- 王者の風格 -
81年は、78年にも既に大型化していた会場を完全にスタジアムクラス化し、風船や何十人もの美女達がステージに溢れるは、ミックはリフトに乗るは、はたまた客席にも現れるは、エンディングではジミヘンの"星条旗よ永遠なれ"が流れ、大掛かりな仕掛け花火が用意されるはという、ばかでかいステージセットで、『TATTOO YOU』 発売と同時に50ヶ所、観客動員165万人というツアーを開始します。健康的にフットボールパンツ、そして威風堂々と英米国旗マントを着こなしステージを走り回るミック、相変わらず無愛想ながらも、やたらとコーラスをまめに唄い、少しづつ愛敬さえ振りまき出すキース、切々たる'78とはまーったく変わってしまってます。グリマーツインズも38歳と、まさに油ののり切った時期を迎え、演奏曲目もよりナツメロ路線が強まると共に、曲数も25曲に増え、彼ら自身の歴史が味わえるステージになりました。そしてこのツアーは 『Still Life』 『Let's Spend The Night Together』 によって音と映像がオフィシャル化されてます。
私はこのツアーはそのオフィシャルから入り(昔はビデオ1本が13000円くらいもした!)、勿論それが一番お薦めですが、どうも編集が多く、ピッチも速く、カッコ良すぎるので、彼らの生の演奏を楽しむのならば、やはりブートが楽しめます。特にツアー開始直後の彼らは、オフィシャルに慣れ親しんだ耳には色んな意味で新鮮で、楽しめること間違い無しです。
新作 『TATTOO YOU』 は実は全て過去の録音の焼き直しだったにもかかわらず、ロックの王道が帰ってきたと大ヒットした上に、巨額のスポンサーをバックにステージでは威風堂々と王者ぶりを発揮する彼ら、こうしたしたたかさによって、パンク勢にもうち負けずに、なんと現在(2003年)までもワールドツアーに繰り出し続けています。この翌年のツアー以降ブランクが長くなるとはいえ、このツアーによって完全に王者の風格が定着したといえるのではないでしょうか。
NOTE : かなりページがでかいですがご容赦ください。あとなるべく 1024x 768のフル画面でご覧ください。
Image from front jacket of "Waiting On 50 Million Friends(1st)"VGP-047
1.Under My Thumb / 2.When The Whip Comes Down / 3.Let's Spend The Night Together / 4.Shattered / 5.Neighbors / 6.Black Limousine / 7.Just My Imagination / 8.Twenty Flight Rock / 9.Going To A Go Go / 10.Let Me Go / 11.Time Is On My Side / 12.Beast Of Burden / 13.Waiting On A Friend / 14.Let It Bleed / 15.You Can't Always Get What You Want / 16.Little T&A / 17.Tumbling Dice / 18.She's So Cold / 19.Hang Fire / 20.Miss You / 21.Honky Tonk Women / 22.Brown Sugar / 23.Start Me Up / 24.Jumpin' Jack Flash / 25.Satisfaction
その他演奏曲
"Down The Road Apiece" (2日目、3日目と、ツアー中盤にたまにやった)
"All Down The Line"(ツアー中盤までよくやった)
"Street Fighting Man" "Starfucker" (ツアー初期および前半。"SFM"は初日以外はアンコールで演奏)
激レア演奏曲
"Tops" "Mona"
それぞれツアー本番では開始直後に3回、1回しかやってません。曲自体は初日と2日目の隠密ブートで聴く事が出来ます。
良質音源
'81もラジオショー音源、流出映像、映画の元、FMとケーブルTV放送で流された有名なハンプトン公演がブート化されています。(ハンプトン公演はその後オフィシャル・リリースされました!)
さらに2001年に新たな流出ラインがどどっと出てきて、やたらとこのページもでかくなってしまいました〜。
まぁ出てくるのはモノラルばかりですけど。次にラインが出てくるとすれば、録音されているはずの 12/7-9 の Largo 3日間と 12/19 最終日の Hampton あたりでしょうか。
というわけで、膨れ上がったラインと隠密のいくつかを、別々に分けて日付順に紹介します。
1. ライン音源 2. 隠密音源
date
source
grade
1
SB
EX++
2
SBm
VG-
3
SBm
VG+
4
SBm
VG
5
SBm
EX-
6
SBm
EX-
7
SB
EX
8
SBm
EX-
9
SB
EX
date
source
grade
1
AUD
VG
2
AUD
VG
3
AUD
VG
4
AUD
EX-
5
AUD
good
6
AUD
Ex-
3. おまけ
date
source
grade
1
11/22 Chicago, IL rev!!
SB
EX
まずラジオショー音源を最初に挙げます。但し編集も多く、ピッチも速いので個人的には'81の一番のお薦めではありません。ラジオショーでは'78年の "-Dice" "JJF" "Honky-" が流用されたものもありました。音質はステレオラインでAの上からEXですが、計27曲は 『Still Life』 とダブりが多く、1コンサートをフル収録されたものはありません。
そして既発の多くはなんといってもアナログ落としで、収録曲順が演奏順とは違う物が多いです。非常に不思議なのですが、この音源はいまだにきちんとブートCD化されていません。巷にラジオショーディスク(→)が氾濫しているせいでしょうか(左右の音が逆とか問題もありますけど)。ブートCDはラジオショーディスクと比較すると劣化が歴然としています。勝手な希望ですが、やはりきちんと全音源を元テープから、左右も直して、キースの音量もあげるミックスをして(笑)、'78の 『Handsome Girls』 のように完全盤 BOX で出して欲しいものですね・・・
→ なんて以前は(2000年)書いてましたが、2000年から2001年末にかけて VGP がラジオショーシリーズをなんと4タイトルも出し、今では全てを最高ステレオラインで聴くことができるようになりました。ピッチは放送通り速いまんまですけど。
以下、既発代表作と、その VGP シリーズ、更には Rattle Snake を挙げ、表には 『Still Life』 もあわせて載せておきます。
A: 『BLACK LIMOUSINE』 LOBSTER CD 018/2
アナログ『MISSION DIRECT HITS』『ON TOP OF OLD SMOKY』から。持ってない人がわざわざ買う必要は全く無いですね。B: 『GOING A GO GO』 STCD 1042
クレジットは全部12/1のように書いてますが違います。アナログ盤『TIME IS ON OUR SIDE』から。
これのJJFはそのアナログ及び後述同CDに収録の物と違って、JJFのイントロ1フレーズがカットされてないという利点がありますが、でもどうやら繋ぎらしいです。その他は音質的にも全く不要の盤です。
但しジャケと中のブックレットは丁寧な作りで美しく、そのせいかあまり中古でも見かけません。でも見かける時は激安です。音質はまぁまぁの very good+。C: 『MISSION DIRECT HITS』 HD-23/24
どうやら同タイトルで、'78の2曲を削った1枚ものもあるようですが、私が持ってるのは厚ケース2枚組で、こっちはたまに中古で激安で見ますね。これは同タイトルアナログ落としで、1ヶ所針飛びを起こすところまであります。が、なかなか奇麗で広がりがある音になっており、しばらくは音源的にもその道のコレクターには必要でした。音質はvery good++。
なお、曲目の誤植 "Big Black Limo" "Someone To Lean On"が笑えます。収録地のクレジットもいい加減です。曲順は実際の演奏順とは大きく違っており、Disc.1の最後に "Start Me Up" と "JJF" が入ってます。D: 『ON TOP OF OLD SMOKEY』 AT-81
これまた同タイトルアナログ落としです。曲順がめちゃくちゃなのもそのままで、なんといきなり "Honky-" "Brown Sugar" から始まってしまうのがずっこけです。
↓の表では音質を◎にしていますが、Cの◎のような広がりはない音です。アナログは良い音らしいので、結構劣化してしまっているようですね。但しこれには上記では揃わない "Time Is On My Side" と "Brown Sugar" を収録している為、一応音源コレクターには必須盤・・・でしたが、これも VGP のラジオショーシリーズによって不要盤となりました。E: 『TIME IS ON OUR SIDE』 TSP-CD-018 (VGP-038)
この盤には 1st と 2nd があり、共にクレジットは TSP となってますが、VGP です。
