- atsu-y's New Arrivals - |
BBSで第一印象を紹介した
atsu-y's new arrivals の保管庫です。
本編に移行したりすれば削除していきます。
2004 |
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XXXXX |
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Dec. 2004
『
BRITISH
BLUES NIGHT 』 John Mayall & The Bluesbreakers with
Mick Taylor TRIAL-027 (3CD-R)
Aud.Recordings
@Alban Arena, St Albans, UK. Nov. 5, 2004
●
Disc. 1
Chicken Shack with Stan Webb
1. So Much
Trouble / 2. The Thrill Is Gone / 3. Reconsider Baby / 4. I Know / 5.
Sweetest Little Thing (includes Hurt) / 6. Doctor Brown / 7. I'd Rather Go
Blind
● Disc. 2
John Mayall & The
Bluesbreakers
1. Just Got
Back From Baby's / 2. I Woke Up This Morning / 3. Southside Story / 4. Kids
Got The Blues / 5. Heal The Pain / 6. Congo Square / 7. Buddy's Solo / 8. Hideaway Medley
John
Mayall & The Bluesbreakers with MICK TAYLOR
9.
Somebody's Acting Like A Child
/ 10. Late At Night
●
Disc. 3
1. No Days
Off / 2. Can't You Hear
Me Knocking / 3. No
Days Off Reprise / 4. Walking On Sunset
/ 5. Oh Pretty Woman
/ 6. Room To Move
/ 7. Talk To Your Daughter
これはいい!"EX"
隠密です!CD-Rというのがなんですが、同系列からの『TUMBLING
DICE』に次ぐ快挙ですね。
これもダイスに続き、MegatyさんのMegaton
TaylorのBootlegコーナーのここを是非。Megatyさんが書かれていることと、そこにあるメーカーインフォ以上のことはわたしは書けません。Megatyさんが感じられたように、"Can't
You Hear Me Knocking"はあら?という感じでしたが、Mick Taylor 目当ての音源とはいえ、 Bluesbrekers のテキサス野郎
Buddy Whittington のギターはほんと素晴らしいです!あと個人的にはDisc.1もかなり気に入りました。
というわけで超高音質ですし、ブルースギター好きな方にはまさに大好物なブツです。
『
KNEBWORTH
1976 』 RSVP? (1DVD)
・Knebworth 1976 - Reel One
1. Little Red Rooster
/ 2. Wild Horses / 3. Star Star / 4. Midnight Rambler / 5. Route 66 / 6. Honky Tonk
Women / 7. Country Honk Theme / 8. Tumbling Dice /9. Jumpin' Jack Flash
(Part) / 10. Street Fighting Man
・Don Kirshner Rock Concert
1. Ain't Too
Proud To Beg / 2. Angie / 3. Silver Train / 4. Dancing Wth Mr.D. / 5. Fool To Cry
/ 6. Crazy Mama / 7. Hey Negrita
・Knebworth 1976 - Reel Two
1. Around And
Around / 2. Hot Stuff / 3. You Gotta Move
あとネブワースはこのデジパックのプレスDVDも同時期に出ました。これはコンチネンタルドリフトをバックに"RSVP LIVE
DVDs"とのタイトル画面が入ってスタートします。これって某ロドリゴさんのDVD-Rのコピープレスなんですかね?わたしはそのロドリゴさんの物は見たことないのでわかりませんが。ちなみにドルビー2.
1と5. 1が選べます。
というわけですが、このデジパックのREEL1部分の画質はJointripと同じですね。これでネブワースは一気にこのクオリティーでコピーが氾濫するでしょうね。ただし
"Stray Cat Blues" はクレジットがなく5秒ほどですが、Jointripの方が25秒ほど長いです。Jointripのと違ってこちらは曲順ソートはされていませんし、ステレオミックスなんて入ってないですけど、こちらはプレスDVD一枚もので2000円以上も安くて余計なロゴは入らないという利点があります。あと元々画質が汚いREEL2部分は、こちらの方が更に汚いです。
おまけのドンカシュナーは、放送された番組のロゴがずっと入ってますがかなり綺麗で、"Ain't
Too Proud To Beg" "Silver Train" "Dancing Wth Mr.D."
というレアめなPVも完璧画質で大満足。しかし後者2つのバージョン違いなども完璧に抑えたブートでませんかねぇ。
あと欠点としてはこの盤、チャプターの位置がちょっとずれてます。
『
HOT AUGUST
NIGHT 』 Jointrip - JTDV-016 (2DVD-R)
pro
shot @ Knebworth Fair
Aug.21, 1976
映像ではそのクオリティーの高さで一定度の地位を築き上げた感のあるJointripからネブワースが出ました。ちなみに同時期にアトランティックシティー89も出てます。そちらはかなり綺麗で既発ブートを凌ぐクォリティーのようですが、個人的にはビデオ時代からある程度の満足画質で親しんだことですし、お店で一部見たらピントが甘い印象があったのでまだ買ってません。これ以上のが出なければそのうち買うでしょうけど。
さてこのネブワース。ビデオ時代から部分的に映像はありましたが、2003年に更に一部綺麗な映像が出て、それは本編の1976ネブワースでも紹介しています。今回のJointripのはどうでしょうか。
●
Disc.1
・Knebworth 1976 - Exclusive Stereo Mix
1.
Opening
(w/Satisfaction) / 2. Around And Around / 3. Little Red Rooster / 4. Stray Cat
Blues (Part) / 5. Hot Stuff / 6. Fool To Cry (Part) / 7. Star Star / 8. Let's Spend
The Night Together (Part) / 9. You Gotta Move / 10. Route 66 / 11. Wild Horses
/ 12. Honky Tonk Women (Part)
・Knebworth 1976 - Reel Two
1. Around And
Around / 2. Hot Stuff / 3. You Gotta Move
●
Disc.2
・Knebworth 1976 - Special Edit "The Exclusive
Sorted Version"
1. Opening / 2. Little Red Rooster / 3. Stray Cat Blues
(Part) / 4. Star Star / 5. Let's Spend The Night Together (Part) / 6. Dead Flowers
(Part) / 7. Route 66 / 8. Wild Horses / 9. M.C. / 10. Honky Tonk Women / 11.
Country
Honk (adlib) / 12. Tumbling Dice / 13. Midnight Rambler / 14. Jumpin' Jack Flash
(Part) / 15. Street Fighting Man / 16. Fire Works
第一印象は更にかなり綺麗になったという一言。2003年にビデオ時代より綺麗に登場したREEL1も、相変わらず赤色照明が入るところはそのにじみはあるものの他の色にじみは大幅に軽減され、輪郭もシャープになり、"EX-"まで向上してます。赤色照明のあたらないところは本当に綺麗で、テレビから離れてみて見てるとオフィシャル並、70年代の映像としては最高の部類です。REEL1よりは劣るREEL2部分も既発よりノイズも軽減されています。そして大した事はありませんが、開演前の観客を映したオープニング映像もちゃんと入ってて、作りも丁寧なのでデジタルノイズも入らず、これはなかなか素晴らしい。というわけですが気になる点もあるのでいくつか。
まずはこのわかりにくい収録方法。Disc.1
にはまずはステレオシンクロと、REEL2を収録。ステレオシンクロ部分はREEL1と2混合でステレオSB音源がある曲だけを収録。そしてDisc.2 には REEL1 を演奏順に並べて収録との事。そういう収録方法のため、Disc.1は中途半端だし、Disc.2
には "Around And Around" "Hot Stuff" "Fool
To Cry (Part)" "You
Gotta Move" が入ってないというのが面倒。ステレオミックスとかしないで、どうせソートするなら
REEL1 と REEL2 を混合ソートバージョンで一枚にすればすっきりするんですが。そういう点や、いちいちJointripロゴが入るのは相変わらず嫌だったりしますが、それはあくまでも主観なのでこれくらいにして、もう一つ、客観的に気になることはこの映像のピッチ。
既発のDVD-RやVGPのCDと比べても、このJointripの映像はちょっとピッチが遅い。REEL1もREEL2も。最初は既発のピッチが正しいと思ってましたが、よく聴いてみるとこちらの方が正しいようですね。それにしても
Disc.1 のステレオシンクロバージョンの製作にはかなり苦労したのではと思われます。ちなみにステレオミックスの
"You Gotta Move" では一部音声を差し替えて例の"ピー"音部分をCDで聴かれるよりも短くしてます。ちなみにREEL2部分や、旧青月のDVD-Rではそもそもこの"ピー"は入っていません。あとこの曲には
"Part" とクレジットされてませんが、実はこの "You Gotta Move"
も既発と同様、途中までしか収録されていません。普通に見てれば1曲ちゃんと入ってるのかと思っちゃいますが、実はまだ続きがあるんです。
というわけで、ピッチについてはやや疑問で、収録方法にもやや不満はありますが、素晴らしい映像であることは間違いありません。
『
WHEN THE
WHIP GOES DOWN 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-006)
SB Recordings @ Fleet Center, Boston, MA. Mar.22, 1999
本編1999NSコーナーに移動
『
OPENING
WITH SECURITY 』 EXILE (EXCD-037AB)
Aud. Recordings @ Oakland
Arena, Oakland, CA. Jan.25,1999
本編1999NSコーナーに移動
Nov. 2004
『
GUITAR ONSLAUGHT 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-005)
SB Recordings @ Kemper Arena, Kancas City, MO. Dec.14, 1981
『ギターの猛襲』なるタイトルのこれ、ミック・テイラーが途中からゲスト共演したことで有名なカンサスシティーはケンパーアリーナのSB音源。このSB音源は2002年にEVから初めてリリースされた音源で、今回DnCからもリリースされました。まぁ『ギターの猛襲』 というにはミック・テイラーの音は小さいのですが、これは4人でギターを弾いた
"Let It Bleed" の後のミックのMCからです。
●
Disc.1
1. Take The A Train / 2.
Under My Thumb
/ 3. When The Whip Comes Down / 4. Let's Spend The Night Together / 5. Shattered /
6. Neighbors / 7. Black Limousine / 8. Just My Imagination / 9. Twenty Flight Rock /
10. Going To A Go Go / 11. Let Me Go / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden
/ 14. Waiting On A Friend / 15. Let It Bleed
● Disc.2
1. You Can't Always Get What
You Want / 2. Band Introductions / 3. Little T&A / 4. Tumbling Dice / 5.
She's
So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. Brown Sugar /
10. Start Me Up / 11. JJF / 12. Satisfaction / 13. Star Spangled Banner - School
Day
このSB音源については、既発EVの『MICK
TAYLOR, WE LOVE YOU AND WE'LL ALWAYS DO !』を参照下さい。
このDAC盤のEV盤との違いは、まずはEV盤では切れたままだった"A列車"と"Under
My Thumb"のイントロをこちらは隠密から補完しています。但しEV盤の方がSB音源については15秒ほど早くスタートしてます。つまりEV盤の
"Under My Thumb" のイントロは15秒ほど欠落していてそのままSB音源がスタート、一方DAC盤はそのイントロは30秒ほど欠落していてそこを隠密音源で補完しています。ちなみにそこを比べるとやはりDACの隠密はテープ回転が安定する前なのかテープが伸びてるのか、ピッチがはじめは遅いんですが。あとアウトロはEV盤は星条旗で終わりますがDAC盤は
"School Days" 途中まで収録。あとどうでもいいですが、EV盤もDAC盤も面割れ部分では2枚にわたって音をラップさせてますが、EV盤は
"You Can't -"のイントロまでも僅かに収録してます。個人的にはそこまでラップ部分が長いのは嫌なんですが(笑)
そんなわけですが、音質は音域のレンジも広がりもある良好モノラルラインで、EV盤と殆ど同じ音質。よーく聴き比べると僅かにこちらの方がややベースが抑えられていてギターが前に出ていますが、さほど大きな違いでもなく、僅かにジリジリとノイズが乗るところがあるのも同じです。というわけでこちらも良好ラインの
"EX-"
。そんなわけで個人的にはこちらの方が完全版で音質も好みですが、まぁ大きな違いがあるわけでもないですね。
でもジャケとタイトルはかっこいい(笑)
『
SWEET HOME
CHICAGO 1981 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-004)
SB Recordings @ Rosemont Horizon, Des Plaines, IL. Nov.24, 1981 & Checkerboard Lounge,
Chicago, IL. Nov.22, 1981
ハートフォードに続いてこのシカゴもわかりやすいタイトルでいいですね。これは正確にはシカゴではないんですがシカゴの近くで行われたコンサートのSB音源と、あのチェッカーボードラウンジでのマディ御大とのセッションを収録した3枚組。
● Rosemont Horizon, Des Plaines, IL. Nov.24, 1981
・
Disc.1
1. Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The
Night Together / 4. Shattered / 5. Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My
Imagination / 8. Twenty Flight Rock / 9. Going To A Go Go / 10. Let Me Go / 11.
Time
Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A Friend / 14. Let It Bleed
・
Disc.2
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions / 3.
Little
T&A / 4. Tumbling Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss
You(w/Sugar Blue) / 8. Honky Tonk Women / 9. Brown Sugar
/ 10. Start Me Up / 11. Jumping Jack Flash / 12. Satisfaction / 13. Star Spangled
Banner
この日は今年の5月にVGPがFox Theaterと共に『IN
THE WINDY CITY』として初登場隠密音源をリリースしたばかりですが、こんなにすぐSBが流出するとは思ってもいなかったんでしょうね(笑)
さて、このモノラルSB音源の音質は、ちょっと高域の伸びはなく、キースのギターのクリアさにもやや欠けており、音の広がりにもやや乏しく、全般的にキャンドル以上ハートフォード以下の
"very good+"
です。
そしてこのSB音源もご多聞に漏れず欠落部分があります。まず "Under
My Thumb" の初めと、"Twenty Flight Rock" 終了後から "Going
To A Go Go" 開始までの曲間、そして "Time Is On My Side" の途中から"Beast
Of Burden" "Waiting On A Friend" "Let It Bleed" 丸々と、そして次の
"You Can't -" の1分40秒ほどまでと、か〜なりの欠落があります。そして最後に
"Start Me Up" 終了後から "JJF" 開始までの曲間がちょこっと。これら欠落部分のうち演奏にかかるところは隠密で補完されていますが、曲間の欠落は最近の他の盤と同じくそのままです。補完している隠密音源は『IN
THE WINDY CITY』と同じ音源でエコーが強く遠い音源ですが、SBにあわせてモノラルにして本来の広がりをなくしたせいで、だいぶ印象が違ってかなりしょぼい音に聴こえちゃいます(笑)。まぁ周りがさほどうるさくないのが救いです。
演奏は『IN
THE WINDY CITY』でも書いてますがさすがはシカゴ、かなりノった演奏で全体的に心地よく聴けます。"Start
Me Up" の無茶なミック、最近では聴かれないものでいいですね。ただ "Let
Me Go" のイントロは何だかいつもと違ってドスが利いてて、 "Little T&A"
で聴かれるコーラスがやや不気味ですが。そして何よりSugar Blueの "Miss You"
は素晴らしいです!
● Checkerboard Lounge,
Chicago, IL. Nov.22, 1981
1.
Baby Please Don't Go / 2. Hoochie
Coochie Man / 3. Long Distance Call / 4. Mannish Boy
/ 5. Next Time You See Me / 6. Talking About My Woman / 7. Champagne And Reefer
VGPから通算しても初めてのチェッカーボードラウンジのビデオ音源の登場ですが、これがどうも複雑で。
既発のTSPの『SWEET
HOME CHICAGO』と比較すると収録曲が少ないんですが、1曲目はTSPと比べるとステレオ感がちょっと狭く、音質もちょっと高音の伸びがイマイチで"very
good" 程度。まぁTSPのよりマイルドといえばそうですが、TSPの方がステレオも音域も広く自然です。しかーし2曲目からは急にステレオも広がって
"EX-〜very good+"
と、TSPよりも音が前面に出て綺麗な音です。ただちょっと高音の伸びはややイマイチですけど。
ところで何が複雑かというと、再生装置も入れ替えて2つの盤を聞き比べて見ましたが、このDAC盤の方がTSPよりちょっとピッチが速いんです。どちらのピッチがあってるのかどうかは微妙な違いなので判別に苦しみますが、TSPのを聴き慣れたせいかDACのピッチが速く感じてしまいます。が、何度も聴いてたらDAC盤の方があってるように感じてきて、余計混乱しました(笑)そんなわけで困ったわけですが、まぁ2曲目以降は良好というわけで納得させました(笑)でも収録曲は少ない、と。
といろいろ書きましたが、この音を探していた方には嬉しいリリースでしょうか。でも既発のところでも書いてますが、やっぱこれは映像で見たほうが100倍面白いですね。最近綺麗なのも出回りだしましたし。そんなわけですが、ジャケはややピンボケなのは残念。
『
STILL LIFE
IN HARTFORD 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-003)
SB Recordings @ Civic Center Arena, Hartford, CT. Nov.9 & 10, 1981
81ハートフォードは11/10のSB音源が2001年にEVからリリースされましたが、今回その前日の11/9が発掘され、あわせてEVおよびVGPで既発の11/10がまたもリリースされて4枚組で登場しました。勿論私たちからすれば11/9単独リリースの方が嬉しいわけですが、その内容やいかに。
●
Civic Center Arena, Hartford, CT. Nov.9
・ Disc.1
1.
Take
The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The Whip Comes Down / 4. Let's Spend
The Night Together / 5. Shattered / 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8.
Just
My Imagination / 9. Down The Road Apiece
/ 10. Going To A Go Go / 11. Let Me Go / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden
/ 14. Waiting On A Friend / 15. Let It Bleed
・ Disc.2
1. You Can't Always
Get What You Want / 2. Band Introductions / 3. Little T&A / 4. Tumbling Dice
/ 5. She's So Cold / 6. All Down The Line / 7. Hang Fire / 8. Miss You / 9.
Honky
Tonk Women / 10. Brown Sugar / 11. Start Me Up / 12. Jumping Jack Flash / 13.
Satisfaction
この11/9の音は隠密CDでも『LIVE
RARITIES』に
"Down The Road Apiece" "All Down The Line" が収録されているだけでした。その貴重な音源がなんと良好SBで流出してくれるから嬉しいですねー。この日はそのレアな
"Down The Road Apiece" も目玉ですが、この日が81ツアーでの "All
Down The Line" 最後の演奏であり、この日から "Start Me Up" - "Honky Tonk Women" - "Brown Sugar"
という映画で親しんだ流れが、 "Honky Tonk Women" - "Brown Sugar" - "Start Me Up"
というハンプトンで慣れしたんだ流れに変更になってます。
さてこの盤の音質はこれまた卓直モノラルラインながらやや広がりもあり、高音の伸びこそありませんがキースもよく聴こえて、耳障りなノイズもあまりなく、中低音はしっかりとしており、キャンドルスティックよりは良好で翌11/10の音に似た
"EX-"
です。81SBは本編で "EX-"を連発しすぎたかもしれませんが(笑)
ただし一連のSB音源にあるSB欠落部分はこれにもあり、最初の"A列車"から"Under
My Thimb" のイントロ、"Time Is On My Side"の出だしから "Beast
Of Burden" が丸々と続く"Waiting On A Friend" の途中まで、そして
"Brown Sugar" のイントロ途中が欠落しています。"Brown Sugar"
以外は同日の隠密音源で補完されています。隠密はややエコーがあり、遠目の音ですが、まぁまぁ良好隠密。"Brown
Sugar" だけは残念ながら音飛びになっています。しかしよくこんな日の隠密まで発掘しますねー。あとアウトロは入っていません。
演奏は11月になったというわけで、かなりしっかりした演奏が聴けます。この盤ではビルのベースもよく聴こえ、"When
The Whip-" のビルの頑張りなど、聴き所は結構あります。そしてミックがかなりご機嫌のようで、
"Hang Fire" でも変な発音して遊んだり、MCでもご機嫌ぶりがうかがえます。また81ラストの
"All Down The Line" ではミックが張り切りすぎたのかやや息切れして、最後に
"No---"なんて叫んでますが、もしかしてそのせいでセットリストから消えたのか?(笑)。あと
"Brown Sugar" のイントロ、チャプターが変わる前にもこっそりなってます(笑)
●
Civic Center Arena, Hartford, CT. Nov.10
・ Disc.3
1.
Take
The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The Whip Comes Down / 4. Let's Spend
The Night Together / 5. Shattered / 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8.
Just
My Imagination / 9. Twenty Flight Rock / 10. Let Me Go / 11. Time Is On My Side
/ 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A Friend / 14. Let It Bleed
・ Disc.4
1.
You
Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions / 3. Little T&A / 4.
Tumbling
Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9.
Brown
Sugar / 10. Start Me Up / 11. Jumping Jack Flash / 12. Satisfaction / 13. Star Spangled
Bannner - School Boy
こちらはEVが『KING
OF DRUGS』、Rattlesnakeのそのコピー、そしてVGPも『HARTFORD HEARTTHROB』で既発の音源。81本編更新後、わたしもVGPのも買いましたが、今回は一体いかに??
今回もSB欠落部分は既発同様なので説明は省きますが、本編に書いている通り、既発ではEVがフェニックスのSB、VGPがこの11/10の隠密で繋いでいました。そしてこの盤はVGPのとはまた別の同日隠密音源を使っています。確かにこれの方がちょっと良くなっており、イントロとアウトロは既発より長く収録されています。あとSB音源の音質は既発よりややマイルドでいい感じですが、さほど大きな変化でもありません。評価的には既発同様
"EX-"
ですね。
というわけでVGP既発とあまり差もないので、やはり11/9だけのリリースの方が嬉しかったりするんですが、まぁ長くなったイントロと
"School Boy" がわずかに入ったアウトロに価値を見出しますか。というかこれで『HARTFORD HEARTTHROB』が用無しになってしまいましたが(笑)
Oct. 2004
『
SOMETHING
OLD SOMETHING BLUE 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-002)
SB Recording @ Candlestick Park, San Fransisco, CA. Oct.18, 1981
●Disc.1
1.
Take
The A Train / 2. Under My Thumb / 3. When The Whip Comes Down / 4. Let's Spend
The Night Together / 5. Shattered / 6. Neighbours / 7. Black Limousine / 8.
Just
My Imagination / 9. Twenty Flight Rock / 10. Let Me Go / 11. Time Is On My Side
/ 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A Friend / 14. Let It Bleed
●Disc.2
1.
You
Can't Always Get What You Want / 2. Little T&A / 3. Tumbling Dice / 4. Band
Introduction / 5. She's So Cold / 6. All Down The Line / 7. Hang Fire / 8. Star
Star / 9. Miss You / 10. Start Me Up / 11. Honky Tonk Women / 12. Brown Sugar /
13. Jumping Jack Flash / 14. Satisfaction
IMP盤
『CANDLESTICK PARK 81』
や、今年出たそのコピー盤 『STARFUCKARS
IN CALIFORNIA』 でおなじみのキャンドルスティック公演が、81SBラッシュの中、SBで登場しました。このタイトルはアナログからですが、ジャケはいつものアナログ復刻ではなく、ご当地ポスターから。
このSB音源にもやはり欠落部があり、まず
"Twenty Flight Rock" のあとの曲間、そして "You Can't -"
が頭欠け、さらに "Little T&A" のあとの曲間(TASBではふれられていませんが)、そして
"Satisfaction"1曲丸ごと。このうち、演奏部分の "You Can't-"
の頭と "Satisfaction" は隠密音源で補完されていますが、曲間部分の欠落は補完されていません。中野D児氏のブートレッグディスコグラフィーやTASBにも書かれていますが、このアルバムタイトルは
"Twenty Flight Rock" の後のミックのMC "Something old something
blue, something simple something new" からで、そこが補完されていないのはちょっと残念。まぁもっと残念なことを↓で書いてますが。。。
次に音質ですが、これはやや高音がシュルシュルと濁ったモノラルラインで、高音の伸びはあまりなく、各楽器はよく聴こえますが音の広がりはあまりなく、臨場感にはやや乏しい、よくある卓直ラインの音で
"very good"
です。なお、隠密盤では周りの客のラジオなのか何だかはっきりとわからなかった、曲間で聞こえたノイズ、これはラジオがワイヤレスに混線してたんだとはっきりと聴きとれます。しかしこの盤、何より残念なのは、隠密で補完されたTower
Of Power参加の "Satisfaction" の音がなんだかごちゃごちゃしててよろしくない。IMP盤からもってくればよかったのに何故?
