1976 Knebworth Fair

たしかにお祭りなんだけど...(苦笑)

76年6月23日に欧州ツアーを終えたストーンズ、その2ヶ月後の8月21日、3年以上ぶりに野外コンサートをおこないます。といっても単独コンサートではなく、ネブワース音楽祭のトリとして登場しました。他の出演者はトッドのユートピアや10CCなど。そして観客は20万人、トリのストーンズは午前1:40頃まで演奏したようです。ひぇ〜。

曲目はさすがはお祭り、スペシャルな曲目を披露してくれてます。やっぱ76ツアーと同じじゃねぇ、ってな感じでしょうか。しっかしこの日は機材も不調で、頻繁にハウリングもおこすし、ストーンズも76欧州ツアーの精彩はドコに?って位よれよれのところもあり、笑いと涙も誘います(笑)

まぁそんなわけもあってか、この日のブートはあんまブート初心者の方にはむいてないとされがちですが、私はこの日の演奏、ほんとに大好きで、ネブワースものはついつい全部買ってしまいました(笑)。レア曲とメロメロストーンズに興味の有る方は是非。

Image (copy of the program) from booklet of "Hot August Night at Knebworth Fair 1976" SC001-3


SET LISTKnebworth Fair 8/21

1.(I Can't Get No) Satisfaction / 2.Ain't Too Proud To Beg / 3.If You Can't Rock Me/Get Off Of My Cloud / 4.Hand Of Fate / 5.Around And Around / 6.Little Red Rooster / 7.Stray Cat Blues / 8.Hey Negrita / 9.Hot Stuff / 10.Fool To Cry / 11.Starfucker / 12.Let's Spend The Night Together / 13.You Gotta Move / 14.You Can't Always Get What You Want / 15.Dead Flowers / 16.Route 66 / 17.Wild Horses / 18.Honky Tonk Women (+Country Honk) / 19.Tumbling Dice / 20.Happy / 21.Nothing From Nothing / 22.Outa Space / 23.Midnight Rambler / 24.It's Only Rock'n Roll / 25.Brown Sugar / 26.Rip This Joint / 27.Jumpin' Jack Flash / 28.Street Fighting Man

オープニングからパンキーな "Satisfaction" で始まり、 "Around And Around"、"Little Red Rooster"、"Stray Cat Blues"、"Let's Spend -" 、 "Route 66" などなど珍しいのが目白押し。しっかしいちいち書くと一杯になる笑えるツボ、バラバラな演奏、唄い出さないキース等などは随所で聴けますので、それは聴いてのお楽しみ(笑)


盤紹介盤と収録曲は↓にまとめました

ネブワースと言えば 『Hot August Night』 というタイトルがアナログ時代から定番です。しかし CD では同じタイトル・ジャケでも音質・内容は違うので要注意。

この日の演奏は、隠密録音は勿論、Mobile Unitで録られたというライン音源と、一部あんま綺麗じゃないプロショットビデオも流出してます。ブート CD ではその繋ぎ合わせがいくつか出てましたが(↓A〜C)、昔から完全盤は存在せず、いずれも "Stray Cat Blues" が未収録でした。93年に出た Stone Crazy のボックス 『Hot August Night At Knebworth Fair 1976』 (↓D)はようやく "Stray Cat Blues" を収録しました。これは翌年のエルモカンボやインタビューなども入っており、パンフの復刻ブックレットも付いててなかなか楽しめる内容ですが、笑えるポイントの一つ、"Happy" が入ってなく、やっぱ完全収録ではありませんでした。

95年になり、ようやく隠密完全盤 『The Complete Knebworth』(↓E) が Shaved Discから出ました。隠密完全盤といっても "JJF" 最後と "SFM" 最初などちょこっと切れてるとこがありますけど音質も悪くはなく、なかなか楽します。また、Midnight Beatからはモノラルながら高音質盤 『The Best Of Knebworth Fair(↓F) が出て、そこには今までラインでは聴けなかった曲が収録されてました。

ってなわけで最初は各盤の紹介も作ってたんですが・・・・
ここがどうこうと
盤の分析をしようが、結論からいうと、今ではやっぱ最良ソースを繋ぎ合わせたVGPの 『Hot August Night』(↓G)が一番いいですね。音質も昔のと比べるとだいぶ向上しましたし、入手が容易なのもこれだけです。個人的には、隠密だけの Shaved Disc も結構愛聴盤です。