まず1st ですが、 同タイトルの TSP アナログとは収録曲も異なり、 "Shattered" "Miss You" はカットされ、これまた曲順が変です。元の放送がこうだったのでしょうか?音質はダントツで素晴らしく EX ですが、official 同様ピッチが速いので、めちゃくちゃカッコ良く聞こえてしまいます(笑)。というわけで普通に考えれば一番のお薦めですが、残念ながら半分が 『Still Life』 とダブります。せめて曲順を直して、再発されるといいんですけどね。と以前書いてましたが、2000年にジャケもクレジットも全く同じで、盤は黒レーベルゴールドディスクになって 2nd がでました。
外見は一切変わらず、中身を見ないと区別がつきません。基本的な曲順は変わっておらず、裏ジャケにクレジットされていませんが、 "Miss You" が途中に挿入されており、低音の締りはちょっと良くなりました。でも "JJF" のイントロはかすれたままです。でも元々アナウンサーがかぶるこの1回しか放送されてないようで、上の盤でイントロが切れてないように聞こえるのは、繋ぎ技らしいです。F: 『MISSION DIRECT HITS』 VGP-247
2000年に登場。同名過去盤と違って針音は無く、曲順はマトモになり、手軽な1枚もので、音は躍動感がある EX で、ジャケも最高、ってなもんですが、高音の抜けは過去盤の方がスカッと気持ちいいですね。
裏ジャケのピンぼけチャーリーのジャケは、ギターエンジニアのチュッチの生首写真のように見えて、今となっては不気味です。なお、過去盤とは微妙に収録曲が違い、"Waiting On A - "と 78の "JJF" がカットされ、"Brown Sugar" が追加されてます。78の "Honky-" は入ったまま。まぁこれは 『Time Is On Our Side』 再発と併せて、初心者の方には嬉しいでしょうね。G: 『ON TOP OF OLD SMOKEY』 VGP-280
これまたタイトルが既発と同じタイトルで VGP が2001年に出しました。タイトルは同じでも中身はぜんぜん違い、83年3月19日に放送された"Supergroups In Concert"が元のようで、たまにDJの声も入りますが、演奏自体に被るものはありません。これは2枚組で最高音質の EX です。なぜか "She's So Cold" は今まで音が悪かったのがスッキリいい音になりグッドです。
ラジオ音源はピッチも速く、演奏に面白みが欠けますが、ストレスなくスカッと聴けるので、特に初心者の方にもお薦めですね。
H: 『RIDE LIKE THE WIND』 VGP-290
これも2001年に VGP から登場。こっちは82年8月28日の放送から。これまた文句なしの最高音質 EX の2枚組。既発とのダブりも多いですが、最後の VGP 2タイトルで全音源が高音質で揃いました。こちらはたまにインタビューも入ります。DJもところどころで出てきますが、イントロに被るのは例の "JJF" だけです。
しかしこの盤、裏のクレジットも、参考資料 "黒くぬれ" "Stripper" にもこの "Just My-" が既発12/19と違う 12/18、 "Let Me Go" が既発12/7と違う12/9と表記されていますが、12/18の前者はミックの歌詞が一部違いますし12/19で間違いなく、共に既発と同じですね。"黒くぬれ"では共に別音源のように表整理されてますが、どちらも 『Time Is On Our Side』 と同じです。 サイト "Complete Works" も順に12/18、12/9と書いており、後者の既発はもしかしたら今まで言われていた日付が違ったのかもしれませんが、既発と同音源であることは確かです。
追記) "Let Me Go" は2006年にリリースされた隠密音源で12/8であることが判明しました。I: 『RIDE LIKE THE WIND』 RS 041/42/43/44
これまたタイトルとジャケが VGP とややこしいですが、2001年、VGPのラスト2つより先にリリースされた4枚組BOX。ラジオショー部分はこれでは全然網羅できませんが、一応ここで紹介しておきます。
中身は RATTLE SNAKE らしく、ラジオショーやフェニックスやらシカゴのマディとのギグやら隠密やらの入り混じった、 VGP と TSP からのコピーですが、初登場ライン音源がありそのためだけに当時買いました(笑)。 そのライン音源とは、モノラルですが 10/4 ボルダーの "Brown Sugar" "JJF" "SFM"。そして 11/13 MSG の "Miss You" "Honky Tonk-" "Brown Sugar" 。しかし肝心のそれが入った4枚目だけが部屋の火災以降行方不明(涙)(←その後2012年、福岡で新品を割引き価格で購入しました!)。でもその音は VGP の 10/4 同日隠密 『DRIVE ME CAREFULLY』 のおまけと 『STONED M.S.G. 1981』 のおまけでも聴くことができます。臨場感は全くありませんが音は良いです。
↓にまとめた表からも明らかなように、ラストのVGPの2枚で全部高音質でそろいます。しかし VGP は4タイトルもありますが、だぶりが多く、結局最後の2つ 『ON TOP OF OLD SMOKEY-VGP』 と 『RIDE LIKE THE WIND-VGP』 だけでいいんですねー。まぁそちらは DJ がところどころでいて、"JJF" にかぶったりしますけど。あと後者のクレジット通りに考えると "Just My-" "Let Me Go" が 『TIME IS ON OUR SIDE』 が必要なようですが、そんなことはないようです。まぁ手軽な一枚ものとしては 『TIME IS ON OUR SIDE』 と 『MISSION DIRECT HITS-VGP』 も悪くはないですけど。あとJJFの繋ぎイントロまでこだわればもう1枚必要ですが(笑)、音質は断然後発の方が良いです。というわけで VGP だらけですが、これでめでたくアナログ落としの既発が不要になりました。
1981 Broadcast Recordings
A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
A:『BLACK LIMOUSINE』 B:『GOING A GO GO』 C:『MISSION DIRECT HITS』
D:『ON TOP OF OLD SMOKEY』 E:『TIME IS ON OUR SIDE』 F:『MISSION DIRECT HITS-VGP』
G:『ON TOP OF OLD SMOKEY-VGP』H:『RIDE LIKE THE WIND-VGP』 X:『STILL LIFE (official)』
No. songs date place A B C D E F G H X 備考 1 Under My Thumb #1 11/ 5
Meadowlands 2 Under My Thumb #2 12/ 1
Pontiac 3 Let's Spend - 12/18
Hampton bootlegs-end edited 4 Shattered #1 12/ 1
Pontiac 5 Shattered #2 12/18
Hampton 6 Black Limousine 12/ 1
Pontiac 7 Just My Imagination 12/19
Hampton all takes - 4min. cut 8 Twenty Flight Rock #1 12/ 1
Pontiac 10 Twenty Flight Rock #2 12/ 9
Largo 11 Going To A Go Go #1 12/ 1
Pontiac 12 Going To A Go Go #2 12/ 9
Largo 13 Let Me Go 12/ 8
Largo 13 Time Is On My Side #1 12/ 1
Pontiac 14 Time Is On My Side #2 12/18
Hampton official - Vo. editted 15 Beast Of Burden 11/25
Chicago 16 Wainting On A Friend 12/ 1
Pontiac 17 Let It Bleed 12/ 5
New Orleans 18 You Can't Always - #1 12/ 1
Pontiac 19 You Can't Always - #2 12/ 9
Largo 20 She's So Cold 12/ 9
Largo 21 Hang Fire 12/13
Phoenix 22 Miss You 12/18
Hampton "E"only on 2nd ed. 23 Brown Sugar 12/ 9
Largo 24 Start Me Up #1 11/25
Chicago 25 Start Me Up #2 12/ 9
Largo 26 JJF 12/ 1
Pontiac "B" comp.beginning by edit 27 Satisfaction 12/13
Phoenix − Honky Tonk Women 1978/7/19 Houston − JJF 1978/7/19 Houston − Tumbling Dice 1978/7/ 6 Detroit
収録地
:Pontiac≒Detroit / Largo≒Washington D.C. / Tempe≒Phoenix
毎度書いてますが、こうした表は参考資料総動員で作ってます。
いきなり尋ねられても資料が無いと答えられませんよ、私は(笑)
シアトル公演はCD時代より流出モノラルビデオが元になった翌10/15が有名でしたが、98年、その前日も同じように現れました。あまりお薦めでないものはコメントも少ないです(笑)
A:
『STONED, SCREWED & TATTOOED IN SEATTLE』
CBM 14-17....
