sympathy For the Devil (encore) / 8.
JJF
(encore)
この日はこれでしか出てないでしょうか。
実はいつ出た盤かも良く知らないんですが、NEWSに載せるべき時期に出たのかな?
音質自体は日本公演と比べるのは酷ですが、耳にやさしく聞きやすい良好隠密です。低音も高音も妙は偏りはなく、アリーナサイズなのでややエコーもあって音の抜けはさほど良くないですが、周りも静かで綺麗に録れてます。B-stageはさらに音が近くなってます。very
good+。
で、演奏ですがこれは知人に聞いていたとおり、特にミックもロニーも凄いです!"All Down The
Line"のロニーにはびびりました。凄い!しかし"Heart Of Stone"もいいし、"Sweet Virginia"のバイオリンもいいし、"Loving
Cup"は横アリよりかなりいい出来ですね。キースもソロはご機嫌で、"You Don't Have
To-"はキースがロニーがピアノだと言ってますが、テンポも軽快でいい感じです。チャーリーはうまく入れずに最初は妙にあってないんですが(笑)これは日本公演でも見たかった。
で、なんだかミックはやたらと気合が入ってますが、バンド紹介が笑いもので、やたらと紹介が次々と早いんですが、なんとダリルを紹介し損ねたようで、とんだ次のロニーがダリルを紹介してます(笑)
これはネットでは多分あまり話題になってなかったと思いますが、演奏が最高で音質も良好、かなりいけてますね。ちなみにこれはあまり店頭在庫が豊富ではないレーベルかもしれません。
『 HBO SPECIAL 』
DCD
/ LICK-005
@2003/1/18 MSG, NY
これは放送されたものなので、皆さんCDか映像かどれかお持ちでしょうか?曲目紹介は省きます。
音は自然でいいですね。変に吊り上げたりといじってないようで、まぁまぁ私は気に入りました。妙にドラムがタイトに鳴ってますけど。でもステレオ感はVGPと比較してもさっぱりでした、残念。と思ってたらSTRIPPER
XTRA XXX-PRESSにDisc.1はモノでDisc.2がステレオと。
ほんとだ、とんでもない盤でした(笑)お勧めではないですね。
作りはデジパックで一見丁寧なんですが、これにも誤植があったり、タイトルによって背ジャケの表示が上下逆だったりと、イマイチ中途半端なレーベルは、中身も駄目なものかと経験上思ってますが、さっきの盤といい、音はなかなかですね。
でもチャプターがずれてます。やっぱ中身にもオチがつきますか(苦笑)
>MSG、どれが決定版なのでしょうか?
>もう、ブート屋で試聴するのも疲れてきました。
>どれも悪くはないんですが、どれもイマイチですよね。
わたしもMSGはVGPの『RONNIE
BE GOODE』とこれしかもってません。
『WEEKEND
SHUFFLE』は3曲分だけコピーした音を持っています。
で、仰るとおり決定版はないですね。VGPのもWEEKEND-もステレオ感は似たような感じですが、『WEEKEND
SHUFFLE』のほうがシャリシャリが強いですね。そういうのもOKでいらっしゃればそちらでもいいかもしれません。安いし。
でもまぁ映像があるし実際にはあまり聴かないかもしれませんね(笑)