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- atsu-y's New Arrivals - |
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BBSで第一印象を紹介した
atsu-y's new arrivals の保管庫です。
本編に移行したりすれば削除していきます。
2012 |
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XXXXX |
Go to the latest arrivals / 2023 / 2022 / 2021 / 2020 / 2019 / 2018 / 2017 / 2016 / 2015 / 2014 / 2013 // 2011 / 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005 / 2004 / 2003 |
Dec 2012
『
50
& COUNTING GIG #02 Nov 29 2012 - O2
ARENA 』 JTDV-LS-002 (2DVD-R)
aud.shots@O2 Arena, London, UK. Nov.29,
2012
●Disc1
1. 50 & Counting In London / 2. Opening Video Interlude /
3. Openng Grrr! Drums / 4. Get Off Of My Cloud / 5. I Wanna Be
Your Man / 6. The Last Time / 7. Paint It Black / 8. Gimme
Shelter w/Florence Welch / 9. Lady Jane / 10. Champagne &
Reefer w/Eric Clapton / 11. Live With Me / 12. Miss You / 13.
One More Shot / 14. Doom & Gloom / 15. It's Only Rock'n
Roll with Bill Wyman / 16. Honky Tonk Women with Bill Wyman /
17. Band Introductions / 18. Before They Make Me Run / 19.
Happy
●Disc2
1.Midnight Rambler with Mick Taylor / 2. Start Me Up / 3.
Tumbling Dice / 4. Brown Sugar / 5. Sympathy For The Devil /
6. You Can't Always Get What You Want / 7. Jumpin'Jack Flash /
8. (I Can't Get No) Satisfaction / 9. Bow to the fans / 10.
End Credits
[BONUS FEATURES]
11. Doom And Gloom Benny Benassi Remix / 12. Doom And Gloom
Video Clip 2012
こちらは2日目。
これも他のメーカーのと同じくYouTubeからの寄せ集めだろうけど、2枚組だしJointripなら変な編集でもないだろうという期待を持って初日と共に購入。
冒頭にはオフィシャルYouTubeがアップしたライヴプロモ映像も収録。
2日目のマルチカメラの切り替わりは初日の一部で見られたクロスフェードは少なめで切り替わりが速く、クロスフェードがあっても短めでナイス。
しかしちょい切り替わりが多い。でもそのおかげで貴重な瞬間を捉えているところもあります。
曲によっては遠目のショットが多用されていますが、会場内のモニターの映像やキースの横からなどいろんな映像と共に、この2日目もピットからの映像あり。
ピットに入ってまで撮影とはもったいないとは思うんですが、そのおかげでこうしてまた観れるわけで(笑)
曲によってはほんとにプロショットも顔負けというなかなか見事な映像に仕上がってます。
ってそれもこれも撮影し放題だったし手軽に公開されるYouTubeのおかげなんですけど。
でもビル・ワイマン登場の瞬間が映ってないのは惜しいところ。
あと"Honky Tonk
Women"ではちょっと映像と音のシンクロがずれたりもしてますが、総じて大満足であります。
2日目のボーナスにはオフィシャルYouTubeから"Doom And
Gloom"のBenny Benassi Remixと、初日のにも入ってた"Doom And
Gloom"のPVを収録。
『
50
& COUNTING GIG #01 Nov 25 2012 - O2
ARENA 』 JTDV-LS-001 (2DVD-R)
aud.shots@O2 Arena, London, UK. Nov.25,
2012
●Disc1
1. Rolling Stones Anounce Live Show / 2. Opening Video
Interlude - Opening Grrr Drums / 3. I Wanna Be Your Man / 4.
Get Off Of My Cloud / 5. It's All Over Now / 6. Paint It Black
/ 7. Gimme Shelter with Mary J. Blige / 8. Wild Horses / 9.
All Down The Line / 10. Going Down with Jeff Beck / 11. Out Of
Control / 12. One More Shot / 13. Doom And Gloom / 14. It's
Only Rock'n Roll with Bill Wyman / 15. Honky Tonk Women with
Bill Wyman / 16. Band Introductions / 17. Before They Make Me
Run / 18. Happy
●Disc2
1. Midnight Rambler with Mick Taylor / 2. Miss You / 3. Start
Me Up / 4. Tumbling Dice / 5. Brown Sugar / 6. Sympathy For
The Devil / 7. You Can't Always Get What You Want / 8.
Jumpin'Jack Flash
[BONUS News & Clips]
9. FOX News Nov 26 2012 (11/25) / 10. REUTERS News Rough Cuts
(11/25) / 11. Doom And Gloom <Lyric Version Video> / 12.
One More Shot <Audio Video> / 13. Doom And Gloom
<Video Clip 2012> / 14. BBC the One Show Interview w/
Keith, Charlie, Ronnie and Mick / 15. End Credits
ロンドン初日の隠密映像をマルチMIXで収録した2DVD-R。
ロンドンはいろいろ出てますが全部元はYouTubeとかだろうし、どれにしようか悩みながら暫く様子見をしてましたが、2DVD-Rという容量とボーナスに惹かれJointripに。
ちなみに"YouTube寄せ集め"→"マルチMIX"→"音をGodfatherに換装"と、どんどんアップグレードしていくメーカーもありますが、手に取るとジャケがあまりに汚かったのでパス。
Jointripのこちらはなかなか綺麗なマルチなんですが、マルチの切り替わりがところどころでクロスフェードなのは個人的にはちょっと。
クロスフェードではなくスパッと切り替わってくれるほうが好みなんですが。
とはいえこれ、最初の2曲はロニー側からのショットで始まりますが、かなり綺麗でびっくり。
もしかして元はYouTubeじゃないのか?と思いましたがちゃんと
YouTube にありました(笑)
はい、YouTubeにもいろいろありすぎてよくわからなくなってました(笑)
そして音はその最初の2曲がよかったんですが、やっぱりメインの映像によって変わってしまうのがちょい残念。
でも他の曲もそのロニー側からの綺麗な映像がある曲はそれがメインになってます。
マルチはピットからのも含まれてて、自分がいた場所にかなり近いのがちょい嬉しいメモリアル。
という感じですが、ライヴ本編は最初すぐに出たもの以外はどこのも似たようなものかも(笑)
でもこのJointripのは2枚組でボーナスが充実してるのがなかなかナイスで、BBCのthe
One showが入ってるのは便利。
そしてロンドン初日の様子を捉えたFox
Newsとロイターのニュース映像が入ってるのは嬉しいんですが、そちらは元がYouTubeっぽくてそんなに綺麗ではないのが残念。
実はロンドン初日をじっくり腰を落ち着けて見返したのって初めてだったんですが、こうして綺麗な映像が出てくるのはやっぱり嬉しいですね。
『
121212
CONCERT FOR SANDY RELIEF 2012 』
UFBD-9025 (1BD-R)
from TV broadcast@M.S.G. NYC, NY. Dec.12, 2012
+ bonus
<THE CONCERT FOR SANDY RELIEF>
1. Opening & Programme Intro
■Bruce Springsteen and the E Street Band - 2. Land Of Hope
And Dreams / 3. Wrecking Ball / 4. City Of Ruins / 5. Born To
Run (w/ Jon Bon Jovi)
■Roger Waters - 6. In The Flesh / 7. The Happiest Days of
Our Lives - Another Brick in The Wall Pt.2 / 8. The Ballad Of
Jean Charles de Menezes / 9. Money / 10. Us and Them / 11.
Comfortably Numb (w/ Eddie Vedder)
■Adam Sandler with Paul Schaffer - 12. Hallelujah
■Bon Jovi - 13. John Bon Jovi Reports Hurricane Sandy / 14.
It's My Life / 15. Wanted Dead Or Alive / 16. Who Says You
Can't Go Home (w/ Bruce Springsteen) / 17. Livin' On A
Prayer
■Eric Clapton - 18. Nobody Knows You When You're Down And
Out / 19. Got To Get Better In A Little While / 20.
Crossroads
■The Rolling Stones - 21. Introduction / 22. You Got Me
Rocking / 23. Jumpin' Jack Flash
■Alicia Keys - 24. Brand New Me / 25. No One
■The Who - 26. Introduction / 27. Who Are You / 28. Bell Boy
/ 29. Pinball Wizard / 30. See Me, Feel Me - Listening to You
/ 31. Baba O'Riley / 32. Love, Reign O'Er Me / 33. Tea &
Theatre
■Billy Joel - 34. Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On
Broadway) / 35. Movin' Out (Anthony's Song) / 36. New York
State Of Mind / 37. The River Of Dreams / 38. You May Be Right
/ 39. Only The Good Die Young
■Chris Martin - 40. Viva La Vida / 41. Losing My Religion
(w/ Michael Stipe) / 42. Us Against The World
■Paul McCartney - 43. Introduction / 44. Helter Skelter /
45. Let Me Roll It / 46. Nineteen Hundred And Eighty-Five /
47. My Valentine (w/ Diana Krall) / 48. Blackbird / 49. Cut Me
Some Slack (w/ Dave Grohl & Krist Novoselic) / 50. I've
Got A Feeling / 51. Live And Let Die
■Alicia Keys & All Stars - 52. Empire State Of Mind
<BONUS TRACK>
■Paul McCartney SNL 2012 - 53. My Valentine / 54. Cut Me
Some Slack / 55. Skit / 56. Wonderful Christmas Time
12-12-12、MSGで行われたハリケーン・サンディへの復興支援チャリティーコンサートの模様をフルハイビジョンで収録のBD-R。
冒頭の客席カウントダウンから終演後の客席シーンまで、募金MCとKanye
Westの出演シーンを除き、4時間32分収録。
4時間半ということで2層式かというとそうではなく総容量は21.8GB。
ということでビットレートは11,000kbpsくらいとそう高くもないようですがやはり綺麗です。
映像は欧州での放送バージョンが元のようで、先に紹介したROBIN
HOODの2DVD-Rとは異なるソースですが、こちらもMTVバージョンのようなロゴだらけではないのが嬉しいところ。
また、ボーナストラックとして121212ラストを勤めたポール・マッカートニーが12/16にSaturday
Night Liveに出演したシーンも収録。
ということで全部は観てませんが、レコーダーやPCにたまった121212関係はこれにて削除するとしましょう。
しかし映像もオフィシャルで出ればいいんですけどねぇ〜。
『
CHAMPAGNE,
REEFER AND A RED HEADED WOMAN 』
G.R.832/833 (2CD)
IEM/aud.matrix recordings@02 Arena, London,
UK. Nov.29, 2012
●CD1
1. Video Screens Intro / 2. Show Intro / 3. Get Off Of My
Cloud / 4. I Wanna Be Your Man / 5. The Last Time / 6. Paint
It Black / 7. Gimme Shelter (with Florence Welch) / 8. Lady
Jane / 9. Champagne & Reefer (with Eric Clapton) / 10.
Live With Me / 11. Miss You / 12. One More Shot / 13. Doom And
Gloom / 14. It's Only Rock'n Roll (with Bill Wyman) / 15.
Honky Tonk Women (with Bill Wyman)
●CD2
1. Band Introductions / 2. Before They Make Me Run / 3. Happy
/ 4. Midnight Rambler (with Mick Taylor) / 5. Start Me Up / 6.
Tumbling Dice / 7. Brown Sugar / 8. Sympathy For The Devil
Encore: 9. You Can't Always Get What You Want (with London
Youth Choir) / 10. Jumpin' Jack Flash / 11.
Satisfaction
Godfatherの音だけ先に入手して聴いた時の印象がイマイチだったのは、この2日目が先に出回りそっちから聴いたから(笑)
2日目も初日同様イヤモニ+隠密マトリクスですが、2日目は初日よりちょいノイジーで隠密のバランスをもうちょい上げてもよかったのにと思う音質。
まぁこちらも各楽器の音をちゃんと拾ってるんですが、特に前半ところどころにワイヤレスに混入したノイズが入っていてあまり臨場感もなく、ほとんどモノラルSBといった感じの"EX--"。
とはいえこれまた当日の写真をふんだんに使った紙ジャケカードボードの見開きスリーヴにブックレット、さらにミニチュア・フライヤーまでというのは素晴らしいアイテム。
こちらのタイトルはクラプトンが参加した曲名と赤髪のフローレンス・ウェルチに引っ掛けたスプリングスティーンの曲名からもじったものでしょう。
こちらも初日に続いて演奏の中身は特に書きませんが(レポートはいつ書くのだ・笑)、2日目は初日と曲順や曲目も変え、"Lady
Jane"が飛び出し、初日は時間の関係でカットされたという"Satisfaction"もしっかりやってくれたのはナイス。
そして個人的にはこの2日目から定着した"Get Off Of My
Clound"のオープニングの方がしっくりくるし、初日の演奏に物足りなさを感じた"It's
All Over Now"に代わって"The Last
Time"というのはよかったと。それにテイラーの"Midnight
Rambler"は断然2日目の方がよかった。
ミックも2日目は初日よりいいぜとMCで。でも2日目の方が演奏はよかったといっても、その場にいた自分ももちろん会場の雰囲気も再始動初日の興奮にはかなうべくもありません。
オープニングからの流れ、そしてビルが、テイラーが!!とここで書き出すといやらしいのでやめておきますが(苦笑)
ミックのMCといえば、この日はまた昔話の中でチケット代のことにふれかけますが、この日は「いやそれはやめとこう」と笑いを取ってます。
それはともかくこの音源、アコギを実に綺麗に拾ってくれていて感謝感謝。"Lady
Jane"では大きなノイズは入らないので一安心。
これでもう少し音に広がりがあって高音の抜けもよければ、なんて思ったらEmpress
Valleyからコピーと思しきのが出たんです。
Godfatherもそんな隙を与えず、最初からもうちょっと音を整えればよかったのにと思いますが、やはりオリジナルは偉大なのであります。
『CIRCUS
KRONE
2003』でも同じようなことを書きましたが(笑)
『
EVERYBODY,
RATTLE YOUR JEWELRY 』 G.R.830/831
(2CD)
IEM/aud.matrix recordings@02 Arena, London,
UK. Nov.25, 2012
●CD1
1. Video Screens Intro / 2. Show Intro / 3.
I Wanna Be Your Man / 4.
Get Off Of My Cloud / 5. It's All
Over Now / 6. Paint It Black / 7. Gimme Shelter (with
Mary J. Blige) / 8. Wild Horses / 9. All Down The Line / 10.
I'm Going Down (with Jeff
Beck) / 11. Out Of
Control / 12. One More
Shot / 13. Doom And
Gloom / 14. It's Only Rock'n Roll (with Bill
Wyman)
●CD2
1. Honky Tonk Women (with Bill Wyman) / 2. Band
Introductions / 3. Before They Make Me Run / 4. Happy / 5.
Midnight Rambler (with Mick Taylor) / 6. Miss You / 7.
Start Me Up / 8. Tumbling Dice / 9. Brown Sugar / 10. Sympathy
For The Devil
Encore: 11. You Can't Always Get What You Want (with London
Youth Choir) / 12. Jumpin' Jack Flash
50周年記念再始動ライヴのロンドン2公演を、Godfather
Recordsがなんとイヤモニ+隠密マトリクスでリリース。こちらはその初日。
この日のライヴ写真をふんだんに使った紙ジャケカードボードの見開きスリーヴにブックレット、さらにミニチュア・フライヤーまでついているという、さすがはGodfather
Records、素晴らしい装丁。
しかし"I Wanna Be Your Man"に"The Beatles
Cover"と付記されているのは気に入りません。作曲がレノン・マッカートニーでも、発表はストーンズの方が早かったのだ(負けず嫌いか・笑)
あとタイトルの由来は、ググれば映像も出てきますが、1963年にイギリス王室主催の「ロイヤル・ミュージック・パフォーマンス」において、ジョン・レノンが"Twist
And
Shout"を演奏する前に、王族ならびに貴族が顔をそろえた客席に向かって『次に演奏する曲にはみなさんも参加していただきたいと思います。安い席の方は手拍子を。そのほかの方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください』と皮肉ったジョークからというセンスはさすが(笑)
それはともかく、このイヤモニはほとんどモノラルではありますが各楽器の音もちゃんと拾っていて、それに隠密ソースをミックスしていて、特に初日はなかなかいい感じ。
CDが手元に届くより前、待ちきれず2日目の音を入手して聴いた印象はイマイチで、その後入手した初日もまぁまぁという感じでしたが、こうして素晴らしい装丁を手にしてちゃんとディスクで聴くと印象がずいぶん変わって素晴らしい音に聴こえるから我ながら現金なもの(笑)
でも演奏がしっかり聴こえる分、特に前半でのキースには不満もあったりするんですが、まぁそれをまたここで書くこともないですね(笑)
その辺はまたいつかレポートででも。それに演奏については各種ブートどころかYouTubeを観て聴けば一目瞭然。
しかし自らこの目でと参戦した50周年再始動ライヴが、こうしてイヤモニとはいえしっかりとした音で聴こえるのは嬉しいところ。
しかもテイラーももちろんですが、このロンドンにしか参加しなかったビル・ワイマンがしっかりと聴き取れるのは嬉しい。ビルの音はちょいと抑え目ですけど。
ちなみにビルより大きかったダリル・ジョーンズが"Miss
You"でやたらと長いソロを弾いてるのは、ミックの腰につけられたワイヤレスの調子が悪くて交換してたから。交換が終わるや否やそれまで間を持たせようと頑張ってきたダリルに対して特にコメントもなくソロを強引に終わらせたミックにはダリルも苦笑い(笑)
あとミキサーをストーンズ側に譲らなかったというジェフ・ベックの大炸裂、それももちろんしっかり確認できます(笑)
ちょっと脇道にそれますが、遅ればせながら初のロンドンのブート紹介ということで、ミックのMCから2つ。
まずは「安い席のみんなも大丈夫かい?ああ、そんなに安くないって?そりゃ困ったもんだな〜」で軽いブーイング。なんちゅうことを言うんじゃいと思いましたが、まぁミックらしいですかね(笑)
そして素晴らしかったのが"It's All Over
Now"のあとのMC。「今年はイギリスにとって記念すべき素晴らしい一年だったよ。エリザベス女王即位60周年記念、でもストーンズは何もやらなかった。ロンドン・オリンピックもあったぜ。でもこれまたストーンズは何もやらなかった。それに007製作50周年。でもこれまたストーンズは曲を提供したわけでもない。でも今日ここに俺達がいて、みんながいる、それが最高さ!」と。
チケットの値段はべらぼうに高かったですが、それでも集ったファンとの一体感がさらに高まった瞬間でした。
さらに一体感が増したのはショーも進んだ頃のMCなんですが、その辺やら演奏についてはまたレポートで書こうと。まぁいろいろあってまだ書き始めてもいませんが(笑)
と話が脇にそれましたが、ステレオ感があまりない点を除けば初日はまずまずバランスのいいイヤモニ+隠密マトリクスで"EX-"。
『
EUROPEAN
TOUR 1982 』 GP-1210CD1/2DVD1/2
(2CD+2DVD)
SB recordings@Roundhay Park, Leeds, UK. July
25, 1982
pro/aud shots@European Tour 1982 + more
●CD 1
1. Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's
Spend The Night Together / 4. Shattered / 5. Neighbours / 6.
Black Limousine / 7. Just My Imagination (Running Away With
Me) / 8. Twenty Flight Rock / 9.Going To A Go Go / 10. Let Me
Go / 11. Time Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. You
Can't Always Get What You Want
●CD 2
1. Band Introductions / 2. Little T & A / 3. Angie / 4.
Tumbling Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You
/ 8. Honky Tonk Women / 9. Brown Sugar / 10. Start Me Up / 11.
Jumping Jack Flash / 12. (I Can't Get No) Satisfaction
●DVD 1
・Live at Leeds Roundhay Park July 25, 1982
1. Under My Thumb / 2. Let's Spend The Night Together / 3.
Twenty Flight Rock / 4. Going To A Go Go / 5. Time Is On My
Side / 6. Interview 2011 / 7. BBC News 1982 / 8. North Tonight
BBC 1982 / 9. Calendar - Concert Report 1982
・European Tour 1982 - TV Report and Interviews
1. Rotterdam Report - Dutch TV / 2. Mick Jagger Interview In
Rotterdam / 3. Mick Jagger Interview In France 1 / 4. Mick
Jagger Interview In France 2 / 5. Mick And Keith Interview In
France / 6. Concert Report In Torino / 7. Mick Jagger
Interview In Italy
●DVD 2
EUROPEAN TOUR 1982 - LIVE HIGHLIGHTS
・GLASGOW SCOTLAND Apollo Theatre, May 27 - 1. Under My
Thumb
・ROTTERDAM THE NETHERLANDS Feyenoord Stadion, June 2 - 2.
Under My Thumb
・ROTTERDAM THE NETHERLANDS Feyenoord Stadion, June 4 - 3.