10/14-15
B:
『WHAT'S WRONG WITH MY GUITAR』
CBM 14/15...10/14
前者(←ジャケ左側)が98年、これによって初登場した前日の14日も含んだ4枚組。新品はその両日ビデオ2本とセットの箱入りで売られました。もう見かけないでしょうか。 この日の映像はまぁまぁ良く、派手な忍者っぽい(?)気持ち悪いミックの衣装が拝めますが、音は低音が強くて歪んだりしているところも多く、15日より聴きづらいものになってます。ってなわけで CD は very good- 程度でマニアの方以外にはあまり広くお薦めできるものではありません。映像があれば十分ですね。 "Starfucker" は、私が持ってる4枚組の方にはクレジットはされていますが入ってなく、14日はどうやら演奏されていないようです。 |
CD時代になった90年に出現した、シアトルは King Dome のコンサート。流出モノラルビデオが元になっており、今では多くのタイトルがあり、長短の違いこそありますが、どれも数箇所で音が切れます。
でもでも、この日のキースはラフでかっこいいっすよー。この日の音の特徴であるギターとコーラスもろ聴こえの相乗効果によって、最高です。ついでに'81は、official 映像を筆頭にキースが聴こえにくいのが多いので、キースが良く聴こえるのは嬉しい限りです。出色の "Little T&A" 以降が特にいいっすねー。キースのギターが脳天に突き刺さる、という表現がまさにぴったりです。未編集のラフな彼らを、こうした直ラインで聴くのもオツなもんです。でも、映像があるので、そっちが先でしょうかね。なお、ツアー前半のため、 "Starfucker" を演奏してますが、音切れがあります。"Going To A Go Go"はまだやってません。ついでに "Start Me Up" の演奏位置は11月初旬まで "Honky Tonk-" の前でした。〜キースファンなら是非〜
A:『NOW WE NEED YOU MORE THAN EVER』 VGP-131
***Disc1***
1.Take The A Train / 2.Under My Thumb / 3.When The Whip Comes Down / 4.Let's Spend The Night Together / 5.Shattered / 6.Neighbors / 7.Black Limousine / 8.Just My Imagination / 9.Twenty Flight Rock / 10.Let Me Go / 11.Time Is On My Side / 12.Beast Of Burden / 13.Waiting On A Friend / 14.Let It Bleed / 15.You Can't Always Get What You Want
***Disc2***
1.Little T&A / 2.Tumbling Dice / 3.Band Intro. / 4.She's So Cold / 5.All Down The Line / 6.Hang Fire / 7.Starfucker / 8.Miss You / 9.Start Me Up / 10.Honky Tonk Women / 11.Brown Sugar / 12.JJF / 13.Satisfaction / 14.Star Spangled Bannerキースジャケとレアなミックジャケの2種類あった、1000枚限定クレジットが入ったこの日の初登場盤、 TERAPPIN の 『(NOW WE NEED YOU) MORE THAN EVER』(TR 204/5) や、 後発の『BLOODY NIGHT IN SEATLE』(WG-018/9) の既発2タイトルがとっくに品薄になった97年、音質向上して(ビデオ同等)登場。、既発の "Starfucker" で音が切れる部分が40秒ほど短くなっており、切れかたも無音ではなく、fade in-outで一瞬なのでまぁ良心的です。なお、TERAPPIN の CD はクレジットには "Starfucker" が載ってませんが、Disc.2に "Hang Fire" と一緒の track.5 に入ってます。また最後の星条旗も収録されました。この日の物はこれが一番いいと思います。なお、表ジャケは TERAPPIN のキースジャケと同じで、内側はミックジャケと同じ、てなわけで裏ジャケには TERAPPIN への謝辞が載ってます。歓声は少なく、曲間ではシールドノイズも目立ち、演奏音はダイレクトに収録されているのが特徴で、極上には程遠いですが、十分 Very Good+クラスです。
これも10/14で紹介した4枚組ビデオセットと、同時に出た15日のCDだけを単体販売したものもあります。
B: 『STONED, SCREWED & TATTOOED IN SEATTLE』 CBM 14-17.... 10/14-15
C: 『EVERYWHERE I GO, THEY TREAT ME THE SAME』 CBM 16/17.... 10/15 Seattleでも後者は既発を上回るものでもなく、セットまで出しておきながらこの存在意義は?です。
と、こんな感じでしたが、10/15はより音のすっきりした程度の良いのが7曲だけ、下で紹介する怒涛の6枚組 『 JERSEY DEVIL』 の不足分としてひょっこり現れました。そっちが出てくれないですかねぇ。
この日も10/14-15同様、流出ビデオ落としのブートがあります。
A: 『HOUSTON CAN YOU SING』 VGP-053
81のツアーパンフの表紙から作られた表ジャケと、キースがかっこいい裏ジャケは非常にいい感じなのですが、ビデオ落としで音に張りが無く、ややギスギスしたモノラル音質は、Very Good 程度ですね。2003 年更新時に改めて聴きなおすと、すんなり聴けてしまいましたが(笑)。
ただし、こうした音質の場合は、画像があるものを音だけで楽しむというのは普通はつらいですね。特にコメントありません。というかこれはもうほとんど見かけないですね。
オフィシャル映画/ビデオ 『Let's Spend The Night Together』 の屋内部分8曲は、この11/5および11/6の Meadowlands Sports Complex / Brendan Byrne Arena で収録されたものです。屋内は昔は全部11/5のように言われており、私もそう書いていましたが、2日間の混合で、しかも "Going To A Go Go" は、ここ Meadowlands では映画とは歌い出しが異なり、そちらは12/9の Largo からですね。野外テイク部分は、12/13の Tempe (near Phoenix) の Sun Devil Stadium。 ちなみにこの 20,000 人クラスの Brendan Byrne Arena は、96年以降 Continental Airlines Arena と改名されてます。
と、前置きが長くなりましたが、その 11/5-7 のライン音源が 2001 年に Empress Valley から出ました。ただし完全盤ではなく、卓直のほとんどモノラルのステレオですが。