さて、演奏はアナログ時代から有名なだけあって、聴いててなかなか楽しいです。ただしIMP盤のピッチがやや速かったようで、久しぶりに聴くとあれ?と感じましたが。あと唐突に
"Love
and hope〜" と歌いだす "Shattered" にもなんだか驚きました。さらにこの日はホーン入りの
"Satisfaction" と共に、9分30秒も続くなっがーい "JJF" が絶品です(笑)
そんなわけで、個人的にはやはりIMP盤の高音質隠密盤にも愛着が湧きますが、その隠密盤自体も入手困難だったこのキャンドルスティック公演がライン音源で聴けるのは嬉しいところですね。
『
FRENCH MADE
95 』 (Remaster) VGP-059
Aud. Recording @ Olympia, Paris, France, Jul.3, 1995
|
(←Remasterd. But this artwork is also used as non-remastered "2nd reissue") (←ORIGINAL) |
●Disc.1
1.
Honky
Tonk Women / 2. Tumbling Dice / 3. You Got Me Rocking / 4. All Down The Line /
5. Shattered / 6. Beast Of Burden / 7. Let It Bleed / 8. Angie / 9. Wild Horses /
10. Down In The Bottom
/ 11. Shine A Light / 12. Like A Rolling Stone / 13. I Go Wild
●Disc.2
1.
Miss
You / 2. Band Introduction / 3. Connection / 4. Slipping Away / 5. Midnight Rambler
/ 6. Rip This Joint /
7. Start Me Up / 8. It's Only Rock'n Roll / 9. Brown Sugar / 10. Jumping Jack Flash
VGPのオランピアがリマスター再発されました。これはジャケだけこのタイプに変わった再発が6月ごろに出たばかりだったんですが、すぐリマスター盤が出ちゃいましたね。ちなみにオリジナルジャケは上の右側の写真。新しいジャケは中や裏も変わってますが、個人的にはオリジナルジャケのほうがお気に入りです。
さて、今回リマスターされてどうなったかといえば、オリジナルよりやや低音がきいて迫力が増してます。うちの掲示板での路傍の石さんのコメントが的確ですので部分的に引用させていただくと、「リマスターでは、低域をやや持ち上げて音に厚みを加えることによってバランスの改善を狙っています。残響によってややぼやけた音像はこれまで通りでよくなっていませんので、劇的な変化とまでは感じられません。今回のリマスターによる音の違いは、あくまでちょっとした好みの差ということで結論づけていいかなと。強いて言えば、この音のいじり方は最近のVGP〜DNCの傾向といえるかもしれません。」とのことで、その通りだと思います。あとチャプターの位置が変わってて、オリジナルでは曲紹介のタイミングだったのが今回は演奏の始まりのタイミングに変わってます。音質評価は十分
"EX" とも感じますが、"EX-〜very
good+" ですね。ここらへんは人によって分かれるところですが。
あとこのオランピアというギグ演奏ですが、ここからはG&Bさんの大好評VOODOO連載から紹介します。
このオランピアはパラディソ2DAYSや、この後のブリクストンというギグに比べると、選曲はオーソドックスです。"Down
In The Bottom" "Rip This Joint" 以外はスタジアム公演でも演奏している曲ばかりです。因みに、この日の公演から
"Let It Bleed" "Angie" "Shine A Light" の3曲がオフィシャル盤『STRIPPED』に収録され、"Tumbling
Dice" がシングル"Wild Horses" のカップリング曲としてオフィシャル化されてます。この"Tumbling
Dice" のオフィシャルVERSIONはピアノとコーラス、ミックのヴォーカルのみで構成されたリハテイク(?)から始まり、2NDヴァースからパリライヴに繋がる、なかなかナイスな編集になっており、個人的にはかなりのお気に入りです!(←わたしも鳥肌物で大好きです)
まとめますと、STRIPPED収録日ということで、演奏は熱いし、音質もそこそこいいので十分楽しめると思います。特に"Down
In The Bottom"はいい!
とのことで、現在のオランピア決定盤であり、オリジナルを持ってる人にはあまり魅力はありませんが、オリジナルも入手困難な中、探していた方には朗報ですね。個人的には臨場感が凄まじい『BACK
TO THE ROOTS』もお気に入りですが、もう入手困難極まりないので紹介は控えておきます。
『
NOW WE NEED
YOU MORE THAN EVER 』 DOG n CAT RECORDS (DAC-001)
SB Recording @ Kingdome,
Seattle, WA. Oct.15, 1981
VGP消滅後、DON
n CAT Recordsと名を変えて登場した新レーベル第一弾。
もうこれで何個目ですかぁ〜というシアトルですが、この10/15は以前からビデオで出回っており、CDでも『 MORE THAN
EVER』(Terrapin)や『NOW WE NEED YOU MORE THAN
EVER』(VGP)などでお馴染み。そんなわけで、演奏内容や既発盤についてはlive
recordingsの1981のこちらを参照ください。。。というのを今年5月に書いたばかり(笑)。そう、今年5月にEVがビデオ音源ではない
"Star Star" が完全収録のライン音源を『SEATTLE
SUPERSONIC』でリリースしていたからです。その経緯などは5月のそちらを参照下さい。
というわけでこのDAC盤も勿論EV盤同様、ビデオ音源ではないライン音源でリリース、一部のライン音源欠落部分はビデオ音源で補完した完全盤ですが、新直営店のインフォによると確か
"既発はギターのシールドノイズを消すためにイコライジングしてやや不自然な音になっていましたが、こちらはノーイコライジングが売り"といったようなことが書かれていました。どれどれと聴いてみましたが、そういわれればそんな気がしないでもありませんが、あまり違いはわかりません。でもよーっく聴いてみると、こちらのDAC盤の方がややマイルドで音が太くて迫力がありますね。評価的には同じく
"EX-"
で、あまりたいした差ではないですけど。あと一部補完したビデオ音源については、EV盤は変わったと気が付きますが、DAC盤は普通に聴いていればあまり気がつきません。それと盤の初めはこちらの方が早くから収録されていますが、無音部分なのでどうでもいいですけど。
というわけでさすが後発だけにEVよりは全体的にいいですが、EVをお持ちの方が更に音質向上したと飛びつくような物でもないような気はします。それだけに記念すべきDAC-001という付加価値を与えたのかもしれませんね。
『
7479 SEVENTY
FOUR SEVENTY NINE 』 DS-017-2 (D-STONE / DVD-R)
pro
shot @ Live In Kilburn 1974, Promo Video & Live In Largo
2枚組合計4時間超ですから見るのも疲れますが、一部にステレオ・モノ両方収録ということをやってますので、実質3時間ほど。
メーカーインフォなどを織り交ぜて整理して紹介します。
【Disc.1】
●
Live At Kilburn Gaumont State Theatre, London, UK. Jul.13-14. 1974
RW (gtr, voc)
/ KR (gtr, voc, p) / Ian McLagan (p, org) / Willie Weeks (bass) / Andy Newmark (dr)
/ Rod Stewart (voc, tamb)
1. Am I Grooving You / (2. If You
Gotta Make A Fool On Somebody) / 3. Mystifies Me / 4. Take A Look At The Guy /
5. Act Together / 6. Forever / 7. Crotch Music / 8. I Can Feel The Fire
74年ロンドンキルバーンシアターでのロニーの1stアルバム時のライヴ。キースが全面参加しロッド・ステュワートも飛び入りしたのプロショットをステレオ&モノ両バージョン収録。これはわたしは旧青月のモノラル音声のを持ってましたが、そちらには結構のってたデジタルノイズが大幅になくなり、か〜なり綺麗になってていい感じです。ただし元ビデオの色むらなどの劣化は所々で見られます。あとこのメーカー特有の周りの黒枠はやや小さめ。というわけでこの部分は旧青月の
"good+" が今回 "very
good++" といった感じでいいですね。あと、やはりステレオ音声で見れるのは嬉しいですが、それならオリジナルとはいえモノバージョンは別に収録にしなくてもと思いますが、、、と思ったら、ステレオ版にはロッドも歌う
"If You Gotta Make A Fool On Somebody" が未収録でした。
●
Promo Video & Clip 1979
Seven Days / Buried Alive / J.J.F. (New Barbarians
in Largo)
ロニーの『GIMME
SOME NECK』プロモの"Seven
Days"と"Buried Alive"と、New Barbariansのラーゴのライブ"JJF"。"Seven
Days"は全部の楽器をロニーがやってる映像で、"Buried Alive" はリンゴスターがドラムでと、あまり出回ってない映像なのでまぁまぁ面白いんですが、この2曲のプロモは音声はヒスノイズが強めで、映像は綺麗ですがところどころにビデオの走査線が入ってます。わたしは昔もうちょっと綺麗な映像を持ってたと思いましたが、忘れました(笑)
●
BLIND DATE - C.N.I.B CONCERT Apr.22,1979
<Canadian TV>
Come To Realise / Star
Star / Beast Of Burden (Apr.22,1979 1st show)
キース裁判判決により行われたBLIND
DATEコンサートから、バーバリアンズとストーンズのライブ映像も収録したカナダTVでのプロショット映像を収録。これは決して綺麗ではない白黒映像で、このメーカー特有の黒枠も大きく、なにより番組が長くてやや退屈。ちなみに
"Star Star" もよれてて "Beast Of Burden" はちょっとしか入ってません。
【Disc.2】
●
Live At Largo, Maryland, Capital Center Arena. May 5, 1979
RW (gtr, voc, harm, sax, pedal steel)
/ KR (gtr, voc, p) / Ian McLagan (p, org, bvoc) / Stanley Clarke (bass) / Bobby Keys
(sax) / Joseph ‘Ziggy’ Modeliste (dr)
1. Opening / 2. Sweet Little Rock'n
Roller / 3. Buried Alive / 4. F.U.C. Her / 5. Mystifies Me / 6. Infekshun / 7.
Rock Me Baby
/ 8. Sure The One You Need / 9. Lost And Lonely / 10. Breathe On Me / 11. Love In Vain /
12. Let's
Go Steady / 13. Apartment No.9 / 14. Honky Tonk Women / 15. Band Introduction / 16.
Worried Life
Blues / 17. I Can Feel The Fire / 18. Come To Realise / 19. Am I Grooving You / 20.Seven Days /
21. Before They Make Me Run / 22. J.J.F.
New
Barbariansの79年ツアーから有名なラーゴでのプロショット・ライヴ。New
Barbarians自体のおさらいは2つ下の『CALIFORNIA
GROOVING』を参照下さい。
さて、こちらは相変わらず赤色が濃く、色のにじみもあって全体的にやや暗くてざらついた
"good+〜very good-"
程度の映像で、音声もノイズがのってるモノラルですが、作りは丁寧なのでMPEG劣化のデジタルノイズがのってないのはいいですね。ただこの映像はビデオ時代から同程度のは出回っており、今回大幅な画質向上もないように思います。手元にもうビデオがないのでわかりませんが。そんなわけでビデオをお持ちの方にはこのラーゴのありがたみはあまりないですかね。あとこちらも僅かに黒枠アリ。でもこのライブ、バーバリアンズのパフォーマンスを見るにはいいですね。こうして久々に見てみると楽しかったです。バーバリアンズの映像を見たことがない方にはいいと思います。
『
SATISFACTION
GUARANTEED 』 VGP-378
Aud. Recordings @ Buffalo, NY. Jul.4, 1978 / Chicago, IL. Jul.8, 1978 / St.Louis, MO. Jul.11,
1978
アナログでは6公演からの寄せ集め2枚組で出ていましたが、そのうち2公演の4枚組と1公演を部分収録して5枚組CDにしたアナログ復刻盤。そして単一レーベルで378ものストーンズブートを排出した脅威のVGPレーベル、今のところ最後の盤となっています。378とはなんだか中途半端な数字ですが、もう出さないんでしょうかね?あとアナログ音源との違いや繋ぎ音源についてなどは、わたしは元々アナログを持ってませんし、どの音源がどうこうというのはあまり興味がないので他を参考にしてください。
●
Rich Stadium, Buffalo, NY. Jul.4, 1978
・ Disc.1
1.
Let
It Rock / 2. All Down The Line / 3. Honky Tonk Women / 4. Star Star / 5. When The
Whip Comes Down / 6. Lies / 7. Miss You / 8. Beast Of Burden / 9. Shattered
・
Disc.2
1. Just My Imagination / 2. Respectable / 3. Far Away Eyes / 4. Love In
Vain / 5. Tumbling Dice / 6. Happy / 7. Sweet Little Sixteen / 8. Brown Sugar /
9. Jumping Jack Flash
まずこのバッファロー公演は観客がやや騒がしく、歓声手拍子もそこそこに入っていますが、完全収録で78隠密にしては演奏もよく聴こえるまぁまぁの隠密
"very good-"。でもイコライジングで補正したのかはたまたそのせいなのか、ベースがやけに聞こえて中高音はややごっちゃになってて、ただでさえ遠くて細い音のロニーが特に前半聴き取りにくかったりします。
さてこの日の演奏も78ラフストーンズを地でいっており、レア曲もなく、曲の変化には乏しい78ですが、78好きな方にはそのラフなストーンズを十分楽しめる演奏です。まぁ変化に乏しい78というか、かっちりしてない78だからこその魅力があるわけで、気まぐれにコーラスを歌ったり歌わなかったりするキースや、なんじゃこりゃの
"Happy" イントロなど、毎度の聴きどころもあります(笑)。そういえば78でも曲順の試行錯誤があったようで、"Shattered"
〜 "Just My Imagination" という流れは6/29のレキシントンから試されましたが、3回目のこの日を最後にして以降は逆の流れになります。
あとアメリカではとかくキースコーナーはトイレタイムといわれますが、キースの
"Happy" をちゃんと待ってるファンもいることが "Happy" の前の掛け声からも伺えますが、キースはあんま歌ってません(笑)
それからこの日は
「The Fourth of July」 「Independence Day」 として有名なアメリカ独立記念日。"Love
In Vain" の前にミックは "Happy Birthday" なんて言ってます。あとついでながら、この公演とこのブートのDisc.3/4のシカゴ公演の間がラジオショー音源のデトロイト公演になるわけです。
●
Soldier Field, Chicago. IL. Jul.8, 1978
・ Disc.3
(1.
Don't
Look Back *) / 2. Let
It Rock / 3. All Down The Line / 4. Honky Tonk Women / 5. Star Star / 6. When The
Whip Comes Down / 7. Lies / 8. Miss You / 9. Beast Of Burden
( * : St.Louis, MO. Jul.11,
1978)
・
Disc.4
1. Just My Imagination / 2. Shattered / 3. Respectable / 4. Far Away Eyes
/ 5. Love In Vain / 6. Tumbling Dice / 7. Happy / 8. Sweet Little Sixteen / 9.
Brown
Sugar / 10. Jumping Jack Flash / 11. Satisfaction
この日の音源はCDでも『SPEED FREEKS』
『TIGHT DRESSES AND TAMPAX』
でリリース済み。単独で持ってない方には嬉しいセットでしょうが、既発を持ってる人にはこの5枚組はあまり嬉しくなかったりもします。
そんなわけですが、聴いてみれば悔しい(嬉しい、か)ことに既発より良くなっており、やはり侮れません。既発に比べるとまず演奏の音がかなり前面に出ており、後半はややヒスノイズが増えていきますが、既発の"good"
をしのぐ "good+〜very
good-"に向上しており、聴いた印象はだいぶ変わります。曲間もやや長くなってる部分があり、おそらく同音源別マスターのようですね。そしてもう一つ、既発では
"Beast Of Burden" が5分間でぷっつり切れていたんですが、そこは全部同日別音源に差し替えられています。既発のことなんてすーっかり忘れてましたが、音が変わるので思い出しました。あと
"When The Whip-" でイントロが切れてるのは既発と同じ。
演奏では、本編でも書いていますがこの日の特徴は、何といってもレアな78Satisfactionがアンコールで聴ける点。
"Satisfaction" は78では4回やってるようですが、アンコールではおそらく3回しかやってません。しかしなんでこの日はアンコールやったんだろう?と前から不思議なんですが、気まぐれなのか、観客のノリが良かったからなのか?いずれにせよ見れた人はラッキーですね。他にはやや間抜けな
"Star Star" イントロなどもありますが、このラフストーンズを素直に楽しみましょう。
あと1曲目は5枚目に収録できなかった
"Don't Look Back" 。これは前座のピーター・トッシュにミックが飛び入りしたもの。しかし1曲目がこれというのはなんだか違和感がありますので、個人的にはどうせなら4枚目の最後にでも入れて欲しかったです。
●
Kiel Opera House, St.Louis, MO. Jul.11,
1978
1. Let
It Rock / 2. All Down The Line / 3. Honky Tonk Women / 4. Star Star / 5. When The
Whip Comes Down / 6. Beast Of Burden / 7. Lies / 8. Miss You / 9. Just My Imagination
/ 10. Shattered / 11. Respectable / 12. Far Away Eyes / 13. Love In Vain / 14.
Tumbling
Dice
スタジアム公演も増えた78ですが、この日はオペラハウス。資料によってはCheckerdomeとなってますがそれは81年です。
この音質はやや演奏が奥に引っ込んでしまってて、やや高音の伸びはなくエコーがかって迫力に欠けますが、周りも曲中はあまり騒がしくなくバランスもまぁまぁよくてマイルドな音質です。でも後半やや左に定位がずれて、"Just
My Imagination" 後半から、"Shattered"
や "Respectable" ではテープのヨレで音質が定期的に微妙にかわり、音が団子になったりくっきりしたりと交互に変わってやや気持ち悪いところもあります。そんなわけでまぁ総合的には
"good"
程度ですね。
この日はセットリストもこの14曲しか判明しておらず、演奏もいいだけに後半の音がないのは惜しまれるところです。まぁところどころで"あら?"と頼りないギターが鳴ったりミックが適当にごまかすところはありますけど、勢いで突っ走る78、そんなこと関係ありません。まぁ名曲
"Beast Of Burden" で何度か音を外したりだらしないところはガクッときますが(笑)
といった感じの5枚組、タイトルの「満足保証」と言うにはやや物足りない気もしますが、個人的には78隠密がこれだけCD化されたことは嬉しいです。他にも78は聴いてみたいのはあるんですが(笑)
『
CALIFORNIA
GROOVING 』 EXILE
ORIGINAL MASTERS (EXM-002AB)
SB Recording @ NEW BARBARIANS / Alameda Co. Coliseum, Oakland, CA. May 20, 1979
●Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Sweet Little Rock’n Roller / 3. Buried Alive / 4. F.U.C. Her / 5. Mystities
Me / 6. Infekshun / 7. Rock Me Baby / 8. Sure The One You Need / 9. Lost And Lonely
/ 10. Breathe On
Me / 11. Love In Vain / 12. Let’s Go Steady Again / 13. Apartment No.9
●Disc.2
1.
Honky Tonk Women
/ 2. The Band Introduction / 3. Worried Life Blues / 4. I Can Feel The
Fire / 5. Come To Realise / 6. Am I Grooving You / 7. Seven Days / 8. Before They Make Me Run
/
9. Jumpin' Jack Flash
まず
New Barbarians をおさらい。
メンバーはRon Wood (gtr, voc, harm, sax, pedal steel)
/ Keith Richards (gtr, voc, p) / Ian McLagan (p, org, bvoc) / Stanley Clarke (bass)
/ Bobby Keys
(sax) / Joseph ‘Ziggy’ Modeliste (dr)
更におさらいですが、1977/2/27、キースとアニタはトロントのホテルでヘロインの不法所持で逮捕され、翌78/10/23の裁判により、1年間の保護観察処分、そして6ヶ月以内にカナダの目の不自由な人へのチャリティー・コンサートを行うこと、と最終判決が下り、その最終期限である79/4/22、トロントで昼夜2回、ニュー・バーバリアンズとストーンズとしてチャリティー・コンサートを行いました。そのいわゆるC.N.I.Bの後、その勢いを駆ってニュー・バーバリアンズは4/24から5/22まで1ヵ月間のUSツアーに出ます。このブートに収録されたオークランド公演はそのツアーからラス前の公演。しかしラス前といってもラフな演奏が聴けるのはニュー・バーバリアンズの楽しいところ(笑)
この音源は海外ではCD-Rで出回っていたとの情報もありますが、EXILE
Original Masters第2弾(第1作は既発同音源というオチがつきましたが)、正真正銘の初CD化音源です。音質はボード直のモノラルSBで高音の伸びはあまりありませんが、妙なイコライジングもされていないようでギターが前面に出たゴリゴリと野太い音質がこのラフ&ワイルドな演奏にあってます。そして楽器のバランスも悪くもなく、やや定位が左側に寄ったりするところはありますが音に広がりもあり、曲間では歓声も入っていてある程度臨場感もある
"EX-〜very good"
です。この盤の場合、ほんとにEX-からVGまで音質にバラツキがあります(笑)。というのもこの盤、音が左右に揺れるところがいくつかありまして、おそらくブート製作時にはかなり修正したんでしょう、定位が著しく片側にふれるような揺れはありませんが、ゆらゆらと音が回って聴こえるところがあります。ただその揺れ具合が
"Breath On Me" では妙に心地よい効果を生んだりするところもあり、これはこれでブートらしくてありかなとも思います(笑)。でも
"Lost And Lonely" と大好きな "I Can Feel The Fire" ではフェードアウトしちゃってるのはちょっと残念。
演奏はラフでワイルド、かなりご機嫌な演奏を聞かせてくれて最高です。最後の
"JJF" のダブルエンディングはニュー・バーバリアンズの得意とするところですが、この日はいつも以上に力強いギターをキースがかましてくれてます!いやぁー全編通して個人的にはかなり楽しめました。
とはいえ、ニュー・バーバリアンズを初めてという方には5/5のラーゴなどの代表盤の方が音質的にはいいかなと思います。でもギターが前に出たこのラフミックス、
ニュー・バーバリアンズ好きの方にはたまらない熱い演奏が野太い音で堪能できます。あと細かいところですがクレジットの
"Infekshun" に誤植があります。
『
ROCK'N ROLL
ANIMALS 』 VGP-374
SB Recordings @ JFK Stadium, Philadelphia, PA. Sep.25 & 26, 1981
●
JFK Stadium, Philadelphia, PA. Sep.25
・ Disc.1
1.
Under
My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Neighbours / 4. Just My Imagination
/ 5. Shattered / 6. Let's Spend The Night Together / 7. Black Limousine / 8.
She's
So Cold / 9. Time Is On My Side / 10. Beast Of Burden / 11. Waiting On A Friend
/ 12. Let It Bleed / 13. Band Introductions / 14. You Can't Always Get What You
Want
・ Disc.2
1.