You Can't Always Get What You Want
・ROTTERDAM THE NETHERLANDS Feyenoord Stadion, June 5 -
4. Under My Thumb / 5. Going To A Go Go / 6. Tumbling Dice
・HANNOVER GERMANY Niedersachsenstadion, June 8 - 7. Under My
Thumb / 8. When The Whip Comes Down
・MUNICH GERMANY Olympia Stadion, June 10 - 9. Under My
Thumb
・PARIS FRANCE Hippodrome, June 13 - 10. Honky Tonk Women
・GOTHENBURG SWEDEN Ullevi Stadium, June 19 - 11. Under My
Thumb
・NEW CASTLE UK St.James Park, June 23 - 12. Time Is On My
Side
・LONDON UK Wembley Stadium June 25 - 13. Under My Thumb
・LONDON UK Wembley Stadium June 26 - 14. Tumbling Dice / 15.
She's So Cold / 16. Hang Fire / 17. Miss You / 18. Honky Tonk
Women / 19. Brown Sugar / 20. Start Me Up / 21. Jumpin' Jack
Flash / 22. (I Can't Get No) Satisfaction
・COLOGNE GERMANY Mungersdorfer Stadion, July 4 - 23. Under
My Thumb
・MADRID SPAIN Estadio Vicente Calderon, July 7 - 24. Opening
/ Under My Thumb
・TURIN ITALY Stadio Comunale, July 11 - 25. Under My Thumb /
26. (I Can't Get No) Satisfaction
・NAPLES ITALY Stadio San Paolo, July 17 - 27. You Can't
Always Get What You Want / 28. Jumpin' Jack Flash / 29. (I
Can't Get No) Satisfaction
曲目を並べるだけでもずいぶんスペースをとっちゃいましたが、こちらはお手軽な2CDではなく、GOLDPLATEのお馴染みパイレートCD+関連映像DVDシリーズ。
1CD/1DVDの2005は小さいCDケースでしたが、81、75に続いて今回の82もトールケースで登場。
CDは先に紹介したものと同じくStones
Archiveのパイレートですが、今回もDVDが充実していて手元においておくには重宝する作品。
DVD1にはStones
Archiveのプロモ映像ももちろんしっかり収録され、貴重なTVニュースもいろいろ入ってて楽しめます。
特にStones Archiveの収録元であるリーズのRoundhay
Parkの開場からとらえたBBCなどのニュースはかなり長くて見ごたえがあります。
ツアー最終日だったということで翌日にここまでいろんなところで取り上げられていたとは。
観客の会場入りからひたすら開演を待つ観客の模様から、ライヴの後のゴミだらけの公園の様子までいろいろ(笑)
そして理由はいろいろなんでしょうが、合計42人も逮捕されたとか(笑)
さらにウェンブリーでのベストヒットUSAのように、このリーズでもキース側の袖から撮影された"Under
My Thumb"もあってこりゃ貴重。
そして怒涛のDVD2がこれまた充実してます。
元素材はYouTubeかという荒い映像でTVで観るにはきつく、曲の一部だけ収録というのもありますが、観たことないのもぞろぞろ。
YouTubeをくまなく探せば全部ありそうですが、こうしてライヴ順に一気に観れるのはありがたくPCで観るには最適。
ウェンブリーでのベストヒットUSAの映像も綺麗じゃないですけど入ってます。
先日トリノのワールドカップ・ブートのときに見つけた"Under My
Thumb"と"Satisfaction"もしっかり入ってました。
ということでCDだけでなく貴重な映像を一気に見れるという、持ってて安心な便利なタイトル。
『
LIVE
AT LEEDS ROUNDHAY PARK 1982 』
RS820725R (2CD)
SB recordings@Roundhay Park, Leeds, UK. July
25, 1982
●Disc 1
1. Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's
Spend The Night Together / 4. Shattered / 5. Neighbours / 6.
Black Limousine / 7. Just My Imagination (Running Away With
Me) / 8. Twenty Flight Rock / 9.Going To A Go Go / 10. Let Me
Go / 11. Time Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. You
Can't Always Get What You Want
●Disc 2
1. Band Introductions / 2. Little T & A / 3. Angie / 4.
Tumbling Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You
/ 8. Honky Tonk Women / 9. Brown Sugar / 10. Start Me Up / 11.
Jumping Jack Flash / 12. (I Can't Get No) Satisfaction
Stones
Archiveからは10/23に『LIGHT THE FUSE - A BIGGER BANG IN TORONTO
2005』がリリースされたばかりだったというのにその3週間後の11/13、いきなり米国Google
Playでリリースされたのがこの『ROUNDHAY PARK (Live, 1982)』。
一方Stones
Archiveでの正式リリースがいつだったのかはよくわからないままですが、結局いつものような82専用ページがアップされることもなく、日本時間の11/14にはDL購入可能となっておりました。
そんなわけで、後のビル・ワイマン復活を予感させるように電撃リリースされたこのLeeds82は、81/82ツアーの最終日から!
この最終公演は隠密ではブート化されていましたが、こうしたSB音源は完全初登場!
そしてこのリリースにあわせてYouTunbeに公開された映像からも、実はこの日の演奏を収めた映像はオフィシャル『VIDEO REWIND』の"Start Me
Up"や最後のメンバー紹介でちらほら映ってたことや、『FOUR
FLICKS』Disc1のDocumentaryの43分前後、"Under My
Thumb"の冒頭でステージに飛び出るミックを後ろから撮った映像もLeeds82からだったとマニアの間では確信に。
演奏はあらためてこのブート紹介で述べるまでもなく、ほんとに素晴らしい!!
この後7年間も沈黙して生まれ変わる新生ストーンズの前の最後の勇姿がここに!!
こんなに素晴らしい演奏だったんだとあらためて聴き惚れる羽目に(笑)
オフィシャルからは81ツアーから『STILL
LIFE』に『LET'S SPEND THE NIGHT
TOGETHER』がフィジカルリリースされ、Stones
Archiveからは『Hampton Coliseum (Live
1981)』もリリースされていますが、こうしてLeeds82も惜しげもなく公開してくれたStones
Archiveにはほんとに感謝感謝であります。
そしてこのブートというかパイレートも変なイコライジングなどされておらず、毎度信頼のおける最高音質。
でも当たり前のことながら、こちらもブートだけを買うのではなくまずはStones
Archiveからの購入を。
毎度ながらこちらはあくまでも保存用であります。
『
MUNDIALITO
'82 』 no label (2CD)
aud.recordings@Stadio Comunale, Turin, Italy.
July 11, 1982
●Disc 1
1. Take The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The Whip
Comes Down / 4. Let's Spend The Night Together / 5. Shattered
/ 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8. Just My Imagination
/ 9. Twenty Flight Rock / 10. Going To A Go-Go / 11. Let Me Go
/ 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden / 14. You Can't
Always Get What You Want / 15. Band Introductions / 16. Angie
/ 17. Tumbling Dice
●Disc 2
1. She's So Cold / 2. Hang Fire / 3. Miss You / 4. Honky Tonk
Women / 5. Brown Sugar / 6. Start Me Up / 7. Jumping Jack
Flash / 8. Satisfaction / 9. 1812 Overture
82年の欧州ツアーからイタリアはトリノ公演を隠密収録した9FによるLP復刻盤。
この公演は同タイトル同ジャケの3LPの他に、CDではVGPの『MUNDIALITO
1982』がありますが、VGP盤では元テープの程度がよろしくなかったようで音質もアナログに劣り、中低音は割れている上に"Let
Me
Go"のイントロが欠落してアウトロのチャイコフスキーの"1812年序曲"も未収録といった状態でした。
←『MUNDIALITO 1982』VGP-121
今回リリースされたコチラは純粋にアナログ落としのようで、アナログでは速かったピッチも修正され、VGP盤のように音割れすることもなくすっきりくっきりで聴きやすく、VGP盤の欠点であった"Let
Me Go"や"1812年序曲"もしっかり収録されています。
なお、この1982/7/11は期せずしてFIFAワールドカップの決勝戦の日で、開催国スペインでは20時からイタリアvs西ドイツの決勝が行われ、イタリアが9大会ぶり3回目の優勝に輝いた日であります。
イタリアとスペインに時差はありませんが、この日のストーンズのチケットには15時からと。ということはストーンズは18時くらいから始まったのかな?まさにそのワールドカップ決勝戦の前哨戦といった感じで大いに盛り上がったんでしょうね〜。
そんな記念すべき日ということで元のLPのレーベルにはワールドカップが描かれており、表ジャケにもサッカーボール、裏ジャケには優勝メンバーの写真、それにタイトルはMUNDIALITOと、イタリアのワールドカップ優勝記念盤みたいなもんです(笑)
このCDも裏ジャケの裏、トレイ下にはそのアナログレーベルとイタリア国旗を並べた綺麗なデザイン。
そんな熱気に押されてか、ストーンズも軽快なライヴを繰り広げますが、"Let's
Spend The Night
Together"はちょいと変な構成になってます(笑)
そしてこの日はなぜか"Little T &
A"が演奏されず、メンバー紹介の後には"Angie"という流れ。
その"Angie"ではよくある間違いですが、"With no
loving in our souls and no money in our
coats"の部分を微妙に間違ってて、"With no money in our coats
and no money in our
souls"と、わけのわからんことを唄ってます(笑)
また、82といえばの"Chantilly
Lace"は6月末のフランクフルト以降やってないので収録されていません。
さて、あらためてこの盤の音質ですが、中低音はやや軽めなものの音も近くて各楽器の音をしっかり拾っていて高音の抜けもよく、それでいてワールドカップとストーンズに興奮する観客の雰囲気もうるさすぎることなくとらえた、なかなかの良好音質"very good+"。
"Time Is On My Side"で一瞬ぶれるのは元からですが、これで"Take
The A Train"〜"Under My Thumb"での音量の振れや、"When The Whip
Comes Down"での音揺れがもう少し修正されて、"Honky Tonk
Woman"という単数形表記も直っていればなおさらよかったんですが、まぁそれはおいといて、隠密慣れしていれば十二分に楽しめます。
82といえばStones
Archiveで最終公演のリーズ82がリリースされたので、何をいまさら隠密と思われるかもですが、隠密慣れしていれば隠密は隠密でいいもんです(笑)
『
FROM
PARIS TO TORONTO 』 DAC-127 (2CD)
aud.recordings@Les Abbatoirs, Paris, France.
June 4, 1976 + SB recordings@EL Mocambo Tavern, Toronto,
Canada, March 4-5, 1977
●Disc 1
1. Honky Tonk Women / 2. If You Can't Rock Me - Get Off Of My
Cloud / 3. Hand Of Fate / 4. Hey Negrita / 5. Ain't Too Proud
To Beg / 6. Fool To Cry / 7. Hot Stuff / 8. Star Star / 9. You
Gotta Move / 10. Angie / 11. You Can't Always Get What You
Want / 12. Band Introductions / 13. Happy / 14. Tumbling
Dice
●Disc 2
1. Nothing From Nothing / 2. Outa Space / 3. Midnight Rambler
/ 4. It's Only Rock'n Roll / 5. Brown Sugar / 6. Jumping Jack
Flash / 7. Street Fighting Man /
8. Worried About You* / 9. Crackin' Up* / 10. Let's Spend The
Night Together* / 11. Route 66* / 12. Hand Of Fate* / 13.
Around And Around* / 14. Crazy Mama* / 15. Little Red
Rooster* / 16. Dance Little Sister* / 17. Route 66* (*:EL
Mocambo)
76パリ初日+77エル・モカンボのDACの新作。
表ジャケはTaranturaの『SWISS
MADE』と同じで紛らわしいですが、オフィシャル50周年記念写真集のプロモに使われたもの。
表ジャケの裏、裏ジャケにその裏のトレイ下はモカンボからです。
メインとなるのは1976/6/4のパリのアバトワ4回公演の初回を隠密収録した音源。ここは元屠殺場でというのは有名ですね。
この音源は76コーナーに書いているとおり、Dirty Work
Productionが99年に初めて『ALLRIGHT CHARLIE
WATTS』(DWP-001)をリリースし、その後EXILEが『FIRST DOSE IN
PARIS』(EXCD-31/32)、DACも2006年に『PAVILLON DE
PARIS』(DAC-046)をリリースしDAC盤が暫く決定盤となっておりました。
そしてここの3月にアップしているとおり、2012年になって新たに出回った1stジェネレーションかそれに近いマスターからという音源を元にした『PAVILLON DE PARIS DAY
1』(SV-6476A/B)が2012年3月にリリースされ、大きな違いはないもののそちらが新たな決定盤という状況でした。
↓左からDWP、EXILE、旧DAC、SV。
今回のDAC盤は76パリ初日はそのロージェネ・マスターを使用し、既発の旧DAC盤とは異なりカップリングには77エル・モカンボの新発掘音源で登場。
まずは76パリ。こちらは前述した2002年までの既発3作品に比べると高音のヒスノイズが軽減されており、それでいて高音の伸びも損なわれておらず、2012年3月にリリースされたSV盤とほぼ似た音で、そちらよりほんの僅かに高音がマイルドといったところ。元々このテープは良好音質なので音質評価は既発と同じく"very good+"。
ただしSV盤と同じくそれまでの既発よりノイズが減少した分、"If
You Can't Rock
Me"の1分過ぎ、既発3作品ではヒスと演奏に埋もれていた"ジッ"というノイズが目立って聴こえるようなところもあります。
また、"Tumbling
Dice"冒頭がつながれているのはSV盤と同じながらも音質差はSV盤より小さいですが、SV盤ではつなぎで入っていた"Tumbling
Dice"前のMCは入っていません。
なお、チャプターの場所が同じDACでも既発盤とはだいぶ変わっており、イントロが"Honky
Tonk
Women"と一緒になった以外にも、既発では曲の演奏開始位置で打たれていたチャプターがその前のMCのところで打たれています。
続いて77エル・モカンボ。
こちらは2012年5月頃にネットにも出回り、それまでイントロだけだった"Crazy
Mama"が3:03程度になったことでマニアを狂喜させた音源。
インフォにあるとおり荒いサウンドボード音源ながらもLPブートと同じ曲順でもモノラルから全てステレオに進歩しており、オーパーダブ加工段階の"Crackin'
Up"は『SEXUAL
HEALING』(DAC-117)とは別ミックス。
また、"Let's Spend The Night
Together"は『STEREO MOCAMBO REELS 1977』
(IMP-N-017)や『SEXUAL HEALING - EL MOCAMBO 1977』
(DAC-117)とは異なり、素材どおり途中でぶち切れる不完全バージョン。
このモカンボの音源はマニアはすでに入手していると思いますが、この音源のCD化はこれが初めてかな?モカンボはStones
Archiveに期待していますが、この"Crazy Mama"と"Crackin'
Up"は貴重。
ということでいずれも初めて耳にする新音源というわけでもなく、76パリもSV盤より遅れたりリースですが、77モカンボ新音源と組み合わせたリリースでありました。
しかしこういうカップリングはCDラックのどこに収納するかでちょいと悩んだりします(笑)
『
121212
THE CONCERT FOR SANDY RELIEF 』 ROBIN
HOOD RH-121212 (2DVD-R)
from TV broadcast@M.S.G. NYC, NY. Dec.12,
2012
あらためて説明するまでも無く、ハリケーン・サンディ復興支援チャリティ・コンサート。
オフィシャルの音はiTunesのも購入し、CDは輸入盤も日本盤も予約しておりますが、映像もオフィシャルで出て欲しいと思いつつブートを紹介。
こちらは速攻リリースされた2DVD-Rで、150分+160分の合計310分収録。
掲示板でも当初紹介しましたが、この映像の元は日本で放送されたものとは違ってどうやら米国内での放送からのようで、募金テロップが諸外国向けにくるくる回ったりせず、上部左右のロゴもありません。
ちなみにライヴ以外の映像はところどころカットしているようです。
クレジットは長くなりすぎるので割愛!
はい、ご存知のとおりストーンズは"You Got Me
Rocking"と"JJF"であります。
全部は観てませんが、日本での放送バージョンより見やすいし、気軽に見るには便利なタイトル。
んがしかし、別のところからBD-Rが出たみたい〜。
『
CIRCUS
KRONE 2003 』 no label
(2CD+DVD)
『
CIRCUS
KRONE 2003 』 RS030608R
(2CD+1DVDR)
pro shots & SB recordings@Circus Krone,
Munich, Germany. June 8, 2003
(左: no label / 右: RS030608R)
●DVD (2CD)
1. Introduction / 2. Jumping Jack Flash / 3. Tumbling Dice /
4. All Down The Line / 5. Sweet Virginia / 6. Worried About
You / 7. Stray Cat Blues / 8. Everybody Needs Somebody To Love
/ 9. Dance / 10. That's How Strong My Love Is / 11. Going To A
Go Go / 12. band Introductions / 13. The Nearness Of You / 14.
Before They Make Me Run / 15. It's Only Rock'n Roll / 16.
Can't You Hear Me Knocking / 17. Honky Tonk Women / 18. Start
Me Up / 19. Brown Sugar / 20. I Can't Turn You Loose
今年一番の流出アイテムであるRTRのCircus
Krone2003のボックス。
RTRのは10月に紹介しているとおり、素晴らしいプロショット映像の流出作品ながらもLPつきで高価な限定品であったためにそのコピーが日本では氾濫していますが、そのうち2つを。
9Fからは『CIRCUS KRONE 2003』(no
label)、IMP系からも同タイトル『CIRCUS KRONE 2003』(RS030608R)。
タイトルは同じですが、音はずいぶん違います。
いずれもいかにもビデオ落としという音質には手が加えられていますが、9Fのは元はほとんどモノラルながらも微妙にギターの左右が違ったチャンネルを逆にしていますが、ちょっとシンバルが耳についてやややせた音に聴こえるのに対して、IMP系のは左右はそのままですが高域が妙に目立つことなく迫力ある音に仕上げています。
IMP系のルビジウム・マスターの効果のほどがいかばかりかはわかりませんが、ブラインドテストをしたら100%正解するほどの違い。
比較試聴の上、お好みの音のほうをチョイスされればいいかと思いますが、コピーとはいえこうも音が変わるものなんですね。
映像はじっくり見比べたりしていませんが元が同じなので同じような感じ。でも9FのはプレスDVD、IMP系のはDVD-Rという違いがあります。
ということでRTRのボックスはLPつきで高価ですしコピーが出るだろうとは思ってましたが、音の感じもずいぶん変わったので、オリジナルを聴くことはもうないかも(笑)
とはいえオリジナルは偉大なのであります。
『
SUPER
ARENA 2006 HD 』 RS060402R
(2CD+1DVDR+1BDR)
from TV broadcast@Saitama Super Arena,
Saitama, Japan. Apr.2, 2006
●CD
・Disc 1
1. Opening / 2. Jumpin' Jack Flash / 3. It's Only Rock'n Roll
/ 4. Let's Spend The Night Together / 5. Oh No Not You Again /
6. Sway / 7. Wild Horses / 8. Rain Fall Down / 9. Midnight
Rambler / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12.
This Place Is Empty / 13. Happy
・Disc 2
1. Miss You / 2. Rough Justice / 3. Start Me Up / 4. Honky
Tonk Women / 5. Sympathy For The Devil / 6. Paint It Black /
7. Brown Sugar / 8. You Can't Always Get What You Want / 9.
Satisfaction
●bonus DVD-R
●bonus BD-R
あのさいたま2006が遂に1080iのBD-Rでリリース!
CDより何より、1stエディションのみにボーナス付属のBD-Rが素晴らしい作品。
BD-Rの容量は21.4GBで1080iのHDの魅力をあますところなく収録。
既発のDVDよりも断然美しく、今となっては当たり前ですが当時のブートと違って黒い縁がない正真正銘16:9のワイドです。
もうめちゃくちゃ綺麗!!
これはもうそれだけで十二分に価値のある作品ですが、CDも既発盤よりもクッキリすっきりしていて更なる高音質"EX++"で聴かせてくれます。
ボーナスにはBD-Rと共にDVD-Rもついていて、当時IMPからは2層式DVDRでリリースされていましたが今回は1層式。
これはBlu-ray環境にない方向けといったところでしょうが、既発とは違ってBD-Rと同じく黒縁のない16:9のワイドです。
それにしてもこのBD-Rが1stエディションだけのボーナスというのはもったいない!
(追記)と思ったら2ndにもBD-Rはついてるみたいで、1stのみのボーナスというのはDVD-Rのことだったみたいです。当初はBD-Rも1stのみとのインフォだったようですが方針転換したみたいですね。
『
ALL
THE GIRLS IN THE WINDY CITY 』
DAC-128 (2CD)
SB recordings@Rosemont Horizon, Chicago, IL.
Nov.23, 1981
●Disc 1
1. Take The A Train - Under My Thumb / 2. When The Whip Comes
Down / 3. Let's Spend The Night Together / 4. Shattered / 5.
Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My Imagination / 8.
Twenty Flight Rock / 9. Going To A Go-Go / 10. Let Me Go / 11.