映画でご存知の通り、撮影が入るとなるとストーンズはなかなかの演奏を聴かせてくれます。このツアーは後半になるにつれ絶好調になっていき、中盤までは気合の空回りや暴走したりと面白いのですが、この3日間は撮影入りということで、笑えるポイントはやや少ないですね。3日間とも Tina Turner が "Honky Tonk Women" で共演してますが、まぁ初日に Tina が歌に入り遅れたり、翌日はやたらともったりとしたイントロでミックがじれてるようだったり、 "Let's Spend-" でもキースははずしたりはしてますけど(笑)。 でも "Down The Road Apiece" をラインで聴けるとは嬉しいですねー。
しかし音だけを聴いたあとに、映画の映像と一緒に聴くと (やたらとカットが多くてあわせるのも大変ですが) ほんとにこの音で演奏してたんだ〜、この音の向こうには走りまくるミックが、妙にポーズを決めるキースがいるんだねぇ〜、かっちょえぇ〜〜!とあらためて妙に感動してしまいました(笑) ただ、繰り返しになりますがカットや編集がやたら多いんですが、どうやらメンバー紹介ですらミックのセリフが違ってるようですねー。映画はそこまで作りこまれていたと関心。〜なかなかの音質です〜
A:『 JERSEY DEVIL 』 EVSD 115/116/117/118/119/120
slip case
cd case
***Disc.1/3/5***
Take The A Train / Under My Thumb / When The Whip Comes Down / Let's Spend The Night Together / Shattered / Neighbors / Black Limousine / Just My Imagination / Down The Road Apiece (11/5) / Twenty Flight Rock (11/6-7) / Going To A Go Go / Let Me Go / Time Is On My Side / Beast Of Burden / Waiting On A Friend / Let It Bleed
***Disc.2/4/6***
You Can't Always Get What You Want / Band Introductions / Litlle T&A / Tumbling Dice / She's So Cold / All Down The Line / Hang Fire / Miss You / Start Me Up / Honky Tonk Women / Brown Sugar / JJF / Satisfaction / Star Spangled Banner
Disc.6 #4-#12...10/15 Seattle, WAというわけで、撮影も入り、ラジオショーでも一部使われましたが、このブートの元音源は残念ながらそれらではなく、卓直のほとんどモノラルラインで、たまにバリバリとノイズが入ったり、11/5 の "Tumbling Dice" のように映画ではちゃんと歌っていてしっかり聴こえるミックのボーカルが最初は聴こえなかったりと、決して最高音質ではありませんし、歓声は僅かに入っている程度ですが、高音も伸びてますし、音の広がりもあり EX- です。ビルの飛び回るベースがバランスを壊さない程度によく聴こえて、楽しいです。
そしてこの音源、11/5 と 11/6 の "Under My Thumb" の最初は入手できなかったようで、11/7 のえらくテンポの遅いのが継ぎはぎされてます。しかし 6枚目の 10/15 シアトルは上記既発より音がすっきりしてて良好なのでびっくり。そっちも全部聴いてみたいですね。また 11/5 の "Beast of Burden" も初めの方の一部をどうやら翌日のを繋いでいるようです。ミックの唄い方が違うのでちょっと違和感がありますね。
さて、上でも書きましたが、11/5と11/6の "Honky Tonk Women" では Tina Turner がゲストで2番以降一緒に歌ってます。11/7は後半9曲が入手できなかったようで、10/15 シアトルからの音を持ってきているので、Tina は聴けませんが、3日間連続で共演しています。しかし不完全とはいえ、3日間ものライン音源を一気に発掘するとは、Empress Valley もすばらしいですね!作りもそこまでしなくても、というくらい妙に丁寧で、この2001年は他のタイトルもあわせて Empress Valley がえらくストーンズに力を入れた年です。でもえらく高いし、数が少ないので海外からは不評ですね。あと難点でもなくつまらないことですが、11/6 の "Shattered" のチャプター位置がちょっと気に入りません、チャプター最初のミックの MC が前の曲の続きだからってだけですが(笑)。
あとDisc.3の"Let It Bleed"、これはデジタルエラーなのか、途中からずーっとノイズが入ってるのは減点ですね。そこは↓のノイズの入らないVGP 『FIVE STONES READY TO ROLL』 の方が断然いいです。というわけで、厚プラケース6枚組(ジャケ左の下)の上に紙のスリップケース(ジャケ左の上)を被せた 1st はとっくになくなり、スリップケースがなくなった 2nd が出ましたが、値段も1万円ぐらい下がりました。というわけで、そのスリップケースだけで1万円! 私はなんでも 1st をほしがる性癖があるのですが、ちょうどブートからも離れていた時期にリリースされたので、安くなった 2nd しか持っていません(涙)。でも今回は日本公演時のお金の要る時期にようやく買ったこともあり、ちょっと嬉しかったです(笑)。しかし Empress valley はなんでこんなにプレミアにしたがるんでしょうねー。困ったもんです。
しかしこれまたコピーがお得意な RATTLE SNAKE が、タイトルまで 『JERSEY DEVIL』 とそのまんまのフルコピーを出しました。Empress Valley は値段もえらい高く、海外では入手困難ですので、こうしたコピー盤でも結構受けが良いようで、site "Love You Live" のコンサート別代表ブート ( 入手容易な盤でしょうか ) にもこっちが載ってます。
後にVGPも3タイトルばらばらで全部出しました。
〜それぞれその日の音で!〜
B: 『 DOWN THE ROAD APIECE 』 VGP-303...11/5
C: 『 FIVE STONES READY TO ROLL 』 VGP-313... 11/6
D: 『 TOO TIRED TO ROCK 』 VGP-318...11/7
←ジャケ写、左から順に11/5、11/6、11/7。
ライン音源は EV盤 と同等ですが、こちらの方がやや低音がきいて腰が入ってます。そして不完全部分を隠密や 『Still Life』 から補っており、その日の音で聴けるのがウリ。発売から1年以上たってようやく買いました、この3部作!
しっかし 11/5 のジャケはかっこいいですね〜。これはハンプトンに使ってほしかった!!(笑)。 "Down The Road Apiece"だけ目当てならこれで良いでしょうね。
11/6のジャケはジグソーパズルにもなってたやつ。この 11/6 の"Let It Bleed"は 『JERSEY DEVIL』 のようなノイズが入っていないのでいいです!!