Tops
/ 2. Tumbling Dice / 3. Hang Fire / 4. Let Me Go / 5. Little T & A / 6.
Start
Me Up / 7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. All Down The Line / 10. Brown Sugar
/ 11. Jumpin' Jack Flash / 12. Street Fighting Man / 13.
Satisfaction
今年の初めに81年2日目のSB音源がEVからリリースされて喜んだばかりですが、遂に初日もSB音源がリリース!ちなみに今後も81SB攻勢は続くようで、嬉しい悲鳴です(笑)
さて、初登場のこの初日のSB音源は、"Under
My Thumb" がややフェードインで始まり、"Waiting On A Friend" "Let
It Bleed" "All Down The Line" のSB音源は欠落しており、当日の隠密音源で補完しています。
このSB音源は放送音源のような極上SBというわけではなくいわゆる流出モノラルライン音源ですが、ギターがオンでよく聴こえて各楽器のバランスも悪くなく迫力たっぷり、音質も昔のSB音源に良くあったようなふんずまりでもなく、といってギスギスしすぎることもなく、流出ライン音源の中ではかなりいけてる
"EX-"です。今までも隠密で聴けたとはいえ、ツアー初日がこのようなSBで聴けるということはうれしい限り!!なんといっても
"Tops" がSB収録です!そして隠密で聴こえていたヘロヘロぶりも、こうしてSB音源で聴くと印象が大きく変わってしまうからあら不思議(笑)。あと補完されている隠密は同じくVGPの既発隠密盤『AIN'T
IT GOOD TO BE ALIVE?』と同音源のようですが、SB音源との音質差があまりなく周りも騒がしくもないので油断していれば気が付かないほどで、違和感なく聴けるというのも嬉しいところです。
さて演奏ですが、記念すべきこの初日、はじめの
"Under
My Thumb" はもったりと始まり、オフィシャルやラジオショー音源に慣れ親しんだ方には違和感があるでしょうが、これが素のストーンズ81ツアー初日。そして
"When The Whip-" で乱れて終わったり、"Shattered" でミックがごまかしたり、"She's
So Cold" でミックがあやうかったりといろいろ聴き所は多いですが、なんといっても有名なのは最後の爆笑JJFイントロの
"Satisfaction"!。こういう演奏を聴けるからこそブートはやめられない(笑)
わたしはこの盤、しばらくヘビロテ状態になってしまい、他の盤を全く聴かなくなってしまいました(笑)
●
JFK Stadium, Philadelphia, PA. Sep.26
Disc.3
1.
Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The
Night Together / 4. Just My Imagination / 5. Shattered / 6. Neighbours / 7.
Black
Limousine / 8. Down The Road Apiece / 9.
Mona / 10.
Twenty Flight Rock / 11. She's
So Cold / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden / 14. Band Introductions /
15. Waiting On A Friend
Disc.4
1. Let It Bleed / 2. You Can't Always Get What
You Want / 3. Tumbling Dice / 4. Little T&A / 5. Hang Fire / 6. Start Me Up /
7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. All Down Down The Line / 10. Brown Sugar /
11. Jumpin' Jack Flash / 12. Street Fighting Man / 13.
Outro.- School
Day
これは今年の初めにEVから既にリリースされた2日目。こちらはギスギスしてやや音割れノイジーだったEVよりはマイルドで、一部ベースが音割れするようなところは同じですが、こちらの方が目立たず耳あたりは優しい
"EX-〜very good+"
です。個人的にはEVので満足していたんですが、これはさすが後発、VGPの方がいいですね。
というわけでこちらもモノラルSBですが、こちらは1月のEV盤で書いたとおり、
"Under My Thumb" のイントロ、"She's So Cold" のラスト、"Miss
You" の中間のSB音源は欠落しており、当日の隠密音源で補完しています。んが、この隠密を同じくVGPの既発隠密盤『WAITING ON 50 MILLION
FRIENDS』からではなく、こちらはそれより音の悪いエコーがかった隠密から繋いでいます。なんででしょうね?その点はEV盤より劣るところではあります。
あと演奏については1月のEV盤を参照下さい。
そういうわけでやや2日目の隠密に残念な感のある4枚組ですが、81初めの2日間をSB収録し、何より初日が素晴らしい名盤であることは間違いありません。個人的には2004ベストブートです。
Sep. 2004
『
A STONE
ALONE 』 VGP-377
@
Keith's studio sessions - in Long View Farm 1981, New York 1978/79 and Toronto
1977
@
Long View Farm, Brookfield, MA. late May 1981
1.
Whole
Lotta Shakin' Goin' On / 2. Say It's Not You / 3. Don't / 4. Blue Monday / 5.
Oh,
What A Feeling / 6. Sing Me Back Home / 7. The Nearness Of You / 8. Apartment No.9
/ 9. All I Have To Do Is Dream
@ New York City, 1978-1979
10. Key
To The Highway
@ Sounds Interchange Recording Studio, Toronto, Canada.
Mar.12-13, 1977
11. Worried Life Blues / 12. Sing Me Back Home /
13. She Still Comes Around / 14. Apartment No.9 / 15. Sing Me Back Home / 16.
Worried
Life Blues / 17. Apartment No.9 / 18. Say It's Not You
VGPが初めて(そして最後?)リリースしたキースのソロ音源。
この『A
STONE ALONE』というタイトルとジャケはアナログ名盤からですが、これは77年3月4日〜5日のエルモカンボの翌週、トロント裁判の決着前に行われたキースとスチュのスタジオセッションを収録したものとして有名。
キースはボーカル、ギター、そしてピアノもスチュと共に弾いています。
今回のVGPのCDは、その音源と共に、パティと同棲をはじめて2ヶ月の頃の81年5月にパティと訪れた
Long View Farm でのスタジオ録音音源、そしてクスリのリハビリを行っていた頃か、78-79年のNYのホテルでの録音とされている
"Key To The Highway" を一枚にまとめてリリースしたもの。
このCD、そのタイトルとジャケ、そして収録年代の順番にはなぜかこだわらず、81年のLong
View Farm音源から始まります。ちなみにこのときの様子は、どうやらそのエンジニアのものなのか、よくわからない驚異のHP
"Diary
of a Studio Owner" にいろいろと書いてあり、興味深く深く読むことが出来ます。そこではこれらの曲まで、なんとかなりの音質で聴けてしまいます(笑)(このサイト、暫く見失ってたんですが発見しました)
ブートではこのLong
View Farm音源は、OBRの『UNKNOWN DREAMS』、SCORPIOの『LEARNING
THE GAME』、そして偽OBRによる2枚組『GENUINE
UNKNOWN DREAMS』にも収録されています。どれも似たような音質で高音の抜けはいいですが、チリチリとノイズが入っていたのが欠点。また、本家本物OBRのものはピッチが速いという追加欠点あり。
このVGPのは既発のような高音の抜けが良い音ではなく、全く異質の音質、ずいぶんマイルドな音で、ややエコーがかかってますが、チリチリとしたノイズもなく、ヒスノイズも殆ど聴こえず、勿論ピッチも正しく収録されており、なかなかの高音質
"EX-"
。これを夜部屋のスピーカーで鳴らすとたまりません。ただし既発の音質とは全く異なるので、既発は既発でないがしろにも出来ず、既発の方が好みという人もいらっしゃるでしょうね。ともあれ、LICKS欧州でキースが歌った
"The Nearness Of You" のスタジオバージョンを探されていた方には朗報ですね。
次の
"Key To The Highway" はいろんな年代に演奏されてますが、この78-79年頃に収録されたものは、CDだと『TORN
AND FRAYED』や『JAM-Small
Talk Part.1』に収録されてます。わたしは前者はどうも火災時に紛失したのか見当たらなかったので比較できないんですが、少なくとも後者の物よりはかなりいい音
"EX-"
です。ただし初めの方で左側がオフによれるのは同じ。
そしていよいよ『A
STONE ALONE』のToronto音源。こちらはLong
View Farmよりは高音の伸びがあり、エコーも僅かですが、やや音が割れるノイズも聴こえる
"VG+〜EX-"
ですが、既発のアナログ落しのCDに比べると一気に向上しており、嬉しくなります。ただ、これもやや高音の抜けが僅かに不自然ですね。
というわけでこの盤、高音の抜けについては好みが分かれるところだと思いますが、チリチリジリジリなってた既発よりは、マイルドで高音質となってこうして登場したこの音源、わたしはかなりお気に入りです。これは是非スピーカーで鳴らして、録音当時のキースの気持ちに思いにはせつつ、どっぷり浸りましょう(笑)
『
SATURDAY
NIGHT LIVE 』 VGP-376
Aud. & SB Recordings
@
Bill's Studio, Westchester, NY. Oct.6, 1978
1.
Summer
Romance / 2. I've Been Loving You Too Long (w/John Belushi) / 3. Spoonful
/ 4. Beatiful Delilah / 5. Back In The USA / 6. What Am I Living For / 7. Reelin'
And Rockin' / 8. Jah Wonderful / 9. Unidentified Reggae / 10. Respectable / 11.
Respectable
/ 12. Beast Of Burden / 13. Beast Of Burden / 14. Summer Romance / 15. Respectable
/ 16. Respectable / 17. Respectable / 18. Shattered / 19. Respectable / 20.Shattered
/ 21. Beast Of Burden
メーカーインフォによると、「78年唯一のTV出演である「サタディ・ナイト・ライヴ」のためのリハーサル音源のすべてを1CDに集約。OBR「WHAT AM I LOOKING
FOR」で初登場した、オールドR&Rジャム音源とライン音源による本番を想定した過去ベストのクオリティにて収録。」
とのことで、(過去の)名盤
『JUST ANOTHER GIG』
とそっくりのジャケで登場。ちなみにロニーの右手に重なる四角の枠を見比べればこれが直接
『JUST ANOTHER GIG』からのコピーではないことはわかりますが、、、とはいえ何でこんなジャケにしたんでしょうか(笑)
サタデーナイトライブとリハについては本編78年のここを参照ください。そちらからもリンクしていますが、このリハーサルについてはComplete
Worksの78年の10月6日のところに演奏曲目なども詳しく記載されているとおり、ウィリー・ディクソンやらチャック・ベリーなどを演奏してご機嫌のようですが、その後のパーティーとリハでの張り切りが原因で本番はメロメロです(笑)
さて、この盤ですが、1〜9までが
"OBRアナログ盤『WHAT AM I LOOKING
FOR』で初登場した、オールドR&Rジャム音源"
との隠密録音です。音も割れ気味で音の抜けも良くない "fair-good"
くらいですが、まぁこの時期の演奏として興味深く聴けます。が、あまり何度も聴く音でないことは確か(笑)
10以降は本編でも紹介している"Some Girls" ジャケをカードボードで復刻したブート、 『SATURDAY NIGHT
LIVE』 でも聴くことが出来るモノラルSB音源でリハから。今回のVGPのは本番は未収録です。音は既発よりクリアに聴こえますが、やたらと高音が耳に突き刺さって平坦な音で、
"very good-"
くらいですかね。何度もやってる "Respectable" やらずっと聴くのもなんですが、これはやはりテープのヨレやらぶち切れやらも相変わらず。
そんなわけで、前半部分の隠密音源は貴重ですし、一度聴くには楽しめますが、これはやっぱちょっとマニア向けですね。
『
LIVE AT
LEEDS '82 』 VGP-010 (Remaster)
Aud. Recordings
@
Roundhay Park, Leeds, UK. Jul.25, 1982
●Disc.1
1.
Under
My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The Night Together / 4.
Shattered
/ 5. Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My Imagination / 8. Twenty Flight
Rock / 9. Going To A Go Go / 10. Let Me Go / 11. Time Is On My Side / 12. Beast
Of Burden
●Disc.2
1. You Can't Always Get What You Want / 2. Band Introductions
/ 3. Little T&A / 4. Angie / 5. Tumbling Dice / 6. She's So Cold / 7. Hang Fire
/ 8. Miss You / 9. Honky Tonk Women / 10. Brown Sugar / 11. Start Me Up / 12.
Jumpin'
Jack Flash / 13. Satisfaction
ミックの39歳の誕生日の前日であり、81年から82年にかけて、ギグを含めて102回に及ぶツアーの最終公演であるUKリーズ公演。それを良好隠密で収録したこの盤は暫く廃盤でしたが、めでたくリマスターされて再登場しました。
この日はさすがは最終公演、ストーンズもノリにノッており、81/82の演奏が好きな方には、燃えるライブです(笑)。この日の
"Angie" 、キースのイントロがワイルドでカッコイイ!!。ところで
"Angie" といえば、イントロが長くてミックがオリジナルの歌詞 "With no loving in our souls and no money in our coats"
を、よく逆に "With no money
in our coats and no loving in our souls" と歌ったりするのがこの頃のライブの特徴ですが、"コートに愛がなくて心に金がない"
などととんでもない間違いをすることもあります(笑)。この日は丸々逆になってるだけで面白くないですが、瞳の中の悲しみは変なところでも歌ってます。
ちなみにオフィシャルDVD『FOUR
FLICKS』のDisc.1のドキュメンタリー、42分55秒からチラッと映るコンサートのオープニング映像はこのリーズ公演ではないかと推測されますが、はっきりわかりません。ちなみに本CDのジャケ写はこの日のものではなく、6/26ウェンブリーでの素人さん撮影といわれているそうです。また、この日の
"Under My Thumb" "Honky Tonk-" "Brown Sugar" の映像が翌日TVで放送されており、実は全部の映像があるのではないかと、いずれお目にかかる日が来るのを楽しみにしています。
さて、元々この音源は、ミックのボーカル、キースのギターもコーラスもかなり大きく、そしてピアノなどもよく聴こえて硬質な感じの良好隠密ですが、この再発リマスター盤、今回は同音源ながら新マスターからのCD化のようで、ちょっと濁っていたオリジナルよりも、低音は締って中高音もクッキリして、オリジナルの
"very good" から、更に良好な "very
good+" になってます。周りの観客も多少賑やかなところもあり、ヒスノイズも僅かに聞こえますが、さほど気になるほどではありません。隠密慣れした方なら
"EX" でしょう。また、音が良くなったのは勿論、アンコールの "Satisfaction"
がようやくこの最終公演の音になり(TASB読んで気がつきました(笑))、4分ほどから終盤にかけての
"パッパー パララー" ("ぱっぱらぱー"ではない(笑))のアレンジがちょっと変わって聞こえるこの最終公演の
"Satisfaction" を聴けるとなった功績は大きいですね。さらに、曲が終わった後に観客からミックへの
"Happy Birthday To You" の合唱まで収録されているという、まさに最高のリマスター盤。これは82の隠密の中でもかなりいけてます。
『
LIVE AT
L.A.FORUM 1975 』 JTDV-SP-06 (JOINTRIP DVD-R)
@
L.A. Forum, L.A. CA. Jul.11, 1975
“5月にプレスDVD『L.A
BLUES』を買ったばかりだけど、それを更に上回るという宣伝文句も気になるし、その割にDVD-R1枚では高いしなぁ。どうしよう”と思ってたら、知り合いがコピーを回してくれました(thanksです!)。本当に綺麗になってたら買おうと思ったわけですが、果たして、、。
まず一見して、これは『L.A
BLUES』とは画質も音質もまーったく異なります。画質は既発よりピントがクッキリしてるという触れ込みでしたが、たしかにそれはそうかもしれませんが、こちらは色も飛んでるし、デジタル加工も加わってか、かなりざらついた画質です。『L.A
BLUES』は色のにじみはあるものの、黒は黒として綺麗な発色でざらつきなどはなかったのですが、このJOINTRIPのは元がダビング劣化したテープのようで、全体的にかなりざらついたノイジーな感じで黒も黒く発色してません。更に色縞や劣化ノイズなどもこちらの方がかなりあります。このJOINTRIPのDVD-RでL.A.Forumの映像を初めて見られた方が、これを裏ビデオを見てるようだと表現されたのも、なるほどという感じです。そして音の方も、締りのあったいい音の『L.A
BLUES』に比べてこちらはサーッという高域のヒスノイズがかなり耳につきます。
でもこうして比較すると、5月のところで
"VG+" とした『L.A BLUES』は
"EX-" レベルに見えてきますね。一方こちらのJOINTRIPのは "VG-"くらいでしょうか。でもビデオよりは綺麗です。また、こちらは宣伝文句にもあったように
"Brown Sugar" のイントロがやや長く入ってるという利点はあります。ちなみに最初のドラゴンのオープニングは『L.A
BLUES』の方が早く始まりますが、まぁそちらはどうでもいいですね(笑)
そんなわけで、JOINTRIPは独自の入手映像など、貴重で綺麗な映像をリリースすることもあるし、なかなかのレーベルだと思ってますが、今回のL.A.75の映像についてはプレスDVDの『L.A
BLUES』の方がおすすめです。
Aug. 2004
『
UPSIDE DOWNUNDER 』 EXILE
ORIGINAL MASTERS (EXC-001A/B)
Aud. Recordings @ Enmore Theatre, Sydeney, Australia.
Feb.18, 2003
●Disc.1
1.
Midnight
Rambler / 2. Tumbling Dice / 3. Live With Me / 4. Dead Flowers / 5. No Expectations
/ 6. Neighbours / 7. I Can't Turn You Loose / 8. Everybody Needs Somebody To Love
/ 9. That's How Strong My Love Is / 10. Going To A Go Go
●Disc.2
1. Band
Introductions / 2. Slipping Away / 3. Happy / 4. Start Me Up / 5. Rock Me Baby (w/Angus&Malcolm
Young) / 6. Honky Tonk Women / 7. It's Only Rock'n Roll / 8. Brown Sugar / 9.
Satisfaction
(encore)
"既発とは異なる高音質"という触れ込みで、わざわざレーベルもEXILE
ORIGINAL MASTERSとしてEXILEがリリースしたLICKSはエンモアシアター。が、実は↓の2003年8月のここで紹介したVGPの『LICKS
DOWNUNDER』と同じ音源で、音質もさほど変わらないという、なんてこったいな盤。
しかしわざわざORIGINAL
MASTERSと銘打った第一弾で、いきなりその名を落とす結果を招いたということは、どうも故意とは考えにくく、本当にVGPの音を未確認だったのか?と不思議な盤です。ちなみに
"Tumbling Dice" で音が落ち込むのも変わらず。そんなわけですが、VGPのはカップリングだし、これも
"EX-"
というわけで、手軽にこの "Midnight Rambler" から始まってレア曲満載のシアターギグを聴くにはいいかもしれません。
『
NO LISK
IN LAKELAND 』 EXILE (EXCD-036)
Aud. Recordings
@ Civic Center,
Lakeland, FL. Jun.10. 1978
(Back)
1. Let It Rock / 2. All Down
The Line / 3. Honky Tonk Women / 4. Starfucker / 5. When The Whip Comes Down /
6. Miss You / 7. Beast Of Burden / 8. Respectable / 9. Far Away Eyes / 10. Love In
Vain / 11. Shattered / 12. Tumbling Dice / 13. Happy / 14. Brown Sugar / 15.
Jumpin'
Jack Flash / 16. Street Fighting man
RISK
DISCのCD-R『FAKE BAND IN LAKELAND』、VGPの『WE
AIN'T SUGAR』 に次いで、EXILEからリリースされた78初日Lakeland。この日は
"Shattered" や "Dice" でミックがうまく歌えずメロメロなのはさすが初日、というわけで『SOME
GIRLS』からの曲は勿論初演となる貴重な日です。
さて音源ですが、VGPのは↓の2003年7月のここに書いているとおり、VGPのはRISK
DISCのとは別音源。今回EXILEからリリースされたこれはRISC DISKのと同じ音源です。但し、そのRISK
DISCのはピッチが速すぎたのが欠点で、今回はそれを解消してのリリース。でもVGPが別音源ながらこの日をリリースしていたのでちょっとありがたみには欠けます。
音質ですが、VGPの『WE
AIN'T SUGAR』のところでそちらは
>
こっちはちょっと音が割れてますので、Risk
Discのがピッチがちゃんとあってて
>
入力レベルがもっと大きければそっちのほうがちょっと良いですかね。
> こちらは最初は唐突にフェードインから始まり、音はfair〜poor程度で団子状態です。
と書いていますが、このEXILEのはまさにRisk
Discのピッチがあった盤。が、ピッチがあったらあったで音の印象もちょっと変わります(笑)
少し補足をするとこの音源も決して良くはない音です。最初から
"Love
In Vain" までは、周りの声も遠くやら近くやらでちらほら拾ってはいますが、さほど賑やかでもなく、演奏もまぁまぁ近くに聴こえますが、ピッチがあった分、ちょっとこもって聴こえて
"good- 〜 fair" 程度です。が、 "Shattered" で一気に音がこもってしまい
"poor" に落ち込みます。テープチェンジの影響とは思えないほど変わるのでちょっと残念。まぁ徐々に聴きやすくはなるんですが、やっぱりちょっとこもった感じは拭いきれません。そんなわけでやっぱりこっちも全体的には
"fair-poor"
レベルです。
一方VGPのはこもったりはしていませんが、ちょっとヒスノイズがあり、演奏は遠くてやや団子状態で手拍子もあり。というわけで、どちらの音も一長一短ですが、どちらもまぁマニア向けのものであることは間違いありません。でも78初日という貴重な音であることは確かです。
しかしこのジャケ、特に裏ジャケのミックはかっこいい!うちのトップ画像にもしました。というわけで特別登場です(笑)。ただしタイトルは
RISK DISC を意識した "NO RISK-" のスペルミスかと思われますが。
『
PALAIS ROYALE 』 EXD-001AB
(EXILE DVD)
@ Toronto club show 2002 - Live, Rehearsals, Highlights
and Documentary
●Disc.1 |
|
Toronto Palais Royale Club Show Live Aug.16, 2002 |
|
|
1. Sad Sad Sad / 2. If You Can't Rock Me / 3. Stray Cat Blues / 4. Don't Stop / 5. Honky Tonk Women / 6. Torn And Frayed / 7. Wild Horses / 8. Happy / 9. I Can't Turn You Loose / 10. Heart Of Stone |
Club Show Rehearsals |
|
|
1.
It's
Only Rock'n Roll / 2. Hot Stuff / 3. Don't Stop / 4. Torn And Frayed / 5. Can't
You Hear Me Knocking / 6. Heart Of Stone / 7. Happy |
●Disc.2 |
|
Palais Royale Club Show MTV Highlights |
|
|
1.
Press Release / 2. Music
Montage / 3. Soundbites / 4. Can't You Hear Me Knocking / 5. Brown Sugar / 6.