Time Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A
Friend / 14. Let It Bleed
●Disc 2
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions
/ 3. Little T & A / 4. Tumbling Dice / 5. She's So Cold /
6. Hang Fire / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. Brown
Sugar / 10. Start Me Up / 11. Jumping Jack Flash / 12.
Satisfaction / 13. The Star Spangled Banner
9Fの
『CHICAGO
1981』
、GOLDPLATEの『BRIGHT LIGHTS, WINDY CITY』
に続いてDACからもWolfgang's
Vaultにあがったシカゴ'81がリリース。
フランクフルト'82のタイトルを髣髴させるこのタイトルは"Just My
Imagination"での替え歌部分から。
さて、2ヶ月ほど遅れたDACがどういうリリースをするのか思ってましたが、既発のようにA列車や終演後の音をつなぐようなことはせず、なんと一切つなぎなしのど真ん中直球。
DAC自身は以前、同公演の別ソースから
『DES
PLAINES '81』
(DAC-032)をリリースしていますが、あえてその音源をつないだりしなかったという硬派な作り。
ということでこちらのチャプター1はA列車と"Under My
Thumb"を分けることなく1つになってます。
なお、こちらもWolfgang's
Vaultでは左右逆でピッチがおかしかった点は修正されています。
音質や演奏内容の特徴などはもう割愛して、既発との音質面の違いを紹介しますと、9Fの
『CHICAGO
1981』
はちょい高音を持ち上げてノイズもちょい増加しているのに対して、GOLDPLATEの
『BRIGHT
LIGHTS, WINDY CITY』
と同じくこのDACの『ALL THE GIRLS IN THE WINDY CITY』
も高音を吊り上げたりはしてなさそうな。
ところでこちらのインフォを読んで初めて気づいたんですが、この"You
Can't Always
-"、既発9Fの『CHICAGO 1981』 では0:44、GOLDPLATEの
『BRIGHT
LIGHTS, WINDY CITY』
では1:16にPCのクリック音のような物が混入してますね。
一方このDAC盤にはそれは入ってません。既発はいずれも元音源の入手先が同じだったということですね。DACはそれとは違うということなんでしょう。
ということでまぁそれぞれ違いはあれども小さな違いなので、どれかを持っていればいいかなと思いますが、DACのみという方には待望のリリースですね。
あと直営店のギフトCDにLA75、Tokyo90、Toronto05が追加されてます。
Nov 2012
『
PALM
BEACH 1969 OFF REELS 』 THE ROLLING
STONES & OTHER ACTS IMP-N-018 (2CD)
aud.recordings@International Raceway, West
Palm Beach, Florida. Nov.30 to Dec.1, 1969
●Disc 2
International Raceway, West Palm Beach, Florida. Dec.1,
1969
・THE ROLLING STONES
1. Introduction / 2. Jumping Jack Flash / 3. Carol / 4.
Sympathy For The Devil / 5. Stray Cat Blues / 6. Love In Vain
/ 7. Under My Thumb / 8. Midnight Rambler / 9. Gimme Shelter /
10. Live With Me / 11. Little Queenie / 12. (I Can't Get No)
Satisfaction / 13. Honky Tonk Women / 14. MC"Hello Junkies"/
15. Street Fighting Man
●Disc 1
International Raceway, West Palm Beach, Florida. Nov.30 to
Dec.1, 1969
・THE BYRDS
1. You Ain't Goin' Nowhere / 2. Jesus Is Just Alright / 3.
Positively 4th Street / 4. My Back Pages / 5. Turn Turn Turn /
6. Mr. Tambourine Man / 7. Eight Miles High (Edited)
・COUNTRY JOE & THE FISH
8. Not So Sweet Martha Lorraine
・JEFFERSON AIRPLANE
9. Somebody To Love / 10. Greasy Heart / 11. White Rabbit
・SLY & THE FAMILY STONE
12. M'Lady
・JANIS JOPLIN
13. Kozmic Blues / 14. Maybe / 15. Summertime / 16. Try / 17.
Piece Of My Heart
・JANIS JOPLIN, JOHNNY WINTER & VANILLA FUDGE
18. Foolish Woman Blues (Edited)
既発では『MIAMI POP FESTIVAL 1969』(VGP-117)
で有名な音源がマスターリールからのダイレクト・トランスファーといううたい文句で登場。
そしてDisc
1にはそのフェスの最終日に登場したアーティストの演奏からダイジェストで収録。
『MIAMI
POP FESTIVAL 1969』 (VGP-117)
ストーンズ・パートはそのVGP盤に、音も近くて太く、周りも静かなかなり高音質の"VG++"隠密で収録されていながらも、録音機材のバッテリーの減りによって中盤以降録音ピッチが速くなってしまってましたので、69コーナーでも紹介してませんでした。
今回のIMP盤ではその辺も可能な限り修正されてます。とはいえ個々の回転ムラの修正は困難だったようで、ちょっと音が踊ってしまうのまでは修正しきれていませんが、収録時間はVGP盤よりだいぶ長くなってます。
さて、この日の大遅刻の様子は後ほどショップ・インフォから抜粋するとして、ツアーのラストダッシュ、11月下旬の1週間連荘の最後を飾ることになったのがこのPalm
Beach International Music And Art Festival。
この後のライヴはあの12/6のオルタモントのみという、ある意味69ツアーの千秋楽のような公演。
この日の演奏はそれまでの69ツアーとはところどころ違って、オープニングの"JJF"からしてキースのギターがずいぶんゴリゴリ。
さらに"Love In
Vain"ではテイラーがなんとスライドバーを使ってないという珍事が!これはおそらくこの公演だけではと。でもさすがにこれはアクシデントだったのか、中途半端な終わり方をしちゃってます(笑)
そしてアコギコーナーがない代わりに"Gimme
Shelter"が久々に復活してるというのが聴き所なんですが、VGP盤ではここからピッチがだんだんおかしくなってそのダイナミズムを感じられず、回転ムラもあったのが残念無念でありました。
そんな演奏と既発盤でありますが、このフェスティバルの背景なども含め、ショップ・インフォgがわかりやすいので抜粋引用。
-------------
歴史的ビッグ・イヴェントとなった 『Woodstock Music And Art
Festival』に触発され、地元警察からの執拗な嫌がらせにもめげず、1969年11月28〜30日にフロリダで開催された『Palm Beach International Music And Art Festival』の最終日の模様をAmbient録音した、合計約6時間分にも及ぶREEL
MASTERからのダイレクト音源、ついに登場!
1969年11月28日にストーンズMSG最終公演を観た後、フロリダへ向かったテーパーが現地に到着したのは11月30日。雨で地面がぬかるみ、気温がどんどん低下していく野外会場でステージ近くに陣取って録音を続け、Country
Joe、The Byrds、Jefferson Airplane、Sly & The Family
Stone、Janis Joplin、The Rolling
Stones等の演奏をREELに記録。日付が12月1日に変わった真夜中過ぎ、一向に現れないストーンズを待つ間に突発的に行われたJanisとJohnny
Winterとの即興ジャム「Foolish Woman Blues」にはVanilla
Fudgeも加わり、25分間にも及ぶ狂気のセッションを繰り広げるも、ストーンズの到着は遅れに遅れ、ようやく深夜にヘリで会場入りを果たしてステージに登場したのは12月1日の早朝4:30。
このフェスに出演するだけで10万ドルのギャラが保証されていたというストーンズが、最後の最後まで寒さに耐えながら自分たちを待っていた数千人のオーディエンスを相手に、極寒の野外ステージという悪環境のため中々合わないチューニングに苦労しながらも、目一杯のロックンロールを展開し、なんとかフェスのトリを努め上げたという伝説のライブ!
今回リリース作品の内容についてですが、まずはDISC-2のストーンズのパートに関しては、マスターリールの太い音をそのまま活かしたクリアーかつ骨太なサウンドとなっており、冒頭のMC部分も一切編集せずに収録。1969年ツアーのオーディエンス録音音源の中でも上位に位置する近くてハッキリした録音です。また、寒さもあってバッテリーの減りが早く、後半部分のリール回転速度が遅くなって録音ピッチが上がっていってしまっているのを極力修正しております。「Honky
Tonk
Women」の後に「ハ〜イ、ジャンキーズ」とドラッグをキメているオーディエンスに呼びかける照れ隠しのようなミックのMCも面白く、1969ツアー最終公演にして、数日後のオルタモントの前哨戦ともなった貴重なフェス・ギグの模様を余すところなく記録したマスターリールからのダイレクト・トランスファーにより、芯のあるバンド・サウンドとボーカルが迫る、過去最高の音質にてお楽しみ頂けます!
※初版のみ厚型DUOケース仕様(英語オビ付き)
-------------
ということで、ピッチはだいぶ改善されていますし、ストーンズ以外の演奏もあわせて極寒のフロリダを思いつつ聴くには現時点では最良のアップグレード作品。
もともとかなり程度のよい録音でしたので、その骨太のサウンドを活かしつつこうした丁寧なレストアは大歓迎。
そして貴重なDisc1部分を聴けたのもちょっと嬉しいタイトルであります。
『
LIGHT
THE FUSE PHOENIX 2005 』 GOLDPLATE
GP-1208CD1DVD1 (1CD+1DVD)
SB recordings@Phoenix Concert Theatre,
Toronto, Canada. Aug.10, 2005 + bonus DVD
●CD
1. Rough Justice / 2. Live With Me / 3. 19th Nervous
Breakdown / 4. She's So Cold / 5. Dead Flowers / 6. Back Of My
Hand / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. Band introduction / 9.
Infamy / 10. Oh No, Not You Again / 11. Get Up, Stand Up / 12.
Mr.Pitiful / 13. Tumbling Dice / 14. Brown Sugar / 15. Jumpin'
Jack Flash
●DVD
・LIVE IN TORONTO 2005 DVD
1. Rough Justice / 2. Live With Me / 3. Interview / 4. Get
Up, Stand Up / 5. Mr.Pitiful / 6. Interview
7. Audience Shot Extracts (Rough Justice - Dead Flowers -
Band Introduction - Tumbling Dice - Brown Sugar - Jumping Jack
Flash)
・A BIGGER BANG PROMO VIDEO
8. Streets Of Love / 9. Streets Of Love (Studio Version) /
10. Rough Justice / 11. Rain Fall Down (Explicit Version) /
12. Rain Fall Down (Clean Version) / 13. Rain Fall Down
(will.i.am Remix)
・EXTRA
[New York Rehearsal 2005]
1. Brown Sugar Press Conference Show 2005 (Pro Shot) / 2.
Start Me Up / 3. Oh No, Not You Again / 4. Brown Sugar
[Press Conference Show 2005 (Pro Shot)]
5. Start Me Up / 6. Oh No, Not You Again / 7. Brown Sugar
8. Rough Justice - Opening Night In Boston 2005
9. Waiting On A Friend - React Now 2005
こちらはトロント05関連の3番手かと。
おまけのDVD目当てで、75LA/81Hamptonに続くCD/DVDセットですが今回はトールケースではなく2CDケース。
CDは先にリリースされた『LIGHT THE FUSE - A BIGGER BANG IN TORONTO
2005』RS050810R盤で紹介したのと同様(そりゃそうだ〜)。
それにDVDがついて、YouTubeにあがったこのトロント・ギグ関連や、ABBツアー開幕までのいろんな映像やPVが。
ということでこちらではDVDの簡単な紹介を。
"LIVE IN TORONTO 2005"と"A BIGGER BANG PROMO
VIDEO"コーナーはオーディエンスショットをのぞき、素晴らしい画質で楽しめます。
PVには右下にロゴが入ってることからわかるとおり、トロント関連と同様オフィシャルYouTubeからですが、"Rain
Fall Down (will.i.am Remix)"のPVって結構貴重。
そして"EXTRA"コーナーからはがくんと画質が落ちちゃいます。プレス・カンファレンス・ライヴの映像はもっと綺麗なのがあったような気がしますが、PCの小さい画面で見るにはOKという程度。
これらは保存してなかったのでわかりませんが、もしかしたら当時のRS.comにあがった映像なのかも。
ちなみにジャケにはPress Conference ShowはAudience
Shotとクレジットされてるんですが、これはPro
Shotでいいのではと。
おまけの2曲もPro
ShotですがこれもPC観賞用でちょっとしたボーナスといったところ。
ということで、音だけじゃなく映像も手元に置いておくには便利なタイトル。
『
LIGHT
THE FUSE - A BIGGER BANG IN TORONTO
2005 』 RS050810R (1CD)
SB recordings@Phoenix Concert Theatre,
Toronto, Canada. Aug.10, 2005 + bonus DVD
1. Rough Justice / 2. Live With Me / 3. 19th
Nervous Breakdown / 4. She's So Cold / 5. Dead Flowers / 6.
Back Of My Hand / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. Band
introduction / 9. Infamy / 10. Oh No, Not You Again / 11. Get
Up, Stand Up / 12. Mr.Pitiful / 13. Tumbling Dice / 14. Brown
Sugar / 15. Jumpin' Jack Flash
日本時間の10/23早朝に Stones Archive
第5弾として登場した『LIGHT THE FUSE』のパイレート。
たぶんこちらはトロント05関連では2番手。1番手には激安1,000円というのもあります。
さて、今回は2作目以降のような速攻リリースではなく、リリースから2週間以上経っての登場で、こちらもルビジウム・システム使用とのこと。
こちらもまずはちゃんとオフィシャルで買うのが筋。あくまでも保存用にディスクでもというコレクター向け。
おさらいですが、2005年、トロントでA Bigger
Bangワールド・ツアーのリハーサルを行っていたストーンズは8月10日、Phoenix
Concert Theatreでウォームアップ・クラブギグを敢行します。
ギグの情報は前日にラジオで電撃発表され、入場料はわずか10カナダドル!幸運な1,000人のファンを前に全14曲の演奏を披露しました。
その貴重な音源が Stones Archive
に登場したわけですが、こちらは今までの4作品とは異なり、いわゆるブートレッグでは隠密すらリリースされていなかった貴重な公演。
こちらはもともと6/1にジャケ画像がアップされ、そろそろか?と思って待ってたにもかかわらず、音沙汰がないまま1ヶ月以上経った7/10にGoogle
Playに登場したのは、なんと予想に反して東京1990。
ということでリークの後に海外サイトでの不評などもあり、もしかしてお蔵入りしたのか?とちょいと心配してましたが、今考えるとストーンズの再始動を受け、前回の再始動ライヴを今回の復活ライブの前にぶつけたんでしょうね。
演奏は当時のニュー・アルバム『A BIGGER
BANG』からの初お披露目ということで、ちょいと危ういイントロでの"Rough
Justice"で始まり、"19th Nervous
Breakdown"のアレンジにはびっくら!さらに"Oh No, Not You
Again"、"Back Of My
Hand"、"Infamy"といった新曲の初ライヴ。("Oh No, Not
-"だけは5/10のジュリアード音楽院でのツアー発表会見でのミニライヴで披露ずみ)。そして久々の"Ain't
Too Proud To Beg"だけでなく、ボブ・マーリーの"Get Up, Stand
Up"、オーティス・レディングとスティーヴ・クロッパーの"Mr.Pitiful"というライヴ初登場の驚きのカヴァー曲まで披露!"Get
Up, Stand
Up"ではキースはコーラスの間は手はお留守気味ですが(笑)
ちなみにこの2曲は2005年に数回しか演奏されませんでしたが、このトロントでの演奏は『THE BIGGEST
BANG』に収録されましたのでありがたみはちょい薄いところではあります。そしてもちろんウォームアップ・ギグならではのおっかなびっくりもあり。
ということで、こちらはその音源をフルに収録したパイレート。
その後のストーンズのリリースラッシュや Stones Archive
第6弾『LIVE
ATH LEEDS ROUNDHAY PARK
1982』の登場で、この『LIGHT THE
FUSE』はつなぎ的な印象が否めませんが、もっとどっぷり聴いてみたいと思ってたところなので、こうしたタイミングでじっくり通しで聴く機会をもてたのはいいぞと。
そしてこれはこれで素晴らしいリリースだと!
とはいえもっと他の、、、とかそりゃ思いますけど、そこは今後のStones
Archiveに期待します!
『
THE
BRUSSELS AFFAIR '73 』 RS731018R
(1CD)
『
HAMPTON
COLISEUM (LIVE 1981) 』 RS811218R
(2CD)
最高級ルビジウム・システム使用という再発盤。
マスタリングにルビジウムクロック・ジェネレーターを導入したということなのかな?
オリジナル初盤と聴き比べてみると、そのルビジウム・システムの効果なのかはわかりませんが、ちょい滑らかになって分離がよくなったような。
特にシンバルに集中して聴いてみると違いがわかるような感じ。でも一聴してわかるような違いではありません。
でもこうして実際に聴き比べないと安心できず、手元にあると安心するというのが悲しすぎる性(苦笑)
ちなみに初盤との見た目の違いはジャケ左上のマークは赤から青になり、Rubidium
Masterと。型番には末尾にRubidiumを表すRが追加されてます。
また、『THE BRUSSELS AFFAIR
'73』はタイトルが『BRUSSELS AFFAIR
'73』に"THE"が加わり、チャプターは初盤とはちょっと変更され、チャプター1は初盤では"Opening"でしたが、今回はそちらも含めた"Brown
Sugar"になってます。
あと『HAMPTON
COLISEUM (LIVE
1981)』のジャケはちょっと赤っぽかった色が落ち着いた発色になりました。
そしてディスクにもRubidium Masterとの表記が。
Oct 2012
『
CIRCUS
KRONE 』 Red Tongue Records RTR-022
(1DVD+2CD+4LP)
pro shots & SB recordings@Circus Krone,
Munich, Germany. June 8, 2003 + bonus
●DVD (2CD & 3LP)
1. Jumping Jack Flash / 2. Tumbling Dice / 3. All Down The
Line / 4. Sweet Virginia / 5. Worried About You / 6. Stray Cat
Blues / 7. Everybody Needs Somebody To Love / 8. Dance / 9.
That's How Strong My Love Is / 10. Going To A Go Go / 11. The
Nearness Of You / 12. Before They Make Me Run / 13. It's Only
Rock'n Roll / 14. Can't You Hear Me Knocking / 15. Honky Tonk
Women / 16. Start Me Up / 17. Brown Sugar / 18. I Can't Turn
You Loose
●LP4
1. Street Fighting Man / 2. Don't Stop / 3.Monkey Man (MSG,
NYC Jan.16, 2003) / 4. Mannish Boy (Yokohama Arena, Japan
Mar.12, 2003 (aud + monitor matrix recordings))
1. Gimme Shelter / 2. You Got Me Rocking (MSG, NYC
Jan.16, 2003) / 3. No Expectations (Enmore Theatre, Sydney
Feb.18, 2003 (aud.recordings)) / 4. Rock Me, Baby (Toronto
Jul.30, 2003)
2012年ベストブート間違いなしの超弩級タイトル!
どうやら今年の初め頃にOBRから部分収録のアナログがリリースされていたらしいのですが、その元である映像の完全版がDVD/2CD/4LPという強力なBOXセットで登場。
リリース当初はほんとにプロショットなの?という声がIORRにも上がってたんですが、IORRでその驚愕の中身が公開されてびっくら!
このライヴは2003年の欧州ツアー開幕となるアリーナ/スタジアム/シアターというミュンヘン3連荘の3公演目のシアターショウで、キースが"The
Nreaness Of
You"を初めて披露し、2002年にも4回しか演奏しなかった"Dance"が久々に登場し、ラストが何と"I
Can't Turn You Loose"だったということでも有名な公演。
そしてこのライヴからはその"I Can't Turn You
Loose"のみ『FOUR
FLICKS』に収録され、先日オフィシャルYouTubeには間違ってパリとしてアップされてました。
そんなわけでプロショットがあるんだなというのはわかってましたが、まさかこうして流出してくるとは!これぞブートの醍醐味!
ちなみにその"I Can't Turn You
Loose"、このDVDに収録されている映像は『FOUR
FLICKS』に収録されたものとはちょっとショット違いのところもあり、画質もオフィシャルには二歩及ばずちょっとざらついた画質"VG+++〜EX--"なので、ラフMIXの流出といったところでしょう。
しかしこのライヴ、当時からVGPの『THE NEARNESS OF
YOU』(VGP-343)で隠密CDを聴いてましたが、こうして観てみるとほんとにミックが素晴らしい!