アナログ時代から隠密では聴けたこの公演も 2001年に Empress Valley からラインで登場しました。この日はどうやら最初の3曲が US TV で収録され、5曲目もちょっとだけニュースで放送されたようです。が、流出したのはモニターミックスラインのようで、これまた広がりはあるもののほっとんどモノラルで、しかも不完全で足りないところも何箇所かあるもので、しょうがないんでしょうけど残念ですね。この日から "All Down The line" がセットリストから外れ、前日の11/9から "Start Me Up" - "Honky Tonk Women" - "Brown Sugar" という映画で親しんだ流れが "Honky Tonk Women" - "Brown Sugar" - "Start Me Up" というハンプトンで慣れしたんだ流れに変更になってます。
〜不完全でバランスはイマイチですが〜
A:『KINGS OF DRUGS』 EVSD 66
large paper sleeve
***Disc.1***
1.Take The A Train / 2.Under My Thumb / 3.When The Whip Comes Down / 4.Let's Spend The Night Together / 5.Shattered / 6.Neighbors / 7.Black Limousine / 8.Just My Imagination / 9.Twenty Flight Rock / 10. Let Me Go / 11.Time Is On My Side / 12.Beast Of Burden / 13.Waiting On A Friend / 14.Let It Bleed / 15.You Can't Always Get What You Want
***Disc.2***
1. Band Introductions / 2.Litlle T&A / 3.Tumbling Dice / 4.She's So Cold / 5.Hang Fire / 6.Miss You / 7.Honky Tonk Women / 8.Brown Sugar / 9.Start Me Up / 10.JJF / 11.Satisfaction / Star Spangled Banner
Disc1: 1-middle of 2 ,beginning of 11 & Disc.2: middle of 5-middle of 8... from Phoenix on Dec.13 (SB)
Empress Valley の'81ストーンズ波状攻撃となった第1弾がこれ。2枚組にしては妙にでかい箱なので収納に困ります(笑)
この日の音源も足らないところは結構ありますが、後述する 12/13 アリゾナ州フェニックスからのSB音源を流用しています。そのデータは参考資料によって異なり、私の聴いた感じもどちらとも微妙に違うのですが、両方のミックスが正解でしょうか?
これはモニターミックス音源の流出でしょうが、もうほっとんどモノラルで、ビルのベースが急にでかくなったり、イントロ以外はギターが引っ込んだり、コーラスがでかかったり、サックスもソロによって最前面に出てきたり出てこなかったりと、鳴る楽器のバランスは良くないですが、音質自体は EX- ですね。ただし、次にMSGでの公演を控えているためか、あまり特筆べき聴き所がないのは面白くないですが。しかしこれまたコピーがお得意な RATTLE SNAKE が、タイトルまで 『KINGS OF DRUGS』 とそのまんまのフルコピーを出しました。ここまで 『JERSEY DEVIL』 と同じ文章です(笑)。ちなみにこの日は site "Love You Live" のコンサート別代表ブートでは隠密を入れて全音源が聴ける↓の VGP になってます。
で、これまたコピーかどうかはよくわかりませんが、VGPも出しました。
〜SB+隠密でこの日の音〜
B: 『 HARTFORD HEARTTHROB』 VGP-281
VGPのこちらは、メドウランズと同じように、ライン部分は Empress Valley と同じらしいですが、そちらでは欠けていた部分を 12/13 のライン音源で補っていましたが、こちらは同日隠密音源で補っています。全部この日の演奏を聴きたいという方にはこちらがいいでしょうか。この隠密音源はアナログとは別音源で初登場、だそうです。私は LP も この CD も持ってないのでわかりません(苦笑)。
オフィシャル映画/ビデオ 『Let's Spend The Night Together』 の、野外テイク部分14曲は、この 12/13 の Tempe (Phoenix) Sun Devil Stadium で収録されたものです。ちなみに屋内部分9曲は 11/5-11/6 と 12/9 からです。 そのメイン収録の 12/13 のほぼ完全盤が、音質最高のステレオラインで 97 年に初登場し、度肝を抜かれました。映画はさすがに編集だらけなのですが、このブート音源は未編集で、ずっと同じ歌詞を繰り返す "Let It Bleed" の、そりゃ編集するだろうテイクなど、映画の編集との比較もあわせてかなり楽しめます。演奏はなかなかいい感じですが、ツアー前半のラフなカッコ良さとは違って奇麗すぎて、やはり力強さと面白味は前半戦に劣ります。
〜未編集が超高音質でほぼ完全盤で楽しめます!〜
A: 『SATISFACTION GUARANTEED』 VGP-136
***Disc1***
1.Take The A Train / 2.Under My Thumb / 3.When The Whip Comes Down / 4.Let's Spend The Night Together / 5.Shattered / 6.Neighbors / 7.Black Limousine / 8.Just My Imagination / 9.Twenty Flight Rock / 10.Going To A Go Go / 11.Let Me Go / 12.Time Is On My Side / 13.Beast Of Burden / 14.Waiting On A Friend
***Disc2***
1.Let It Bleed / 2.You Can't Always Get What You Want / 3.Band Intro. / 4.Little T&A / 5.Tumbling Dice / 6.She's So Cold / 7.Hang Fire / 8.Miss You / 9.Honky Tonk Women / 10.Brown Sugar / 11.Start Me Up / 12.JJF / 13.Satisfactionほぼ完全盤と表現したこの盤、残念ながら最後の2曲が入手できなかったようです。Disc.2の trk.12 "JJF" は2コーラスから始まる、同じく 12/13 の映画からのテイクで不完全ですね。 そしてtrk.13 "Satisfaction" は、曲が終わるとすぐに "星条旗−" が流れてくることから、同日takeを使用した 『Still Life』 からの流用だと思われます。また、 "Just My Imagination" は元の音に途切れがあるようですが、映画から音を持ってきて繋いでます。
それにしても音質は良く、ブートにしては Superb 超 EX クラスです。まぁ "Shattered" で音が偏ったりして、そりゃオフィシャル程の音質ではないですが、これは絶対お薦めです。ブートにこれ以上の音質を求めても難しいでしょうね。音質も良ければよいに越したことはありませんが、聴いたことのない演奏を楽しむというのもブートの面白みです。さて、その入手出来なかった2曲のうち "JJF" を、後述する12/18 Hampton の完全演奏版に差換えて、 "Satisfaction" は同様な流用をしたものが、次に紹介するもう一つのブートです。
B: 『LIVE AT SUNDEVIL STADIUM』 ARIZ 8101/2
こちらも97年、上記の発売にちょっと遅れて出ました。発売当初、こちらは 12/13 完全盤、との評判だった為、喜び勇んで買ったのですが、既に説明した通りの作りでした(泣)。特に既発では問題であった trk.12 は、確かに完全演奏ですが、Hampton からの流用で、 12/13 完全盤という発売当初の評判は見事に誤りだったわけです。なお、こちらの "Just My Imagination" では繋ぎ技はやってなく、音が一瞬切れます。
というわけで、VGPのコピー盤ではないのですが、音もジャケの作りも既発に劣っており、こちらは薦められません。あと、これも丸々 RATTLE SNAKE の 『RIDE LIKE THE WIND』 にコピーされてます。
ツアーもあとはハンプトンの2公演のみを残すことになったカンサスシティーは Kemper Arena、以前からミックテイラーが共演したこの 12/14 は隠密では Hot Lips Records の 『KANSAS CITY '81』 、レーベル名のスペルミスが悲しい Unblievable の 『TOGETHER AT LAST』 、そして決定盤といわれた VGP の 『DID WE MEET SOMEWHERE BEFORE?』 (→ジャケ左から順) があり有名だったこの公演も、翌日12/15 の隠密と共に 2002年末 Empress Valley から何とラインで登場しました。