Additional
B-Roll / 7. Concert Info. |
Toronto 2002 Documentary |
|
|
1. Streets Of Toronto |
Bonus Clip - VOODOO Lounge Club Gig In Toronto 1994 |
|
|
1. Introduction / 2. Pre-Concert / 3. Love Is Strong / 4. Honky Tpnk Women / 5. Sparks Will Fly / 6. Interviews / 7. Brand New Car / 8. Brown Sugar / 9. Monkey Man / 10. Rockf Off |
ツアー前のウォームアップギグはトロントが恒例となってきましたが、これはLICKSツアーに先駆けて行われたウォームアップギグとそのリハーサル、その他を収録したプレスDVD。EXILEのDVDはこれが初めてですね。
まずウォームアップギグ、これは↓の2003年10月のここ新着で紹介しているとおり、15曲中10曲が既に出回っていましたが、ややざらついた映像でした。今回の映像はデジタルノイズもなく、既発を上回るくっきり
"EX"
!これはこちらの圧勝です。ただし10曲というのは変わりませんねー。あと音は全曲流出したCDと同じくモノラルです。
続いてこのDVDの目玉のリハーサル!これは1カメではなく、きちんと何台ものカメラで収録されています。リハということで、曲間が長かったり、ステージがやや暗かったり、途中音がオフになるところがあって
"Don't Stop" の後から、やり直して始まる "Torn And Frayed"
の頭まで無音になったりしますが、これまた "EX"
ですし、何より貴重な映像なので文句は言えません。いやーしかし仲良くやってていい感じです。しかしキースが
"Happy" の最初で歌詞をすっ飛ばしてミスるのはご愛嬌。何年歌ってんだとツッコミたくなりますが(笑)。
ちなみに、このリハ部分は裏ジャケのクレジットに誤りがあり、未収録の
"Wild Horses" が記載され、"Happy" が2回クレジットされてます。かわりにクレジットされてない
"Heart Of Stone" が収録されています。DISCに収録のメニュー画面はあってますけど、なんとなく損したような得したような気分です。
続いてDisc.2。まず
Palais Royale のMTVハイライツ。こちらはMTVのエアチェックではなく、プロモフィルムのコピーが元のようです。こちらはわずかに劣化した形跡はあり完璧とはいえませんが、これも文句なしの綺麗な映像。そういうわけで
"Can't You-" も "Brown Sugar" もMTVで放送されたとおり不完全ですが、まぁしょうがないですね。次のドキュメンタリー。これは7/22から8/23までツアーリハーサルを行っていたトロントの
Old Masonic Temple で "出待ち" をするファンの姿を延々収録したもの。内容的にはあまり面白くないですが、ファンに優しいのは誰か、そっけないのは誰かなどが分かります(笑)
最後はおまけでVOODOOの時のギグ。これは見たことある人も多いでしょうね。特に既発と変わるところはない模様ですがこれもかなり綺麗です。
そんなわけで2枚目については大したことありませんが、トロントギグ、そして貴重なそのリハーサルをこうして綺麗な映像で拝めるというだけで十分満足できるDVDです。
Jul. 2004
『
FUCKIN'
STONES 』 DPCD-01/02
Aud. Recordings @ Giants Stadium, East Rutherford, NJ. Sep.28, 2002
●Disc.1
1.
Introduction
/ 2. Brown Sugar / 3. It's Only Rock'n Roll / 4. Start Me Up / 5. Don't Stop / 6.
Tumbling
Dice / 7. Undercover Of The Night / 8. Angie / 9. You Can't Always Get What You Want
/ 10. Monkey Man / 11. I Can't Turn You Loose / 12. Band Introduction / 13.
Slipping
Away / 14. Happy
●Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. (To The B Stage)
/ 3. You Got Me Rocking / 4. When The Whip Comes Down / 5. Miss You / 6. Gimme Shelter
/ 7. Honky Tonk Women / 8. Street Fighting Man / 9. Jumping Jack Flash / 10.
Satisfaction
2004年も7月になってなぜかリリースされた2002年ジャイアンツスタジアム。LICKS11回目の公演にして4度目のスタジアム。
この頃は
"Undercover-" も珍しくなかったんですが、結局6回しか演奏されなかったのでまぁレアですかね。しかしさすがはジャイアンツスタジアム、ミックは絶好調です。LICKSでは4回目の
"Miss You" もここならでは。その後インドまで登場しません(笑)。キースはといえば、"Slipping
Away" で一瞬迷子になりかけますが、その他は笑えるポイントはないようですねぇ(笑)。
さてこの音、スタジアムの後ろからかぶってくる歓声も拾ってて、楽器の音もまぁまぁバランスよく拾ってて、妙な音の吊り上げもなくマイルドな音で、部屋のスピーカーで鳴らすとまぁまぁいい感じですが、フィルターがかったようにかすんでて、エコーもちょっときいてるので、ウォークマンで聴くともう少しクッキリとメリハリの欲しいところ。しかし同日を収録したVGPの『SO
GLAD TO BE NEW YORK CITY』よりはクッキリして演奏も近いです。まぁVGPのこの日はイマイチだったからですが。USツアーは座席指定だしイマイチのが多かったですね。そんなわけで、当時リリースされていればまだよかったと思いますが、日本公演から欧州にかけての怒涛の高音質ブートの後では光るものはありません。
あとこれ、全体的に音はちょっと左寄りでロニーがバランスを崩すほどでもなくよく聴こえるのはいいんですが、マイクの位置が変わるからでしょう、たまに音がちょっとこもってしまうのは減点。逆にふと視界ならぬ音が開けるときもあるのですが、長くは持ちません。そしてBステージはイマイチ。そんなわけで、音質も変わるし
"good+〜very good--"といった感じですね。
しかーし、この盤の一番の特徴は曲中にやたらとこのCDのタイトルを連呼する左側(左後ろかな)のおっさん。ストーンズ、ミック、そしてなぜかチャックリーベルにもその放送禁止用語つけて連呼します(笑)そのうちペットボトルか何かもぼこぼこ叩いて拍手(笑)。右側の男もいろいろとにぎやか。あとIORRの前では座席の確認でうるさいのもいたりと賑やかですが、まぁこれが曲の間だけなのは救いで、静かな曲でも曲中はさほど賑やかではありません。キースの時はやっぱおしゃべりがにぎやかになりますが、それでもキースが歌い終えると
"キース!" と歓声を上げるのには妙にむかつきます(笑)
そんなわけで高音質ではないですが、聴きようによってはアメリカ人の陽気なノリを臨場感たっぷりに味わえます(笑)。しかしやっぱりリリース時期が遅すぎると思いますね。
『
FIRST NIGHT
STAND AN OPEN INVITAION TO SEX WITH THE
DEVIL 』 VGP-375
Aud.
Recordings @ Dunkirk
Hall, Louisianna State University-Assembly Center, Baton Rouge, LA. Jun.
01, 1975 1st & 2nd show
これは本編75年のこちらで紹介している75初日のバトン・ルージュの1st
showと2nd show。特に1st showはIMP盤が入手困難なため、再CD化を望む声も多かった公演。演奏内容はその本編を参照ください。
●
1st show
・ Disc.1
1.
Honky Tonk Women / 2. All Down The Line / 3. If You
Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 4. Rocks Off / 5. Ain't Too Proud To Beg
/ 6. Star Star / 7. Gimme Shelter / 8. You Gotta Move / 9. You Can't Always Get What You Want / 10.
Band Introductions /
11. Happy / 12. Tumbling Dice / 13. Luxury
・ Disc.2
1. Fingerprint File
/ 2. Angie / 3. That's Life / 4. Outa Space(part) / 5. Brown Sugar / 6. Dance Little Sister / 7.
It's Only Rock'n Roll / 8. Jumping Jack Flash / 9. Rip This
Joint / 10. Street Fighting Man / 11. Midnight Rambler
75年初日、ようやく1st
showの曲順も正しくなったということで、久々に聴きましたが演奏自体はやはりかなり楽しめました(笑)。ちなみに今回のこの盤によって、本編のIMP盤の解説のところでの
"Midnight Rambler" の演奏位置についての記述が間違ってたことと、 "Dance
Little Sister" は "Brown Sugar" の後に演奏されたことに今回気づいたのは、わたしにとって新たな驚きでした(笑)。見直したらちゃんと『NEVER
STOP』などの参考資料にはそうなってましたが。というわけで本編も同時に加筆しました(笑)
さて、気になる音質ですが、掲示板で既に美中年さんやG&Bさんやいろんな皆さんが紹介してくださった内容に納得。G&Bさんが掲示板でわかりやすく解説して下さいましたので、ご了承を得てその要旨を紹介します。
(以下原文にやや手を加えて転載)
まず、このバトン・ルージュの1STショーは昔から2つの音源があることが知られています。
@:高域の伸びが少ないが、周りはさほどうるさくない音源。
A:高域がかなりきつい(シャリシャリ)だが、割と良好な音源。ただし周りで笛やら手拍子やらにぎやか。
今回のVGP盤の1stは@の音源を使っています。なお『More
Rock From Elton』(VGP-275)のおまけの3曲もこの音源です。ただし今回のVGP盤のほうがマイルドな音になってます。
そして今では入手困難なIMP盤はAの音源を使用していて、高域のシャリシャリさえなければ結構良好な音質で、それが苦手でない方なら、断然IMP盤の方が気に入ると思います。
そして、この良好音源であるAの音源を使用しているVGP盤も実は存在します。『T.O.T.A.75』(VGP-284)です。L.A.の10日と13日を中心にした高音質盤ですが、その中に
"Luxury" "Dance Little Sister" の2曲がこの@の音源で収録されています。
というわけで、高域が苦手な人以外にとっては、このバトン・ルージュ1stショーはいまだにIMP盤が決定盤といえるでしょう。ただ残念なのはこのIMP盤は曲順が実際と違っていることですね。今回のVGP盤も@の音源を使用していることを祈ったのですが...(笑)
(以上転載)
わたしもIMP盤は嫌いじゃないですが、さすがにあそこまで高音が強すぎるのは耳につらく、本編でもそのために"good-fair"としてます。今回のはそれよりマイルドな分耳には優しい
"good+"
ですが、IMP盤のと比べると、その高音のシャリシャリはともかくやはり迫力とクリアさでは大いに劣ります。ちなみに@の音源にはラストの "Midnight
Rambler" がないのか、演奏前で音源がAに切り替わりますね。しかしIMP盤が入手困難な現在、こうして記念すべきロニー初公演を正しい順番で聴けて、レアな
"Rocks Off" "Dance Little Sister" が聴けるのは大歓迎ですが、Aの曲間が切れないマスターを極端なシャリシャリにしないでリリースされたらなぁ〜、とやっぱり多くの方が思ったでしょうね。
●
2nd show
・Disc.3
1. Fanfare
For The Common Man 〜 Honky Tonk Women
/ 2. All Down The Line / 3. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud /
4. Ain't Too Proud To Beg / 5. Star Star / 6. Gimme Shelter /
7. You Gotta Move / 8. Band Introductions / 9. You Can't Always Get What You Want / 10.
Happy /
11. Tumbling Dice / 12. Luxury
・Disc.4
1. Fingerprint File / 2. Angie
/ 3. Wild Horses / 4. That's Life / 5.
Outa Space / 6.
Brown Sugar / 7. It's
Only Rock'n Roll / 8. Jumping Jack Flash / 9. Rip This Joint / 10.
Street
Fighting Man / 11. Midnight Rambler / 12.
If
You Can't Rock Me (Zagreb, Yugoslavia, 1976)
この2nd
showはVGPが『Whores In The Night』としてリリース済み。ただ本編に書いているようにイマイチ音が良くなく、ヒスノイズやらシャリシャリバリバリという欠点がありました。今回はよりよいマスターからCD化で、すっきりして登場。妙なシャリシャリからも解放され、マイルドになりました。ただし残念ながら相変わらずギター音は小さめです(苦笑
from 美中年さん)。なお、ファンファーレから
"Honky Tonk Women" まではよりよいマスターが使われており、これは『Any
Port In A Storm Revisited』におまけで収録されていたものですが、そのままいくかと思ったら残念無念(笑)。ちなみに
"Honky Tonk Women" はキースの一発目がスピーカーから出ていません。
というわけでこのバトン・ルージュ2nd
showは既発より向上したわけですが、音質的にはマイルドといってもややこもってますし
"good(+)"
程度ですかね。勿論隠密慣れされてる方には十分な音質ですし、何といっても2nd showの決定盤です!更に演奏はかっこいいところ、無茶苦茶なところと楽しめます(笑)。
あとおまけで最後に、ブート化されていない76年ユーゴスラビア公演の、6/21か6/22のどちらかのSB音源が、最初にアナウンサーの声入りでチョコッと入ってます。これは貴重な音ですがわずか1:30でフェードアウトしますし、ほんとにおまけです(笑)
というわけで、このルイジアナはバトン・ルージュの4枚組、L.AやN.Yの高音質が連なる75にあっては、音質的には決して肩を並べるべくもありませんが、75初日の素晴らしい演奏を堪能出来るので特に1st
showを探してた方には嬉しいでしょうね。ただしIMP盤のマスターなら、、、(しつこい(笑))
『
ACCIDENTS
WILL HAPPEN 』 VGP-370
@ studio outtakes in late 70s (mainly in Pathe Marconi studios 1977-79) + 60s
●Disc.1
1.
Claudine
/ 2. We had It All / 3. Let's Go Steady / 4. I Think I'm Going Mad / 5. Indian Girl
/ 6. Let Me Go / 7. Emotional Rescue / 8. Send It To Me / 9. Summer Romance
●Disc.2
1.
Get
Yourself Together / 2. You Got The Silver / 3. Dear Doctor / 4. Munich Hilton /
5. Fiji Fim / 6. The Way She Held Me Tight / 7. I Need You / 8. Do You Think I Really
Care / 9. A Different Kind
なんと、『PLACE
PIGALLE』 に続いてまたもVGPからリリースされたパセ・マルコーニ音源。
今回はアナログ名盤『ACCIDENTS
WILL HAPPEN』をジャケも復刻して登場。わたしはこのアナログは持っていませんが、このCDの高音質には驚きです。DRAGOMANのCD『ACCIDENTS
WILL HAPPEN』とは月とすっぽんの音質です(笑)。アナログはどんな音質だったんでしょうか?ちなみにこのお馴染みのアルバムタイトルは
"Claudine" の曲中の歌詞から。
なお、このCDの裏ジャケはアナログの裏ジャケの写真に、このCDの収録曲とデータが詳しく記載されています。一方表ジャケの裏側にはアナログの裏ジャケがそのままコピーされ、アナログの曲目が載っていますが、Disc.1の曲順が一部異なり(アナログの表記が誤りか)、アナログジャケに表記されている
"Where The All Boys Go" は未収録。ちなみにこの曲はアナログでも表記があるだけで未収録のようですね。
というわけで、こちらはこの前のVGPの『PLACE
PIGALLE』よりも個人的にはそそられたので、他の代表的なCDと比べながらちょっとまじめに聴いてみました(笑)
●Disc.1
この『ACCIDENTS
WILL HAPPEN』の音源は昔から多くのアナログやCDに収録されていますが、Disc.1収録の曲で高音質CDといえばやはり『STATIC IN THE ATTICK』が有名です。なお、そのほかの盤も含めて本編のstudio
outtakesの70年代に盤の紹介はしています。
今回のVGPのDisc.1はその『STATIC IN THE ATTICK』と同等もしくはそれ以上の高音質
"EX+"
です。Disc.1収録曲のうち、"Send It To Me"以外は『STATIC
-』と被る内容ですが、そのうち "Emotional
Rescue" はバージョン違い。というのも『STATIC
-』のだけは短いバージョンだったから(笑)。それらの『STATIC
-』と同じテイクのものも、こちらではイコライジングのせいかギターも前面に出てよりクッキリ聴こえます。入力レベルも大きいですね。また、"Send
It To Me" はオフィシャルより2:40も長く、このミックの歌も含めてここからちょこちょこ削られたのがオフィシャルテイクになります。アウトテイクではこのテイクしかありませんが、他のCDではこれをここまで高音質には聴けませんね。持ってないので最近出た『Emotional
Rescue Sessions Revisited』の音質はわかりませんが。
●Disc.2
最初の3曲は、このパセ・マルコーニ音源の中にあって、いきなり60年代のRCAとオリンピックスタジオの曲。まぁオリジナルアナログがそうだったしそのアナログ復刻ということでしょうがないですが、かなり違和感あります(笑)。しかし高音質です。
"Get
Yourself Together" は別名 "I Can See It"。これは『Black
Box』のと同じですが、そちらではやや定位が左に寄って音が濁っていてピッチがわずかに速かったものが改善向上されていて断然いいです。ミックがボーカルの
"You Got The Silver" も『Black Box』のより段違いに綺麗で全く濁りがありません。これは『Time
Trip vol.1』や『Time
Trip vol.4』(vol.1は左右逆チャンネル)で聴けたものもかなり綺麗でしたがそれ以上にクリアです。
"Dear Doctor" は『Time Trip vol.4』や『R.S.V.P』trk.3のと同じ。後者は音はいいんですが左右逆でピッチがちょっと速かったのを、更にクリアに、そしてチャンネルも合ってピッチも正しくなってます。というか『Time
Trip vol.4』のをクッキリさせた感じです。
"Munich
Hilton" は『Paris Outtakes vol.1』などに入ってますがそちらよりヒスノイズは少ないですね。"Fiji
Jim"は別名 "Rotten Roll" 。『Paris
Outtakes vol.2』と同じく最初に音の落ち込みあり。"The
Way She Held Me Tight" は別名 "Misty Roads"。これまた『Paris
Outtakes vol.1』。キースとミックで仲良く歌う
"I Need You" は『Paris Outtakes
vol.1』では3分ほどで音量が下がるのですがそこは修正していますね。ヒスノイズが増えるのですぐわかります(笑)。以下も同じようなコメントなので省きますが、これらParis
Outtakes音源は、全体的に既発と同様 "EX"
ですが、既発よりヒスノイズは減って聴きやすくなってます。
というわけで、Disc.1/2共にアナログ復刻ですし新テイクなどはありませんが、程度の差こそあれ全て既発CDより向上し、Ex+〜Ex- で聴けるので、素晴らしい復刻盤ですね。久々にちゃんとこれらのアウトテイクを聴いて楽しくなりました。ま、60年代の3曲がどうもなじみませんけど、それもいい音だことだし(笑)
『
SECOND INCARNATION 』 VGP-369
Aud.
Recordings @@ San Diego, CA. Nov.10, 1969 & Philadelphia PA. Nov.25, 1969
サンディエゴのアナログ盤から取った
『Second
Incarnation』
という妖しい響きのタイトルのこれ。うちの掲示板でも話題に上らなかったと思いますが、果たしてその中味は。。。
●Disc.1
@Sports Arena, San Diego, CA. Nov.10, 1969
1.
Sam
Cutler Introduction / 2. Jumping Jack Flash / 3. Carol / 4. Sympathy For The Devil
/ 5. Stray Cat Blues / 6. Prodigal Son / 7. You Gotta Move / 8. Love In Vain / 9.
I'm
Free / 10. Under My Thumb / 11. Midnight Rambler / 12. Live With Me / 13. Little
Queenie / 14. Satisfaction / 15. Honky Tonk Women / 16. Street Fighting Man
サンディエゴは本編の69年のここに書いていますが、昔から色々ブート化され、先日もVGPが『San
Diego 1969』(Remaster)を出したばかり。今回は新発掘の別音源とのこと。一体どんな音だろう?と聴いてみましたが、、、これはかなり厳しい(笑)
エコーも強く、音は割れまくりでごちゃごちゃの音です。まぁ周りはうるさくなく、静かな曲は聴けますが、ちょっと賑やかな曲ではそんな次元ではありません(笑)。これは
"fair〜good"
ですね。
しかしまぁ今までに聴けなかった最初のイントロと妙なチューニング、そして
"Midnight Rambler" の冒頭部分が聴けるという取り柄はあります。勿論そういうわけでカップリングにしての勇気あるリリースなんでしょうが。ところがこれでも隠密慣れしてる人には、妙に迫力があったりと聴けてしまうんですが、、、サンディエゴは良質音源があるだけに、ちょっとお勧めはできませんね。
●Disc.2
@Spectrum Arena, Philadelphia PA. Nov.25, 1969
1.
Jumping Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy
For The Devil / 4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain / 6. Prodigal Son / 7.
Under
My Thumb / 8. Midnight Rambler / 9. Live With Me / 10. Little Queenie /
11. Satisfaction / 12. Honky Tonk Women / 13. Street Fighting Man
さて、こちらがこの2枚組の売りである初登場音源!
ちょっと期待して聴いてみましたが、低音がぶんぶんうなってて音も割れ過ぎでギターもまともには聴き取れません(笑)。最初は始まってすぐのところで一瞬音が良くなったかと感じましたが、やっぱだめです。こちらは客もちょっと賑やかですが、曲間での観客の話し声まで割れちゃってます(笑)。というわけで
"poor" とまではいきませんが
"fair"
レベルですね。
ちなみに参考文献『NEVER STOP』には、この日のクレジットから "Prodigal
Son" が抜けてます。そういう意味でも貴重な初登場音源ということで価値はありますけど、いきなりチャプターを飛ばして
"Prodigal Son" を聴こうとすると、一瞬何やってるのかわかりません(笑)。ちなみにこの日は
"Sympathy-" でケネディの3番は歌ってますが、 "Honky Tonk Women"
には3番はなく、こちらは3分ほどの短い演奏です。あと "Under My Thumb" のイントロではギターの音の具合が妙にうねって気持ち悪いです。おそらくテープのヨレのせいでしょうけど、そうなのかどうかもよくわからない音です。
というわけで、この2枚組は史料的価値を求めるマニア向けですね。隠密慣れしてる方ならどちらも暫く聴いてれば慣れますけど、ヘッドフォンで聴くのはちょっとつらいです。
ちなみにこのジャケ、表は『POT
BOILER 1969』とそっくりのテイク違い。裏も微妙にその1st盤に似ててちょっと判別しづらいデザインです。
『
TIMELESS '73 』 VGP-373
Aud.
Recordings @ Wembley Empire Pool,
London, U.K. Sep.8, 1973 (1st show)
1973Live
Bootlegに移動
『
EUROPE '73 』 (Remaster)
VGP-011
SB Recordings @KBFH from 1973
European Tour
1973Live
Bootlegに移動
Jun. 2004
『 WILLIE
NELSON & FRIENDS OUTLAWS
AND
ANGELS 』 DVD-R (pro shot)
@ Wiltern theater, L.A. May 5, 2004 with Keith Richards
!
こちらは2004年ウィルターンシアターで行われたウィリー・ネルソンのトリビュートコンサートの映像。
キースはコンサートの終盤に登場し、まずは
"We Had It All"(!) をウィリー・ネルソンとデュエットし、ウィリーとジェリー・リー・ルイスの
"Trouble in
Mind" とジェリー・リー・ルイスとキッド・ロックの "Whole Lot of Shakin' Going On"
ではギターを弾いてます。
21. We Had It All (
Willie Nelson & Keith Richards )
22. Trouble In
Mind ( Willie Nelson, Keith Richards, Merle Haggard & Jerry Lee Lewis
)
23. Whole Lot of Shakin' Going On ( Jerry Lee Lewis & Kid Rock )
全ての共演者・セットリスト情報はUSA
Networkのこちらを参照ください。ボブ・ディランなどなど大御所も出てます。
さて、このブートはUSA
NETWORKで5/31に放送されたものが元なので、画質音質共に文句なしの素晴らしさで最高です!