G:HOT AUGUST NIGHTVGP-146
●Disc 1
1.
(I Can't Get No) Satisfaction / 2.Ain't Too Proud To Beg / 3.If You Can't Rock Me/Get Off Of My Cloud / 4.Hand Of Fate / 5.Around And Around / 6.Little Red Rooster / 7.Stray Cat Blues / 8.Hey Negrita / 9.Hot Stuff / 10.Fool To Cry / 11.Starfucker / 12.Let's Spend The Night Together / 13.You Gotta Move / 14.You Can't Always Get What You Want

●Disc 2
1.
Dead Flowers /2.Route 66 / 3.Wild Horses / 4.Honky Tonk Women / 5.Country Honk / 6.Tumbling Dice / 7.Happy / 8.Nothing From Nothing / 9.Outa Space / 10.Midnight Rambler / 11.It's Only Rock'n Roll / 12.Brown Sugar / 13.Rip This Joint / 14.Jumpin' Jack Flash / 15.Street Fighting Man

97年に過去盤を駆逐すべく(?) Gold Disc で登場。
↓のテーブルでも明らかな様に、ステレオライン、モノライン、それでも足りない所を隠密で繋いだ最良音源のツギハギ盤。ジャケはアナログ復刻で裏もカラーになりました。でもこの有名な写真は76パリですよね。
音質は全体的には "A++ / very good+" としておきますが、ステレオ部分の音質はEX-まで向上し、所々で聴かれる隠密との繋ぎ技も見事です。ただし隠密の音質は "A-" 程度です。まぁ仕方ないんでしょうけど、いつか出ませんかね、ステレオSB完全盤と完全映像。わたしゃほんとに好きなんですよ、このメロメロストーンズ(笑)


ということでしたが、27年後の2024年になんと!
↓そのステレオSB音源のみのアナログ起こし盤が登場。これが悪くない(笑)
ということでちょっと更新。

H:HOT AUGUST NIGHTno label
●Disc 1
1. (I Can't Get No) Satisfaction / 2. Ain't Too Proud To Beg / 3. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 4. Hand Of Fate / 5. Around And Around / 6. Little Red Rooster / 7. Hey Negrita / 8. Hot Stuff

●Disc 2
1. Fool To Cry / 2. Starfucker / 3. Let's Spend The Night Together / 4. Route 66 / 5. You Gotta Move / 6. You Can't Always Get What You Want / 7. Dead Flowers / 8. Wild Horses

2024年最後の新作として12月末に登場した、隠密音源やモノラル音源による補填や曲順の並び替えもしない、純粋なアナログ起こしという酔狂盤。
とはいえただのアナログ起こしではなく、Graf Zeppelinによる入念なピッチ補正がなされていて、それが素晴らしい。
音質的にはちょっと高音寄りで、低音がしっかり鳴っていた『LIVE DEAD FLOWERS』(BC-30)とも、分厚い音作りの『HOT AUGUST NIGHT』(VGP-146)とも違うテイストですが、わたし的には最高の"EX"。

いやしかしこのピッチ修正が本当に素晴らしいです。
メーカーインフォにはこの形態でのリリースは今回限りとなるでしょうとありましたが、この音にモノラルSB音源と隠密音源を足したVGP盤のような完全版もピッチ修正完全盤としてリリースしてほしい(笑)

ちなみにこの大元のアナログレコード各面のマトが最高ですのでここに紹介しておきます(笑)
KNEB 876-A  SATISFACTION GUARANTEED
KNEB 876-B  LET THE GOOD TIMES ROLL!
KNEB 876-C  IT'S HOT!
KNEB 876-D  you'll surely get SATISFACTION

2024年末にリリースされるやあっという間に売り切れた上記『HOT AUGUST NIGHT』が2025年1月にもう再発。
とはいえただの再発ではなく、一部音の微調整がされ、ジャケは初回アナログの「ブルー・プリント」ジャケを再現と。
ジャケはオリジナルLPのブルーはもうちょっと明るい青でしたので、こちらは少し色合いが濃いですけどね。でも背もブルーでタイトル文字もジャケからってのはいい。盤のデザインも2024年12月リリースのものとは変わっています。
https://x.com/royaldragon1969/status/1882806820479353182