そしてなんと、以前からミックが共演したといわれてきた隠密音源が実は 12/14 と 12/15 の混合で、しかもミックテイラーは "Let Me Go" 以降全曲弾いているわけですが、今までの隠密盤はテイラー参加前の全部と、テイラーがいるはずの "Little T & A" 以降も翌日の音だったことがわかりました。ただでさえ聴き取りにくいギターでしたが、そりゃどこで弾いてるかわかりませんね(笑)。ライン音源で登場しても控え目なのでわかりにくいことは変わりませんが、弾いてることは確かです(笑)。どのへんが判りやすいかなどは、メガティさんの MEGATON TAYLOR の Bootleg紹介ページを是非。そうした音源の混乱が原因のひとつなのか、テイラーが参加した日付さえ、12/14 なのか 12/15 なのか、ブートや資料によってマチマチでいまだに混乱しています。
で、「テイラーはほんとに"Let Me Go"からなのか」というネタをネットで見かけてまた聴いてみましたが、なるほど"Black Limousine"でも弾いてますね。"Black Limousine"の後で"Thank you, Mick"とミックが言ってるし(笑)〜隠密もラインも両日共に良好!〜
A:『MICK TAYLOR, WE LOVE YOU AND WE'LL ALWAYS DO!』 EVSD 210/211/212/213
*** Disc.1/3 ***
1.Under My Thumb / 2.When The Whip Comes Down / 3.Let's Spend The Night Together / 4.Shattered / 5.Neighbors / 6.Black Limousine / 7.Just My Imagination / 8.Twenty Flight Rock / 9.Going To A Go Go / 10. Let Me Go / 11.Time Is On My Side / 12.Beast Of Burden / 13.Waiting On A Friend / 14.Let It Bleed /
*** Disc.2/4 ***
1. You Can't Always Get What You Want / 2.Band Introductions / 3.Little T&A / 4.Tumbling Dice / 5.She's So Cold / 6.Hang Fire / 7.Miss You / 8.Honky Tonk Women / 9.Brown Sugar / 10.Start Me Up / 11.JJF / 12.Satisfaction / 13.Star Spangled Banner
このタイトルは翌日の隠密とセットの4枚組と、12/14だけの2枚組の2種類が同時にリリースされました。表ジャケの違いはステッカーの文字だけのようです。4枚組はDisc.1 & 2 がテイラー共演のライン音源 12/14 で、Disc.3 & 4 が隠密 12/15 のようです。上でこの日付が12/14なのか12/15なのか混乱していると書きましたが、このライン音源の "Satisfaction" のあと、ミックが "See you tomorrow!" と言っており、翌日のチケットまで載せているサイト "COMPLETE WORKS" には 12/14 がテイラー共演だと書いていますから、これは 12/14 が正解なんでしょうね。 ( thanks to Mr.Arthur & more ! )
さて、このラインの12/14 は "Take The A Train" が入ってなく、"Under My Thumb" もイントロが欠けてます。モノラルラインで、ところどころノイズが入ったり、これまたギターが聴こえにくいミックスで、臨場感も殆どなく、やや高音の伸びが足りませんが、なかなかの EX-。曲間にも耳障りなシールドノイズなどは入りませんね。これでステレオなら完璧なんですがしょうがないですね。
しかしすごいですねー、 Empress Valley!今度は何を出すのかと興味はありますが、高いのであまり乱発はせず、いいものだけを出してほしいと願います(笑)。しかも変なプレミアつけずに。
ツアー最終日の前日、そしてキースの38歳の誕生日の12/18は、FMとケーブルTVによって同時中継された為に、アナログ時代から数多くのブートが輩出されました。
この日はキースが演奏中に客をギターでぶん 殴るというとんでもない事をやらかしており、ブートビデオは勿論、廃盤オフィシャル LD / ビデオの 『Video Rewind』 や 『25x5』 でも確認できます。私の場合、初めてその瞬間を映像で見てちょー感動したと同時に、良く聴こえるギターリフがロニーのだと分かったのが高校生の時(笑)。そう、こいつは放送時のミックスが悪く、 "ロニーがでかくてキースが聴こえにくい" という最悪の欠点を持ってます。特に映像の音声は、本当にキースがわかりにくい。そして多くのブートは音はまぁまぁですが、多くのアナログや全 CD は "Honky-" と "Brown Sugar" の繋がりが切れてるという、非常にもったいない欠点がありました。しかし 2001年、 VGP から、ようやくその欠点も吹き飛ばし、大幅に音質向上したものがリリースされました。キースが小さいのは相変わらずですが。あと "When The Whip-" の初めで左側で暫く "カリッ、カリッ" と妙な音が入るのはどれも同じようですが、何なんでしょう?
しかしハンプトンはまずは映像からでしょうね。ずっとこの程度しかなかった TSP と、いまや決定盤の VGP 、そして似た時期に出た GT 盤を挙げておきます。〜いまや不要盤です〜
A: 『HAMPTON '81』 TSP-CD-100-1/2 or DL034/35
TSPのは縦長 BOX で、 1st と 2nd があり、1stは音が左右逆です。
この写真の Gold ステッカー付きが、 2nd-GOLD Disc 仕様ですが、その音の左右を修正して、オープニングのA列車を追加してます。でも音は低音がより強くなってしまい、1st 同様、中高音も TSP 独特のギスギスで、良い音とはいえません。また中身のプラケースのジャケは 1st と全く同じで、A列車がクレジットされていないので、盤を見て Gold かどうか見ないと区別がつきません。で、特に 2nd は入手困難です。
が、これまた同タイトルで別ジャケの Dandelion による1000枚限定再発 BOX (TSP2ndのコピー) があります。しかーし、下の VGP のリリースでまったく不要になってしまいました。〜決定盤!でした・・・〜
B: 『TWENTY FLIGHT ROCK』 VGP-270 ( 1st )
C: 『HAPPY BIRTHDAY KEITH』 VGP-270 ( 2nd Gold )
***Disc.1***
1.Take The A Train / 2.Under My Thumb / 3.When The Whip Comes Down / 4.Let's Spend The Night Together / 5.Shattered / 6.Neighbors / 7.Black Limousine / 8.Just My Imagination / 9.Twenty Flight Rock / 10.Going To A Go Go / 11.Let Me Go / 12.Time Is On My Side / 13.Beast Of Burden / 14.Waiting On A Friend / 15.Let It Bleed
***Disc.2***
1.You Can't Always Get What You Want / 2.Band Introductions / 3.Little T&A / 4.Tumbling Dice / 5.She's So Cold / 6.Hang Fire / 7.Miss You / 8.Honky Tonk Women / 9.Brown Sugar / 10.Start Me Up / 11.JJF / 12.Satisfaction / 13.Star Spangled Bannerこれが2001年に出たVGP盤。TSPとは比べ物にならないほど引き締まったシャープな高音質で登場しました。 VGP らしくやや高音が耳につきますが、素晴らしいっす! "Honky-" と "Brown Sugar" の繋ぎもばっちりでこれぞ決定盤、と いっぱい売れたようで、2003年に Gold Disc の 2nd (ジャケ右)が名前を変えて出ました。これまた私はブート中断期だったので残念ながら 2nd しか持っていません。しかしこの盤にも欠点があり、Disc.2 の冒頭、演奏前のミックの MC 部分で右側の音が一定周期でオフになってしまいます。 2ndでも直っていませんね。
でもハンプトンでは左右音が逆で不完全収録ながらも 『Grande Finale』 というアナログが素晴らしい音質なのですが、その音質でリリースしてくれれば一番うれしいんですが。〜もう少し早く出ていれば・・〜
D: 『HIPPY HAPPY KEITH !!』 G.T.-013/14
この Glimmer Twins レーベルのは VGP にやや遅れてリリースされましたが、 VGP とは別マスターのようです。
オープニングアクトのジョージサラグッドの演奏途中から収録されていますが、最初は音の作りがやたらざらざらと荒く、きめ細やかさがなくて、どうなることかと思ったらストーンズの演奏のところで音が切り替わって、なんだかややこもったような音で、高音はまぁマイルドですが、 VGP の方が全然良好ですね。でも "Honky-" から "Brown Sugar" が途切れていないのは TSP よりいいですね。VGP より先に出ていればもう少し評価も得られたであろう悲劇の盤。ちなみに盤にはタイトルと逆の "Happy Hippy Keith !!" と書いてあって、クレジットには "Tumbling Dice" が抜けてます。
と数多くのブートを輩出したハンプトンでしたが、ついにオフィシャル・リリース!!