中味は2002年のやつと同様、全編とおして楽しめますが、やはり
"We Had It All" に注目。リードボーカルはまずウィリー、次にキース、そしてその後次々に交代して歌ってます。これはキースファンとしては一見の価値あり。次のツアーでこの曲やったりして(笑)。その後の2曲でもキースは悦に入ってますが、結構画面に登場するのは嬉しいところ。
しかしこのコンサート、Hoky
Tonk ManやBridges
To The StonesのNewsで紹介されている通り、その後オフィシャルCDにもなりましたが、このDVDの紹介が遅れてるうちに、この映像自体も10月にオフィシャルDVDで出ることに(笑)。オフィシャルはリージョン1ですけど。
『 TOURING
HISTORY vol.5 』 DVD (pro shot)
@TV broadcasts 1964-1968
曲目はとても書いていられないのでこちらのJPG画像を参照ください。
ブラウザにもよりますが、実寸に拡大表示しないと見れないと思いますが。
さて、BAD
WIZARDならびにSCORPIOは『TOURING HISTORY vol.2』『SATISFACTION
GUARANTEED』とDVDを連発したものの、後者は前者とかぶるものばかり(一部綺麗にはなってましたが)、そして今回もまたかぶったり、オフィシャルからコピーしているものも混じってます。
しかーし、初めて見たクリスピーのCM
"SNIP SNAP CRACLE" には感動しました(笑)。ストーンズが映ってるわけではなく、バックに流れる演奏曲だけで、その音は『BRIAN
JONES - UNDERSTONES (Bones & Jones vol.2)』などで聴くことは出来ましたが、こうして映像で見れたのは驚きです(笑)
しかしあとは前作やSHOTGUNの『THE
ULTIMATE TV MASTERS』、オフィシャルの『SuperStars In Concert』やハイドパークにサーカスと持っていれば驚くものは大してないようです。ベガバンのパイ投げが見れたり(どっかで見たような気もしますが忘れました)というのはありますけど。
わたしは60年代の映像物は頭で整理されてないので価値がわからないのも入ってるのかもしれませんが、やっぱりこのシリーズはコンセプトが見えないコンピレのような気がします。どなたか教えてください(笑)
ただ、最初のクリスピーは嬉しかったですし、プレスDVDなのに安いってのがいいですね。
『
POT BOILER
1969 』 (Remaster) VGP-265
Aud. Recordings
@ Oakland, CA. Nov.09, 1969 (1st show)
本編の69年のここに書いていますが、2001年に既発『Liver
Than They'll Ever Be』『Bring
It Back Alilver』を払拭すべくリリースされた盤が、リマスターされて登場しました。
2001年の『POT
BOILER
1969』については本編で、
>
既発にあった "JJF" の後半の落ち込みは変わってませんが、元が向上したのでかなりまともに聴けます。
>
ただ、"You Gotta Move" の1分7秒では
『LIVER -』 ではなんともないのに 『BRING
IT -』 と
> 同じ落ち込みがあったりしますけど、音質は既発の" very good" から "very
good++" に向上してます。
>
個人的には十分 "EX"と感じますが(笑)。
>
ちなみに "I'm Free"
は頭からちゃんと収録されてますが、40秒過ぎで僅かに音質が変わりますので、、、
という風にわたしは書いてましたが、今回のリマスターは
・"JJF"後半の落ち込みとヒスノイズがオリジナルよりは目立たなくなり
・"You
Gotta Move" は落ち込みがなくなり
・"I'm Free"の音質の差はちょっとわかりにくくなってます。
というわけで、マイナーチェンジながら、細かいところが解消されており、ちょっと嬉しいリマスターです。ただ、既発を持たれている方にはさほど魅力はないですかね。
ちなみに表ジャケはリマスター盤も変わってませんが、裏ジャケはミックの写真が変わり、クレジットは2004年になってます。
(左:2001年オリジナル 右:2004年リマスター盤)
『
WERCHTER
LICKS 』 RATTLESNAKE RS-166/67
Aud. Recordings
@Werchter
Festival Ground, Werchter, Belgium. Sep.7, 2003 +
●Disc.1
1.
Brown
Sugar / 2. Start Me Up / 3. You Got Me Rocking / 4. Don't Stop / 5. Angie / 6.
You
Can't Always Get What You Want / 7. Midnight Rambler / 8. Tumbling Dice
/ 9. Band Introductions / 10. Slipping Away / 11. Before They Make Me
Run
●Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Introduction Music to B-stage
/ 3. Respectable /
4. It's Only Rock'n Roll / 5. Street Fighting Man / 6. Gimme Shelter / 7. Paint
It Black / 8. Honky Tonk Women /
9. Satisfaction /
10. Jumpin' Jack Flash
+ 11. Miss You / 12. Salt Of The Earth / 13. Rock Me Baby
IORRによるとこの日は14:30からいろんなバンドがステージに上がり、前座ラストは
Simple Minds という一つのお祭りだったそうな。そしてストーンズは70,000人超を前に22:30にようやく登場。こりゃ見てると疲れますね(笑)
さて、そんなFestivalですが、ストーンズは8/29からロンドン、グラスゴー、マンチェスターとアリーナ公演を4発続けた後にこの巨大会場に登場。ちなみにこの後ダブリン、ロンドンとまたアリーナ4連発でした。そんなわけか20日ぶりの
"Angie" 登場やらでレア曲はありませんが、ストーンズは大観衆を前に入れ込むわけもなく、ちょっとリラックスしてるようにも聴こえます。
そんなわけですが、このRATTLESNAKEの隠密録音盤、以前ふうたさんが掲示板でご紹介くださった通りかなり高音質です。無理に吊り上げたようでもないマイルドな音ですが、ギターもよく聴き取れ、キースもロニーもよく聴こえます。しかし定位がやや左寄りでたまにマイクの方向が変わってしまうのはヘッドフォンで聴いてるとちと気になりますけど。あと周りの客の手拍子掛け声などはそれほどうるさくないのですが、話し声がたまにでかい声で入ってしまっているのは残念。というわけでややマイナスの
"EX-"
です。これはもしかしたらこの会場では通常の最前列の前にあったというVIPエリアで録音されたのかもしれません。
さて、レア曲もないし、ちょっと歌い方が雑なところがいくつかあったりするもののこれといった演奏面の特記はないんですが、"Respectable"
のイントロには力が抜けます(笑)。あとアンコールの"JJF"の頭の数秒間、スピーカーから音が出てません。
おまけの9/20トゥイッケナムの音はいいですが、VGPの『SALT
OF THE EARTH』と同じ。
ちなみにこのシンプルなデザインながらブックレット形状のジャケと美しい盤のプリントは好きです。が、RATTLESNAKEは摘発されたとかされてないとか。。。?
『
A STONE
IN MY SHOE 』 VGP-368
SB Recordings @Cobo
Hall, Detroit, MI. Jul.28, 1975
+ El Mocambo Tavern, Toronto,
Canada. Mar.4&5, 1977
●Cobo
Hall, Detroit, MI. Jul.28, 1975
Disc.1
1.
Honky
Tonk Women / 2. All Down The Line / 3. If You Can't Rock Me-Get Off Of My Cloud
/ 4. Starfucker / 5. Gimme Shelter / 6. Ain't Too Proud To Beg / 7. You Gotta
Move / 8. You Can't Always Get What You Want / 9. Happy / 10. Tumbling Dice / 11.
It's
Only Rock'n'Roll / 12. Band Intorductions / 13. Fingerprint File
Disc.2
1.
Wild
Horses / 2. That's Life / 3. Outa Space / 4. Brown Sugar / 5. Midnight Rambler
●El
Mocambo Tavern, Toronto, Canada. Mar.4&5, 1977
6.
Route
66 / 7. Crackin' Up / 8. Little Red Rooster / 9. Let's Spend The Night Together
昔からブートになってるデトロイトはコボホールのモノラルSB音源がVGPから再リリースされました。
これはlive
recordingsの1975のここに書いているように、『ROCK'N ROLL GOES ON THE ROAD AGAIN』(HLR-RS 006-7)、
『DETROIT ROCK CITY』(SC-003-2)と出てましたが、わたしがHP中断期に入る頃の2001年にVGPが 『HEAR
THE WHISTLE BLOWIN'』(VGP-268)
を、76年フランクフルトのSB音源をおまけ収録してリリースしていました。そのVGP盤は75本編には未反映のままでしたが、既発の速すぎるピッチは修正されたものの、ヒスノイズが多くSC盤よりどうも聴きづらくなってしまってました。ちなみにフランクフルト音源も同じくVGPが先にリリースしていた
『MORE THAN WELCOME TO FRANKFURT』(VGP-135)
と比較してもイマイチよくなったようには聴こえませんでした。
しかーし、さすがに今回の再リリースでは音質は改善されており、ノイズも高音の刺激も共に減少したマイルドで聴きやすい音となってます。とはいえ元々最高のSBでもなく
"very
good " 程度のmono
SBですが、デトロイト・コボホールではこれが一番いいですね。また、初登場の隠密
"Midnight
Rambler" が追加されていますが、こちらはまぁ"poor-fair" 程度です。ちなみにこの日は以降
"Rip This Joint" "SFM" "JJF" が演奏されています。
本編にはこの日の演奏について触れてませんが、"All Down The Line" や "If You Can't -/Get Off -" はピッチが直ってもミックの歌いぶりは凄く、特に"If
You Can't-" は凄いです。そんな感じでツアー終盤の素晴らしい演奏を堪能できます(笑)
とまぁデトロイトについて解説しましたが、問題はおまけのエル・モカンボなんですよねー。『LOVE
YOU LIVE』C面にも収録されたエル・モカンボでのSB音源を収めたブート『EL
MOKAMBO 77』は、同じくVGPからリマスター盤がリリースされて1年も経ってませんが、今回はTASBでも話題になった"Let's
Spend The Night Together"が遂に完全収録されてるんですねー!この盤の最大の功績です(笑)。他の曲もステレオになっていたり曲の前後が長くなっていたりと音質向上しており、今後の更なる発掘に期待が高まる素晴らしいおまけで、モカンボファンにはたまらないですね!
May, 2004
『
IN THE WINDY
CITY 』 VGP-371
Aud. Recordings @Fox Theatre, Atlanta, GA. Oct.26,1981 & Des Plaines, IL. Nov.24,
1981
●Fox Theater, Atlanta, GA. Oct.26,1981
Disc.1
1.
Take
The A Train-Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The
Night Together / 4. Shattered / 5. Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My
Imagination / 8. Twenty Flight Rock / 9. Let Me Go / 10. Time Is On My Side / 11.
Beast
Of Burden / 12. Waiting On A Friend / 13. Let It Bleed
Disc.2
1.
You
Can't Always Get What You Want / 2. Band Introdutions / 3. Little T&A / 4.
Tumbling
Dice / 5. She's So Cold / 6. All Down The Line / 7. Hang Fire / 8. Miss You / 9.
Start
Me Up / 10. Honky Tonk Women / 11. Brown Sugar / 12. Street Fighting Man / 13.
Jumping
Jack Flash
初登場のFox Theater(と表記されていますが、正しくはFox
Theatre)。これ、音質はよくはないんですが、81では唯一のシアター会場のせいか、ノリノリの演奏が繰り広げられていて、聴いててかなり楽しいです(笑)。メーカーのリリース告知にあった"81のライヴにありがちなおっかなびっくりした演奏ではなく、どちらかというと82っぽい飛ばしまくりのノリの良いプレイ"という表現にはなるほどと思わされます。チャック・リーヴェルがこの日初めて共演していますし。でもピッチが微妙にちょっと速いような気がしますし、曲間がつままれてテンポ良く聴けるせいで余計に気持ち良く感じるというのもあると思いますけど。但しメンバーがノってる事には間違いなく、"Neighbours"ではミックは演奏の終わるタイミングに気づかなかったのか、まだ唄い足りないようです(笑)。そして
"Little T&A"のキースのがなりボーカルは素晴らしい!惚れ直しました(笑)
演奏はそんなわけで全編ノリノリですが、音質はまず歓声手拍子ばっちりの臨場感たっぷり(笑)。音像は結構近く、ちょっと音が割れ気味で団子状ですが、エコーはあまりなく、ミックもギターもピアノも良く聴こえます。が、ラスト2曲はテレコのバッテリー切れが原因と思われるヨレのせいで無茶苦茶なピッチになってしまい、わけわかりません(笑)。
そんなわけで
"fair-good"
程度でとても広くお勧めできる音ではありませんが、貴重な81シアター音源の初登場ですし、何より隠密慣れしたマニアの方はこの演奏に熱くなれること間違い無しです。
●Rosemont
Horizon, Des Plaines, IL. Nov.24,
1981
Disc.1
1.
Under
My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The Night Together / 4.
Shattered
/ 5. Neighbours / 6. Black Limousine / 7. Just My Imagination / 8. Twenty Flight
Rock / 9. Going To A Go Go / 10. Let Me Go /
11. Time Is On My Side / 12. Beast Of Burden / 13. Waiting On A Friend / 14.
Let
It Bleed
Disc.2
1.
You
Can't Always Get What You Want / 2. Band Introdutions / 3. Little T&A / 4.
Tumbling
Dice / 5. She's So Cold / 6. Hang Fire / 7. Miss You(w/Sugar
Blue) / 8. Honky Tonk Women / 9.
Brown Sugar
/ 10. Start
Me Up / 11. Jumping
Jack Flash / 12. Satsifaction.
この日も手持ちの資料などで調べる限り初登場と思われます。この日は"Miss
You"でSugar Blueがハープを拭いてます。
こちらはFox Theaterに比べるともう少し聴きやすい感じですが、音像はさほど近くなく、ややエコーがかかり、音のセンターもやや左寄りに位置して、たまにじわじわと左右にふれたりするのはちょっと欠点。あとたまにすぐ横の話し声が入ってたり、"Honky
Tonk"あたりの右側のノイズも気になりますが、周りはさほど邪魔でもなく、ロニーのギターが良く聴こえる良好"good+"程度です。でもキースのギターもコーラスもちゃんと聴こえることは聴こえます、がちょっと遠いですね。
演奏は、これまた81の素晴らしさが堪能できます。"Miss
You"でのSugar Blueは素晴らしいですね!しかしこっちもどうもピッチが速いと感じてしまうんですが?後半は確実に速いですね。VGPのはラジオショーという意図的なものを除いてピッチはあってるもんだと思ってましたが、どうしようもなかったんですかね。
というわけでこちらもいろいろ欠点はありますが、両コンサートとも初登場という貴重な音なので隠密なれた81好きの方は楽しめる一枚だと思います(笑)個人的にはFox
Theaterはかなり楽しめました。
『
L.A BLUES 』 GANJA63
(DVD - pro shot)
@L.A. Forum, L.A. CA. Jul.11, 1975
75年7月11日のプロショット映像は昔から出回ってましたが、向上してプレスDVDで登場しました。
元々この日の映像はビデオ時代から出回っており、さらにDVD-Rとしてやや向上したものが出回っていました。それが今回プレスDVDで、更に更に向上して登場しました。既発のDVD-Rに比べると、発色はかなり向上して色のにじみも減り、ドロップアウトや白黒になる部分が大幅に減っています!いやぁーこれはいいですねぇ。
ただしオフィシャル並かというとそんなことはなく、ところどころ歪み線が入ることは入りますし、大きいテレビで見るとやはりデジタルノイズは感じられますね。あと"SFM"でまさに歌いだす瞬間にバリッと画面にノイズが入るのは残念無念ー。そんなわけで既発DVD-RのVG--が、VG(+)に向上って感じですね。
ということで、ビデオ時代から見ていた方にとっては"素晴らしい!ここまで綺麗になったか!"、既発のDVD-Rを持たれていた方は
"お、ちょっと綺麗になったねぇ"、初めてこれで映像を見る方は "ちょっと汚いところもあるなぁ"、というコメントになろうかと。
ちなみにこれを書いてる時点で、Jointripが更に向上したという宣伝文句でDVD-Rをリリースしていますが、わたしは今のところそちらの購入予定はありません。まぁ気にはなりますがそうホイホイとは買ってられませんね(笑)
『
SEATTLE
SUPERSONIC 』 EVSD 268/269
SB Recordings @Seattle, WA. Oct.15, 1981
この10/15は以前からビデオで出回ったりしておりましたが、CDでも『 MORE THAN
EVER』(Terrapin)や『NOW WE NEED YOU MORE THAN
EVER』(VGP)などでお馴染み。そんなわけで、演奏内容や既発盤についてはlive
recordingsの1981のこちらを参照ください。
そんなわけでこの日のSBは有名な音源ですが、2001年に同レーベルがリリースした『JERSEY
DEVIL』にその日の欠落部分の補完としてこの10/15シアトルの音が一部使われており、その音質が既発を上回るものであったのでリリースが待たれていたのでした。
そうして待たれた音源、既発はいずれも映像落しでしたが、今回のはおそらく卓落しでしょう。たまに音質が劣る音に切り替わる箇所があるのでビデオ音源も繋いでるようですが。"Miss
You"の途中で急にステレオが広がる理由とかは分かりませんけど。そんなわけでノイズが減ったすっきりとした音でこの演奏に浸れます。しかしTASBにHaraさんも同じようなことを書かれてましたが、本編で"脳天に突き刺さる"という表現をしたビデオ音源よりは迫力はちょっと劣りますね。とはいえ素晴らしいことには違いなく、既発の"VG+"から向上して"EX-"ですね。
しかし何より期待にこたえてくれたのは、今までは映像がそうであったためにちょん切れていた"Starfucker"が完全収録されていること。この盤の意義はまずはそこに尽きますね。
『
COLD ENGLISH
BLOOD RUNS HOT 』 VGP-372
『
(Five English
Gentlemen Spend A Day In A) NEW YORK GARDEN 』 FAP-007/008/009
『
NEW YORK
NEW YORK 』 EXILE-33/34/35
Aud. Recordings
@MSG, N.Y. Jul.25, 1972 (1st + 2nd show)
|
|
|
VGP |
FAP |
EXILE |
Dick Cavett Showで放送されたafternoon show (1st)
での2曲以外、隠密でも一切出回らなかったこのMSG3連荘の2日目の音が、同一隠密音源で相次いで3つりリースされました。表記はリリースの早かった順です。
●MSG, N.Y. Jul.25, 1972
afternoon show
1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter /
5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Love In Vain / 8. Sweet Virginia / 9. You Can't
Always Get What You Want / 10. All Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12.
Bye
Bye Johnny / 13. Rip This Joint / 14. Jumping Jack Flash / 15. Street Fighting
Man
●MSG, N.Y. Jul.25, 1972
evenig show
1.
Brown
Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice
/ 7. Love In Vain / 8. Sweet Virginia / 9. You Can't Always Get What You Want /
10. All Down The Line / 11. Midnight Rambler / 12. Bye Bye Johnny / 13. Rip This
Joint / 14. Jumping Jack Flash / 15. Street Fighting Man / 16. Uptight-Satisfaction
以下、6月掲示板への投稿分からの抜粋と追記。
この音源はトレーダー間で出回ったのをきっかけに、こうして一気にブートになりましたが、まず最初にこの隠密音源自体はある程度隠密慣れした人向けです。音像は結構大きいのですが、部分的にかなり低音が割れたり、ちょっと音も遠めでエコーもあり、ヒスノイズもそれなりで、歓声手拍子はところどころ入ってます。まぁ歓声手拍子はさほど気になりませんが。というわけで初心者にはあまりお勧めできない"fair-good"
程度ですね。
でも、今までDick Cavett Showで放送されたafternoon show (1st)
での2曲以外、隠密でも一切出回らず、演奏も素晴らしいこのMSGでの1日2回公演(afternoon & evening)
が、こうして遂に明らかになったという点に価値を見出せる人には、十分鑑賞に堪えうる音です!というか、隠密慣れした方なら大丈夫でしょうね。
しかしさすがは72MSG、共に演奏自体は素晴らしく、スピード感あふれる若きストーンズを堪能できます。やっぱり"All
Down The Line"はこれじゃなきゃ!と改めて感動を覚えます。ちなみにevening
showでは後半やや演奏がだれてくるのがわかります(笑)
さて、肝心の3つの盤の比較ですが、とりあえず音源は同じで全部3枚組で、1st
show が1枚、2nd show が2枚という構成です。ただ、EXILEのだけは、他の2つと違って、1st
showが3枚目に収録されてます。クレジットと中味が違ってるというわけではなく、クレジットにもそう書かれています、念のため。でもEXILEのは1st
showも2nd showも "Happy"
のクレジットが抜けてて、1stの方は数字表記が飛んでるというミスはありますけど。
さて、肝心要の音質の違いですが、聴き比べてすぐに感じるのは、
1.
FAPのは入力レベルが小さく、素直な音ですがずっとチリチリとノイジー。
2.
EXILEのはピッチがかなり速い(Brown
Sugarでも他の2枚より1st
showで7秒、2nd
showで10秒ほど)
という2点。
そしてVGPのは、他と比較すれば気づく程度ですが、音をいじってるようで音の輪郭がややハッキリ聴こえ、FAPのようなチリチリノイズは目立ちません。とはいっても歴然と音質が違うというほどではないですけどね。
そんなわけで、聴き比べた印象では簡潔に言うなれば、
●耳当たりがいいVGP(でも値段は高い)
●装丁は一番のFAP (でもノイズがイマイチ)
●値段は安いぞEXILE(でもピッチは速い)
って感じで、どうせ同じ音だろうなぁ〜、と思って聴いてみたらちらほら違ったので面白かったです(笑)
Apr. 2004
『
GERMANY
'76 』 VGP-023 (Remaster)
Aud. Recordings @Cologne, West Germany. Jun.2, 1976 (1st show)
Live
Recordings 1976へ移動。
『
PLACE PIGALLE 』 VGP-362
studio outtakes in 70s (mainly in Pathe Marconi Studios 1977-78
and Compass Point Studio 1979)
●Disc.1
1.
Drift
Away (Jan.74) / 2. Slow Down And Stop (nov.73) / 3. Living In The Heart Of Love
(jan.74) / 4. Fast Talking (oct.-nov.71) / 5. Separately (nov.-dec.72) /
6. Waiting On A Friend (nov.-dec.72) / 7. You Should Have Seen Her Ass (nov.-dec.72)
/ 8. Save Me (nov.-dec.72) / 9. Wind Call (dec.74) / 10. Tops (nov.-dec.72) / 11.
I
Got A Letter (dec.74) / 12. Act Together (dec.74) / 13. Slave (jan.-feb.75) /
14. Do You Think I Really Care (jan.-mar.78) / 15. Black Limousine (jan.-mar.78)
/ 16. Everlasting Is My Love (oct.77-mar.78) / 17. I Need You (jan.-mar.78)
●Disc.2
1.
Everlasting
Is My Love (oct.77-mar.78) / 2. No Spare Parts (oct.77) / 3. Hang Fire (jan.-mar.78)
/ 4. Black Limousine (jan.-mar.78) / 5. Everlasting Is My Love (oct.77-mar.78)
/ 6. So Young (jan.-mar.78) / 7. Some People Tell Me (oct.77-mar.78) / 8. When
You're Gone (Redeyes) (jan.-mar.78) / 9. Munich Hilton (oct.-dec.77) / 10. You
Don't Have To Go (oct.77-mar.78) / 11. Shame Shame Shame (oct.77-mar.78) / 12.
After
Hours (jan.-mar.78) / 13. Armpit Blues (oct.77-mar.78) / 14. You Win Again (jan.-feb.79)
/ 15. Do You Get Enough (oct.77-mar.78) / 16. Sheep Dip Blues (oct.77-mar.78)
/ 17. Worried About You (jun.-oct.79)
●Disc.3
1. Everlasting Is My Love
(oct.-dec.77) / 2. Fiji Jim (jan.-mar.78) / 3. Light Up (oct.77-mar.78) / 4.
What
Gives You The Right (oct.77-mar.78) / 5. Los Trios Guitaros (oct.-dec.77) / 6.
Stay
Where You Are (oct.77-mar.78) / 7. Dancing Girls (Brown Leaves) (oct.77-mar.78)
/ 8. Broken Head Blues (oct.77-mar.78) / 9. Up Against The Wall (oct.77-mar.78)
/ 10. Broken Toe (oct.77-mar.78) / 11. Golden Caddy (oct.77-mar.78) / 12. Golden
Caddy (oct.77-mar.78) / 13. Dancing Girls (Brown Leaves) (oct.77-mar.78) / 14.