このブルージャケ・バージョンでは前回リリースでは見過ごされていたという、オープニング"Satisfaction"の1:44-1:52辺りで右チャンネルがオフ気味になる個所がしっかり修正されています。他のノイズ除去などの微調整個所というのは、いくつか聴き比べもしてみたんですが、、、わかりません!(笑)。音質も特に変わっていないかと。

ということで、前回買い逃した方には嬉しいリリース。とはいえ一部とはいえ修正盤がこんなに早くリリースされるというのは、前回購入した方には悔しいところでもあり。
でもやっぱりこのピッチ修正盤は素晴らしいなと改めて。

 


"Knebworth Fair" CD sources
Title Source Quality
A "Hot August Night" HLR-RS 004/5 SB+aud. good
B "Hot August Night" KNEB-1/2 SB very good
C "Live Dead Flowers" BC-30 SB+aud. very good
D "Hot August Night At Knebworth Fair 1976" SC001-3 SB+aud. very good
E "The Complete Knebworth" (Shaved Disc) aud. good+
F "The Best Of Knebworth Fair" MB CD 088 SB very good+
G "Hot August Night" VGP-146 SB+aud. EX〜very good+
H "Hot August Night" no label SB EX

A B C D

E F G H

SB stereo : / SB mono : / aud :
  song title

each CDs sources
note
A B C D E F G H
1 (I Can't Get No) Satisfaction

-
 
2 Ain't Too Proud To Beg

-
 
3 If You Can't Rock Me/Get Off Of My Cloud

-
 
4 Hand Of Fate

-
 
5 Around And Around

 
6 Little Red Rooster

 
7 Stray Cat Blues

-

-

-

-
-
 
8 Hey Negrita

-
 
9 Hot Stuff

 
10 Fool To Cry

-
 
11 Star Star

 
12 Let's Spend The Night Together

-
 
13 You Gotta Move

-

SB"ピーッ"入り
14 You Can't Always Get What You Want

-
 
15 Dead Flowers

-
 
16 Route 66

 
17 Wild Horses

 
18 Honky Tonk Women

-

-

-
途中までSB有り
19 Country Honk

-

-

-
 
20 Tumbling Dice

-

-
 
21 Happy

*

-

*

-

-
-
* incomplete
22 Nothing From Nothing

-

-
-
 
23 Outa Space

-

-
-
 
24 Midnight Rambler

-

-
 
25 It's Only Rock'n Roll

*

-

*

*

-
-
* incomplete
26 Brown Sugar

-

-
-
 
27 Rip This Joint

-

-
-
 
28 Jumpin' Jack Flash

-

-
-
 
29 Street Fighting Man

-

-
 


一部だけですがこの日のプロショットを流出ビデオで見ることが出来ます。

←は某店で買った DVD-R。
2003年、欧州で76パリショートとあわせて、ビデオでもおなじみの10曲(9曲)が綺麗な映像が出ました。そちらはPAL方式で、国内にはあまり入荷していないようで、私もコピーを持ってますが、ちゃっかりNTSC変換したのがこれ。このお店の得意技ですね(笑)


収録曲は
1.Little Red Rooster / 2.Wild Horses / 3.Starfucker / 4.Midnight Rambler / 5.Route 66 / 6.Honky Tonk Women / 7.( Country Honk ) / 8.Tumbling Dice / 9.JJF (part only) / 10.SFM
+  10.Hot Stuff / 11.You Gotta Move

こちらも2003年に綺麗になって登場したパリ76に似た感じで、赤の照明が入る遠いショットでは赤色がにじんでますが、アップショットはすごく綺麗になってます!!
あまけに以前この店が "Compile 2" として売ってたビデオに入ってた "Hot Stuff" "You Gotta Move" も入ってて、その質は本編より落ちますけどそのビデオよりこれも結構綺麗ですね。

なお、この映像から"Wild Horses"のみオフィシャルでその後リリースされました。いつの日か全編を!!


というわけで、各盤ごとの解説も書こうかと思ってたんですが、これで十分ですよね。


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