おそるべしミック!とあらためて。オープニングの"JJF"だけじゃなく、"All
Down The Line"に"That's How Strong My Love Is"も凄い。
バックはちょいと頼りないところがありながらもミックが炸裂してバナードも黙らせる"Can't
You Hear Me Knocking"なんて映像で観ると鳥肌もの。
そしてオープニングの"JJF"のしょっぱなで音を思いっきり外しながらも威風堂々のキースもおそるべし(笑)
ということで脅威の流出映像がDVD1枚に、そこからのサウンドは静音部には映像落とし独特のノイズが軽く乗った"EX--"のステレオSBでCD2枚とLP3枚に収録、さらにボーナスLPという素晴らしい豪華BOX。
とはいえ一つ欠点があり、やや中央寄りながらもキースが左からでロニーが右から聴こえます。
ちなみにLP4はLPのみに収録のボーナスですが、有名なMSGやトロント以外では、横アリの"Mannish
Boy"はVGP『YOKOHAMA FORTY
LICKS』(VGP-345)のマトリクス音源、エンモアの"No
Expectations"は『LICKS
DOWNUNDER』(VGP-341)などでお馴染みの隠密音源からのコピーで初登場SBではありません。
こちらはすでにDVDとCDの中身はネットに上がってますし、ちょっと値が張る限定800なので間違いなくコピーが出るでしょうが、これほどの流出アイテムはしっかりオリジナルで持っていたいと海外から取り寄せた超弩級アイテム!
『
BRIGHT
LIGHTS, WINDY CITY 』 GOLDPLATE
GP-1207CD1/2 (2CD)
SB recordings@Rosemont Horizon, Chicago, IL.
Nov.23, 1981
●Disc 1
1. Intro - Take The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The
Whip Comes Down / 4. Let's Spend The Night Together / 5.
Shattered / 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8. Just My
Imagination / 9. Twenty Flight Rock / 10. Going To A Go-Go /
11. Let Me Go / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden /
14. Waiting On A Friend / 15. Let It Bleed
●Disc 2
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions
/ 3. Little T & A / 4. Tumbling Dice / 5. She's So Cold /
6. Hang Fire / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. Brown
Sugar / 10. Start Me Up / 11. Jumping Jack Flash / 12.
Satisfaction / 13. The Star Spangled Banner / School Days -
Outro
9Fの『CHICAGO 1981』に続いてGOLDPLATEからもWolfgang's
Vaultにあがったシカゴ'81がリリース。
GOLDPLATEといえば60年代特集の2DVDがかなりの優れものですが、まだ全部じっくりとは見れてないのでこちらを先に。
まずこちらも9Fのと同様、左右入れ替えとピッチ補正もされてます。曲の長さは9Fのとはところどころ違いますが、大きな違いでもなさそうな。
さらにオープニングのA列車はこちらもつないでWolfgang's
Vaultより長く収録。
細かな他の違いですが、9FのではDisc1ラストだった"You
Can't Always-"をDisc2の頭に。
そしてアンコールの"Satisfaction"前は既発のDAC『DES PLAINES
1981』からつないでいるようでかなり長く、完全収録版に。
さらにエンディング後に9Fのには未収録だった星条旗の後にクロスフェードでChuck
Berryの"School Days"も収録。
星条旗も最後に入るノイズが消されていて、これまた『DES PLAINES
1981』からのクロスフェードと思われますが、これはなかなかいい感じ。
音質はこちらの方が中高音域はマイルドですが、ノイズリダクションをかけてないような高音域の伸びはあります。
という感じで、元がいいのでこちらも"EX-"!
『
SONGS
FOR EUROPE 』 Tarantura TCDRS-11-1,2
(1CD)
aud.recordings@Scandinavium, Gothenburg,
Sweden. Oct.6, 1973 (2nd show)
1. Brown Sugar / 2. Gimme Shelter / 3. Happy / 4. Tumbling Dice / 5. Star Star / 6. Doo Doo Doo Doo Doo (Hearbreaker) / 7. Angie / 8. You Can' t Always Get What You Want / 9. Midnight Rambler / 10. Honky Tonk Women / 11. All Down The Line / 12. Rip This Joint / 13. Jumping Jack Flash / 14. Street Fighting Man / 15. Outro
ショップ・インフォには
> 1973ヨーロッパツアー、初登場音源
>
1973年10月6日・スエーデンはヨーテボリ(ゴーセンバーグ)での夜の部公演を初登場マスターから完全収録!!!
とのことでしたが、、、
やっぱりこれ、インフォが出たときに掲示板でもしかしたらと書いたとおり、torrentに上がってた音源。
そう、聴き比べもしてないのか、EXILEが昔リリースした『YOU CAN'T SAY WE'RE
SATISFIED』(EXCD-013)と同じ音源なんですね〜!
ということでこれは2nd
showかどうかはわかりませんが、初登場ではない。ちなみにtorrentにあげた人もどっちかわからないと書いてました。
少なくとも初登場音源というのは大間違い。ひどすぎるぞTarantura。
掲示板で紹介した後、IORRにEXILEのと一緒だったよと書いたらやはり2nd
show(evening show)の音源は他にあるそうで。
でもシェアしたらそれで誰かに金儲けされるのは嫌だな、と。そりゃそうですよね。
で、そちらがシェアされたので聴いてみるとこれまたEXILEやこのTARANTURAと演奏は同じ。ちなみにそちらは別音源でこちらでは気になる手拍子もない良好隠密。
ソースは違うけど演奏は同じなんだけどとIORRで質問してみると、2nd
showのはずだと。
さらに別の方いわく、いまだに演奏曲目がわからない1st
showでは、当時の新聞によると"Doox5"(Heartbreaker)のところで"Dancing
With
Mr.D."が演奏されたと書かれているとのことですので、そもそもEXILEのも2nd
showだったということでしょうね。
うん、こうしてIORR経由で新たな発見につながったという点ではこちらにも価値はありました(苦笑)
でもEXILEのは前座の音源も入っていながらも、ピッチが速かったり音が偏ってたりもしたので、そこは今回のはちょっとましですが、元々かなり距離感もあり、手拍子が鳴るところではうるさかったりもするのでこれはマニア向け。
IORRでシェアされた音のほうが断然素晴らしいです。
ちなみに型番の最後の"1,2"というのは2枚組を意味するんだと思いますが、1枚ものです。
Sep 2012
『
ROLLING
SIXTIES 』 GOLDPLATE GP1206DVD1/2
(2DVD)
pro shots from the 60's
収録曲は多すぎて長くなるので後ろに回して先に簡単に紹介を。
こちらはサブタイトルに「Video Archives from the
60's」とあるように、60年代の集大成の2枚組DVD。
9月頃にリリースされたと思いますが、これがなかなかの秀作で、じっくり観てから紹介をと思ってるうちにずるずると遅くなってしまいました。
このDVD、定番も外さずそれでいて貴重な映像までもがこれでもかと一気に観れる素晴らしい作りです!
2枚あわせて5時間半を超えるボリューム!
1枚目の冒頭では音声とのシンクロがずれてるところもありますが、そんなことよりもこのボリュームとクォリティは素晴らしい。
PVもYouTubeでもなかなか見かけない"We Love
You"をこのDVDからYouTubeにアップしたとおり、そうしたかゆいところにも手が届くタイトルで、バージョン違いなども細かく収録。そしてLive
Showsも66年のNMEポールウィナーズの受賞シーンなど珍しいものも。
2枚目のTV
Showsも貴重なものがどっさりで、かなり重宝すること間違いなしのタイトル。
DVD 1
●BIG HITS (BEST OF THE SIXTIES)
1. Not Fade Away (TV Edit Version 1964) / 2. Around And
Around (Live Film 1964) / 3. It's All Over Now (French TV
1964) / 4. The Last Time (Top Of The Pops 1965) / 5. Heart Of
Stone (Big Beat 1965) / 6. (I Can't Get No) Satisfaction
(Shindig 1965) / 7. 19th Nervous Breakdown (Bandstand Special
1966) / 8. As Tears Go By (Bandstand Special 1966) / 9. Get
Off Of My Cloud (Top Of The Pops 1965) / 10. Lady Jane (Thank
Your Lucky Stars 1966) / 11. Paint It Black (Thank Your Lucky
Stars 1966) / 12. Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In
The Shadow? (Version 1) / 13. Let's Spend The Night Together
(Studio Version) / 14. We Love You (Complete Version) / 15.
2000 Light Years From Home (Promotion Video) / 16. Child Of
The Moon (Promotion Video) / 17. Jumpin' Jack Flash (Version
1) / 18. Sympathy For The Devil (Frost On Sunday 1968) / 19.
You Can't Always Get What You Want (The David Frost Show 1969)
/ 20. Honky Tonk Women (Top Of The Pops 1969) / 21. Gimme
Shelter (Pop Go The Sixties 1969)
●BIG HITS (HIGH QUALITY AND CLEAN REMASTER) 2012 ALTERNATES
AND RARITIES
1."Gathers No Moss"(Pathe News 1964) / 2. Have You Seen Your
Mother, Baby, Standing In The Shadow? (Version 2) / 3. Have
You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow? (Version 3
- Live) / 4. Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The
Shadow? (Photo Session) / 5. Lady Jane (Promotional Edit
Version) / 6. Ruby Tuesday (Promotional TV Version) / 7. Let's
Spend The Night Together (French TV) / 8. We Love You (Short
Edit Version) / 9. Jumpin' Jack Flash (Version 2 - Color) /
10. Jumpin' Jack Flash (Version 2 - B&W) / 11. Beggar's
Banquet Party 12. Street Fighting Man (From The Movie) 13.
Keith Playing Moog (From The Movie) / 14. Music Scene 1969
●LIVE SHOWS
・NME POLL WINNER'S CONCERT - BIG BEAT 1964 Live At Empire
Pool, Wembley, UK 26th april 1964 - 1.Not Fade
Away / 2. I Just Wanna Make Love To You / 3. I'm Alright
・THE T.A.M.I. SHOW - Original TV Version Live At Civic
Auditorium, Santa Monica, CA, USA 29th october 1964 -
4. Around And Around / 5. Off The Hook / 6. Time Is On
My Side / 7. It's All Over Now / 8. I'm Alright / 9. Let's Get
Together
・NME POLL WINNER'S CONCERT 1965 Live At Empire Pool,
Wembley, UK 11th april 1965 - 10. Everybody Needs
Somebody To Love / 11. Pain In My Heart / 12. Around And
Around / 13. The Last Time
・NME POLL WINNER'S CONCERT 1966 Live At Empire Pool,
Wembley, UK 1st may 1966 - 14. Ceremony Only
・FILM ARCHIVE - 15. Little Queenie (Madison
Square Garden, New York, USA 28th november 1969) / 16. (I
Can't Get No) Satisfaction (Saville Theatre, London, UK 14th
december 1969)
DVD 2
●TV SHOWS
・THE ARTHER HAYNES SHOW (7th february 1964) - 1.
I Wanna Be Your Man / 2. You Better Move On
・HOLLYWOOD PALACE SHOW (3rd june 1964) - 3. Not
Fade Away / 4. I Just Wanna Make Love To You
・THE MIKE DOUGLAS SHOW (18th june 1964) -
5. Carol / 6. Tell Me / 7. Not Fade Away
・THE RED SKELTON HOUR (5th august 1964) - 8.
Tell Me / 9. Carol / 10. It's All Over Now
・QUOI DE NEUF - French TV (19th october 1964) -
11. Carol / 12. It's All Over Now
・READY, STEADY, GO! (20th november 1964) - 13.
Off The Hook / 14. Little Red Rooster / 15. Around And
Around
・SHINDIG! (15th december 1964) - 16. Oh Baby (We
Got A Good Thing Goin') / 17. Down The Road Apiece / 18. Susie
Q / 19. Heart Of Stone
・BIG BEAT'65 - Australian TV (29th january 1965) -
20. Walking The Dog / 21. Heart Of Stone / 22. Little
Red Rooster / 23. Around And Around
・SHIVAREE (16th may 1965) - 24. Down The Road
Apiece / 25. Little Red Rooster / 26. Play With Fire / 27. The
Last Time
・SHINDIG! (20th may 1965) - 28. Down The Road
Apiece / 29. Little Red Rooster / 30. How Many More Years -
Howlin' Wolf / 31. The Last Time / 32. Play With Fire / 33. (I
Can't Get No) Satisfaction
・SHINDIG! (28th july 1965) - 34. Good Times /
35. Mercy Mercy 36. (I Can't Get No) Satisfaction
・READY, STEADY, GO! (2nd september 1965) - 37. I
Got You Babe - Cathy McGowan&Brian Jones / 38. Oh Baby (We
Got A Good Thing Goin') / 39. That's How Strong My Love Is /
40. (I Can't Get No) Satisfaction
・HULLABALOO (11th november 1965) - 41. She Said
Yeah / 42. Get Off Of My Cloud
・BANDSTAND SPECIAL - Australian TV (17th february 1966)
- 43. Get Off Of My Cloud / 44. Play With Fire /
45. 19th Nervous Breakdown / 46. As Tears Go By / 47. (I Can't
Get No) Satisfaction
・THANK YOUR LUCKY STARS (8th may 1966) - 48.
Lady Jane / 49. Paint It Black
・READY, STEADY, GO! (27th may 1966) - 50. I Am
Waiting / 51. Under My Thumb / 52. Paint It Black
・THE ED SULLIVAN SHOW - Rehearsal (15th january 1967)
- 53. Ruby Tuesday (Rehearsal) / 54. Let's Spend
The Night Together (Rehearsal)
・TOP OF THE POPS (25th january 1967) - 55. Let's
Spend The Night Together
・THE DAVID FROST SHOW (16th june 1969) -
56. Honky Tonk Women
●EXTRA
Rice Crispies TV Commercial 1&2 (6th february 1964) /
Music Scene 1969 (Long Edit)
『
SWISS
MADE 』 Tarantura TCDRS-7-1,2
(2CD)
aud.recordings@Hallenstadion, Zurich,
Switzerland. June 15, 1976
●Disc 1
1. Opening / 2. Honky Tonk Women / 3. If You Can't Rock Me /
4. Get Off Of My Cloud / 5. Hand Of Fate / 6. Hey Negrita / 7.
Ain't Too Proud To Beg / 8. Fool To Cry / 9. Hot Stuff / 10.
Star Star
●Disc 2
1. You Gotta Move / 2. You Can't Always Get What You Want /
3. Band introductions / 4. Happy / 5. Tumbling Dice / 6.
Nothing From Nothing / 7. Outa Space / 8. Midnight Rambler /
9. Brown Sugar / 10. Jumpin' Jack Flash / 11. Street Fighting
Man
Taranturaから『666』に続いて76が登場、今度はスイスのチューリッヒ。
6月は西ドイツから始まり、フランスのパリ公演、スイスのバルセロナ、またフランスに戻ってリヨンと巡り、もう一度西ドイツに戻る前に辿り着いたのがこのスイスのチューリッヒ。
会場はハレンシュタディオンと読むようで、その名前から屋外スタジアムかと思いきや、屋内ホールのようです。
さて、この日の公演を丸々収録したブートは今まで2LP『GET OFF OF MY
STONE』しかリリースされておらず、CDでは唯一"Street
Fighting
Man"が『Seid
Ihr Wach?』(VGP-098)、そして"Honky Tonk
Women"はDVD『Through The Past Darkly : Sucking In The 70's and
80's』で8mm映像にアフレコされたりしていたようですが、1公演を丸ごと収録したブートはCD初登場。
Taranturaレーベルというとストーンズではどうもあまりいい印象がなく、ショップ・インフォにはマイク・ミラード級のサウンドと書かれていましたが、果たして?と聴いてみると、メインの音源は"WILLIAM
TELL
EDITION"としてDIMEに上がったものをかなりイコライジングしたもののようですが、意外にもというか悪くはありません。
ただし観客がかなりうるさいところもあり、そうしたところでは演奏が埋もれてしまいます。
特に冒頭は観客の絶叫から始まり、その彼方でイントロが聴こえるというなんじゃこりゃ状態(笑)
でもすぐに持ち直したと思ったら、今度は2曲目の"If You Can't
Rock
Me"冒頭では左chがオフ。これは元音源でもオフなんですが、イコライジングの影響によるヒスノイズが結構載っちゃってます。ここはモノラルにすればよかったのにと。
でもこれ以降、ちょいとイコライジングがきついですがなかなか迫力のある音になってます。
ショップ・インフォにあるマイク・ミラード級とはとても呼べませんが、中高音が強めでギターはゴリゴリしたいい感じの音。ベースラインは綺麗には聴き取れませんがちゃんと拾っていて"very good+"。
しかし"You Gotta Move"とか"You Can't
Always-"で歌う観客の歌が気持ち悪い(笑)。あと手拍子も結構拾ってます。
でもTaranturaレーベルにはよくあったチャプターでのプチギャップは今回はないので一安心(笑)
また、元音源は"JJF"冒頭までしかないんですが、以降はちょいと音質の異なる2つ目の音源に切り替わります。これはわたしが持っているもう一つの音源RMBマスターとは異なるソースですね。ラストの"Street
Fighting
Man"はVGPの『Seid Ihr
Wach?』と同じようですので、わたしの持ってない2LPの音源なのかな?こちらは演奏が終わるとVGPより早めにすぐにフェードアウト。
ということで一部歓声が邪魔だったりもしますがなかなかいい感じの音で、演奏は"Midnight
Rambler"からが熱いです。
なぜかその後の"It's Only Rock'n
Roll"がこの日はセットリストから外れていますが、この"Midnight
Rambler"はナイス!!
続く"Brown Sugar"のゴリゴリしたイントロもいい!
メイン音源でラストまで聴けないのは残念ですが、なかなか楽しめました。
『
TOKYO
VOL.1 』 MOONSHINER-009 (2DVD-R)
pro shots@Tokyo Dome, Tokyo, Japan. Feb.24,
1990
いかにもニュー・マスターからのような宣伝文句で現れた新生レーベルMOONSHINERからの新作で、224と226がリリース。
試しにとこの224を買ってみましたが、旧青月のにメニュー画面がついただけで中身は全く同じでした(笑)
きっと226もコピーでしょう。以上(笑)
『
CHICAGO
1981 』 no label(2CD)
SB recordings@Rosemont Horizon, Chicago, IL.
Nov.23, 1981
●Disc 1
1. Take The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The Whip
Comes Down / 4. Let's Spend The Night Together / 5. Shattered
/ 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8. Just My Imagination
/ 9. Twenty Flight Rock / 10. Going To A Go-Go / 11. Let Me Go
/ 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden / 14. Waiting
On A Friend / 15. Let It Bleed / 16. You Can't Always Get What
You Want
●Disc 2
1. Band Introductions / 2. Little T & A / 3. Tumbling
Dice / 4. She's So Cold / 5. Hang Fire / 6. Miss You / 7.
Honky Tonk Women / 8. Brown Sugar / 9. Start Me Up / 10.