〜これまたまさかのオフィシャル・リリース!〜
『 HAMPTON COLISEUM (LIVE 1981) 』 non credit
こちらはStones Archiveでダウンロード販売されたものをもとに、2012年にリリースされたノン・レーベルのプレス盤ブート。
あくまでもこれはプレスCDでも持っていたいというマニアの欲求に応えるもので、ダウンロード購入自体はそれほど難しくもありませんので、まだの方は是非まずはそちらからの購入を是非。
てな感じでしたが、その後オフィシャルでもフィジカルリリースされました。
http://atsuy.web.fc2.com/hampton1981/hampton_coliseum_1981.html
以下は発売当時の情報として残しておきます。●Disc 1
1. Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The Night Together / 4. Shattered / 5. Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My Imagination / 8. Twenty Flight Rock / 9. Going To A Go Go / 10. Let Me Go / 11. Time Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A Friend / 14. Let It Bleed
●Disc 2
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions / 3. Little T&A / 4. Tumbling Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. Brown Sugar / 10. Start Me Up / 11. Jumping Jack Flash / 12. (I Can't Get No) Satisfaction日本時間の2012/2/2(木)の零時過ぎ、米国のGoogle Musicに遅れること1日、Stones Archiveにてオフィシャル・ブートレッグ第2弾として1981/12/18ハンプトン公演のDL販売が開始。(正式にリンクページが現れたのは2時過ぎでしたが)
前回の 『THE BRUSSELS AFFAIR '73』同様、米国では今回もMP3のみでしたが、Stones ArchiveではMP3に加えてFLACも。
事前にストーンズのオフィシャルtwitterから今度はロニー時代でアメリカ大陸というアナウンスがなされてたこともあり、今度はモカンボだ!と勝手に思い込んでたので、米国でハンプトンがリリースされたのを知ったときは拍子抜けでしたが、聴いてみてびっくら!
さすがはボブ・クリアマウンテン!このハンプトンを簡単におさらいすると、1981/12/18のハンプトン公演は米国ではケーブルTVで生中継された公演で、翌12/19の81ツアー最終公演の前日となるキースの誕生日のスペシャルライヴ。
『STILL LIFE』に収録されている"Let's Spend The Night Together""Shattered""Time Is On My Side"の3曲はこの12/18ハンプトンから!
TV中継時のミックスもボブ・クリアマウンテン、 『STILL LIFE』もボブ・クリアマウンテン、そして今回もボブ・クリアマウンテンと、ボブ3連発!(笑)そのTV中継のものはロニーが大きかったりいろいろ不満がありましたが、今回のは完璧!
綺麗にギターも分離され、キースもバッチリ!多くの皆さんが気になっていたであろう"Honky Tonk Women"〜"Brown Sugar"の途切れのない流れも完璧!!もう素晴らしい音質!!いい意味で裏切られました!
会場で流れたオープニングのA列車、最後の星条旗、そしてもちろんその後の"School Days"も未収録ですが、そこは大人の事情でしょう。そういうもんだとあきらめて本編を楽しみましょう。さて、そんなオフィシャル・ブートレッグ第2弾ですが、曲間のカットはあるものの演奏は完全版。
でも一部に編集が施され、”Time Is On My Side"ではキースのコーラスやミックのボーカルが差し替えられ、"Miss You"では1'30"〜1'40"付近のヴォーカルが当日ミックスとは違ってて、ラジオショー音源に差し替えられています(thanks to ひろさん)。
そして"Brown Sugar"では0'54"の位置でミックが叫ぶ"Yeah"がなぜか消されてます(笑)
また、TV中継音源との違いでは、"Little T&A"の1'15"付近、その映像では聴こえたロニーのバックボーカルがカットされ、その映像では5秒ほど消えてしまってた2'15"からのキースのボーカルはしっかりと収録されています。という音源でしたが、そのリリースからわずか1週間後、第1弾『Brussels Affair '73』と同じところからこうしてブート(パイレート)がリリース。
A列車を無理につないだりせず、Disc1と2の区切りもわたし好み。そしてチャプター位置でぶっつりディスクわけをしたりせず、ちゃんとMCのいいとこで分かれてるのもナイス。
とまぁパイレート盤を褒めるのもなんですが、これも『Brussels Affair '73』同様、まずはちゃんとオフィシャルで買うのが筋。
あくまでもディスクでも持っていたいというコレクター向け。
その後、オフィシャルでリリースされています!
http://atsuy.web.fc2.com/hampton1981/hampton_coliseum_1981.html
B: 『AIN'T IT GOOD TO BE ALIVE?』 VGP-175
ツアー初日は同じ隠密テープが元の、IMPの 『PHILADELPHIA 81』、SHAVED DISCの 『SATISFACTION GUARANTED』 がありましたが、98年、VGPから同じ元テープで音質も若干向上し、既発前者には未収録だった "Satisfaction" を収録してリリースされました。
音はぺらぺらですが、聴き易いです。今から初日を聴くにはこれが良いでしょうね。3回しかやってない "Tops" 、そして ぶっとびの "Street Fighting Man" 収録。その他、初日だけあってスリリングな聴きどころは多いですが、イントロをミスってやり直した上に、JJFとごっちゃだろそりゃっ!と思わず突っ込んでしまう爆笑イントロの "Satisfaction" がイケテます(笑)。タイトルはアナログから持ってきたのでしょうが、なんで Angie?
●
9/26 Philadelphia, PA...
2日目
A:
『WAITING ON 50 MILLION FRIENDS』
VGP-047
● 9/27 Buffalo, WA ...