Disco
Muzik (oct.77-mar.78) / 15. Still In Love (jan.-feb.79) / 16. The Way She Held
Me Tight (lan-mar.78) / 17. It's A Lie (jan.-feb.79) / 18. Never Make Me Cry (jan.-feb.79)
●Disc.4
1.
Piano
Instrumental (jan.-mar.78) / 2. Linda Lou (jan.-feb.79) / 3. Sweet Home Chicago
(jan.-feb.79) / 4. Dancing Girls (jan.-feb.79) / 5. Muck Spreading Dub (jan.-feb.79)
/ 6. Petrol Gang (jan.-feb.79) / 7. Never Let Her Go (jan.-feb.79) / 8. Guitar
Lesson (jan.-feb.79) / 9. Never Make Me Cry (jan.-feb.79) / 10. It's All Wrong
(jan.-feb.79) / 11. Nver Too Into (jan.-feb.79) / 12. It's Cold Down There (jan.-feb.79)
/ 13. It's Cold Down There (jan.-feb.79) / 14. Guess I Should Know (jan.-feb.79)
/ 15. Heaven (oct.-nov.80) / 16. Neighbours (oct.-nov.80) / 17. Slave (oct.-nov.80)
/ 18. Waiting On A Friend (apr.-jun.81)
ふー、これだけのボリューム、聴くのも大変ですが、曲名書くだけでも疲れました(笑)。この裏ジャケには、これら曲名と録音時期以外にもそれぞれ収録スタジオまで記載されてますが、その転記はさすがにパス(笑)
さて、こいつはVGPがなんと4枚組というボリュームでリリースしたアウトテイク集で、広告によると渾身の一作とのこと。
これはStudio
Outtakesの70年代に記載しているOBRの『PARIS
RESULTS』『PARIS
RESULTS vol.2』『BETTER
RESULTS』や、VGPの廃盤『FAST
TALKING』(『COULD
YOU WALK ON THE WATER?』)などに収録されていたアウトテイクを主に収録。
音質は確かに集大成で出しただけあってかなり良好"EX"で、既発を上回る音質の曲も多いのはうれしいところ。但し、リリース直後に掲示板でも話題になりましたが、既発ではステレオで収録されていたものも全てがモノラルで収録されている点と、『STATIC
IN THE ATTIC』や『PARIS
OUTTAKES』で超最高音質"EX++"ステレオで聴けたものに敵う音質ではありません。
というわけで、リリース前にはこれが決定盤となるかと思われていたにもかかわらず、既発を不要とするようなものとはいえず、ちょっと肩透かしを食らったような感は否めませんが、既発は入手困難な盤が多かったので、これだけの曲をまとめていい音で聴けるという点は嬉しいところですね。
あと、細かく聴けばミックス違いもあるようですが、そこまで聴いてません(笑)
『
KEITH RICHARDS
- LIVE IN OAKLAND 1988 』 DS-012(1DVD-R)
Aud. Recordings @Keith Richards solo tour / Oakland, CA. Dec.13,1988 +
●Live
in Oakland, CA. Dec.13,
1988 (aud.shot)
Take It So Hard / How I Wish / I Could Have Stood You Up / Before
They Make Me Run / Too
Rude / I Wanna Be Your Man / You Don't Move Me / Make No Mistake / Time
Is On My Side / Big Enough / Whip It Up / Locked Away / Little T&A / Struggle / Happy /
Connection / Rockawhile / It Means A Lot
●KEITH RICHARDS ROLLING ON - MTV
special programme 1988
Opening / X-pensive winos / Me And The Rolling Stones
/ Keep On Rolling
●Prestage TV SHOW - Japanese TV show 1988
Interview
/ Dialogue / Take It So Hard
まずこのライブ本編は、やや左よりの2階席からのワンカメショットで完全収録ですが、ピントが甘かったり、ぶれたり、さらにステージの照明で色が飛んでたりと、ちょっとイマイチですねぇ。まぁ全曲収録で見ごたえはありますが。。。
しかしこれまたおまけがちょっと面白いのがにくいところ(笑)。どちらもTV放送からで、ちらちら懐かしい映像や貴重な映像も入ってて面白いですが、Prestage
TV SHOWの方はちょっとノイズが多いです。あと、ある意味スタジオの日本人出演者が懐かしいです(笑)
ちなみにわたしはこれ、友人からコピーしてもらったものしか持ってないんですが。
『
KEITH RICHARDS
- LIVE IN ATLANTA 1988 』 DS-013(1DVD-R)
Aud. Recordings @Keith Richards solo tour / Atlanta, GA. Nov.24,1988 +
●Live
in Atlanta, GA. Nov.24,1988 (aud.shot)
Take It So Hard / How I Wish / I Could Have Stood You Up / Too
Rude / Before They Make Me Run / You Don't Move Me / Make No Mistake / Time
Is On My Side / Big Enough / Whip It Up / Locked Away / Struggle / Happy
●Promotion
Video Special 1988 Unique Stereo Mixture
Take It So Hard / Make No Mistake
/ Love Rescue Me (w/ U2 & Ziggy Marley)
●Smile
Jamaica 1988 - Live At Hammersmith Odeon, London
Love Comes To Town (w/U2)
/ Love Rescue Me (w/ U2 & Ziggy Marley)
●International
Rock Awards 1989
Whip
It Up / Keep A knockin' (w/ Eric Clapton, Dave Edmunds, Jeff Healey, Vernon
Reid, Tina Turner, Clarence Clemons and Sheila E.)
D-STONEからキースのソロライブDVD-Rが3つリリースされました。わたしは『Run
Rudolph Run』はパスして、これと次作の2つしか入手してませんが。
最初のAtlantaは"Take
It So Hard"ツアー初日を2階客席左側よりワンカメで収録。ショットはまぁずっとキースをとってるだけで、さほどズームも変わったりしませんが、まぁまぁ綺麗な画質で、ブレなどもさほどなく、貴重なツアー初日を落ち着いて見れます。しかしツアー初日ということでキースも堅かったり、うまく歌とギターをこなせてないところも見れてちょっと面白いです。
あとこれは完全収録ではなく、ラストの
Connection/Rockawhile/It Means A Lot
が未収録です。
次のPVからは全てTV放送が元のプロショット。全てが最高の映像とはいきませんが、かなり綺麗です。
まずPVはどうやら音声をアルバムとシングルのものに差し替えたもの。次にも入っているU2との共演(キースが飛び入り)はなかなかいいですねー。最後はクラプトンに紹介されて始まり、2曲目は大セッション。
'Keep a knockin' but you can't come in-'
とボーカルをかわるがわるとりながら、キースもティナに肩を抱かれて気持ちよく歌ってます。しかし一杯演奏者がいすぎて、シーラEがどこにいるのかなかなかわからないステージです(笑)。ちなみにどうでもいいですが、D-StoenとかJointrip系は作りは丁寧ですが、Clarence
Clemonsのスペルを誤植してます。
そんなわけで、これは前半はキースマニア向けですが、後半はまぁキースマニアでなくとも楽しめる内容ですね。
『
AT THE ASTORIA 』 CC714-15
Aud.
Recordings @Astoria, London, UK Aug.27,2003
曲目はもう省きます(笑)
今更という感じで4月にリリースされたCrystal
Catのアストリア。
待ちに待った割には、『A
COMMEMORATIVE COLLECTION』やVGPが再度リリースした『LICKS ENGLAND
2003 - LONDON / MANCHESTER』と同じ音でしたね。最初チラッと聴いた感じでは違うかなと思いましたが。まぁCCならではの綺麗な音の仕上げで素晴らしく、超"EX" ですが、音が左に偏ったりするのが玉に傷。でも音の偏りさえなければ、素晴らしい音に仕上げていることは間違いないです。
それにしてもリリースが遅すぎますね。しかもジャケの印刷はイマイチ。
『
SCANDINAVIAN
SHAKEDOWN 』 VGP-365
Radio & Aud. Recordings
@ Radio interviews in 1965, Live in Sweden Mar.31,1965 and Italy Apr.8,1967.
●Swedish Radio "POP 65" Apr.1 (Aired Apr.4)
1.
Opening - Klaes Burling /
2. Charlie Watts - Down Home Girl / 3. Keith Richard - Pain In My Heart / 4.
Brian
Jones - 2120 South Michigan Avenue / 5. Bill Wyman -I'm A King Bee / 6. Mick
Jagger - What A Shame
●Masshallen, Gothenburg, Sweden. Mar.31,
1965.
7. MC - Everybody Needs Somebody To Love - Tell Me / 8. Around And Around
/ 9. Time Is On My Side / 10. It's All Over Now / 11. Charlie's Intro - Little Red
Rooster / 12. Route 66 / 13. The Last Time
●Palalido Palazzo Dello Sport,
Milan, Italy. Apr.8, 1967. (2nd show)
14. The Last Time / 15. Paint It Black /
16. 19th Nervours Breakdown / 17. Lady Jane / 18. Get Off Of My Cloud - Yesterday's
Papers / 19. Ruby Tuesday / 20.Let's Spend The Night
Together
これ、某直営店のインフォ、それ以上書くことがないくらいわかりやすいです(笑)
まぁそうも言っていられないので適当に織り交ぜて紹介しますと、、、
まずラジオインタビュー、音質は最高ですね。キースはアメリカでの録音がかなりお気に入りなどなどみんな適当に話してます。そして各人が選ぶ曲が流されます。しかしブライアンはやっぱ話し方からして神経質っぽいなぁとあらためて感じますね。
あとこれはインフォ通り、チャーリーのインタビューの裏でキースが奏でる
"San Fransisco Bay Blues"
は貴重で面白いです(笑)
スウェーデンはゴーセンバーグでのライブはインフォにあるように、"Everybody Needs Somebody To
Love - Tell Me"
が既発ですが、他は初登場の隠密。しかし音はかなりのマニア向けです、ハイ(笑)。
黄色い歓声がこだまして、何を演ってるのかわからないところも多々あり、近くでたまに声を張り上げる男もいます。最後の
"The Last Time"
は途中でカット。しかし殆どわけわからない状態なので気になりません(笑)
そんなわけですが、音質は中域が厚めなので、隠密慣れした耳には貴重なライブ記録としてなんなく聞けてしまいます(笑)
ミラノでのライブ、これは初登場。
インフォにあるとおり、"The
Last Time" "Ruby Tuesday"は途中カットされており、"Let's Spend-" はフェードアウト。この日のセットリストはComplete
Worksにはこの音源部分しかかれていませんが、おそらく"Goin' Home-Satisfaction"
をやっていたでしょうから、この音源は不完全だと思われます。しかしこれ、この当時の隠密にしては結構演奏がしっかり録音されており、途中音が引っ込んだり、横の話し声が入ったりもしますが、なかなか楽しめます。
そんなわけでかなりマニア向けの音源も含んでいますが、ブライアン時代が好きな方には、初登場づくしなので史料的にも楽しめるでしょうね。音質重視な方にはちょっとお勧めできませんけど(笑)
『
COMING ON
STRONG 』 VGP-361
SB Recordings @ Mick
Jagger / outtake and rarities
これ、HaraさんがきちんとTASBで紹介されてましたが、いっときの騒ぎでもうログに残ってないんですね。改めての内容になると思いますが紹介しておきます。
1.
Coming On Strong
タイトル曲のこれが『Goddess In The
Doorway』のアウトテイク。
一瞬頭切れで始まり入力レベルが最初は小さめですが、イントロ途中で上がってきます。音質は文句なし!いやーどうやって流出したんでしょう。曲自体はちょっと単調ですが、曲名の通り気合は感じる爽快ナンバーです。
2.
Secrets
(soundtrack mix) / 3. Lonely At The Top
ソロ第1作の『She's The
Boss』とあわせて作られた映画『Running Out Of
Luck』から。でも元はステレオなのに、これはなぜかモノラルで音質はイマイチ。ピッチもちょっと速いですね。
4.
I'm
Ringing
サントラ用の "Ruthless People"
のシングルB面の曲。これはオフィシャル7インチより12インチシングルの方が音の抜けが良いというのが有名で、このブートの音もいいので元は12インチかも。
5.
Con
Le Mie Lacrime
昔リリースされたイタリア語バージョンの最初だけ唄ってるもの。
1987年9月23日放送のイタリアの "Vote la
Voce" というテレビ番組から。音質はまぁまぁ。
6. Streets Of
Berlin
ミックが出演した映画『BENT』から。この音って確か映像に入ってるだけでしたよね。
ちょっとヒスノイズはありますが、これまたまぁまぁいい音質です。
7.
Leave
All Troubles Behind
これはさっぱり知りませんでしたが、Complete
Worksで調べてみたところ、99年5月8日に収録されたようですね。ただそれほど大した音質ではありませんけど。
8.
Don't Call Me
Up
『Being Mick』から。勿論音質最高。
9. Visions Of Paradise (purple dog mix) /
10. Visions Of Paradise (sensual mix)
11. Everybody Getting High (solaris
remix)
12. Everybody Getting High (solaris remix incl.Performance
sampling)
10は通常のシングル収録のものですが、私は9と11,12は初めて聴きました。これらはプロモオンリー収録なんですね。全て最高音質。ちなみに11と12の曲目を
"Everybody Is -" としている誤記があります。
13. God Gave Me
Everything / 14. Visions Of Paradise / 15. Everybody Getting High
『Being
Mick』にも収録されているライブより。でもモノラルになっちゃってます。なぜ?
ちなみにこれも15の曲名が間違ってます。
16.
Come
On In My Kitchen / 17. Memo From Turner
『Performance』から。
18.
It's
Funny
これは、Voodooアウトテイクの、ではなく『Cocksucker
Blues』から。
というわけで、初めて耳にするアウトテイクや貴重なものを、こうしてまとめて聴けるのは嬉しいですが、やはり『Running Out
Of Luck』 からのと、 『Goddess In The Doorway』
のライブ関連がモノラルというのは中途半端な印象を受けますね。あと曲目間違いがあったりと、ちょっとVGPにしては珍しいミスですね。
そんなわけですが、何より貴重なアウトテイク入りということで、楽しめました。
しかし個人的には『Goddess
in The Doorway』自体あまり聴いてないんですが(笑)。あと『Performance』も何が面白いのやらさっぱりです(ごめんなさい)
『
THE LAST
LICKS 』 VGP-366
@ Zurich, Switzerland. Oct.2, 2003
●Disc.1
1.
Opening
/ 2. Brown Sugar / 3. Start Me Up / 4. You Got Me Rocking / 5. Don't Stop / 6.
Angie
/ 7. You Can't Always Get What You Want / 8. Midnight Rambler / 9. Tumbling Dice /
10. Band Introductions / 11. Slipping Away / 12. Happy
●Disc.2
1. Sympathy For
The Devil / 2. IORR(B-stage) / 3. Mannish Boy(B-stage) / 4. SFM (B-stage) / 5.
Gimme
Shelter / 6. Paint It Black / 7. Honky Tonk Women / 8. Satisfaction /
9. JJF
G&Bさんをはじめ、多くの皆さんにも好評だったこいつにようやく辿り着きました(笑)
この日は、ブートのタイトルの通り、延期されたアムス公演に続いて発表された追加公演で、欧州ツアー最終日。この時点では中国は調整中だったので、一年以上にわたったLICKSツアーの最終公演となる予定だった日です。
ミックもメンバー紹介の前に、"今日は欧州ツアーの最終日だ"
と言ったあと、193人のツアークルー全員に謝辞を述べています。
さて、この隠密盤の音ですが、歓声手拍子は結構拾ってて、以前HAPPYさんも書かれてました通り、
"Brown Sugar"
の初めの方では、右の男性の中途半端な掛け声が妙にリアルで気持ち悪かったりしますけど、それ以降はあまり気になりませんね。何より音が近くて迫力たっぷりなので演奏中は序盤以降はあまり気になりません。全体的に高音はちょっと上げてるようですが音の抜けは素晴らしく、音質的には文句なしの
"EX" です。
あと "Don't Stop"
でちょくちょくマイクに何があたる雑音が入ったり、Bステではちょっと音が遠くなりますが、これ以上求めるとバチが当たりますね(笑)
さて演奏ですが、セットリストは平凡ですが実際に見られた方がほんと羨ましくなる大熱演です!
全編にわたって気迫のこもった演奏が展開されますが、特にBステでの
"SFM"
は絶品!
すさまじい疾走感!! やたらと速い!!! こんなの車で聴いたら事故ります(笑)
そしてオフィシャルサイトに共に映像がアップされていましたが、
"Happy" のダブルエンディングに "Gimme Shelter"
でのリサの大熱唱と、ほんと素晴らしい!!
いやー、ほんと幸せになれました。皆さんが絶賛するのも大納得。
でも皆さんに一言、“乗るなら聴くな、聴くなら乗るな!!”(最高!!!(笑))
『
LIVE IN
GLASGOW SECC, INDOOR ARENA, SCOTLAND 』 SRS
@ Glasgow, SECC arena,
Scotland. Sep.03, 2003
●Disc.1
1.
Street
Fighting Man / 2. Start Me Up / 3. You Got Me Rocking / 4. Don't Stop / 5. Live With
Me / 6. That's How Strong My Love Is / 7. Miss You / 8. Paint It, Black /
9. Tumbling Dice / 10. Introduction The Band / 11. Keith Talks / 12. Slipping Away /
11. Before They Make me Run
●Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Midnight
Rambler / 3. Honky Tonk Women / 4. Satisfaction / 5. Band Walk To B Stage / 6.
When
The Whip Comes Down / 7. IORR / 8. Brown Sugar /
9. JJF
クレジットは省略と誤記以外はそのまま載せてますが、"Keith Talks"というのも面白いですけど、"Sleeping
Away"ってな曲はないだろうとツッコミを入れてしまう誤記があったりします(笑)
それはさておき、このGlasgowで2回行われた公演の二日目、この日は丁度ボストンから始まったLicksツアーの1周年ということで、ミックも
"Live With Me" の前にそんなこと言って会場が沸いてます。しかし何よりこの日の目玉はキースコーナーの前のスコットランド民謡 "Loch
Lomond"(この盤のクレジットでは "Keith
Talks")での大合唱。これはオフィシャルサイトにも映像がアップされています。大盛り上がりでみんなで歌ってます。
ちなみにこの公演を見に行った知り合いによると、音だけではわからない特徴として、"Miss
You" ではリサとキースが絡み、なんとキースがリサの太股を数回撫であげ、それで調子を良くしたのか、ラストでは東京ドームでもやった上半身裸 "JJF"
を披露したそうです!
そんなわけでこの公演ではご機嫌な演奏が繰り広げられ、ミックの喉もほとんど復調したようで、 "That's How Strong-"
での熱唱も聴き所ですが、"When The Whip -"
の慌しい歌い方や、ところどころでどうも変なギターが聴こえたり、乱れたりというのは相変わらず(笑)
さてさて、いつもと紹介の順が逆になりましたが、盤の特徴をば。
まずこの盤、1曲ごとにブランクギャップがあるという大きな欠点が一つあります。あとチャプターの位置もいい加減。
そして音の特徴では、か〜な〜り高音域が強く、全編にわたってシャリシャリしすぎてます。
演奏の音はまぁまぁ大きく拾ってますが、音が頭上を抜けていくような感じで、ダイレクトな感じとはちょっと違います。あと片チャンが強くなったりと、バランスが悪くなるところも所々にあります。但し、邪魔な話し声や手拍子などはそれほど入っていません。でも適度に会場の盛り上がりは伝わってきます。そんなわけで、
"VG+〜EX--"
といった感じですね。
でも会場の盛り上がりも伝わるし、演奏はちょっと面白いので楽しめました。
ただ、ブックレット仕立てのジャケですが、綺麗なのもピンボケなのも小さくごっちゃに寄せ集めて、いかにもパソコンで作りましたー、という安っぽい作りはイマイチ。
『
LIVE AT
SAN MAMES STADIUM 』 SRS
@ Bilbao, Spain. Jun.25, 2003
6月中旬にして、ようやく4月リリース分にたどりきました。
が、殆どの皆さんは興味がないであろう盤ですし、ごく簡単に紹介します。
●Disc.1
1.
Brown
Sugar / 2. Start Me Up / 3. You Got Me Rocking / 4. Don't Stop / 5. Angie / 6.
You
Can't Always Get What You Want / 7. Can't You Hear Me Knocking / 8. Tumbling Dice
/ 9. Band Introducing / 10. Slipping Away / 11. Before They Make Me
Run
●Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. I Just Want Make Love To You /
3. SFM / 4. Like A Rolling Stone / 5. Gimme Shelter / 6. IORR / 7. Honky Tonk Women /
8. Satisfaction /
9. JJF
まずもって、これはマニア向けです(笑)
音も遠めでしかも団子状態、音質はこもっててエコー入り、さらに周りのおしゃべり入りという三重苦。ところどころ音の抜けの良くなるところがあり、元が良くないだけに一瞬音が良くなったような錯覚をうけますが、それでも大したもんじゃありません。全体的に
"fair〜good" 程度ですね。まぁこれが81/82くらいなら許せる音質ですが、LICKSでこれというのはつらいですね、目玉曲もないだけに。あと"Like
A Roling Stone"
では音源が切り替わります。
でもこの公演のはこれしかないので、哀しいかな、何でもブートで聴きたいマニアには必要だったりします。それだけに、いまどきこの音質でリリースされるというのも却ってちと迷惑な話です(笑)
ただ、観客の"オーレー・オレオレオレー♪"合唱は楽しめます。音は悪いですが(笑)
Mar. 2004
『
LICKS ENGLAND
VOL.2 』 VGP-364
@ Wembley Arena, London, UK. Sep.13&15, 2003
@ Wembley Arena, London, UK. Sep.13, 2003
●Disc.1
1.
Opening / 2. Street
Fighting Man / 3. Start Me Up / 4. You Got Me Rocking / 5. Don't Stop / 6. Live With
Me / 7. Wild Horses / 8. Loving Cup / 9. Rocks Off / 10. Tumbling Dice / 11.
Band
Introductions / 12. The Nearness Of You / 13. Before They Make Me Run
●Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Paint It Black / 3. Honky Tonk Women /
4. Satisfaction / 5. Mannish Boy (B-stage) / 6. It's Only Rock'n Roll (B-stage) /
7. Brown Sugar (B-stage) / 8. Jumping Jack Flash
(Encore)
このWembley2発の隠密、ここではあまり話題に上がってなかったと思いますが、これまた嬉しいかな悲しいかな、なかなか楽しめます。しかしヘビーローテーション入りしたいのに、聴く盤がたまりすぎるのも困ったものです(涙)
さて、これは実際に見に行った公演なので贔屓目に聴きがちなんですが、冷静に紹介しましょう(笑)
8月末にロンドン公演を実施しながらも、再度同会場に戻ってきた彼ら(一部日程は変更されましたが)。8/29は『Let
It Bleed』ナイトでしたが、この日は『Exile On Main Street』ナイト。
そんなWembley
Arenaでの隠密、周りの手拍子やおしゃべりは適度に拾ってますが、うるさすぎるということはありません。そして最前列で取ったような生々しい隠密とは違い、演奏には少しエコーがかかって、盛り上がる曲ではややミックのボーカルもかすむところもありますが、ヘッドフォンで聴くと、遠くの歓声も覆いかぶさってくるという、アリーナ会場らしい臨場感にあふれる音になっています。
ただ
"Wild Horses" では最初の方で横の男がごちゃごちゃしゃべってるのが玉に傷。あと曲間で "Miss You"
のコーラスを勝手にやってる客が遠くにいるのもご愛嬌(笑)。Bステはやや音が平坦になって僅かに右寄りになりますが、さほど悪くなるわけではありません。そして音質はやや高音がきいてるところもありますが、ドンシャリではなく、やや音の厚みは足らない感じですが、
"EX-"
ですね。個人的には最高のメモリアルです。
演奏は、さすがWembley公演、、、とはいえ私は贔屓目に感じちゃうのであえてあまり触れませんが、
"Wild Horses" 〜 "Loving Cup" の美しさは絶品!?(笑) "Loving Cup"
はキースのおかずが妙に生々しくて演奏全体の美しさをぶち壊してるともいえますが(爆)。そして "The Nearness-"
が前公演のダブリンに続いて登場したのは驚きでしたねー。
あと最後は退場音楽が流れるところまで収録。
@ Wembley Arena, London, UK. Sep.15, 2003
●Disc.3
1.