Jumping Jack Flash / 11. Satisfaction / 12. The Star Spangled
Banner
Wolfgang's
Vaultに上がってこちらでも話題になった1981/11/23シカゴ公演の新ステレオSB音源が早くもリリース。
この11/23は、11/22のCheckerboard LoungeでのMuddy
Watersとの競演明けとなる公演で、シカゴ3連続公演の初日にあたります。
本公演は過去、DACから『DES PLAINES
1981』(DAC-032)としてモノラルSB音源がリリースされていましたが、今回は初のステレオSBにして、その既発とは全く別のマスター。
その既発では欠落してた"She's So Cold"終了後から"Hang
Fire"イントロもしっかり収録されていて、既発では途中一部にあった音揺れもなく、音もよりクリアでピアノやベースがよく聴こえます。
しかしながらWolfgang's
Vaultで公開された音源は左右逆(でもキースのコーラスは右)、ピッチがやや遅くしかもそのピッチが変動するという欠点があったんですが、本作ではそれらを修正のうえ、短く冒頭だけだったA列車も補填してのリリース。
左右を逆転させたことによりギターはキースが右になりましたが、キースのコーラスがやや左からという違和感はありますが、そこはギター優先で(笑)
ちなみにジャケのミックの写真は、懐かしのTerappin『MORE THAN
EVER』のミック・バージョンのと同じ。
さて、"Under My
Thumb"ではロニーのギターが妙に大きく、演奏もまったり始まりますがすぐに調子を上げ、とはいえリラックスした演奏を聴く事が出来ます。
ミックもMCでは「Bright Lights, Big City」と言ったり、"Just My
Imagination"では「Windy City」と歌ったり、Checkerboard
Lounge効果もあったのか、ずいぶんシカゴに浸ってるようです。そして"Beast
Of Burden"では迷子になったり、"Tumbling
Dice"の歌いだしも変だったり、"JJF"のイントロは変だったりいろいろありますが、リラックスしたいい雰囲気を感じます(笑)
わたしはこの日のコンサート中盤、特に"Just My
Imagination" "Twenty Flight Rock" "Going To A Go-Go"
"Let Me
Go" "Time Is On My Side"の流れがお気に入り。
"Going To A
Go-Go"での歌への入り方も、オフィシャルや先日来聴きまくったハンプトンなどで慣れ親しんだ81ツアー後半の入り方とは違って、"Well
there's-"ではじまるブートでお馴染みのもいいですね〜。でもって、このときの"Going
To A Go-Go"は結構速いんですね。
そんなわけで、今回のWolfgang's
Vaultのミックスはそれほどギターが前面に出てこないというあまりありがたくない特徴がありますが、ピアノやベースがよく聴こえてこれはこれで面白く、元がMP3なのでやや音は平坦にも聴こえますが、元音源より高音をやや持ち上げてちょいとメリハリのある音に仕上がっていて、十二分に高音質の"EX-"。
ちなみにピッチ修正のおかげでDAC盤とも各曲の長さはほぼ同じ。DAC盤より各曲1〜2秒ほど速かったりもしますがまぁ誤差の範疇ですかね。
なお、前述したように中盤ではカットのあったDAC盤ですが、"JJF"終了後のアンコール待ちはDAC盤の方が長く収録されてます。そして星条旗の後の"School
Days"も収録
そんなわけでWolfgang's Vaultさまさまですが、今後他レーベルからもリリースされることがあれば、MP3からではなく是非元音源を手に入れてリリースして欲しいところです。
Aug 2012
『
WESTERN
AFFAIR VOL.2 』 DAC-125
(2CD)
aud.recordings@Inglewood Forum, Los Angeles,
CA. Jun.11, 1972 1st & 2nd shows
●Disc 1
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter /
5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet
Virginia / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. All
Down the Line / 11. Midnight Rambler / 12. Band introductions
/ 13. Bye Bye Johnny / 14. Rip This Joint / 15. Jumping Jack
Flash / 16. Street Fighting Man / 17. Honky Tonk Women
●Disc 2
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter /
5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet
Virginia / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. All
Down the Line / 11. Midnight Rambler / 12. Bye Bye Johnny /
13. Rip This Joint / 14. Jumping Jack Flash / 15. Street
Fighting Man / 16. Honky Tonk Women
ジャケにはレディジェンのプロモ・フォトを拝借したDACの新作。
タイトルの『WESTERN AFFAIR VOL.2』とは、今年の6月頃にリリースされた1969/11/8の1st&2nd
showのアップグレード盤が『WESTERN
AFFAIR VOL.1』だったのでその第2弾ということ。
ということで、こちらも1972/6/11に昼夜2公演行われたLA公演を収録したアップグレード仕様。
この日は昼夜2公演ながらも比較的72ではレアな"Honky Tonk
Women"を昼夜いずれもアンコールで演奏した日としても知られています。
その72LA、1st showはDACの前身VGPからは『WELCOME TO THE BREAKFAST SHOW』(VGP-337)でリリースされ、2nd showはアナログ時代から有名なTMOQ音源をVGPからは『GET YOUR ROCKS OFF』(VGP-242)、古くは『GLIVE AT THE L.A. FORUM 1972』(IMP-CD 038-39)、『GET YOUR ROCKS OFF』(KS-002-2CD)でお馴染みですが、本作は果たして?
ということでどれほどのアップグレードなのかとさっそく聴いてみると、Disc
1の1st
showはヒスノイズがすっかりなくなり、大幅アップグレード!
2003年に『WELCOME
TO THE BREAKFAST SHOW』の本音源が収録されたDisc2を、個人的には十分聴けますが一般的には"fair-good"程度かな、と紹介してましたが、その減点対象であったヒスノイズがさっぱりと消え、"good++〜very
good-"に向上!
とはいえ音質的にはピアノやホーンはよく聴こえますが最初はミック・テイラーは遠く、結構手拍子を拾っててちょっとモコモコした音で、基本的には隠密慣れした人向けの音ですが、これは嬉しいアップグレード!
なお、既発ではフェードインで頭欠けしていた"All Down The
Line"の冒頭は別音源をつないでます。
その"All Down The
Line"ではミック・テイラーもよく聴こえるようになり、その流麗なプレイを堪能できます。
"Midnight
Rambler"もたまらんです。やっぱ72はいいですなぁ〜。明日レディジェン観よう(笑)
そして続くDisc
2ですが、こちらは既発でおなじみのTMOQ音源ではない別音源が初登場。
こちらはTMOQ音源では収録されていなかったオープニングのMCから収録された最長版ということですが、"Brown
Sugar"が始まってもミックが歌うまではよく聴き取れず、ちと音が遠くて団子状態でこれがアップグレードかというとちょい微妙。
既発より低音は拾っていて聴き進めると慣れてきますが、こちらは1st
showには及ばない"good"程度で、別音源による向上に期待するとちょいとう〜んといったところ。
あえてこの音源を使ったということはTMOQ音源は『GET
YOUR ROCKS OFF』以上は無理ということだったのかな?
といった感じで、2nd
showはちょいと微妙ながらも1st
showのアップグレードが嬉しいリリースでありました。
『
GET
YOUR LEEDS LUNGS OUT 』 GOLDPLATE
GP-1205CD1/2 (2CD)
SB recordings@Leeds University, Leeds, UK.
Mar.13, 1971
●Disc 1
BBC Radio 2012 Broadcast Mono version
1. Radio Introduction / 2. Brown Sugar / 3. Street Fighting
Man / 4. Dead Flowers / 5. Stray Cat Blues / 6. Love In Vain /
7. Midnight Rambler / 8. Bitch / 9. Band Introduction / 10.
Honky Tonk Women / 11. (I Can't Get No) Satisfaction / 12. Let
It Rock
・BBC Extra I
13. Little Queenie (Leeds 1971) / 14. Bitch (Top Of The Pops
- BBC TV 1971) / 15. Wild Horses (Top Of The Pops - BBC TV
1971) / 16. Brown Sugar (Top Of The Pops - BBC TV 1971)
●Disc 2
・Rremastered stereo-track version
1. Dead Flowers / 2. Stray Cat Blues / 3. Love In Vain / 4.
Midnight Rambler / 5. Bitch / 6. Band Introduction / 7. Honky
Tonk Women / 8. (I Can't Get No) Satisfaction / 9. Little
Queenie / 10. Brown Sugar / 11. Street Fighting Man / 12. Let
It Rock
・BBC Extra II
13. Honky Tonk Women (Top Of The Pops - BBC TV 1969) / 14.
Gimme Shelter (Pop Go The Sixties - BBC TV 1969) / 15. Let It
Rock (single stereo version)
GOLDPALTEよりリリースされたリーズ'71。
リーズ'71とは、1971年3月に行われたFarewell
UKツアーの終盤にリーズ大学で行われたライブで、演奏されたはずの冒頭2曲の"Jumping
Jack Flash"と"Live With
Me"が未収録ながらもBBCによって放送されたことから有名な音源。
さて、こちらはDisc1には今年7月にBBCが50周年記念にネット配信したモノラル音源を収録し、Disc2にはアナログ時代からお馴染みでCDではTSPの『GET
YOUR LEEDS LUNGS OUT!』
(TSP-CD-030)、『GET
YOUR LEEDS LUNGS OUT! REVISITED』(TSP-CD-215)、DACの『GET
YOUR LEEDS LUNGS OUT』(DAC-089)などで有名な従来からのBBC放送音源の擬似ステレオ音源、そしてそれぞれにボーナス・トラックを収録しています。
BBCでネット配信されるものは、DJの子音が聞き取りにくいことからもわかるようにかなり圧縮された音なので、高音質というわけではなく、今回のリーズ771の配信でも欠落していた2曲が追加されたわけでもなく、さらに団子状のモノラルでの配信で曲順も入れ替えられていたので、まぁメモリアル的なアイテム。
ということでDisc1はそのネット配信音源がメインで"very
good-"といった感じ。
Disc2は最新リマスターによる擬似ステレオとのことで素晴らしい音質"EX-"。
やはりリーズ'71は従来からのこちらが安心ですが、既発ブートと聴き比べてみたところTSPの『GET
YOUR LEEDS LUNGS OUT! REVISITED』と似た感じのメリハリのある音。
でも既発にあった音揺れ箇所は変わってなさそうで、"Street
Fighting
Man"の後の歪みとハウリングはTSPの1stやDAC盤と同じ感じで、全体的に特に目新しさはありません。
という感じですが、ボーナスにちょっと珍しい音源が。それはDisc1に収録されているTV番組『Top Of
The Pops』からの"Bitch"と"Wild
Horses"。
こちらの映像はとんと出てこず、音ですらおそらくVGPの『FROM
THE VAULT』(VGP-100)にしか収録されていないというレア物。
そちらではかなり厳しいAMラジオ以下の音質だったので、今回ついにアップグレードなるか?と実はこの2曲が目当てだったりもしたんですが、残念ながらその音質は厳しいままで変わらず。
ということでレアなボーナスのあてはちょいと外れて、BBC2012音源の保存用アイテムといった感じですが、久しぶりに通しで聴くとやっぱり楽しめました。
『
BBC
SESSIONS 1963-1965 』 GOLDPLATE
GP-1203CD1/2 (2CD)
BBC radio braodcasts 1963-1965
●Disc 1
SATURDAY CLUB : Brian Matthew - Recorded Maida Vale Studio,
London, UK Sep.23,1963. Broadcast Oct.26,1963
1. Come On / 2. Memphis Tennessee / 3. Roll Over
Beethoven
SATURDAY CLUB : Brian Matthew - Recorded BBC,
London, UK Feb.3,1964. Broadcast Feb.8,1964
4. Don't Lie To Me / 5. Mona / 6. Walking The Dog / 7. Bye
Bye Johnny / 8. You Better Move On / 9. I Wanna Be Your
Man
SATURDAY CLUB - Recorded Live From UK Tour
February/March 1964. Broadcast Mar.8,1964
10. Roll Over Beethoven / 11. Beautiful Delilah
BLUES IN RHYTHM : Long John Baldry - Recorded
Camden Theatre, London, UK Mar.19,1964. Broadcast May 9,1964
(Original Stereo Master)
12. Route 66 / 13. Cops And Robbers / 14. You Better Move On
/ 15. Mona
THE JOE LOSS POP SHOW : Joe Loss - Recorded
BBC, London, UK Apr.10,1964. Broadcast Apr.10,1964
16. Hi-Heel Sneakers / 17. Little By Little / 18. I Just Want
To Make Love To You / 19. I'm Moving On
SATURDAY CLUB : Brian Matthew - Recorded BBC,
London, UK Apr.13,1964. Broadcast Apr.18,1964
20. I Just Want To Make Love To You / 21. Walking The Dog /
22. Not Fade Away / 23. Beautiful Delilah / 24. Hi-Heel
Sneakers / 25. Carol
●Disc 2
SATURDAY CLUB : Brian Matthew - Recorded BBC, London, UK May
25,1964. Broadcast Jun.6,1964
1. Down In The Bottom / 2. You Can Make It If You Try / 3.
Route 66 / 4. Confessin' The Blues / 5. Down The Road
Apiece
THE JOE LOSS POP SHOW : Joe Loss - Recorded
BBC, London, UK Jul.17, 1964. Broadcast Jul.17,1964
6. It's All Over Now / 7. If You Need Me / 8. Confessin' The
Blues / 9. Carol / 10. Mona
TOP GEAR : Brian Matthew - Recorded BBC,
London, UK Jul.17,1964. Broadcast Jul.23,1964
11. Around And Around / 12. If You Need Me / 13. I Can't Be
Satified / 14. Crackin' Up
15. Ain't That Loving You Baby - Additional Data:Radio
Luxembourg from Apr.17,1964 to May 8,1964
(10月じゃないのかな?)
RHYTHM AND BLUES : Alexis Korner - Recorded
BBC, London, UK Oct.8,1964. Broadcast Oct.31,1964
16. 2120 South Michigan Avenue
TOP GEAR : Brian Matthew - Recorded Playhouse
Theatre, London, UK Mar.1,1965. Broadcast Mar.6,1965
17. Everybody Needs Somebody To Love / 18. Down The Road
Apiece / 19. The Last Time
YEH! YEH! : Tony Hall / SATURDAY CLUB : Brian
Matthew - Recorded BBC, London, UK Aug.20,1965. Broadcast
Aug.30,1965
20. Interview With Mick Jagger And Brian Jones / 21. Mercy
Mercy / 22. Oh Baby / 23. Interview With Mick Jagger / 24. (I
Can't Get No) Satisfaction / 25. The Spider And The Fly / 26.
Interview With Mick Jagger / 27. Cry To Me / 28. Fanny
Mae
10月に紹介しましたがこれは8月リリースくらいだったかな?
『BEAT
BEAT BEAT AT THE BEEB』
(IU9428-2)や『GET
SATISFACTION...IF YOU WANT!』(TSP-CD-003)がライバル不在のまま長らくBBC音源の代表盤として君臨していましたが、このGOLDPLATE盤はなかなか。
先日ここでもBBC音源の代表盤はという質問があり、結局TSPよりIUシリーズの『BEAT
BEAT BEAT AT THE BEEB』がという話題になりましたが、それらより音質的にはこのGOLDPLATE盤がいいです。
"Come
On"での42秒と57秒ほどの歪み、"Don't Lie To Me"や"Walking The
Dog"での頭欠けは既発とは変わらないものの、音質自体がクッキリスッキリしていて既発ではモコモコしてた"Don't
Lie To Me"での違いがわかりやすい。
『BEAT
BEAT BEAT AT THE BEEB』
をわずかに凌ぐ"EX-"音質がようやく登場といったところ。
既発でも音は貧弱で定位が左chに寄り気味だった"You Better Move
On"は、定位がセンターに来ましたが音質はやっぱりちょい劣ってるのは残念ですが、こうしてBBC音源をすっきりした音質で楽しめるのはナイス。
ちなみにDisc2のラジオ・ルクセンブルグの"Ain't That Loving You
Baby"の収録日付は間違ってるんじゃないかなと思いますが、ルクセンブルグのスペルに間違いがあるのは惜しいところ。
とはいえこうしてようやくこの音質でBBC音源をまとめて聴けるというのは嬉しいリリース。
『
L.A.NIGHTS
』 GOLDPLATE GP1204DVD1/2+CD1/2 (2DVD+2CD)
pro/aud shots@L.A.Forum, Inglewood, CA.
Jul.11, 1975 + more
SB recordings@L.A.Forum, Inglewood, CA. Jul.13, 1975
●DVD 1 @L.A.Forum, Inglewood, CA. Jul.11, 1975
1. Opening (Fanfare For The Common Man) / 2. Honky Tonk Women
/ 3. All Down The Line / 4. If You Can't Rock Me / 5. Get Off
Of My Cloud / 6. Star Star / 7. Gimme Shelter / 8. Ain't Too
Proud To Beg / 9. You Gotta Move / 10. You Can't Always Get
What You Want / 11. Happy / 12. Tumbling Dice / 13. It's Only
Rock'n Roll / 14. Band Introduction / 15. Doo Doo Doo Doo Doo
(Heartbreaker) / 16. Fingerprint File / 17. Angie / 18. Wild
Horses / 19. That's Life / 20. Outa Space / 21. Brown Sugar /
22. Midnight Rambler / 23. Rip This Joint / 24. Street
Fighting Man / 25. Jumpin' Jack Flash / 26. Sympathy For The
Devil
(audio option : 1.Matrix Wide-Stereo Remaster 2.Matrix Stereo
Remaster 3.Original Soundboard Mono Master 4.Audience Recorded
Stereo Master)
●DVD 2
・Alternates Stones Archive Video@L.A.Forum, Inglewood, CA.
Jul.11, 1975
1. Ain't Too Proud To Beg / 2. You Can't Always Get What You
Want / 3. Happy / 4. It's Only Rock'n Roll / 5. Fingerprint
File / 6. Angie / 7. LA Friday Release Interview
(audio option : 1.Matrix Wide-Stereo Remaster 2.Original SB
Mono Master 3.Aud Stereo Master)
・Hot As Hell Video@L.A.Forum, Inglewood, CA. Jul.11,
1975
1. It's Only Rock'n Roll / 2. Band Introduction / 3. Doo Doo
Doo Doo Doo (Heartbreaker) / 4. Fingerprint File / 5. Angie /
6. Wild Horses / 7. That's Life 8. Outa Space / 9. Brown Sugar
/ 10. Midnight Rambler (Intro)
(audio option : 1.Matrix Wide-Stereo Remaster 2.Matrix Stereo
Remaster 3.Original SB Mono Master 4.Aud Stereo Master)
・Private Film
1. LA Forum July 12, 1975 / 2. LA Forum July 13, 1975
・Extra Video
1. Video Archive - Brown Sugar (TOTA 1975 Promotion) / 2."10
O'Clock News"USTV / 3."Channel 2 News"USTV - Live From New
York 5th Ave. May 1, 1975.
4. Honky Tonk Women - Capital Centre Newsreel July 1, 1975 /
5. Backstage Footage (with Elton John) - Hughes Stadium, Fort
Collins, Co. July 20, 1975
●CD 1/2 - SB recordings@L.A.Forum, Inglewood,
CA. Jul.13, 1975
(曲目省略)
GOLDPLATEからHampton'81に続いて『L.A.
Friday』関連のDVD+パイレートCDがリリース。
先に結論から言うと、『L.A. Friday』関連ではIMP系のCDと欧州製LP
BOX、そしてこれを買いましたが、アナログにこだわらなければDVDの充実度からもこれが一番いいですね。
こちらのDVD2には欧州製BOXのDVDには未収録だったStones
ArchiveからオフィシャルYouTubeにあがった7/11の6曲や、初めて見る7/12と7/13のPrivate
Filmといった貴重な映像も収録されています。
ちなみにそのオフィシャルにアップされた7/11のYouTube映像を7/13として売ってる1,000円DVDでは、YouTueでは乱れないところでも乱れちゃうらしいですが、こちらはYouTubeどおりの映像。
そして貴重なPrivate
Film。これってどこかで出回ったんでしたっけ?もしかして、と思ったらYouTubeにありました(笑)
でも音と映像の曲自体もあってなかったYouTubeと違ってこちらはちゃんと曲はあってそうな。音と映像はぴったりとシンクロはしていませんが、ステージ前方キース側から見てる雰囲気は味わえます。
そしてDVD1のおなじみの7/11の映像も、旧青月やL.A.FridayやJointripやMayflowerや欧州Boxと見比べてみましたが、欧州Boxのとトップを競うレベル。
欧州Boxにある左端の縞はこちらにはなく、ところどころに入るノイズ線も少ないんですが、そちらよりはちょっとブロックノイズが目立つかなという程度の差。他のタイトルともそれほど大きな差はありませんが、この2つが今のところ最良です。
ちなみに音声は記載しているとおりいろいろ選べますが、Matrix
Wide-Stereo Remasterがいい感じ。
CDは全部は聴いてませんが、改めて紹介するまでもなくStones Archiveの『L.A. Friday』のパイレートで最高音質(笑)
ということで、DVDとCDとしては今のところこれ一つあれば貴重な映像も含めて全部手に入るという、なかなか便利なタイトルで一安心。
July 2012
『
LIVE
AT THE MARQUEE 1971 』 UFBD-9020
(1BD-R)
pro shots@The Marquee, London, UK. Mar.26,
1971
● FRENCH TV version
1. ina.fr Colour Bars / 2. Live With Me / 3. Dead Flowers /
4. I Got The Blues / 5. Let It Rock / 6. Midnight Rambler / 7.
Satisfaction / 8. Bitch / 9. Brown Sugar
● LTV 1992 version (BRITISH TV)
1. LTV C210 Slate / 2. Introduction by Chris Jagger / 3. Live
With Me / 4. Dead Flowers / 5. I Got The Blues #1 / 6. I Got
The Blues (false start) / 7. I Got The Blues #2 (w/ false
start) / 8. Let It Rock / 9. Midnight Rambler / 10.
Satisfaction / 11. Bitch (false start) / 12. Bitch #1 / 13.
Brown Sugar / 14. Bitch #2 / 15. End Credit
● TRAILER OF LTV 1992 version
1. Live With Me (part) / 2. Midnight Rambler (part) / 3.
Brown Sugar (part)
● OUTTAKES (Conversion A, SD)
1. Bitch (part) / 2. Brown Sugar
● OUTTAKES (Conversion B, SD)
1. Bitch (part) / 2. Brown Sugar
こちらも7月リリース。ずいぶんと紹介が遅れましたし、有名な中身の説明は省いて簡単に。
まずはショップ・インフォから抜粋。
>
70年代後半から一部のトレーダーやマニアに流出して以来、71年ストーンズのライブを収めた唯一の映像作品として人気の定番映像が、遂にここまで来たか!という高画質で登場です!
>
まずはいわゆる「放送版」ですが、少し前にネットでも公開されたフランスTV版をオフラインPAL版で独自ルートで入手し、NTSC-1080ハイビジョン化してブルーレイに収録!
>
変換の際に輝度を落とすと一見さらに映像が引き締まるのですが、過去に様々なオフィシャル作品等で同様の処理をして画像が暗くなってしまう不満点を避けるために、あえて明るいままに調整しております。
> また過去版では「Midnight
Rambler」のブレイク部分が数十秒も欠落していましたが、それも無し!
