チャイナタウン
シンガポールは全人口の75%が中国系なので、チャイナタウンという言葉はあまり意味が無いかもしれないが、この国のチャイナタウンの特徴は、ショップハウスという建物が連なっているところにある。ショップハウスとは1階を店舗に、2・3階を住居に使用する建築様式で、シンガポールでは20世紀初頭に多く作られたらしい。シンガポールの一般市民は現在では日本で言うところのマンション暮らしが一般的であり、ショップハウスはほとんどなくなってしまったが、この地区には古いショップハウスを利用したレストラン、土産物屋、商店が多い。よく見ると、特に中華風というわけではなく、ヨーロッパ的でもあり、東南アジア的でもあり、色々な様式が入りまじった感じである。
街全体の色彩が大変カラフルで、いかにも南国的な明るさがあるところはニューヨークあたりのチャイナタウンとはかなり趣が異なる。古いショップハウスもきれいに塗装されており、あまり古さは感じない。
ここではホーカーセンターという屋台村のようなところで昼食をとった。ホーカーセンターにも色々あり、中には観光客ツアーも来て日本語メニューがあるところもあるらしいが、私たちが入ったのはかなり地元色が強いディープなホーカーであった。麺類を頼んだが油がギトギトで、奥さんはいささか参っていた。値段は2人で6ドル。1ドル約65円とすると390円。物価がほとんど日本と同じシンガポールとしてはかなり安い。クリスマスのシンガ・プーラ物語 TOP