3日目
A: 『BUFFALO '81』 DANDELION 94006/7
レア曲を聴こうと思えば、初日と2日目だけでいいんですが、3日目もミックは遠いながらも聴き易い良好隠密なので挙げておきます。 |
A: 『CANDLESTICK PARK 81』 IMP-CD 032-33
'81といえば、隠密ながらも良好録音、しかも後半迫力たっぷりのこいつは外せません。音が軽く音域が高めですが、隠密ではカンサスシティに続きなかなか良好で EX- ですね。ただしもうすっかり見かけませんね。
シアトル公演の次の演奏地にあたるこの公演は、シアトルと全く同じ演奏曲で、後半は迫力タップリなのですが、この日の目玉は何といっても、9分30秒近くも続く "JJF" にあります。チャーリーまでガンガンに曲を引っ張り、わざとなのかそうなっちゃったのかよく分かりませんが、この日はどうも音響などが良くなかったようで、それに腹を立ててやけっぱちの暴走をしているように感じます。こうした暴走ストーンズ、今となっては見れませんが、見てみたかったですね。あと、この日のラスト "Satisfaction" ではホーンが入ってますが、The Tower Of Power だそうです。
B: 『STONED M.S.G. 1981』 VGP-271
ストーンズの聖地 MSG の音源が 2001年 VGP から初登場しました。アナログでも1曲だけ部分的に収録されたようですが、とにかく CD では初登場です。これは音は良くないですよ〜。エコーもあるし、音は団子だし。しかし貴重な音源であることは確か。 MSG だけあってストーンズも絶好調。こんなのも平気で聴ける耳ってば一体、と自問自答しますが(笑)。そしてこれには RATTLE SNAKE の4枚組で初登場した、翌日 11/13 MSG のモノラルライン3曲 "Miss You" "Honky Tonk-" "Brown Sugar" がおまけで付いてます。これは貴重で音もいいですけど臨場感はないっす。
〜良好音質で生まれ変わりました〜
A: 『MICK TAYLOR, WE LOVE YOU AND WE'LL ALWAYS DO!』 EVSD 210/211/212/213 (4CD version)
ライン音源の方でテイラー共演の 12/14 を紹介していますが、こちらの 12/15 は、既発盤では間違って 12/14 として収録されていた音源とは別の新音源。今までより長く入っているA列車のテンポは普通なのでテープの回転数が低いわけではないようですが、妙にもたもたしたイントロの "Under My Thumb" ではじまり (既発初期盤ではもっとゆっくりですが)、"Under My Tumb" や "Let Me Go"の曲中で一部別音源に切り替わったりしますが、これはぎすぎすしたような隠密ではなくマイルドな音質で、ギターも各楽器もきちんと聴こえ、歓声も臨場感をうまく出してくれる程度にしか入っておらず、非常に良好な隠密です。時代を考えると個人的には文句なしの EX と思いますが、 HP 上の表記は Ex- としておきます。へたなライン音源よりよっぽどいいっすよ!
演奏では、 "Let's Spend-" の構成がやや乱れますが、さすがはミック、素晴らしいごまかしです(笑)。そして "Little T&A" のキースも凄みたっぷり!しかしこのツアー終盤の演奏は見事で聴いてて興奮しますね。とまぁこんなもんでしょうか。どんどんラインも隠密も発掘されて嬉しいっすねー。あと他にもアナログ時代からの聴きやすい隠密などもありますが、これ以上書くとどれがいいのやらわかりませんのでこれくらいにしておきます。
これはコンサートではありませんが、HP再開後の2003年にも掲示板で話題になりましたのでここで紹介します。
ストーンズは 11/21 にミネソタのシビックセンター、そして
11/23-24-25 とシカゴで3連荘のコンサートを行いますが、その合間のこの日、シカゴの
チェッカーボード・ラウンジで、死去1年半前であったマディー・ウォーターズのライブレコーディングギグに飛び入りのような形で共演します。ストーンズのバンド名の由来が、彼の"Rolling Stone" という歌から発しているのは有名ですね。
さて、この様子はありがたいことにちゃんとプロショット映像&ライン音源として残っており、ブートビデオやブート CD で見聴きすることができます。一部はオフィシャルビデオ『25x5』にも収録されていましたね。この模様は音だけでも楽しめますが、"Baby Please Don't Go" の途中でステージかぶりつきのテーブルにぞろぞろとストーンズご一行様が現れ、ぐびぐび酒なんぞ飲み始めたかというところで、マディーがミックやキースらを次々と紹介して呼び寄せ、狭い客席、テーブルを乗り越えてステージに向かい共演するという、夢のような映像の方が100倍楽しめますのでそちらのほうがお薦めです。
〜映像のほうが面白いですが〜
A:『SWEET HOME CHICAGO』 Muddy Waters & The Rolling Stones TSP-CD-115-2
*** Disc.1***
1.Sweet Little Angel (King / Taub) / 2.Flip Flop And Fly (Calhoun / Turner) / 3.Introduction / 4.Down The Road I Go (Williams) / 5.Country Boy (Morganfield) / 6.I'm A King Bee (Moore) / 7.Someday Baby (Morganfield) / 8.Country Jail (Morganfield)
*** Disc.2***
1.Baby Please Don't Go (Morganfield) / 2.Hoochie Coochie Man (Willie Dixon) / 3.Long Distance Call (Morganfield) / 4.Mannish Boy (Morganfield / London / McDaniel) / 5.Champagne And Reefer (Morganfield) / 6.Next Time You See Me (Morganfield) / 7.Talking About My Women (Barnes / Derekson) / 8.I Want to Be Loved(Dixon) / 9.I Can't Be Satisfied (Morganfield) / 10.I Just Want Make love To You (Willie Dixon)
これはほんとに映像のほうが楽しいですが、こちらは最高のステレオラインで収録されています。ミックもマディー御大の前では、という感じですが、ほんとに楽しいギグです。マディとストーンズ共演部分は Disc.2 の1〜5 ですが、それはマディとの共演部分だけで、この日のストーンズメンバーの演奏全てではなく、 "Complete Works of The Rolling Stones" の1981年 811122A 項に全部載っていますので参照ください。そして、この CD に収録されている "Mannish Boy" は途中 Buddy Guy が紹介されたところで、といってもここまで8分もありますが、フェードアウトしてしまいます。ブート映像はストーンズが共演するその "Baby Please Don't Go" からですが、 その "Mannish Boy" の続きはもちろん、"Complete Works" に載っている、マディのいない曲も収録されています。
この CD はもうほんとにほんとに入手困難ですが (わたしも数年前にヤフオクで買いました)、この CD のマディとの共演部分5曲だけをコピー収録したのが、やたらとしょっちゅう出てきますが RATTLE SNAKE の 『RIDE LIKE THE WIND』。そしてこの TSP 盤の2枚目をフルコピーしたデジパックも 2003年に出たようです。でも2枚目だけというのももったいないですよね。
というわけで、マディを偲びつつ、こうして映像も音もあわせて楽しめるのはブートならでは!NEW!!
〜2012年!まさかまさかのオフィシャル・リリース!〜
『 LIVE AT CHECKERBOARD LOUNGE - LIVE CHICAGO 1981 』
[DVD] 1. Sweet Little Angel / 2. Flip Flop And Fly / 3. Muddy Waters Introduction / 4. You Don't Have To Go / 5. Country Boy / 6. Baby Please Don't Go / 7. Hoochie Coochie Man / 8. Long Distance Call / 9. Mannish Boy / 10. Got My Mojo Working / 11. Next Time You See Me / 12. One Eyed Woman / 13. Baby Please Don't Go (Instrumental) / 14. Clouds In My Heart / 15. Champagne & Reefer / 16. Instrumental 1
続々続く蔵出しシリーズの一環として、2012年まさかのオフィシャル・リリース!!やっぱりブートとは違います!
これまた世紀のリリースは是非オフィシャルで!!その衝撃のニュースから各国版、アナログBOXの比較などなどの詳細は↓で。
http://atsuy.web.fc2.com/checkerboardlounge/checkerboardlounge81.html
【特典】
■日本盤のみCDは2枚組(海外ではダイジェスト1枚組)
■ボーナス映像
*「ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン」
*「ブラック・リムジン」 (ザ・ローリング・ストーンズ/1981年12月18日のハンプトン公演より)