Opening / 2. Start Me
Up / 3. If You Can't Rock Me / 4. It's Only Rock'n Roll / 5. Don't Stop / 6.
You
Can't Always Get You Want / 7. Dead Flowers / 8. Bitch / 9. Can't You Hear Me
Knocking / 10. Tumbling Dice / 11. Band Introductions / 12. Slipping Away /
13. Happy
●Disc.4
1. Sympathy For The Devil / 2. Paint It Black / 3.
You Got
Me Rocking / 4. Honky Tonk Women / 5. Little Red Rooster (B-stage) / 6. Street
Fighting Man (B-stage) / 7. Brown Sugar (B-stage) / 8. Jumping Jack Flash
(Encore)
わたしは休みが取れず見れなかったWembley最終日。この日は『Sticky
Fingers』ナイト。結構曲の構成は13日とは変わっており、やはりWembleyはこの2日間をまとめて見たかったよ〜、とこのブートを聴いて改めて実感。
さて、こちらは13日の音と比べるとこちらの方が周りはやや静かです。でも低音はこちらの方が大きく、スピーカーで聞くとやや濁って聴こえるところもありますが、エコーなど全体的に13日と似たような音で
"EX-"
です。ただこの2日共に私の環境ではステレオで鳴らすよりはウォークマンで聴いた方が会場の空気が感じられていい音に聴こえますね。
演奏はこちらもいいですねー。ほんと見たかった(涙)
ただ
"If You Can't -"
の最初ではチャーリーがわずかに一瞬遅れたからか、次のダカダカダンを入れてません。でもまぁそんなこといったら横アリなんて全然違いますけど(笑)。しかし途中のダリルのソロには観客も度肝を抜かれたことでしょう。
あと
"Dead Flowers"
はLICKSツアーではすっかりカントリー調の歌い方が定着してしまいましたが、昔のような歌い方もまた聞いてみたいですね。
しかし何よりこの日の最大の聴き所はミックがめろめろになる
"SFM"。この迷走ぶりは大爆笑!!このときのミックとキース、間近で見てみたかったです!!(笑)
そんなわけでWembleyアリーナ、2日間ともいわゆる最前列音源のような迫力には欠けますが、特にヘッドフォンで聴くと地元ロンドンでの盛り上がりが伝わってくる、なかなか楽しめる内容でした!
『
TUMBLING
DICE 』 (non credit)
●Disc.1
@ Kendall, Florida, Charcoals. Apr.29,1992
1.
Introduction /
2. Hideaway / 3. Mercy, Mercy, Mercy / 4. You Gotta Move / 5. Edward /
6. Instrumental Blues(unknown) / 7. Can't You Hear Me Knocking / 8. I Wonder Why /
9. Outroduction
●Disc.2
@ Coral Springs, Florida, Charcoals. May 01,1992
1. Band Introduction / 2. Hideaway / 3. Mercy, Mercy, Mercy / 4. You Gotta Move
/ 5. Edward / 6. Instrumental Blues(unknown) / 7. Baby What You Want Me To Do /
8. Can't You Hear Me Knocking / 9. Little Red Rooster / 10. Outroduction
●Disc.3
@ Coral Springs, Florida, Charcoals. May 02,1992
1. Introduction / 2. Hideaway / 3. Mercy, Mercy, Mercy / 4. You Gotta Move /
5. Edward / 6. Instrumental Blues(unknown) / 7. Can't You Hear Me Knocking
300枚限定でリリースされた、Mick Taylor、Nicky Hopkins、Bobby Keysの3人が中心のユニット「Tumbling
Dice」による3ライブの隠密盤。この3人がこうしてやったのはこの92年の3回しか公演が行われなかったとのこと。
この盤、ここでも路傍の石さん、HAPPYさん、winosさん、Arthurさん、EILEENさんなど、いろんな方が
"素晴らしい!" と言われていたのに、今日になってようやく聴きました
← これを書いたのは5月(笑)
いやーしかしこれ、ほんと素晴らしい音質 "EX"
と素晴らしい演奏内容ですね。観客の声はジャンジャン入ってますが、小さいところでやってるライブなので臨場感にあふれて最高です!たまーに音像が僅かに動いたり、3枚組で同じ曲目も続きますが、文句なしに楽しめます!!
この盤については、皆さんも既に紹介してくださってますし、わたしなんかが今更ごちゃごちゃ書くよりも、MegatyさんのMegaton
TaylorのBootlegコーナーを是非。Megatyさんが書かれていること以上にはわたしは書けませんし、この音が気になる皆さんはもうお持ちですよね?(笑)
しかし3人の演奏の掛け合いがホント聴いてて楽しいです!! あとunknownの曲名は
"Five Long Years" だとHaraさんに教えていただきました。ありがとうございます!
これはリリース当時いろんなところで話題になりましたし、出た時期にちゃんと聴いて話題に乗るんだったと非常に後悔してます(苦笑)
『
GET YOUR
KICKS 』 VGP-367
@Stuttgart, Germany May.29, 1999
Live bootlegs - 1999
B2B Euro へ移動
『
LIVE ON
HBO 』 VGP-363
@ M.S.G. New York, NY. Jan.16 and 18, 2003
いわずもがなのHBO。1/18はTV生放送、エミー賞バージョン、Four
Flicks(不完全)、そして1/16はカメラリハ撮影、と映像が出回ってますし、1/18はVGPからも『RONNIE BE
GOODE』がリリースされているのでなんですが、SB完全版4枚組。正確に言うと一部曲間はカットされてますが。というわけでお馴染みのHBO音源、収録曲は割愛します(笑)
Disc.1と2の1/16はブートでも出回った映像からの音声と同じく、やや広がりはありますがモノラル。やや高音が強めでシャリシャリもしてますが、音の厚みはあって
"EX-" ですね。これは個人的には予想以上にいい音でちょっと驚きました。しかし "Let It Bleed" でのHubert
Sumlin、やっぱり聴き取れませんね。
Disc.3と4の1/18はTV放送落しの『RONNIE BE
GOODE』とは違い、エミー賞用のビデオからで音は最高にいい "EX" ですね。同じくエミー賞ビデオからの『 A COMMEMORATIVE
COLLECTION 』より音の厚みはあります。
そしてこれはそのビデオ通りの番組オープニングから収録され、こちらはTV生放送と違って一部曲間が短縮されてます。で、当然これも "Don't Stop"
ではピロピロノイズ入り(笑)
これくらいしか特記はありませんが、HBOを音だけで楽しむにはこれが一番いいですね。
『
EMPIRE POOL
- touring history vol.4 』 Bad Wizard
@ Wembley Empire Pool,
London, U.K. Sep.8, 1973 (1st show)
1973Live
Bootlegに移動
『
Webster
Hall 1993 & Saturday Night Live 』(1DVD-R)
●Webster Hall, New York, NYC. Feb.9, 1993
1.
Introduction / 2. Wired
All Night / 3. Out Of Focus / 4. Sweet Thing / 5. Use Me / 6. Don't Tear Me Up /
7. Evening Gown / 8. Angel In My Heart / 9. Band Introductions / 10. Wandering
Spirit / 11. Put Me In The Trash / 12. Think / 13. Mother Of A Man / 14. Rip This
Joint / 15. Live With Me / 16. Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The
Shadow?
●SNL New York, NYC. Feb.6, 1993
1. Sweet Thing / 2. コント(笑) /
3. Don't Tear Me Up
●SNL New York, NYC. Feb.4, 1993
1. Sweet Thing #1 /
2. Sweet Thing #2 / 3. Born Under A Bad Sign / 4. Don't Tear Me Up#1 / 5. Don't
Tear Me
Up#2
先日VGPからこれのステレオCDが出ましたが、遂に映像も登場しました。あ、Websterのライブはオークションでもステレオが出てるんですね。
さて、このライブ本編の映像はかなり綺麗です。わたしもモノラルながらかなり綺麗な映像はつい先日入手したのですが、これはそれ以上のクォリティですんばらしい!ただどうも音と絵が微妙にずれててるので、もしかしたらステレオ音声をアフレコしたのかもしれません。
今手元にこの盤がないのでステレオの検証は当分出来ないんですが。。。(笑)
そして、これにはおまけで、ビデオ時代から出回ってましたが、同年2/6のSNL出演時の2曲と、ミックをマイク・マイヤーズ、そしてキースをミックが(!)演じる爆笑コント、そして2/4のSNLリハが収録されてます。後者の画質はあまりよくありませんが、久々に見たコントはやっぱ最高!ライブ本編よりこっちが面白かったです(笑)
今度英語の堪能な知り合いに頼んで、このコントの日本語訳をアップします(笑)
『
The New
Jersey "ROADIE TAPES" 』 MASTERPORT (2DVD-R)
@Giants Stadium, East Rutherford, NJ. Oct.16,1997
●Disc.1
1.
arrival / 2. audience
arriving / 3. behind the scenes / 4. ready to roll
5. Satisfaction / 6. IORR /
7. Flip The Switch / 8. Let's Spend The Night Together / 9. Gimme Shelter /
10. Sister Morphine / 11. Anybody Seen My Baby? / 12. 19th Nervous Breakdown /
13. Out Of Control
●Disc.2
1. Factory Girl / 2. Miss You / 3. Band Introduction
/ 4. Wanna Hold You / 5. Bridge SE / 6. Little Queenie / 7. Crazy Mama / 8.
The Last
Time / 9. Sympathy For The Devil / 10. Tumbling Dice / 11. Honky Tonk Women /
12. Start Me Up / 13. JJF / 14. Brown
Sugar
BTBツアーの10/16、メンバーの到着からコンサート終了まで、文字通りローディーカメラで撮影したもの。観客席側からのショットもありますが、基本的にはステージの裏や袖からメンバーの様子を捉えたショットが多いです。また、所々編集されていて曲中で飛ぶ事も多く、コンサートの完全収録ではありませんが、孫を抱きながら会場入りするチャーリー、コンサートのオープニングでステージ裏で待機してドッカーン花火とともに飛び出すミック、メンバー紹介のときに裏で子どものようにはしゃぐキース、時折カメラを見るチャーリーなどなど、117分、コンサートを見るというよりは、そうしたメンバーの動き、表情などを楽しむ、かなりのマニア向けの作品ながら、なかなか見ごたえのある作品です。
まぁずっと見てるのはちょっと何ですが、さすがはMASTERPORTレーベル、画質はこれ以上ないというくらい綺麗ですし、はしゃぐキースの笑顔一つでお釣りが来ます(笑)
あ、でも"All
About
You"が未収録というのはひっじょーに残念。
あと購入したお店の店員さんによれば、もう一つの10/17と世間では言われている映像、それはどうもこれと同じ映像も使った別編集版のようだ、との事でしたが、"Starfucker"
"All About You" が収録されてれば是非リリースして欲しいですねぇ〜。あ、トレードで回ってるやつにはどうやら未収録らしいですね(thanks
to ばくはつ五郎さん)
Feb. 2004
『
HONG KONG
HARBOUR FEST 2003 』 (1DVD-R (broadcast))
@ US broadcast. incl. 2 Stones songs on Nov.7, 2003
SANTANA
"Maria Maria" / MICHELLE BRANCH "Breathe"
"Everywhere" / CRAIG DAVID "Hidden Agenda"
/ PRINCE "Baby I'm A Star" "Shhh" /
THE ROLLING STONES "Angie" "It's Only Rock'n Roll"
これはアメリカで1/22にMTV2で放送された番組より。ちょっとした香港紹介にもなっててまぁまぁ楽しめる番組で、画質は勿論最高に綺麗ですが、いかんせんストーンズが2曲だけというのは残念。いずれ流出しないですかねー。
というわけで、ストーンズは
"Angie" と "IORR" だけ。進行の綺麗な女性が
"いよいよローリングスットーンズ!”と現地で絶叫して、映像が切り替わって始まるのが"Angie"というのはちょっと間が抜けてます(笑)個人的には
"Baby I'm A Star" でのプリンスがお気に入りです(笑)
『
GERMANY
1992 』 D-STONE DS-008(1DVD-R (broadcast))
@ Keith Richards solo tour on Cologne, Germany. Nov.29, 1992
1. Opening
/ 2. Take
It So Hard / 3. Eileen / 4. Wicked As It Seems / 5. Gimme Shelter / 6. Too Rude / 6.
Yap Yap / 8. How I
Wish / 9. 999 / 10. Big Enough / 11. Demon / 12. Time Is On My Side / 13. Hate It When You Leave
/ 14. I Could Have Stood You Up / 15. Before They Make Me Run / 16. Band Introduction /
17. Bodytalks / 18. Will But You Won't / 19. Happy / 20.Whip It Up
掲示板では早速kazuさんやぱてぃはんせんさんも紹介してくださったケルン。そのご紹介の通り、この日のキースはちょっとカチカチで、しかも会場も暑かったようで、もう汗びっしょりですね(笑)
この映像は当時ドイツでTV放送されたものなのでビデオでも昔からありましたが、今回のはさすがに映像も音も素晴らしいです!!ライブとしては翌年のボストンの方が出来がいいと思いますが、演奏曲目もボストンとは結構違うので、ビデオをお持ちでない方には嬉しいリリースですね。
『
BRIXTON
ACADEMY 1995 』 D-STONE DS-007(2DVD-R/aud(Brixton) + pro shot)
@ London, UK. Jul.19, 1995 + "Stripped"+ VOODOO CD-ROM promo
●Disc.1
1. Opening / 2. Honky Tonk Women / 3. Tumbling Dice / 4. You Got Me Rocking
/ 5. Live With Me / 6. Black Limousine / 7. Dead Flowers / 8. Sweet Virginia / 9.
Far
Away Eyes / 10. Love In Vain / 11. Down In The Bottom / 12. Shine A Light / 13.
Like
A Rolling Stone / 14. Monkey Man / 15. I Go Wild / 16. Miss You / 17. Band Introduction
/ 18. Connection / 19. Slipping Away / 20.Midnight Rambler / 21. Rip This Joint
/ 22. Start Me Up / 23. Brown Sugar / 24. Jumpin' Jack Flash
●Disc.2
"STRIPPED TV SHOW"- Wild Horses / Like A Rolling Stone / Angie
/ The Spider And The Fly / Shine A Light / Rip This Joint / Gimme Shelter /
Love In Vain / Street Fighting Man / Let It Bleed
"VOODOO LOUNGE CD-ROM"
promo
ブリクストンはVooDoo欧州で行われたスモールギグで、ビデオ時代からあった左側からの隠密ショットです。
これは映像も音もまぁまぁですが、照明のテカリでメンバーの顔はちょっとはっきり見えない映像です。あとビデオ時代にはクレジットされてても未収録だった
"Monkey Man"
、これは音は入ってますが絵は静止画像がいくつか入っているだけです。ビデオで出たときほどの衝撃は今はありませんが、こういうの見るとこういうとこで見た人がほんとに羨ましい。
おまけのStrippedは字幕無しの完全版です。これは放送されたものとは違い、セグメント分けされたマスターからのようで、最高画質ですね。そしてVOODOO
CD-ROMのプロモ映像がちょっと入ってます。これはわたしは見たことないような気がしますが、インタビューや制作映像がチラッと入っててまぁまぁ面白かったです。
『
NON-FLICKS
AT M.S.G. 2003 Alternative 』 CROSS FIRE CFD-016 (DVD-R)
1 cam aud.shot
@ MSG, New York, NY. Jan.16, 2003
放送され、4フリにも収録された1/18MSG公演の一つ前の公演。この1/16のプロショット映像はもうトレーダー間やオークションでも出回っており、もうすぐブートでも出るはずで、そのおかげで出ないと思っていた隠密が先に出ました。まぁこうして書いたことを一言で表したのがこのタイトルですね。先日チラッと見た時に書きましたが、これはロニー側のスタンド、ややBステ後方の位置からの隠密ショット。
さて、最初の2曲ではカメラが落ち着かなかったり、バリバリとノイズが入ったり、一瞬ブルー画面になったり、最初はかなりストレスがたまります。
音はそのノイズさえなければ、重低音に迫力のあるかなりいい音です。でも残念ながらいろんなところで音が所々途切れちゃったり。。。
ゲスト出演の"Let It Bleed"
でのブチブチは残念。あとラス前の悪魔は頭切れです。そして画質自体はまぁまぁ綺麗ですが、全体的にデジタルノイズでややざらついてます。ブロックノイズもチラホラ出ますねぇ〜。
と、欠点をあげればきりがないですが、カメラもステージ全体から、ソロを弾くところではちゃんとアップになったりと、きっちりと追っかけてるので、3曲目くらいからカメラが落ち着けば欠点はともかく十分楽しめます。(フォローになってないか?)
でもこの日はプロショットもありますし、普通はそちらがお勧めでしょうね。
さて演奏ですが、やはり中継が入って素晴らしすぎたMSG翌公演に比べるとわたしは物足りない印象を受けました。でもあれと比べればそりゃしょうがないですね。
あと知り合いからのメールで
>
キース、この日は結構レアで"Before They Make Me Run" と"Brown Sugar"で
>
サブギターのフロントがシングルのテレキャスター弾いてて、やっぱり生中継の
>
リハって感じだねぇー
おお!こんなの私は気が付きません(笑)
でも"Brown Sugar"でのキースの上機嫌ぶりは見てて楽しいですね(笑)
『
M.S.G. NEW
YORK Jan.16th 2003 』 (2DVD-R)
pro.shot
@ MSG, New York, NY. Jan.16, 2003
この前買ったこの日の隠密はまだちゃんとみてないんですが、まずはこちらを見ました。
これはTV放送され『FOUR
FLICKS』にも収録された1/18の前公演にあたり、急遽当初予定の1/17から繰り上げられたという放送用の1/18のリハーサル的な公演ですが、この映像は予備撮りを兼ねてのHBO収録映像の流出。音声はモノラル。ちなみに某オークションで売ってたやつは右からしか音が出なかったという話を知り合い数人から聞きましたが、これは両方から音は出てますね。
さて、映像はどうしてもステージバックからの白色ライトが強烈なところはデジタルノイズが出ており、全体的にややデジタルなざらつきがある映像ですがまぁまぁ綺麗です。
演奏曲目は、失礼ながらリハーサルを兼ねた公演という事で、翌公演との違いは、
"Live With Me "が演奏されてキースの2曲、そして "Honky Tonk-" にSheryl Crowがいないだけ。ただしこの日は "Let
It Bleed" でHubert
Sumlinがゲストで登場してます。でもこの映像だと彼のギターが聴こえないのは残念。
まぁやはりリハということもあってか、演奏は全体的にこじんまりした感じで、ミックもあまり声を張り上げておらず、本番(1/18)では演奏されなかった
"Live With Me" はなんだか切れのない演奏で、"Midnight Rambler" も "Can't You Hear Me Knocking"
も、あれ?って感じ。
でも実際にこの場にいたらそんなことおかいましにこのMSG2公演は盛り上がったでしょうね。わたしも次回があれば是非MSGで観てみたいです!
とまぁややテンションを下がてしまう紹介でしたが、流出映像にしては綺麗ですし、こうして丸々見れるブートって素晴らしいとあらためて感じてしまいました(笑)。あと隠密を見ればまた印象が変わるかもしれません。
『
FOXBORO
2002 』 CROSS FIRE CFD-017 (DVD-R) 1 cam aud.shot
@ Foxboro, MA. Sep.5,
2002
Licks
Tour2日目にして初めてのスタジアムショーの隠密ショット。ブートで出るのは初めてだと思います。
これ、レーベル名が"CROSS
FIRE"と、某直営店と紛らわしいですが、昨日売ってたお店からすると、どうやらこれもJointripと同じ系列でD-STONEに次ぐレーベル名のようです。ただ初めてみるレーベル名だと思いますが、型番はCFD-017です。?。
これはBステの横に位置するロニー側アリーナから撮られており、かなり綺麗ですのでアップになればかなり楽しめます。しかしこういうのはお約束で、カメラがそっぽ向いてるときもあります。そっぽ向いたときはかなりイライラしますが、音もまぁまぁなのでまぁまぁ楽しめます。あと、これ最初の
"Brown Sugar" が未収録で、2曲目の "Start
Me Up" のエンディングの方しか入ってなく、アンコール前の "JJF"
も途中からで、アンコールの "Satisfaction" も頭切れ。特にこの日のオープニングで音を外すキースは見たかったので残念。
さて、この日は『Some Girls』ナイトで、キースは"Before They -"、そしてBステはなんと "Shattered" "Beast Of
Burden" "Miss You" とサムガールズナンバー連発です。Bステでコンパクトな "Miss You"
は意外に見もの?ですが、そのBステ、カメラがかなり近いのでひいてくれないとよくわからなかったり、 しっばらーく真っ暗になったりもして困りものですが(笑)
あと演奏もツアーが始まったばかりでやや乱れるところがあって面白いですが、キースが悦に入りすぎてロニーが終わりのフレーズを弾いても終われない
"You Got Me Rocking"
が爆笑です(笑)。ここは見事にカメラがキースを追っていて、後ろでにやけるダリルや、おいおいと合図を送るミックと強引に刻みまくるキースなどの様子もばっちり映っており、個人的にはここだけで十分楽しめました(笑)。あとやや間抜けなイントロの
"Gimme Shelter" など(笑)。しかしなんだかキースはこのライブでは怒ってるのか楽しんでるのかわからない時もあるほど超ご機嫌です(笑)
と、中味は面白いんですが、ショットが安定しないところも多いので隠密ショットに慣れてない方が見るとストレスがたまる作品です。
『
NO SECURITY
TOUR HARTFORD First Night 』 (DVD-R) 2 cams aud.shot
@ Hartford, CT. Mar.28,
1999
『
NO SECURITY
TOUR HARTFORD Second Night 』 (DVD-R) 2 cams aud.shot
@ Hartford, CT. Mar.29,
1999
FIRST NIGHT |
SECOND NIGHT |
本編1999NSに移動
『
VREDENBURG-HOLLAND 』 RATTLESNAKE RS 147/48-
copied from Windmill『UTRECHT
THEATER』
@ Vredenburg,
Utrecht, The Netherlands. Aug.16,2003
RATTLESNAKE |
既発WINDMILL |
同日既発ではWindmillの『UTRECHT
THEATER』があり、ジャケも同じく限定Tシャツデザインからという厄介な盤です。こちらの方が図柄が大きいのが見分け方です(笑)
さて、これまた高音質隠密です。いいですねー、ラトルの今回のオランダシリーズは。。。と油断してたらWindmillのと一緒じゃん!!