>
さらにこの時、マーキーのオーナーとストーンズ側は看板の設置の有無などを巡ってもめていたため、ミックが「Bitch」の前にチクリと発したMCにも日本語字幕を入れてあります。
ということですが、ハイビジョンBlu-ray画質ということに期待しすぎると肩透かしを食らいます。
肝心のそのFrench
TVバージョンは、じっくり見比べてみましたが、かなり昔に出たShot
Gunレーベルや旧青月のDVD-Rの方が綺麗なような。
こちらにはそれらの既発にはなかった縞やわずかなブロックノイズ、ダメージラインなどがちらほらと。
ただしこっちの方が低音がしっかり出てますし、インフォのとおり"Midnight
Rambler"はノーカット。
そして"Bitch"のところのミックのMCの日本語字幕にそうだったのかと。
さらにLTV
92でのクリス・ジャガーのイントロにもしっかり日本語字幕がついているのは嬉しいところ。
ただ、その「LTV 1992 version (BRITISH
TV)」には画面下にずっと黒いバーがあって消しこみをしてるのはちょっと邪魔(笑)
ということで目玉の画質がそれほどでもというのが残念ですが、FRENCH
TV
version、1992年未編集LTV版にそのトレーラー、さらにはOUTTAKESなどなどたっぷりと2時間近くまとめて見れるのはなかなか便利。
『
MICK
JAGGER - SATURDAY NIGHT LIVE 』
UFBD-9017 (1BD-R)
pro shots from TV broadcast and more
● SATURDAY NIGHT LIVE 2012 (Full Version) - Saturday
Night Live, May 19, 2012
1."The Lawrence Welk Show"/ 2. Opening / 3. MC by Mick Jagger
/ 4."Secret Word"(with MJ) / 5."Karaoke Champ"(Incl. MJ
singing"Satisfaction") / 6."Lazy Sunday 2"/ 7."Politics
Nation"(with MJ) / 8. The Last Time (MJ with Arcade Fire) /
9."Weekend Update"(with MJ) / 10."Dance Music Festival"(with
MJ) / 11. 19th Nervous Breakdown (MJ with Foo Fighters) / 12.
It's Only Rock'n Roll (MJ with Foo Fighters) / 13."The
Californians"(with MJ) / 14. Tea Party (MJ with Jeff Beck) /
15."Graduating Class"(with MJ) / 16. She's A Rainbow (Finale
#1 with MJ) / 17. Ruby Tuesday (Finale #2 with MJ)
● SATURDAY NIGHT LIVE 2012 (Excerpts) - Saturday Night Live,
May 19, 2012
1. Satisfaction / 2. The Last Time (MJ with Arcade Fire) / 3.
19th Nervous Breakdown (MJ with Foo Fighters) / 4. It's Only
Rock'n Roll (MJ with Foo Fighters) / 5. Tea Party (MJ with
Jeff Beck) / 6. She's A Rainbow (Finale #1 with MJ) / 7. Ruby
Tuesday (Finale #2 with MJ)
● SATURDAY NIGHT LIVE 2012 (TV Ad.) - Promotional Footages
for Saturday Night Live 2012
1. Mick Jagger Talking About SNL 2012 / 2. TV AD
● RON WOOD - R&R Hall Of Fame 2012 -
Apr.14, 2012
1. Introduction by Steven Van Zandt / 2. Speech by The
Members (Small Faces & The Faces) / 3. Stay With Me (The
Faces with Mick Hucknall) / 4. Higher Ground (Red Hot Chili
Peppers w/ RW, Slash and Billy Joe)
● MICK TAYLOR - Jimmy Fallon 2012 - May 9,
2012
Late Night with Jimmy Fallon
1. Opening / 2. Shine A Light (part) / 3. Howard Stern talks
about Mick Taylor / 4. Love In Vain (part) / 5. Can't You Hear
Me Knocking? (part) / 6. Ending
Late Night with Jimmy Fallon [SD/Pre-show warm-up]
7. Can't You Hear Me Knocking?
● MICK TAYLOR - Live at Iridium Jazz Club, NYC, May 14,
2012
1. Can't You Hear Me Knocking? (inc.)
● CHARLIE WATTS - Jimmy Fallon 2012 - Jun.29,
2012
1. Opening / 2. Jimmy Fallon talks about Charlie Watts / 3.
Fast Boogie Woogie
The ABC&D Of Boogie Woogie
IMP系のULTRA
FINEより、7月にリリースされたBD-R。
ミックのSNLはこの前DVD-Rを紹介しましたが、こちらはさすがはHD素材からのBD-R、完璧画質です!
ただ、日本語字幕が得意なIMP系なので字幕に期待してたんですが、それがないのはちょいと残念。
あとジャケは以前紹介したDVD-Rの方がお気に入り(笑)
それにしてもこのBD-R、ミックのSNLだけでなく、ロニーにミック・テイラーにチャーリーにと、2012年のTV出演映像関連がこれでもかというくらい入ってるのがナイス!
これらにも日本語字幕がついていればもっと嬉しかったんですがぁ〜。特にR&R
HAll of Fame。
でもこうしてまとめて保存版として手元においておけるのは嬉しいところ。
140分もあるので全部観るのは大変でしたけど(笑)
『
TIGHT
DRESSES AND TAMPAX 』 no label
(2CD)
aud.recordings@Soldier Field, Chicago, IL.
Jul.8, 1978
●Disc 1
1. Opening / 2. Let It Rock / 3. All Down The Line / 4. Honky
Tonk Women / 5. Star Star / 6. When The Whip Comes Down / 7.
Lies / 8. Miss You / 9. Beast Of Burden / 10. Just My
Imagination
●Disc 2
1. Shattered / 2. Respectable / 3. Far Away Eyes / 4. Love In
Vain / 5. Tumbling Dice / 6. Happy / 7. Sweet Little Sixteen /
8. Brown Sugar / 9. Jumping Jack Flash / 10.
Satisfaction
7/8のシカゴといえば、VGPからリリースされた『TIGHT DRESSES AND TAMPAX』(VGP-145)と『SATISFACTION GUARANTEED』(VGP-378)がCD時代になって登場した最良音源として知られています。
一方、今回リリースされたこのCDはタイトルだけじゃなく音もジャケもアナログ復刻。表と裏のジャケだけでなく、ジャケ裏とトレイ下も使って4枚のミックの写真が復刻されているのはナイス(笑)
その元のアナログには78ツアーでは珍しい目玉である"Satisfaction"が収録されてなかったり、曲間カットも多く、曲順もおかしかったりしますが、この復刻盤ではそれらの欠点を払拭し、欠落部分は『SATISFACTION
GUARANTEED』音源から補填されています。
聴いてみるとなるほど、VGP盤よりもマイルドな音質ですが、ちと音が遠くて妙に手拍子が耳につくところがあったり、音量が上下するところがあったり、音割れを起こしてジリジリとノイズが入ってたり、音割れとはまた違うジリジリという強烈なノイズが混入しているところがあったりと、落ち着かないところが多々あったりもします。ちなみにVGPの『SATISFACTION GUARANTEED』の"Beast Of Burden"はこちらの音源が使われていたので、その手拍子などの感じはそちらでも確認できます。
そんなわけでこちらははっきりいってマニア向け、音質も"good"程度ですが、とはいえCD時代になってから登場した音源とは別のアナログ時代の音をこうして聴けるというのは、ちょっと嬉しいところ(笑)
そしてVGP盤の音源では僅かにカットされていた"When The Whip
Down"のイントロがノーカットで聴けるという僅かなアドバンテージはあり。
ちなみにこの7/8のスタジアム公演のあと、ビルを除く4人はQuiet Night Clubで行われていたマディー・ウォーターズのステージに上がって夢の共演を果たしています。どうやらロニーはベースだったようですが、先日リリースされた81年のCheckerboard Loungeと違って、これらは音も出てきませんね。さらにロニーは飲みまわっていたのか、レフティー・ディズやジュニア・ウェルズともそれぞれ別の場所でジャムってるようです(笑) そうした交友が3年後のCheckerboard Loungeでの共演を実現させたのかもですね!
『
...SAD
SONGS IS ALL I KNOW 』 no label
(2CD)
aud.recordings@Cow Palace, San Fransisco, CA.
Jul.15, 1975
●Disc 1
1. Opening / 2. Honky Tonk Women / 3. All Down The Line / 4.
If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 5. Star Star / 6.
Gimme Shelter / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. You Gotta Move
/ 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Happy / 11.
Tumbling Dice
●Disc 2
1. It's Only Rock'n Roll / 2. Member Introduction / 3. Doo
Doo Doo Doo Doo / 4. Fingerprint File / 5. Angie / 6. Wild
Horses / 7. That's Life / 8. Outa Space / 9. Brown Sugar / 10.
Midnight Rambler / 11. Rip This Joint / 12. Street Fighting
Man / 13. Jumping Jack Flash
『L.A.
FRIDAY』でお馴染み7/13の次の公演にあたる、サン・フランシスコはカウパレスでの2日連続公演の初日を隠密収録したアナログ復刻盤。
この公演を隠密収録したブートはアナログ時代から『...SAD SONGS IS ALL I
KNOW』と『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』が知られており、
コチラで軽く紹介しているとおり、CDではVGPの『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』(リマスター2枚組
VGP-036/37)が決定盤。ただしそのVGP盤も見事な編集ながらも"Rip
This
Joint"の中盤が1分ほど欠落しているという欠点がありました。
『IT'S
ONLY ROCK'N ROLL』
今回リリースされたのはその『IT'S ONLY ROCK'N
ROLL』とは別音源の『...SAD SONGS IS ALL I
KNOW』の音源を使ったアナログ復刻盤完全収録仕様。
わたくしアナログではこの『...SAD SONGS IS ALL I
KNOW』の方だけ持ってます。後追いも後追いで、しかも頂き物だったりしますが(笑)
なお『...SAD
SONGS IS ALL I KNOW』とは"Wild
Horses"の前のミックのMCからで、元はオーティスの"Fa Fa Fa Fa Fa
Fa"の歌詞から、ってそんなこと皆さんご存知ですよね、はい(笑)
さて、そんな本作ですが音はVGPの『IT'S ONLY ROCK'N
ROLL』と比べるとやや距離が遠くちょい団子状ながらもかなりマイルドな音。でもVGP盤同様ベースの音は結構拾ってて、周囲はうるさくもなく隠密慣れしていればかなり聴きやすい音質。
ということでちょっと派手な音のVGP盤の"very
good"に対して"very good-"といったところ。
音質はもうちょっと高音を吊り上げたりメリハリをつけようと思えば出来たんでしょうが、あえてそうはしなかったんでしょう。
ということで1曲目の"Honky
Tonk
Women"をVGP盤と聴き比べるだけでもやっぱりだいぶ音が違うなぁ〜、なんて思ったんですが、、、実は"Honky
Tonk
Women"は『IT'S ONLY ROCK'N
ROLL』から補填された音でした(笑)
はい、この『...SAD SONGS IS ALL I
KNOW』は、アナログには未収録だった"Honky Tonk
Women" "You Gotta Move" "You Can't Always Get What You
Want" "That's Life" "Outa
Space"が『IT'S ONLY ROCK'N
ROLL』から補填されており、その補填した音はVGP盤ではなくこれまたアナログからのようですが、本編の音質に揃えるように修正加工されているようで、VGP盤と比べると中高音や広がりも抑えられていてずいぶん違う音に聴こえます。VGPはVGPで元音源をかなり加工してるんでしょうが。
なお、『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』音源からの"You Gotta
Move"の3分過ぎのブレイク部分ではVGP盤にはなかったドロップアウトというか歪みがあるのは残念。VGP盤ではそこで一瞬音質が変わるのでVGPの方が編集されてるのかも。そして"That's
Life"冒頭で歪むのは程度は違いますがVGP盤も同じ。あと補填曲ではありませんが、"Tumbling
Dice"の冒頭で一瞬音質が変わります。わたしのアナログではそこでドロップアウトがあるので、おそらくここは修正されたんでしょう。
ということで2番手音源でまさにマニア向けの作品ですが、なかなか聴きやすい隠密で、CDでも"Rip
This
Joint"がフルに聴けるようになったということでめでたしめでたし。その"Rip
This Joint"のビルがまた気持ちいいのなんの!
それにしてもこの日の"If You Can't Rock
Me"での突っ走りはやっぱりかっこいい!!本作ではその途中で一瞬右チャンネルに音が寄ったりジリッとノイズが入ってるのは惜しいところですが、やっぱりこの"If
You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud"、そして"Star
Star"は熱い!
『
LIVE
AT THE TOKYO DOME (Tokyo 1990) 』 non credit (2CD)
SB Recordings@Tokyo Dome, Tokyo, Japan.
Feb.26, 1990
●Disc 1
1. Start Me Up / 2. Bitch / 3. Sad Sad Sad / 4. Harlem
Shuffle / 5. Tumbling Dice / 6. Miss You / 7. Ruby Tuesday /
8. Almost Hear You Sigh / 9. Rock And A Hard Place / 10. Mixed
Emotions / 11. Honky Tonk Women / 12. Midnight Rambler / 13.
You Can't Always Get What You Want
●Disc 2
1. Can't Be Seen / 2. Happy / 3. Paint It Black / 4. 2000
Light Years From Home / 5. Sympathy For The Devil / 6. Gimme
Shelter / 7. Band Introductions / 8. It's Only Rock'n Roll /
9. Brown Sugar / 10. (I Can't Get No) Satisfaction / 11.
Jumping Jack Flash
何度も書いてますが、こういうパイレートはまずはオフィシャルでFLACなりMP3を買うのが大前提。
買い方もそんなに難しいことはないので、しっかりオフィシャルはオフィシャルを買いましょう!
ということでこちらはあくまでも保存用ということで!
さて、Stones
Archiveの第4弾は6/1にジャケがアップされていたことからトロント2005かと思われていましたが、当初予想より1ヶ月遅れて登場したのはなんと1990年の初来日公演!
『L.A.
FRIDAY』は4月にリリースされ、トロント2005のジャケも出てきたのに全然Stones
Archiveが更新されませんねぇ〜なんて掲示板にも書いてたら、日本時間の7/10にGoogle
Musicに突然Tokyo 1990が登場してびっくら!
なんでまた『CHECKERBOARD
LOUNGE』とか50周年写真集とかとぶつかるこのタイミングなのかと不思議ですが。。。
ということで今回も米国のGoogle Musicに遅れること一日、Stones Archiveにて1990/2/26東京ドーム公演のDL販売開始!
日本中が熱狂したあの初来日公演からリリースしてくれるとは!と喜ぶも、どうせ日本公演なら最終公演の2/27を、、、とか思いはいろいろあれども、全曲TVやFM放送でおなじみの2/26からでした。
そして演奏に大きく手を加えられたところはありませんが、放送音源と異なる点で気づいたのを並べると、
・今までのStones
Archive同様、曲間はかなりカット。でもMCはノーカット。
・"Start Me
Up"でロニーのギターソロの間のミックの"Yeah!"が1箇所消えてる。
・"Sad Sad Sad"で、"I got a cold chill. I get a cool
thrill"の前半をミックが歌ってなったから、ちゃんと歌ってたバナードがカット(笑)
・"Miss
You"でミックのファルセットのあとの"Bobby"という掛け声の後、ボビーのブロウにかぶる"Yeah"がカット。あとハープっぽいあの音の定位が中央から右に。
・"You Can't Always Get What You
Want"での3:30過ぎでミックが頑張ってるところのバック・コーラスが消えてる。
・"Paint It
Black"で、ミックのボーカルに大きくディレイをかけたあの特徴的なエコーのようなセルフ・コーラスが消されている!
・"JJF"終了時の花火の音が綺麗さっぱり消えてる!
ちなみにこの日は"Satisfaction"で"one time"の掛け声に入るところをミックがとちったり、"Gimme Shelter"はリサ・フッシャーじゃなかったりしてますが、差し替えられたりはしてません。さらにマニアックな聴き所では2010年にリリースされたブート『DOME ON WHEELS』のボーナスCD-Rに収録された隠密音源で明らかになった、"悪魔"のイントロでのチャーリー。放送音源では珍しくイントロ途中からチャーリーが入ってきますが、実際には叩いていなかった(or 音が出なかった?)ことが隠密音源で判明。今回の音源ではその隠密とはちょっと違って聴こえますが、やはりチャーリーはいません(笑)
そしてちょっと不思議なのはオープニングのイントロ。今までのStones
Archive3作品でオープニングがカットされていたのは、著作権などの大人の事情かと思われていましたが、今回の"Continental
Drift"、これはストーンズの曲ですがこちらもカット。
過去作との統一感を出すためか?1曲ずつ販売するGoogle
Musicの事情なのか?それともフィジカル・リリースでは収録されるという差別化なのか?
フィジカル・リリースがあるのかどうか知りませんが実現するなら入れてほしいぞ(笑)
といった感じですが、このボブ・クリアマウンテンのミックスはやはりちょいとエコーがかけられていて、キースのギターにクリアなシャープさがなく、ギターがそのエコーに埋もれてしまうこともあり、『STEELS WHEELS TOKYO
1990』(VGP-080)と比べるとその辺がちょい不満。
また、そして"JJF"ではミックがステージセットの両サイド上段にまで駆け上がってスタンドが沸いた様子が感じられないというのも残念。
さらに"Sad Sad
Sad"ではミックのギターがさっぱり聴こえません。VGP盤ではかろうじて聴こえるので、エコーに埋もれてるっぽい。
とかいろいろあれども、ビルがかなり綺麗に聴こえるし、中低音を中心に素晴らしい音であることは間違いないんですが、やはりVGPの『STEELS WHEELS TOKYO
1990』、こちらはこちらで偉大なブートであることを再確認。
といった感じでしたが、こちらもStones
archiveでのリリース直後にさっそくパイレート・ブート化(笑)
他にもう少し安くてツルツルジャケのもリリースされていますが、わたしは『BRUSSELS AFFAIR
'73』からの統一感を出すためこちらのみ。
ということですが改めて。オフィシャルはまずはきちんとオフィシャルから買いましょう。こちらはあくまでも保存用ということで!
June 2012
『
WESTERN
AFFAIR VOL.1 』 DAC-124 (2CD)
aud.recordings@Inglewood Forum, Los Angeles,
CA. Nov.08, 1969 1st & 2nd shows
●Disc 1
1. Jumping Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
/ 4. Stray Cat Blues / 5. Prodigal Son / 6. Love In Vain / 7.
I'm Free / 8. Midnight Rambler / 9. Live With Me / 10. Little
Queenie / 11. Satisfaction / 12. Honky Tonk Women / 13. Street
Fighting Man
●Disc 2
1. Jumping Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
/ 4. Stray Cat Blues / 5. Prodigal Son / 6. You Gotta Move /
7. Love In Vain / 8. I'm Free / 9. Under My Thumb / 10.
Midnight Rambler / 11. Live With Me / 12. Little Queenie / 13.
Satisfaction / 14. Honky Tonk Women / 15. Street Fighting
Man
Disc1は1969/11/8のLA公演の1st
show。
2003年に発掘され、『L.A. QUEENIE』(Risk Disc
007)や『WELCOME
TO THE BREAKFAST
SHOW』(VGP-337)でCD化されていた音源。
Disc2は同日のLA公演より2nd showを収録。
こちらは昨年リリースされた『L.A.69 - NOV.8 - 2ND
SHOW』(DAC-120)や『COCAINE ON A DENTIST
CHAIR』(VGP-068)といったOBR音源とは異なるTMOQのダブによる隠密音源を収録し、『BORN IN THE CROSSFIRE
HURRICANE』以来のCD化。
『WELCOME
TO THE BREAKFAST SHOW』
『BORN
IN THE CROSSFIRE HURRICANE』
さて、まずはDisc1。こちらの公演では"Prodigal
Son""I'm Free""Midnight
Rambler"でPAトラブルによりハウリングが起こってしまい、その影響か、"Under
My Thumb"が演奏されなかったことで有名。
69コーナーの欄外でも紹介していますが、この日の代表盤であるVGPの『WELCOME TO THE BREAKFAST
SHOW』ではシュルシュルというヒスノイズが大きかったんですが、今回のDACはマイルドな仕上げでそうしたヒスノイズはすっかり消え去っていてナイス!
