ギターリスト
ギターのリストよ!

ID メーカー名 型番 エピソード
1 Gibson J-180 バブル崩壊寸前の頃、ボーナスの使い道が無かったので「外国ものの高いギターでも買おう!」
ということで買った。まだアコギを弾きこなしてなかった当時、
「いい音でしょう?デザインもエバリィ・ブラザーズだし!」なんて店員に言われたけど
「音はあんまりわかんないなぁ。」という第一印象だった。
しかし家で へっぽこエレアコ をたくさん弾いて、またお店に弾きに行ったら
「Wao!こりゃすげぇ!!」と驚いた。
更にギターケースも
「Wao!こりゃすげぇ!!」と驚いた。見せるとみんな驚いてくれる。
甘い香りのするギター。
でも、表板が波打ってしまったり、元々黒だったのに緑の黒ギターに変わってしまった。
2 Ovation 1868 ヤマハのエレアコを買うつもりだったが、当時会社の同僚だったM.K.さん(ギター通)に
「エレアコが欲しい!」と相談を持ち掛けたら
「エレアコならOvationでしょう!」の一言でこのメーカーに乗り換えてしまった。

本当はデザイン的にかっこいいサンバーストが希望だったが
「音にこだわるならナチュラルにした方がいいよ。使えば味のある色に変わるし。」
の一言でこの色に決定してしまった。それだけM.K.さんを信頼してたんですな!
3 Martin D-28 「アコギの最高峰を買いた〜い!」と言うことで某年のボーナスで購入。こいつを買うまでの
物語は長いです。

再びM.K.さんに「マーチンを買いたい!」と相談を持ち掛ける。
年末、納会が終わり電車が無くなり帰れなくなってしまったら
「どうせ明日一緒に楽器屋に行くんだからウチに泊まんなよ!」
とやさしい言葉をもらい遠慮せず泊めてもらうことにした。
雪が降って寒い夜だった。最寄り駅に着いたら
「家は遠いから自転車で一旦帰って、車で迎えにくるよ。」
と言い残し1時間近く待たされる。
「さみ〜いな、ちくしょう!」
などと、すねているとようやく迎えにきてくれた。
「いやぁ〜、雪で車がうもっててお湯で溶かしてたんだよ〜」
「爆笑!!!」

次の日朝食をいただいて車でレッツらGo!


楽器屋に到着し予算に合うギターを物色
1号「65万だって!誰が買うんだろ〜ねぇ。」
M.K.「65万の割には節のあとがあるなぁ、ちょっとイマイチかも。」
などと言いながらようやく45万ぐらいの1本を決めてM.K.さんが館長を呼ぶ。
館長「予算はいくら?」
1号「現金でこのぐらい。」
館長「そんなに!それならこっちはどうかなぁ?」
と言い、誰が買うんだこんちくしょう!の65万のギターを薦められる。

館長「ちょっとそこまで離れてごらん。」
と言われ5mぐらい離れる。
館長「こっちが君が買おうとしているギター」ポロロ〜ン
館長「こっちが私が薦めるギター」ポロロロ〜ン
館長「こっちの方が音がいいでしょう?」
俺達「(高いんだから当たりめ〜だろ!)そうですね。」そんな高いの買うか!
どうせ営業だろ、俺は予算がそんなにねぇんだよ!と思いながら館長の場所まで戻る。
館長「これはサイドとバックがハカランダでねぇ、あれやこれや・・・」
1号「(何ぃ〜!ハカランダ!?)買います!」
当時ワシントン条約に引っかかる3ヶ月前だったことをM.K.さんから知らされていた1号は
「ハカランダ」の一言で手のひらを変えて「買わさせてください。」状態になっていた。

余談ですが館長は200万のマーチンを弾かせてくれて
「大阪から買いたい人が来たけど有名なコレクターだったから売らなかった。」
と話してくれた。
「ギターは弾いてくれる人しか売らないんだ。」
かっこいい!

夕方になっていたのにM.K.さんは自宅とは全く逆の自分の家まで車で送ってくれた。
「なぁに、最近動かしてなかったから車に悪いと思って。」
エライね!
「単に弾かせてもらいたいだけさ!アハハ」
それでも家まで送ってくれるとは感動した。


次回は、エレキギターを追加します。