やや音に広がりとふくらみを持たせてマイルド仕上げになっててますが、"Satisfaction"
が途中でオークランドに切り替わるとこまで一緒。こりゃコピーですね、ま〜ちがいない!まぁ音はこちらの方がよく聴こえちゃうんですが、最後にやられました(笑)
でも
Vredenburg の写真を使いまくったブックレットとか、今回のは全部プリント盤だったり、さすがに後発コピーだけあって作りはこちらの方がいいですね(笑)
『
KNOCK ON
WOOD 』 RATTLESNAKE RS 149/50
@ Ahoy, Rotterdam, The Netherlands. Aug.15,2003
この日は既発ではCD-Rや、プレスではWindmillの『Licks Europe Tour
Rotterdam』の高音質隠密がありましたが、これはそれらとは違う音源で、高音質ながらやや音が遠く軽かったそれら既発に比べると、こちらはかなり前方で録音されているようで、演奏も大きく、メリハリがあります。ドンシャリともいいますが、これはこれで楽しめます。また、既発では結構手拍子や話し声も拾ってましたが、こちらはさほど周りもうるさくなく、それでいて適度な臨場感はあります。また既発より音が近くてかなり硬質なBステージの音など、なかなかの再現力です。ただこちらは近すぎるせいで初めの方では右側がチャーリーのバスドラで音割れしたりと、音のクリアーさという面ではマイナスが付く
"EX-"
ですね。
まぁ既発が出たときにはそちらは高音質だとお気に入りでしたが、こうして比較してみると、これはこれで個人的にはかなり楽しめました。
あとおまけでミックテイラーの
"Can't You Hear Me Knocking"
の2000年のライブSB、これはインストでオフィシャル級の音の良さですが、やや左側の方が音が大きいです。それと1999年のリハなる隠密が収録されており、最近のテイラーの音は殆ど知らない私には詳細データがわからず、メガティさんのHPやComplete
Worksなども探してみたものの探しきれなかったのですが、インストの方の2000年のはかっこいいですね。これは私には嬉しいボーナスでした。
『
ROTTER RAMBLERS 』 RATTLESNAKE RS 140/41
@ Feyeoord Stadium, Rotterdam, The Netherlands.
Aug.13,2003
●Disc.1
1. Intro / 2. Brown Sugar / 3. You Got Me Rocking / 4. It's Only Rock'n Roll
/ 5. Don't Stop / 6. Angie / 7. You Can't Always Get What You Want / 8. Midnight
Rambler / 9. Tumbling Dice / 10. Band Introductions / 11. The Nearness Of You
●Disc.2
1.
Before
They Make Me Run / 2. Sympathy For The Devil / 3. (Transfer to B-stage) / 4.
Neighbours
(B-stage) / 5. Mannish Boy (B-stage) / 6. Street Fighting Man (B-stage) / 7.
Gimme
Shelter / 8. Honky Tonk Women / 9. Start Me Up / 10. Satisfaction / 11. Jumpin'
Jack Flash (encore)
このRATTLESNAKEので初登場の8/13ロッテルダムでミックがインフルエンザで喉をつぶす1週間前。これは海外では以前から出回っていました。
さてこの盤、最初の方でやや低音がブリブリなり、その後もやや音が割れてますが、やや遠くで起こる歓声などもかき消されるくらい演奏の音を非常に大きく拾っており、中高音を吊り上げたような軽い感じではなく、ボーカルからギターからドラムから、、、そう、 "ストーンズ" サウンドがド迫力で迫ってきます。ただし掲示板でザンギさんも書かれたようにチャックが出てくるとチャックはかなり目立ちます(笑)
周りの観客はすぐ横などは静かですし、何より演奏音が大きいので、わずかに聞こえる話し声などはあまり気になりませんが、スタジアムにコーラスや歓声が湧き上がると後ろから覆いかぶさってくるという、臨場感にも優れた良好隠密 "EX-" です。まぁちょっと音が割れ気味ですが(笑)
そしてジャケのブックレットも非常に丁寧で綺麗ですし、得意なのはコピーだけのレーベルに成り下がったかと思われた
RATTLESNAKE の快作ですね。しかし珍しくスタジアムで披露して、妙にきざむイントロで始まる
"The Nearness-" が終わり、次のキースは、というところで面割れしちゃうのは残念。
演奏はその迫力ある音のせいでもあるんでしょうが、非常に素晴らしく聴こえます。そしてザンギさんがご紹介くださったように、"Angie"
の前のおかずもいいですねぇ。"Midnight Rambler" もいい!中間のブレイク前あたりでちょっと変わった演奏もして、じらしもいかしてます!しかしこの日は特筆すべきおっかなびっくりが見当たらない(笑)。まぁ"SFM"
の最初のチャーリーや "Satisfaction" のキースはちょっと変ですけど。
あと細かい事ですが、
"Neighbours" を "Neighbors" と表記してます。前者が正式だと思いますが検証の結果、まぁ英米表記の違いでどっちでもいいんでしょう(笑)
『
RESTART
ME UP 』 (non credit) - copied from Sylph's CD-R『NEED
A LOVE TO KEEP ME HAPPY』
@ Tokyo Dome, Tokyo, Japan, Mar.16.
2003
これも素晴らしく綺麗なデジパックです。裏に
"Recorded from Mick's monitor
box" と表記され、売ってたお店ではミックのマイク音源と隠密ミックスというふうに紹介されてたと思いますが、ただの高音質隠密です。。。しかし音はいい!
が、これはSylphの『NEED
A LOVE TO KEEP ME
HAPPY』とおんなじでした(笑)。まぁSylphのはCD-Rだし、プレスCDでこの綺麗なデジパックなら悪くはないかもしれませんが、ただの隠密というわけで。
『
SOLD OUT 』 (non
credit) -copied from VGP『YOKOHAMA
FORTY LICKS』Disc.1/2
@ Yokohama Arena, Yokohama, Japan, Mar.12,
2003
これは海外では以前から出ていたようで、先日来オークションでも見かけました。表ジャケも鮮やか、中も作りも綺麗なデジパックですが、盤はDisc.1と2が表示と中味が逆です(笑)。しかもこの盤、一度↑の東京ドーム2日目のプリントがされちゃったようで、盤に斜めに光を当てると下地のプリントが見れます。それでいてDisc.1と2を間違えるとは(笑)
さて、その綺麗なジャケの表にはsoundboard
quality、裏にミックのモニターミックスと表記されていますが、既発のVGPの『YOKOHAMA
FORTY LICKS』のDisc.1&2と全くおんなじです!どうせならVGPのDisc.3&4の方が楽しめますし、私にとってはもう聴くことのない全く不要盤ですね(笑)
『
ISTANBUL
1998 』 (DVD-R)
@ Istanbul, Turkey. Sep.19.
1998
1.
Satisfaction
/ 2. Gimme Shelter / 3. Paint It Black / 4. Saint Of Me / 5. Miss You / 6. Thief In
The Night / 7. Like A Rolling Stone / 8. Sympathy For The Devil / 9. Honky Tonk
Women / 10. Start Me Up / 11. JJF / 12. Brown Sugar (encore)
音だけは昨年9月VGPから『WILD
TURKEY』が出ており、それはモノラルでややモコモコした感じのマニア向けだったんですが、映像がようやくリリースされました。この日は98年のBridges
To Babylonツアー最終日。その後・・・(以降割愛。↓の『WILD
TURKEY』を参照ください)
これは現地のTV放送が元になっており、このジャケは綺麗なんですが、中味は一見してデジタルノイズも多く、走査線やたまに画面上部に縞も入ったり、色もにじんでたりと、あまり綺麗ではありません。ただ、小さいテレビで見ると結構その辺は目立たず問題ないかと思われます。
これは不完全収録ですし選曲はあまり面白くはないんですが、カメラワークは結構しっかりしてて、観客のノリもかなり良いので、まぁまぁ面白いです。せめてもう少し音がよければもっと楽しめるだろうとは思います。あとPAL変換特有の映像のぎこちなさはさほど感じませんが、映像と音は僅かにずれてます。他に変わったところでは、Bステージには東屋のように傘がかかってたり、"Miss
You" でのミックとリサの絡みがまぁまぁ面白かったり。そして "Thief In The Night" ではリアちゃん、"Honky Tonk-"
でリサにからんでる小学生くらいの男の子が拝めます。わたしはあんま家族の判別が出来ないのでよくわかりませんが。でもやはりここトルコのノリは素晴らしいです。
他にもっと書くことはないのかといわれそうですが、一度見た感じではこんなもんでした。
『
7273 Seventy
Two Seventy Three 』 (2DVD-R) D-STONE DS-002
発売から暫く経ちますが、ようやく見ました。
●Disc.1(1972)
・Dick
Cavett Show
Brown Sugar(M.S.G. Jul.25) / SFM(M.S.G. Jul.25)/ +Interviews
etc.
・Montreux Rehearsals - Songs
Loving Cup / Tumbling Dice #1 /
Tumbling Dice #2 / Shake Your Hips
・Montreux Rehearsals - Jams
Bluesberry Jam / John's Jam
・Montreal Concert Documentary
JJF (Montreal
Jul.17)
ディック・カベット・ショーはずっとやや波打つ歪みがありますがまぁまぁ綺麗で、音は綺麗です。タイムコード付きでCMも含め完全収録。しかしこの番組、改めて見ると長い。始まってから40分以上たってようやく
"Brown Sugar"
が拝めます(笑)
モントルーは昨年9月にDVD-Rで2つ綺麗なのが出ましたが、それより綺麗というわけではないですね。ただしピッチは修正されてます。こういうところはマメでいいですね。
モントリオール、これはカナダのTVからで白黒ドキュメンタリー。映像はストップモーションが使われたり、舞台側からのショットなので大した事ないですけど、ミックテイラーの流麗ギターが聴けます。
●Disc.2(1973)
・Australian
Tour 1973
Brown Sugar / Bitch / etc.
・Frankfurt 1973 Live Mixture
Street Fighting Man (Frankfurt Sep.30 2nd show +)
・Dutch TV Interview
MJ, KR and MT
・Arriving At The Dolen 1973
・Live At The Ahoy
1973
オーストラリアは昔からよくあるメルボルンの屋外ライブシーンで音声はスタジオ版をかぶせた "Brown Sugar" "Bitch"
やらニュース映像やらインタビューなどなど。。ややぼけてますが綺麗です。
フランクフルトのSFMはOGWTと隠密音声と隠密映像をミックスした完全版。隠密映像はフランクフルト2ndではないようで、しかもミックの腕輪の位置が隠密の中でも変わってますので、いくつかの公演からかもしれませんが、まぁ面白いですね。ここはわざわざD-STONEロゴが入ってます(笑)
ドイツのインタビュー番組はさほど綺麗じゃないですが、TV放送版と、未放送アウトテイクまで収録。
他はダンデのCD-ROMにも入っていた8mm映像ですね。アフレコ音声が
"Coming Down Again" に "Dancing With Mr.D."
というのは気に入りました(笑)
というわけで、既発映像でも綺麗なのを集めてるようですし、この時代のを一気に見れるというのは面白かったです。ただ掲示板でも以前からご指摘の通り、インタビューとかがかなりの割合を占めてますので、ずっと見るのはつらいのは確かですね。
『
STREET FIGHTING
MAN IN PHILADELPHIA 』 SUPREME DISC 2003 (EVCD 266)
@ JFK Stadium, Philadelphia, PA. Sep.26, 1981
Disc.1
1.
Under My Thumb / 2. When The Whip Comes Down / 3. Let's Spend The
Night Together / 4. Just My Imagination / 5. Shattered / 6. Neighbours / 7.
Black
Limousine / 8. Down The Road Apiece / 9.
Mona / 10.
Twenty Flight Rock / 11. She's
So Cold / 12. Time Is On My Side / 13. Beast Of Burden / 14. Band Introductions /
15. Waiting On A Friend
Disc.2
1. Let It Bleed / 2. You Can't Always Get What
You Want / 3. Tumbling Dice / 4. Little T&A / 5. Hang Fire / 6. Start Me Up /
7. Miss You / 8. Honky Tonk Women / 9. All Down Down The Line / 10. Brown Sugar /
11. Jumpin' Jack Flash / 12. Street Fighting Man / 13.
Outro.- School
Day
昨年のリリース告知からまだかまだかと暫く待った81フィリーのライン音源。
告知が出て以来、ツアー初日か2日目なのか憶測を呼んでいましたが、2日目の9/26が出ましたね。同じフィリーだけに初日のも出てきそうな気がしますがどうでしょう?期待して待ちましょう〜。
さてこの2日目、81本編でもさらりと紹介してる通り、隠密では『WAITING
ON 50 MILLION FRIENDS』 (VGP-047)
でリリースされてましたが、ライン音源は初登場です。今回の音源はモノラルラインで、歓声も殆どなく、音の広がりも乏しく、ややジリジリとノイジーなところもあり、同じくEVで81のモノラルラインの『JERSEY
DEVIL』の音質 "EX-" にはやや及ばない "very
good+"
です。ただし楽器のバランスはさほど悪くなく、音質もこもった感じも無く、とはいえ過激なイコライジングがされてるわけでもないので、↓に書いてるような面白い演奏をはっきり聴けるので問題無しですね(笑)。81本編で紹介している他の盤の音源とのバランスを考え
"very good+" としてますが、わたしは結構好きな音質です。
あとこの日の演奏は隠密でも出てましたのでご存知の方も多いと思いますが、笑える要素一杯で、オフィシャル音源や映像のような素晴らしい演奏を期待するとズッコケます(笑)。まずはいきなりなんじゃこりゃという頼りないイントロで始まる
"Under My Thumb" 、そしてミックが乱れる "Let's Spend -" 、さらには頼りないブレイクの "Shattered"
、スタートのタイミングの合わない "Black Limousine" 、そして "Time Is On My Side" "Hang Fire"
のイントロなどなど。。。お楽しみに(笑)。しかし多少乱れようが勢いで突っ走るところがまたいいんですが(笑)
そしてもひとつ魅力的なのはツアー序盤だけに流動的なセットリスト。
まずは何といっても
"Down
The Road Apiece" とこの日だけの "Mona" 。そしてややマニアックなとこでは
"Just My Imagination " "She's So Cold"
"Little T&A" "Start Me Up" の位置がその後の定番セットとは異なり、終盤にはやってない "All Down The Line"
も入ってたりと(まぁここまではありがたみに欠けますか)、"Satisfaction" はやってませんが初盤スペシャルのアンコール "SFM" !
なお、裏ジャケのクレジットはオープニングイントロの A列車が載ってますが未収録で、いきなりやや頭切れの
"Under My Thumb" で始まり、 "She's So Cold" のエンディングと
"Miss You"
の中盤は隠密音源でつながれてます。また、エンディングのアウトローは "Star
Spangled Banner" (Stangledと誤植)とクレジットされてますがこれまた誤りで、ぶち切れとはいえ
"School Days" と花火が収録されており、これは貴重ですね。
と、色々書きましたが、"Mona"、そして別の日でSBが出てるとはいえ
"Down The Road Apiece" をやって "SFM"
がアンコールという81ツアー2日目のライブがSBで登場!というだけでブートファンは間違いなく心躍らされますね。そして81ツアー初盤のおっかなびっくり演奏が好きな方にはたまらないリリースでしょう(笑)。あとこれ、いつものようなスペシャルパッケージでもなく、ただの薄プラケースでジャケもやや安っぽい感じですが、シリアル入りとかのプレミア限定でもありませんし、普通の価格でのリリースというわけで、個人的にはこういったリリースは嬉しいですね。
『
LIVE AT
WEBSTER HALL 』 VGP-360
@ Mick Jagger. Webster Hall, New York, NYC. Feb.9, 1993
1.
Tuning/Introduction / 2. Wired All Night / 3. Out Of Focus / 4. Sweet Thing /
5. Use Me / 6. Don't Tear Me Up / 7. Evening Gown / 8. Angel In My Heart / 9.
Band
Introductions / 10. Wandering Spirit / 11. Put Me In The Trash / 12. Think /
13. Mother Of A Man / 14. Rip This Joint / 15.
Live With Me / 16.
Have You Seen Your
Mother, Baby, Standing In The Shadow?
Line-up:
Mick Jagger / Jimmy Rip (gtr)
/ Frank Simes (gtr) / John Pierce (bass) /Curt Bisquera (drms) /
Chuck Leavell (keyb) / Lenny Pickett (sax) / Bernard Fowler, Liz
Constatine, Lynn Mabry and Sharon Celani (bvoc)
ナイト爵授与記念でしょうか?11年前のソロライブがステレオで登場しました。このライブはミックのソロ3作目『WANDERING
SPIRIT』のプロモライブとしてNYで行われ、一部日本の衛星放送でも放送されました。
さて、この音源はTASBでHaraさんが紹介されている通り、ブートではまず94年に最後の5曲だけ『SWEET
THING』にモノラルラインで収録され、その後完全収録盤は以下の順でリリースされました。
せっかくですのでジャケ写にも登場いただきましょう。
『WEBSTER HALL 1993』IMP-CD-028
(aud) |
|
『LIVE WEBSTER HALL N.Y.』MJWH93 (SB
mono) |
|
『LIVE AT WEBSTER HALL NY』MB CD 094 (SB mono)
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『FOR INVITATION ONLY』VGP-115 (SB
mono) |
モノラルラインはこうして立て続けに3つも出たのでリアルタイムで買ってた身にはトホホ状態でしたが、それだけ思い出深い盤でした(笑)
で、今回のステレオですが、さすがにモノラルとは違いますねー!
既発とは月とすっぽんで、"EX"
です。既発のモノラルと比較すると高音が強く刺激的ですが、綺麗にセパレートされてて気持ちいい!ビデオ落しのような特有のノイズも感じられず、見事なリアルステレオです。これだけ隠密やらモノラルが出たあとに11年越しでようやく、というのはコレクター泣かせですが、嬉しいですね。
まぁこの演奏は既発を持ってる方はご存知でしょうが、『WANDERING
SPIRIT』のプロモライブでありながら、なんだこのアンコール3発は〜!!!というライブで、バックの演奏も若いことですし、たまにはこういうのも面白いです。特に私はソロ新作のプロモライブでありながらラストの
"Have You Seen Your Mother Baby,-"
がお気に入りで、このライブを未聴の方でミックのソロに興味のある方はかなり楽しめると思います。
『
SALT OF
THE EARTH 』 VGP-359
@ Twickenham Rugby Ground, London, UK. Aug.24
& Sep.20, 2003
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Twickenham Rugby Ground, London, UK. Aug.24, 2003
Disc.1
1.
Opening / 2. Brown Sugar / 3. You Got Me Rocking / 4. Don't
Stop / 5. Rocks Off / 6. Wild Horses / 7. You Can't Always Get What You Want /
8. Paint It Black / 9. Tumbling Dice / 10. Band Introductions / 11. Slipping Away /
12. Happy
Disc.2
1. Sympathy For The Devil / 2. Star Star (B-stage) / 3.
I
Just Want To Make Love To You (B-stage) / 4. Street Fighting Man (B-stage) /
5. Gimme Shelter / 6. Honky Tonk Women / 7. Start Me Up / 8. Satisfaction /
9. Jumping Jack Flash (encore)
『Four Flicks』では "Don't Stop" "Happy"
"Start Me Up" がカットされてますがその収録日です。ということで演奏内容は割愛します。
この日の隠密は『LICKS UK FIRST
TWICKENHAM』という既発CD-Rがあり、CD-Rということで新着には載せてませんが、掲示板で
"very good+"
として一度紹介しました。そちらは周りが賑やかでキンキンして線が細く、入力レベルも小さい音でしたが、このVGPのはかなり良い音で、周りもさほどうるさくなく、演奏の音も大きくていいですね。キースも良く聴こえます。ややエコーがかかってスタジアムの臨場感もあるなかなかいい音です。高音が耳につきますが高音質
"EX(-)" ですね。といってもオフィシャルで不完全ながらも出てますけど。
というわけでそのオフィシャル『Four Flicks』との比較、先日既発CD-Rのコピーと比べてみたんですが、またこのVGPので比較してみました(笑)。するとやはりミックのボーカル差し替えなどはされてないようですね。音量は上げているようですけど。でもボーカル聴き比べは難しいので気が付いてないだけかもしれません。判別できたところでは、やはり先日書いた通りで、"Rocks
Off"の2分50秒あたりで、キースが早めにギターソロに入るところが編集されてて、『Four Flicks』の方が僅かに長くなってます。そして
"Tumbling Dice"
でミックが早く入ってしまう所も見事に修正され、"JJF"のキースのなんじゃこりゃイントロの修正もこのVGPならよくわかります(笑)
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Twickenham Rugby Ground, London, UK. Sep.20, 2003
Disc.3
1.
Opening / 2. Brown Sugar / 3. It's Only Rock'n Roll /
4. Don't Stop / 5. Miss You / 6. Salt Of The Earth / 7.
Rock Me Baby (with Angus and
Malcolm Young) / 8. Midnight Rambler / 9. Tumbling Dice / 10. Band Introductions /
11. Slipping Away / 12. Before They Make Me Run
Disc.4
1. Sympathy For The
Devil / 2. Respectable (B-stage) / 3. You Got Me Rocking (B-stage) / 4. Street
Fighting Man (B-stage) / 5. Gimme Shelter / 6. Honky Tonk Women / 7. Start Me Up /
8. Satisfaction / 9. Jumping Jack Flash (encore)
8/23に開催予定でミックのインフルエンザにより9/20に延期されたトゥイッケナムはロンドン公演。タイトルの通り、延期のお詫びなのかこの日は
"Salt Of The Earth" が登場。さらに "Rock Me Baby" ではまたもAC/DCからの二人が登場。前座はAC/DCではなくPrimal
Screamだったのにご苦労様です。
演奏ですが、この日も"Brown
Sugar"から微妙にミラクルイントロです(笑)。そしてオフィシャルサイトに映像が載っていましたが、この日はボビー・キーズは病欠でサックスソロはティム。あの映像からも彼の頑張りは伝わってきましたが、音だけ聴くとやはりどうしてもボビーの迫力あるプレイにはかないませんね。
そして聴き所の
"Salt Of The Earth"。この音は早くからネットでも公開されてましたので耳にされた方も多いかと思いますが、過去の89Atlantic
Cityや01NYテロ復興ともスタジオバージョンとも違ったイントロで、何だこの曲は?という感じで始まります。キースが唄いだし、そのマイクでミックが歌ったらしいと以前カキコを見ましたが、これは見たかったですねー。
キースは
"Raise your glass to the good and the evil" を、NYテロのときのように "-not the evil"
とは唄ってないようだなと思いましたが、こちらのVGPのを聴くとやっぱり普通に唄ってるようですね。
(以上、同日既発ブートの『THE LAST UK
LIVE』へのコメントより殆ど流用(笑))
というわけでおさらいをすませてこのブートですが、こちらは『THE LAST UK
LIVE』のこもった感じではなく、周りもそれほどは騒がしくはありません。でもこちらも話し声はところどころ遠くで聴こえます。演奏の音は既発よりは断然クリアですが、やはりやや高音は強め。わたしは平気ですけど(笑)。ま、全体的には周りの声が小さいながらも所々入っていて、肝心の
"Salt Of The Earth" では大きな笑い声がかぶったりするのが残念(笑)。
というわけでこちらはDisc.1/2の8/24には劣る"very
good++〜EX-"ですかね。とはいっても、周りもさほど騒がしくないなりに臨場感もあってスタジアムにいるかのような感じで聴いてて気持ちよく、曲によってはその感じが素晴らしいところもあります。が、難点が一つ。録音マイクの向きが微妙に動いているのか、なにかにさえぎられてるのか、たまにじわじわと音像が動いちゃうのは気持ち悪いです。