"good++〜very
good-"から"very
good"にアップグレード!音がちょいと遠目ながらもなかなかの良好音源を堪能する事が出来ます。
惨いPAトラブルから持ち直した後半は素晴らしい演奏を聞かせてくれますので、こうしてちゃんと向上してリリースされるというのは嬉しい限り。
そしてDisc2。先に書いたとおり、昨年リリースされたOBR音源に対してこちらはTMOQのダブ音源を収録。
既発タイトルなどは
コチラを参照ください。
そこに書いているとおり、OBR音源はギターがONでヴォーカルはややギターに隠れ気味で、本作に収録されているTMOQのダブ音源はヴォーカルはONですが中低音がふくよかでギターは前に出てこないという特徴があり、個人的にはシャープな音質でギターがONのOBR音源のほうが好みでしたが、今回のDAC盤を聴くとやはりTMOQのダブによるこの音源もなかなか。
このダブ音源は"Live With
Me"の前半が欠落してますが、本作ではそこはOBR音源で補填されています。この録音、そうした欠点もあってかアナログではリリースされませんでしたが、翌日のオークランド公演で名盤『LIVER THA YOU'LL EVER
BE』を生んだダブの快進撃の第一歩がここに。
このダブ音源は周りの手拍子がちょっとOBR盤より目立ってたりもしますが、音質的にはOBR音源のDAC盤と同じく"very good"。
そして演奏はPAトラブル・フリーとなったこの2nd showは1st
showとはうってかわって生き生きとし、"You Gotta
Move"も初登場して聴き応えがあります。
最近はStones Archiveなどのオフィシャル・リリースで70年代以降の最高音質音源に触れる事が多かったわけですが、こうして69年ツアーの隠密を聴くというのもいいもんだなと(笑)
『
TRIDENT
DEMOS 』 DAC-123 (2CD)
studio outtakes@1968-1973, Olympic Sound
Studios etc.
●Disc 1
1. Travelling Man / 2. Leather Jacket / 3. Jiving Sister
Fanny I / 4. Give Me A Hamburger To Go / 5. Dancing In The
Light I / 6. I'm Going Down I / 7. Red Blood Wine / 8. Potted
Shrimp / 9. Downtown Suzie I / 10. Save Me IV / 11. Aladdin
Story I / 12. Family I / 13. Still A Fool / 14. And I Was A
Country Boy / 15. Sleepy City I
●Disc 2
1. Who Am I ? / 2. Trident Jam / 3. Memo From Turner III / 4.
I Don't Know Why I / 5. Too Many Cooks II / 6. Family II / 7.
Instrumental (*) / 8. Soul Survivor II (*) / 9. I'm Not
Signifying II (*) / 10. All Down The Line IV (*) / 11. Rocks
Off I (*) / 12. Rip This Joint II (*)
(*:Nicky Hopkins Archive)
こちらは5月にリリース。アナログ『TRIDENT DEMOS』復刻盤に、YouTubeに上がったNicky
Hopkins Archiveをボーナス収録した2CD。
わたしは持ってなかったので最初気づいてなかったんですが、DACからは6年前に『THE TRIDENT
MIXES』(DAC-052)を1CDでリリースされてまして。ということで遅ればせながらそちらもゲット(笑)
さて、まずは『THE TRIDENT
MIXES』や『TRIDENT DEMOS』について。
これらはアナログ時代からリリースされていた68〜72年頃のアウトテイクで、タイトルからTrident
Studioでの収録かと思いきや、録音はほとんどOlympic
Studiosでの音源というのは有名なお話。そして『THE TRIDENT
MIXES』はCDではタイトルやジャケも同じ装丁のno labelのCD 689やLiving LegendのLLRCD
039といったアナログ落としのCDでもお馴染み。また、Taranturaの『ARCHIVES
PATHFINDER』にも部分収録され、さらにはDACの前身VGPも『HILLSIDE
BLUES』(VGP-214)のDisc1でCD化していたりと、音質もよく秀逸なアウトテイクとしては有名な音源。
そんなわけですが、それら既発盤と今回の『TRIDENT
DEMOS』を聴き比べてみると、さすがはDAC、丁寧な作りでいい音してます。
DACの『THE
TRIDENT
MIXES』に比べると向上は僅かですが、VGP/DACの既発でもやや難ありだった"Trident
Jam"はすっきりした音に生まれ変わっていてナイス!
あちこち聴き比べてもやはりTrident関連ではこちらが最良のタイトルで大満足。
最後のおまけ6曲、Nicky
Hopkins
Archiveは元が元だけにあまり大した音質ではありませんが、Nicky
Hopkinsの蔵出し音源で、タイミングを逸して紹介してませんでしたが『"EXILE ON MAIN
ST."CHRONOLOGY』(GP-1103CD1/2)でもCD化されています。
今回のDACのはYouTubeや既発盤では載っていたノイズを軽減させています。
とはいえまぁボーナスということでそれなりの音質ですけど貴重な音源であることは確か。
May 2012
『
L.A.
FRIDAY 』 Red Tongue Records RTR-018
(4LP+2CD+DVD BOX)
SB Recordings@The Forum, LA, CA. Jul.13,
1975
●CD Disc 1
1. Honky Tonk Women / 2. All Down The Line / 3. If You Can't
Rock Me / 4. Get Off Of My Cloud / 5. Starfucker / 6. Gimme
Shelter / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. You Gotta Move
/ 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Happy / 11.
Tumbling Dice / 12. Band Introductions / 13. It's Only Rock'n
Roll / 14. Doo Doo Doo Doo Doo
●CD Disc 2
1. Fingerprint File / 2. Angie / 3. Wild Horses / 4. That's
Life / 5. Outta Space / 6. Brown Sugar / 7. Midnight Rambler /
8. Rip This Joint / 9. Street Fighting Man / 10. Jumping Jack
Flash / 11. Sympathy For The Devil (with Jesse Ed Davis on
Guitar)
●DVD
Google Play: The Rolling Stones / The Forum Inglewood, Los
Angeles, CA - July 11th, 1975 / Alternate Angle Edit / New
York City, 5th Ave - May 1st, 1975
欧州レーベルによる『L.A.
Friday』BOXセット。『Brussels Affair
'73』『Hampton Coliseum (Live
1981)』も同様にBOXでリリースされていまして、そちらには惹かれなかったんですが今回は買ってしまいました(笑)
BOXの中身はあの『L.A.
Friday』を収録した4LPと2CD、さらに7/11公演などを収録したDVD、そして綺麗なLPサイズのブックレット。
CDとLPは言わずもがなのあの音源。LPはマーブル・ディスク。
DVDにはGoogle
Musicでの『L.A. Friday』リリース時の
インタビュー、それからおなじみの7/11の本編と、昨年あたりから出回ったショット違いの9曲が収録。
おまけの5th
Avenueは昨年YouTube、そしてtorrentなどで流通して2011年の新着で紹介しているDVDとも全く同じです(笑)
どうせなら5th
AvenueはYouTubeに上がってるもうちょいと綺麗なのとか、7/11の映像はオフィシャルYouTubeにあがった6曲も入れてくれればよかったのに。
ということで目新しいものは収録されていませんが、DVDは2層式で6.
55GB。
箱の写真やブックレットはGenesis出版から2006年に発行された高額写真集『The Rolling Stones Tour of the Americas
1975』から抜粋されていてほんと綺麗(笑)
ということで目新しいものはないんですが、この存在感、美しさ、なかなかナイスです!(笑)
『
Saturday
Night Live - Mick Jagger 』
(DVD-R)
pro shots from TV broadcast - complete
set
Cold Opening:The Lawrence Welk Show /
Monologue * / Secret Word * /
Karaoke Night"(I Can't Get No)
Satisfaction"* (これ最高!) / Digital Short:Lazy
Sunday 2 / Politics Nation *
"The Last Night"* (MJ and Arcade Fire) / Weekend
Update with Seth Meyers / So You Think You Can
Dance at an Outdoor Music Festival *(Steven
Tylerの真似した審査員役)
"19th Nervous Breakdown - It's Only Rock'N Roll"* (MJ and Foo
Fighters) / The Californians *
(これがちょっと元ネタ知らないとわかりにくい)
"Tea Party"*(MJ and Jeff Beck) / "She's A Rainbow
- Ruby TUesday"*(オールキャストでのKristen Wiig卒業式)
(*マーク: Mick Jagger出演部分)
こちらは執念でネットで生中継を見た、あのミックがホストを務めた5/19のSNL、シーズン37の最終回であるエピソード22の完全版を収めたDVD-R。
内容は掲示板で散々書いたので省略(笑)
ネットには演奏シーンのみのフルHDのMPEG2-TSビデオと、720pの完全版mkvファイルが出回っていましたが、こちらは容量は4GBと映像も音もグッド!
しかし何よりジャケが秀逸!
この内容は当然別の商品やギフトでも出回っていますが、やっぱり映像といえばの老舗のこちらが断然お気に入り(笑)
わたしもネットから落としてDVD-Rにしたりもしましたが、こうしてジャケをかっこよく作るスキルを持ってないので、このジャケとケースのためだけに買ったと言っても過言ではありません。
パッケージで持っとかないとどこに行ったかわからなくなるし(笑)
そういえばこの前また見ようと思ったキースのJimmy
Fallonのもどこへ行ったのやらで結局焼き直したし、やっぱりそっちも買おうかなと(笑)
ところでこのSNL、勿論ライヴシーンやコントも見ものですが、ミックが登場する冒頭のFAQもかなり面白いです。英語もそこはわかりやすいかと。
しかしこれ、日本語字幕をつけた完全版のBlu-rayの登場を待ってたりします。キースのJimmy
Fallonのと一緒にして出ないかなぁ〜ん?(笑)
『
666
』 Tarantura TCDRS-7-1,2 (2CD)
aud.recordings@Pavilon De Paris (Les
Abattoirs), Paris, France. Jun.6, 1976.
●Disc 1
1. Opening SE / 2. Honky Tonk Women / 3. If You Can't Rock Me
/ 4. Get Off Of My Cloud / 5. Hand Of Fate / 6. Hey Negrita /
7. Ain't Too Proud To Beg / 8. Fool To Cry / 9. Hot Stuff /
10. Star Star / 11. Angie / 12. You Gotta Move / 13. You Can't
Always Get What You Want
●Disc 2
1. Band introductions / 2. Happy / 3. Tumbling Dice / 4.
Nothing From Nothing / 5. Outa Space / 6. Midnight Rambler /
7. It's Only Rock'n Roll / 8. Brown Sugar / 9. Jumpin' Jack
Flash / 10. Street Fighting Man / 11. La Marseillaise
前回の73欧州ではドラッグ問題でフランスではライヴを行えなかったストーンズ。この76年のツアーではそのお返しとばかり、パリでは
6/4. 5. 6.
7と、元は屠殺場だったというアバトワで4回公演を行います。
これらパリ公演からはその混成ライヴがTV放送もされ、『LOVE YOU
LIVE』にも9曲収録されており、ブートでも隠密やSB音源が各公演出回っていますが、ほぼ完全版のプロショット映像とSB音源が出回っていたのが6/6。
その6/6の隠密音源が初登場。1976/6/6ということでタイトルは悪魔の666。ライヴから36年、これでようやくパリ4公演全ての隠密が出揃いました。
ちなみにキースのアニタとの間に産まれたタラがスイスで亡くなったのがこの日で、その報が届いたのがこのショーの準備をしている時だったと自伝『Life』でも語られてましたね。
ということでTaranturaの久々のストーンズはめでたく6/6の初登場隠密音源なわけですが、臨場感に乏しく隠密っぽくない隠密。
元はネットに出回ったもののようで、ジャケもそれと同じ写真ですが、音はそれよりは高音を上げてます。(これを掲示板に書いたその日にそのアートワークを作成したオランダ在住のご本人が掲示板にカキコくださり驚きました)
わたしはTaraturaの作品は今までその値段から敬遠してましたのでほとんど持ってないんですが、こちらはそれらの過去作への評価でよく耳にする"高音を上げすぎ"というほどでもないかな?でもやっぱりちょっと刺激的。
それにしても過去作と比べると今回は普通の値段というのが驚き(とはいえ高いですけど・笑)
歓声などはほとんど拾ってないのに妙にピアノを拾っていたり全域の音をちゃんと拾ってるという隠密っぽくない音で、確かに既発のSBとは違う音ですが、モノラルSBといわれればそうですかと思ってしまう不思議な音。ただ、いろいろ聴いてみて思ったのはこれって6/5と同じ人の録音で、その6/5では混入した周辺ノイズが入らないように徹底したらこんな音になったのかもしれないなと。それにもしかしたら6/4も6/7もか?そっちの方がよかったりもしますが(笑)
そんなわけでこれまた"very
good+"ですが、この日はSB音源もあるし微妙な感じ。
また、過去のSB音源では"Hot Stuff"のビデオでの編集部分が一部カットされたり『LOVE YOU LIVE』音源につなげられたりしていましたが、ようやくこれで通しで聴けるようになったのはまぁめでたしめでたし。さらに"Street Fighting Man"でも過去盤では問題ありましたが、こちらはすでにその後の盤で解決済みなのでよし。
ところでこのCD、チャプターによってはほんの一瞬飛んでるように音が大きくなるところがあります。まぁメドレーでは切り目もなく、場所によってはちょっと音が大きく聴こえる程度ですが。
でもラストにフランス国歌"La
Marseillaise"(ラ・マルセイエーズ)が収録されているのはちょっとポイント高し(笑)
Apr.2012
『
BLACK
AND BLUE REHEARSALS 』
GP-1202CD1/2/3/4 (4CD)
aud.recordings@Rolling Stones Mobile Recording
Unit at De Doelen, Rotterdam, Netherlands. Jan.22-Feb.9,
1975
●Disc 1
1. Slow Jam (keef riff) / 2. Slow Blues / 3. Slow Jam / 4.
12-Bar Blues / 5. Rock Rhythm #1 (with Jeff Beck) / 6. Rock
Rhythm #2 (with Jeff Beck) / 7. English Rose (vocals longer
version) / 8. Man Eating Woman (vocals) / 9. Funky Jam / 10.
Slow Blues / 11. Boogie Jam #1 / 12. Boogie Jam #2 / 13.
Boogie Jam #3 / 14. Boogie Jam #4 / 15. Jamming With Jeff Beck
/ 16. I Love Ledies (try out) / 17. Outside The Studio - Mick
and Charlie Interview
●Disc 2
1. Warm Up Jam / 2. Worried About You #1 / 3. Worried About
You #2 (rock rhythm) / 4. Slow Ballad / 5. Funky Stuff #1 / 6.
Funky Stuff #2 / 7. Freeway Jam #1 (with Jeff Beck) / 8.
Worried About You / 9. Freeway Jam #2 (with Jeff Beck) / 10.
Freeway Jam #3 (with Jeff Beck) / 11. Rock Rhythm / 12.
English Rose (vocals) / 13. Man Eating Woman (vocals) / 14.
Funky Jam (vocals) / 15. Slow Blues (vocals) / 16. Wind Call
#1 (playback) / 17. Waiting On A Friend (playback) / 18. Save
Me (playback) / 19. Wind Call #2 (playback) / 20.Wind Call #3
(playback) / 21. Tops (playback)
●Disc 3
1. Crazy Mama (playback) / 2. Crazy Mama (playback -
instrumental) / 3. I Got A Letter (playback - vocal overdub) /
4. Cherry Oh Baby (playback - vocal overdub) / 5. Act Together
(playback) / 6. Act Together (playback - guitar overdub) / 7.
Fool To Cry (playback with vocal) / 8. Melody (longer version
- demo vocal) / 9. Boogie Jam (hardly audible vocal) / 10.
Vagina (Slave) #1 / 11. Slow Riff / 12. Long Jam / 13. Slow
Ballad / 14. Jamming With Jeff Beck / 15. Freeway Jam (with
Jeff Beck) / 16. Shame Shame Shame / 17. Vagina (Slave) #2 /
18. Boogie Jam #1 / 19. Boogie Jam #2 / 20.Boogie Jam #3
●Disc 4
1. Monkey Man (riff) / 2. Vagina (Slave) #1 (guitar only) /
3. Vagina (Slave) #2 (run through different beat) / 4. Vagina
(Slave) #3 (run through different beat) / 5. Vagina (Slave) #4
(guitars only) / 6. Vagina (Slave) #5 (run through different
beat) / 7. Vagina (Slave) #6 (run through different beat) / 8.
Vagina (Slave) #7 / 9. Vagina (Slave) #8 / 10. Vagina (Slave)
#9 / 11. Funky Riff #1 / 12. Funky Riff #2 / 13. Funky Riff #3
/ 14. Slow Blues #1 / 15. Slow Blues #2 / 16. Funky Stuff /
17. Vagina (Slave) #10 / 18. Boogie Jam / 19. 12-Bar Blues #1
/ 20.12-Bar Blues #2 / 21. 12-Bar Blues #3 / 22. Funky Rhythm
/ 23. More Funky Rhythm / 24. Blues With Jeff Beck (12-Bar
Blues)
掲示板であんじさんが紹介下さって知った怒涛の4枚組、ようやく聴き終えましたので簡単に。
こちらは多くの初登場音源を含む『BLACK AND BLUE』セッションの怒涛の4枚組。
ミック・テイラー脱退後、後任ギタリスト探しをしていた1975年の1月から2月の間、ロッテルダムにモービル・ユニットを運び込んでセッションや音重ねをしていたときの音源を収録しています。
いわゆる「グレイト・ギタリスト・ハンティング」はこの後のミュンヘンでのセッションを指したりするようですが、こちらにもWayne
Parkins、Robert A.Johnson、Rory Gallagher、そしてJeff
Beckが参加しています。
しかしこの音源、スタジオの外からマイクで録音した音源だったんだというのが今回のリリースでよくわかります。中身はあんじさんが紹介下さったとおり、ほとんどインストでずっと聴いてるのは苦痛だったりもしますが、アウトテイク・コレクターにはマストですね(笑)
さてこの音源、既発ではちょっとピッチが速い『COULD YOU WALK ON THE WATER?』(VGP-027)や、Jeff Beck名義の『JAMMING WITH THE STONES』(SCARECROW061)などで一部聴くことができました。また、聴き比べではややこしくてたまりませんが、『BLACK AND BLUE SESSIONS』(IMP)や『PLACE PIGALLE』(VGP)などなどに収録されているB&Bアウトテイク系で聴くことのできたSB音源とはソースが違います。
既発音源で聴くことのできた曲では、"Man Eating Woman"なんかは『JAMMING WITH THE STONES』の方がスッキリした音だったりもしますが、こちらはそれよりかなり長く収録されてるので貴重。でも"Act Together"ではデジタルエラーっぽいノイズが入ってるのが残念。そして"English Rose"は原さんの海賊盤事典には『JAMMING WITH THE STONES』よりも昔のブートEPの方が1分ほど長いと書かれてまして、はたして今回のは?と期待しましたが、コチラは『JAMMING WITH THE STONES』同様短いままなのも残念。
しかしわざわざ呼び出されたわりには数日たっても何にも始まる様子がないので帰ろうとしたJeff Beckを引き止め、ようやく始まったセッションの様子をこうして聴けるというのはいいですね〜。『BLOW BY BLOW』製作の頃なので"Freeway Jam"を披露したりしてるのが面白い!(笑)
ということで音質的にも"good"〜"very good-"くらいのマニア向け隠密音源で、ずっと聴くのは苦痛であることは確かですが、セッションの様子を伺うにはちょっと面白い音源だったりもします(笑)
『
HAMPTON
COMPLETE 』 GP1201DVD1+CD1/2
(1DVD+2CD)
pro shots with the latest stereo soundboard
recordings @Hampton Coliseum, Dec.18, 1981
●DVD
1. Opening - Take The"A"Train / 2. Under My Thumb / 3. When
The Whip Comes Down / 4. Let's Spend The Night Together / 5.
Shattered / 6. Neighbors / 7. Black Limousine / 8. Just My
Imagination / 9. Twenty Flight Rock / 10. Going To A Go Go /
11. Let Me Go / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden /
14. Waiting On A Friend / 15. Let It Bleed / 16. You Can't
Always Get What You Want / 17. Band Introduction (Happy
Birthday Keith) / 18. Little T&A / 19. Tumbling Dice /
20.She's So Cold / 21. Hang Fire / 22. Miss You / 23. Honky
Tonk Women / 24. Brown Sugar / 25. Start Me Up / 26. Jumping
Jack Flash / 27. (I Can't Get No) Satisfaction / 28. Ending -
The Star Spanngled Banner
bonus 1. Live Radio Broadcast Information (Naked Girl) / 2.
Backstage Footage Opening Act - George Thorogood / 3. One
Bourbon, One Scotch, One Beer / 4. It Wasn't Me / 5. Move It
On Over / 6. Reelin' And Rockin' / 7. Backstage Jam
●2CD (略)
ハンプトン81は当時アメリカのケーブルTVで放送されましたが、これはその映像にStones
Archive音源をシンクロさせたDVDがメイン。
そしてDVDは前座のジョージ・サラグッドやバックステージの様子、ラジオ放送告知といったボーナス含め145分+50分の最長版。
CDはStones
Archiveそのままなので聴いてませんが、A列車や星条旗の補填はDVDのみであることを再確認。
DVDの音声はそのStones
Archive音源がメインのステレオ、オリジナル放送音源、さらにステレオを膨らませた5.
1chの3種類収録。
さて、DVDの映像は既発と変わらない感じで、色がつぶれたりブロックノイズはありますが、一部のマスターにはあったドロップアウトはなく一安心。しかし何よりポイントは音。
わたしは以前YouTubeにもあげたとおり、お友達が作った自家製DVDRでそのすばらしさを先に堪能していましたが、やはり音が違うと素晴らしいです!
4/28のトークショーで話題に上がった"Neighbours"でのダブル・イアンのピアノやホーンも含めた全員疾走が気持ちいいのなんの!
でもこれ、Stones
Archive音源は曲間カットなどが多いので編集が大変なんですよね。
そのせいか、"Time Is On My Side"の前ではどうやら"Black
Limousine"前の曲間の音がループしてたりとちょっと変なところもありますが、映像とのずれはほぼない見事な編集で、やはりいままでのキースが聴こえにくいという事もなくビルもしっかり聞き取れるこの音で観れるというのはナイス!
とはいえブラウン管ではなく大型液晶TVで見ると映像は荒く、音がいいだけにもうちょっと映像も綺麗だったらなぁと思ったりも。
そういえばと試してみたのがPC再生。PCでYouTubeのような小さい画面で再生しながらヘッドフォンで聴くとこれ最高!(笑)
ちなみに5. 1chも試してみると、うちのシステムではなぜかセンターに音が寄ってしまってサラウンド・スピーカーから音を出すにはかなり音量を上げねばならず、断念(笑)
『
BRIAN
JONES - HE IS NOT DEAD 』 VGP-017
(1CD)
studio outtakes 1968/1967 and FM broadcast
live @Commemorative Auditorium Showgrounds, Sydney, Australia.
Feb.18, 1966
1. Little One(I) / 2. Little One(II) -
unreleased studio recordings with Jimi Hendrix. Jan 26,
1968
3. Citadel(#1〜8) / 4. Citadel(#17〜25) - studio
rehearsals with Nicky Hoplins. June 1967
5. Mercy, Mercy / 6. She Said Yeah / 7. Play With Fire / 8.
Not Fade Away / 9. The Spider And The Fly / 10. That's How
Strong My Love Is / 11. Get Off Of My Cloud / 12. 19th Nervous
Breakdown / 13. (I Can't Get No) Satisfaction
SB recordings@Commemorative Auditorium Showgrounds, Sydney,
Australia. Feb.18, 1966 (Broadcast by Australian 2UW FM
radio)
長らく廃盤でレア盤と化していたVGPの『BRIAN JONES - HE IS NOT DEAD』が再発。
ジャケは表も裏も94年リリースのオリジナルと全く一緒。一方ディスクは、オリジナルはTSP豚とVGP併記だったシルバー・ディスクに対して、こちらは最近のDACと同じ真っ黒の盤になってます。
trk.1と2の"Little
One"はブライアンとジミ・ヘンドリックスの共演といわれるもの。
trk.3と4には"Citadel"のレコーディング・セッションを収録。
trk.5以降はストーンズの2回目の豪州ツアー初日にして、66年のライヴ初日でもある日の1st
showから。こちらも一応SB音源なわけですが、FM放送で放送された番組のエアチェック・テープが元になっているようです。
ショップ・インフォによると、再発にあたっては"Little
One"は初回リリース時と異なり速かったテープスピードも修正し、"Citadel"はさらに音質が向上し、シドニーでのライヴはノイズ除去やドロップアウト修正などを施し現状ベストの状態にてショーで演奏された9曲全てをノーカットでCD化したとのこと。
聴いてみるとなるほど、"Little
One"のピッチがわずかに速くなってしっくりきます。
ショップ・インフォではオリジナルの方がピッチが速かったように読み取れますが、録音されたときのテープスピードが速かったので、正常スピードで再生すると遅くなっていたといういうことかな?ただし音がよりシャープでクリアになった分、オリジナルではわかりにくかったわずかな定位の揺らぎがはっきり感じられるようになってはいます。
この曲はBrian Jonesがシタールとパーカッション、Jimi
Hendrixがギター、Dave Masonのベースとこれまたシタール、Mitch
Mitchellのドラムといった編成で録音されたようで、"My Little
One"とも呼ばれる曲。トリップ感の漂う妖しさがたまらんです。
trk.3と4の"Citadel"はすっきりした音に生まれ変わっていてナイス。
trk.5以降は元が元ゆえにあまり音質の違いは感じませんが、演奏前の冒頭のMCなどが追加されて30秒ほど長くなっており、オリジナルでは"Get
Off Of My
Cloud"の1'32や2'53にあったドロップアウトも綺麗さっぱりなくなってます。ちなみにその"Get
Off
Of-"ではやっぱり自分たちの演奏が聴こえないからか、ところどころ変な演奏になってます(笑)
また細かいところでは"19th Nervous
Breakdown"の冒頭0'10で若干ドロップするところなども直っています。なお、"Satisfaction"の途中でピーと5回鳴る音は消えてません(笑)
なお、こちらのライヴ音源は『REELIN' AND ROCKIN'
』(VGP-274)にも今回のと同じく演奏前は長く収録されていますが、そちらではドロップアウトは残ったままでした。まぁ小さな問題ですが。
ということですっかりレア盤と化していたタイトルの嬉しい再発ですが、単なる再発にとどまらず丁寧なレストアが施された嬉しいリイシューでありました。
『
RUBBER
BOWL 1972 』 SV-71172 (1CD)
aud.recordings@Rubber Bowl, Akron, OH. Jul.11,
1972
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter /
5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet
Virginia / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. All
Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12. Band Introductions
/ 13. Bye Bye Johnny / 14. Rip This Joint / 15. Jumping Jack
Flash / 16. Street Fighting Man
72年アクロン公演といえば、同一隠密音源をマスターとした2タイトルが過去リリースされていました。
既発1:"SFM"未収録ながらCD時代に初登場したIMPの『AKRON RUBBER BOWL 』(IMP-CD-029)
既発2:"SFM"も収録されて補正されたVGPの『ALABAMA JUBILEE 』(VGP-306)
IMP盤は初登場ながらもラストの"SFM"が未収録、さらに"Brown
Sugar"や"Bitch"ではマスターのよれに起因する片チャンネルがオフになる音揺れや、プチパチとノイズが入るといった問題がありました。一方後発のVGP盤は同一音源ながらも"SFM"が追加されて完全収録となりプチパチもなくなりましたが、音揺れ問題の解消のためにモノラル化されたことで音の広がりがなくなり一長一短、とはいえこの公演の代表盤、といった感じでございました。なお、いずれもテープチェンジにつき"You
Can't -"の冒頭は切れてます。
といった感じの欠点がある隠密音源ですが、さらにこの音源は演奏もちょいと団子で、観客の手拍子と話し声が目立つところもちらほらあり、なによりキースは遠いのにミックとニッキーのピアノが妙にでかいという変わった音源であるがゆえに通好みというか"fair〜good-"程度でしたので、個人的にIMP盤のジャケは大好きなので何度かトップページに飾ったことはありましたが、72コーナーでは取り上げてはいませんでした。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のこちらは既発と同一音源ながらも最近になって出回った1stジェネレーション・カセット・マスターから収録とのこと。
聴いてみるとなるほど、既発の問題点は見事に解消されていて、ステレオですっきりと聴くことができます。うん、確かにこれは既発を一蹴する決定盤ですね。
しかしながら音自体は同じなので、キースが遠くて手拍子や話し声といった問題は変わりません。とはいえ音質自体がすっきりして音に広がりも出たことで、団子状態だった既発よりも格段に聴きやすくなっていて、"good+ 〜 very good--"に昇格。
それにしてもわたしの72コーナーの隠密への評価を見直すとかなり厳しいですね(笑)
しか〜し!!
いいことずくめの決定盤かというと非常に残念な点が2つ!
まずその悲しい瞬間は"All
Down The Line"の冒頭に訪れます。
こちらではイントロを一瞬弾いた後にやり直しているように聴こえますが、近くの男の話し声も同じように繰り返されることから、既発盤と聴き比べるまでもなく、1〜2秒ほど同じ音を重ねてしまってるではありませんか!
そしてもう一回は最高に盛り上がってラストになだれ込むところに唐突に訪れます。
"JJF"終了後の"SFM"開始前、無音になった後に急に関係ないノイズが入ってガクンと興ざめ。既発のVGP盤ではそんなこともなく、これは"SFM"が入っていないためにそこで終わるかのような編集をしたIMP音源の名残か?
せっかくの決定盤の登場だけに、こういうのはしっかりチェックして欲しいものであります。
いや、既発にはなかった欠点だけに、これではやはり決定盤ではなく代表盤か。。。もったいない。
音についてはこれくらいにして演奏はどうかというと、"Bitch"では音とびをつないだのかと思ってしまうミックのミスがあったりもしますが、ニッキーがよく聴こえる分、バンド全体が軽やかに演奏しているように感じられ、"Rocks
Off"のブレイク前でちょっとしたフレーズを入れるテイラーや、"Gimme
Shelter"ではじけるテイラーや、"Love In
Vain"での見事なスライドのテイラーや、、、って結局全部テイラーかい!(笑)
いや、キースはほんと遠くて聴こえにくいんですよ(笑)
ちなみに"Tumbling
Dice"では機材不調につきミックのヴォーカルが何度もオフになってしまい、そうなると急に文句を声を上げる観客が面白かったり(笑)
でもそこから観客を盛り上げようと張り切るミック、さすがです。
ところで"Sweet
Virginia"の冒頭で何度か聴こえる汽笛のような音は何だろう?
なお、初回分にはおまけで『THE OLD GREY WHISTLE TEST 』のDVDRつき。
これは以前リリースされたもので、最後にちょいと切れちゃいますがフルで見られたことのない方には嬉しいボーナスですね。
それにしても決定盤となるところ、既発にはなかった欠点があるのはほんともったいないなぁ〜と。
(追記)その後こちらの元になったネットに出回ってる音源を聴きましたが、その2つの欠点もそのまんま同じですね。この部分が編集されていればなおよかったのにと。
『
L.A.
FRIDAY 』
non credit (2CD)
SB Recordings@The Forum, LA, CA. Jul.13,
1975
1975USコーナーに移動
Mar.2012
『
Red,
White & Blues 』
UFBD-9012 (1BD-R)
Pro Shots@White House. Feb.21, 2012
■Red, White & Blues (Version 1 & 2)
1. Introduction / 2. President Barack Obama's Speech / 3. Let
The Good Times Roll (B.B.King, Jeff Beck & AS) / 4. Taraji
P.Henson Introducing Booker T.Jones / 5. St. James Infirmary
(Trombone Shorty) / 6. Let Me Love You Baby (Buddy Guy &
Jeff Beck) / 7. I Can't Turn You Loose (Mick Jagger) / 8.
Commit A Crime (Mick Jagger & Jeff Beck) / 9. Miss You
(Mick Jagger With S.Copeland & S.Tedeschi) / 10. Beat Up
Guitar (Shemekia Copeland, Gary Clark, Jr.) / 11. Catfish
Blues (Gary Clark,Jr.) / 12. Henry (Keb'Mo') / 13. I'd Rather
Go Blind (S.Tedeschi, D.Trucks & W.Haynes) / 14. Five Long
Years (As Incl. Mick Jagger & Jeff Beck) / 15.
Introduction By President Barack Obama / 16. Sweet Home
Chicago (As Incl. Mick Jagger & Jeff Beck) / 17. The
Thrill Is Gone *Incomplete (B.B. King)
■Bonus Tracks (Live & More)
1. The Thrill Is Gone (B.B. King) / 2. Brush With The Blues
(Jeff Beck) / 3. In The Evening (Gary Clark,Jr.) / 4. America
The Beautiful (Keb' Mo') / 5. Behind The Scenes / 6. Talking
About B.B.King / 07. Buddy Guy's Talk &
Rehearsals
2012/2/21にホワイトハウスで行われたオバマ大統領のスペシャル・コンサート、今年はなんとミックが登場!
その出演情報も1週間前になって判明したわけですが、Booker
T.JonesをマスターとしたAll StarsにB.B.King、Mick
Jagger、そしてJeff
Beckにと、皆さんご存知のとおり素晴らしいライヴでした!!
曲間ではミックの息がずいぶん上がってるのが新鮮でしたが、さすがはミック、ホワイトハウスでも堂々としたもの。オバマ大統領もマイクを差し出されて歌ったりと面白いライヴでしたね。
米国ではその模様は2/27に『In Performance at the White House: Red, White and
Blues』としてHD画質でTV放送やネット配信もされtorrentなどでも広がりましたが、今作は5.
1chでTV放送されたものと、それとは異なるバージョン2、さらに放送ではカットされた曲やリハーサルなども追加収録した文句なしの完全版。
ちなみにわたしもtorrentからHDとBlu-ray用ファイルを2つ入手しましたが、どちらもPCでの再生は問題ないものの、BD-Rに焼くとうちのBlu-rayプレーヤーでは再生できずイライラしながら何枚もBD-Rを無駄にしちゃいましたが、こちらではバッチリ!
やっぱりこういうHDライヴ映像はPCではなく、Blu-rayプレーヤーと5.
1chで観るのが一番!
ということでこれ以上説明不要、文句なしのタイトル。
『
PAVILLON
DE PARIS DAY 1 』 SV-6476A/B
(2CD)
aud.recordings@Pavillon de Paris, Paris,
France. June 4, 1976
●Disc 1
1. Introduction / 2. Honky Tonk Women / 3. If You Can't Rock
Me - Get Off Of My Cloud / 4. Hand Of Fate / 5. Hey Negrita /
6. Ain't Too Proud To Beg / 7. Fool To Cry / 8. Hot Stuff / 9.
Star Star / 10. You Gotta Move / 11. Angie / 12. You Can't
Always Get What You Want
●Disc 2
1. Band Introductions / 2. Happy / 3. Tumbling Dice / 4.
Nothing From Nothing / 5. Outta Space / 6. Midnight Rambler /
7. It's Only Rock'n Roll / 8. Brown Sugar / 9. Jumping Jack
Flash / 10. Street Fighting Man
1976年パリ公演初日6/4を良好隠密で収録した既発盤は、以下の3種類。
既発1:ピッチが速いながらも99年に初登場したDirty
Work
Productionの『ALLRIGHT CHARLIE WATTS』DWP-001
既発2:そのピッチを正したEXILEの『FIRST DOSE IN PARIS』EXCD-31/32
既発3:さらにややメリハリをつけてボーナスを加えたDACの『PAVILLON DE PARIS』DAC-046
今回9Fからリリースされた本作も同じマスターからですが、2012年になって出回った1stジェネレーションのマスターを使用とのこと。
既発盤と聴き比べてみると本作は音の印象はEXILEのと似た傾向で、それよりやや高音が伸びてるかわりに線が細くなった感じ。
実は最初"If You Can't Rock
Me"を聴いてると既発盤にはなかった一瞬のヨレがあったりして、アレ?と思いましたが、確かに既発よりはヒスノイズが少し減っててちょっとくっきりしてるなと。
ということでこちらも既発盤と同じく歓声手拍子もうるさくなく、コモッてもないマイルドな音質で演奏もよく聴こえる"very good+"。
でも既発を凌駕するほどの大きな違いは感じませんが、一応決定盤はこちらかなと。
なお、インフォには"Happy"と"Tumbling
Dice"の曲間のミックのMCは既発音源で補填されてるとのことでしたが、"Tumbling
Dice"の20秒でがくんと音質が変わるので、「曲間」ではなく"Happy"終了直後からそこまでが補填箇所ってことでしょう。この音の切り替わりでは逆にエコーがかかって音が悪くなったような感覚を受けちゃいますが(笑)
ちなみに当初裏ジャケには"Get Off Of My Cloud"、"Ain't Too
Proud To Beg"、"Nothing From
Nothing"の表記に大きな誤りがあったのですが、その後すぐに差し替えられてます。
それにしても背中の黒地に赤文字とか、背中や裏ジャケにはかなり小さいフォントが多用されてたり、ちょいと読みにくいですね。
あと初回分にはおまけで1976年パリ公演のTV放送映像『AUX ABATTOIRS』日本放送ヴァージョンを収録したボーナスDVDRが付属。
Feb 2012
『
HAMPTON
COLISEUM 1978 』 SV 0078A/B (2CD)
aud.recordings@Hampton Coliseum, Hampton, VA.
June 21, 1978
1978コーナーに移動
『
THE
ROLLING STONES -'69 』 JTDV-022
(2DVD)
Pro Shots from 1969 +
オープニングでいきなり日本語テロップで製作サイドからのメッセージが流れるという変わった作り(笑)
Disc1は『GIMMESHELTER』と『GET YER YA-YA'S OUT! DX』
から再構成したもの。
中盤の"Sympathy For The Devil"、"Stray Cat Blues"、"I'm
Free"の一部、"Midnight
Rambler"は映像がないのでイメージ映像になり、"Little
Queenie"はちょっと映像と音が合ってませんが、なかなかいい感じ。
ところどころに結構長く入るタイトルロゴが邪魔ですけど、69MSG公演をこうして一気に綺麗な映像で疑似体験できるというのは嬉しいところ。
Disc2は100分にわたる69年のいろんな映像を時系列に並べたもので、これまたところどころ日本語の解説入りという変わった作りですが、元がオフィシャルだったりするのでそれぞれの映像がずいぶん綺麗ですが、Youtubeに上がってこちらでも以前紹介したLA Forumでのすさまじいテイラーや、これまたYoutubeにあるタイムカウンター入りで部分収録のオルタモントでの"JJF"、これらは元はYoutubeからかもですがこうして拝めるのは貴重。
ということで、あの妖しい69年をこれ一本で堪能できる便利な一本です!収録内容は↓。ショップインフォにちょこっと手を加えました。
■DISC-1■ 71mins /
PROSHOT--------------------------------
[GET YER YA-YA'S OUT A COMPLETE MOVIE]
01. JTDV-022 Opening Slate / 02. Jumpin' Jack
Flash (Nov 28th 1st show) / 03. Carol (Nov 28th
2nd show) / 04. Sympathy For The Devil (Sound;Nov
28 1st show/ Montage Clip) / 05. Stray Cat Blues
(Sound;Nov 28 1st show/ Montage Clip) /
06. Love In Vain (Nov 26th Baltimore/Long Version) /
07. Prodigal Son (Nov 27th) / 08. You Gotta
Move (Nov 27th) / 09. Under My Thumb / I'm Free
(Nov 28 1st show + Sound ;Nov 27th) /
10. Midnight Rambler (Sound;Nov 28th 2nd show) /
11. Live With Me (Sound;Nov 28th 2nd show) /
12. Little Queenie (Nov 28th 1st show/sound;Get Yer
Album Mix) /
13. (I Can't Get No) Satisfaction (Nov 27th) /
14. Honky Tonk Women (Nov 27th) / 15. Street
Fighting Man (Nov 28th 2nd show+1st show(part/sound)) /
16. End Credits
■DISC-2■ 100mins /
PROSHOT-------------------------------
[YEAR OF SATANIC '69]
DISC-2 Opening
★April ; The Italian film"Umano Non Umano !"★ Street
Fighting Man / Keef and Moog
★April to June Timeline★"LET IT BLEED"Session / Troubles
& Drug Busts / BJ Leaving The Band / Hyde Park Press
Conference News Reel
★June 16th ; David Frost Show ★ You Can't Always Get
What You Want
★July 3rd ; The Death of Brian Jones★ Honky Tonk
Women (BBC Top Of The Pops)
★July 5th ; HYDE PARK CONCER★ Adonais [Eulogy for
Brian Jones] I'm Yours And I'm Hers / Stray Cat Blues /
Sympathy For The Devil
★July ; M.J. in Australia - Ned Kelly★ Marianne
Faithfull in COMA / Wild Colonial Boy excerpts from the
film"Ned Kelly"/ Keef have a son, Marlon
★Nov 8th ; US TOUR ; L.A. Forum★ Little Queenie /
Satisfaction / Film Footage(L.A.Forum Nov 8th)
★Nov 18th ; Ed Sullivan Show★ Gimme Shelter / Love In
Vain / Honky Tonk Women
★Nov 26th ; PRESS CONFERENCE IN NYC★ at Rockefeller
Center.with timecode
★Dec 2nd-4th ; Muscle Shoals Studio★ Wild Horses
(Monitoring in studio)
★Dec 6th ; ALTAMONT CONCERT★ Opening / Sound; Brown
Sugar / Jumpin' Jack Flash / Sympathy For The Devil
I&II / Under My Thumb / Street Fighting Man
★Dec 12th ; BBC TV★ Gimme Shelter
★Dec 14th ; UK TOUR Saville Theatre★ Jumpin' Jack
Flash / Carol / Satisfaction
End Credits
『
HAMPTON
COLISEUM (LIVE 1981) 』 no label
(2CD)
SB Recordings@Hampton Coliseum, Hampton, VA.
Dec.18, 1981
1981USコーナーに移動
Jan 2012
『
BRUSSELS
AFFAIR '73 』 non credit (1CD +
1bonus CDR)
SB Recordings@Forest Nationale, Brussels,
Belgium. Oct.17, 1973 (1st & 2nd Show)
1973欧州コーナーに移動