日本語ではひらがな、カタカナ、漢字があります。点字においてはひらがなとカタカナの区別がなく50音しかありません。実を言うと点字では漢字が存在するのですが、ルールが少し違いますし、個人的な感覚でいうと使用頻度がとても低いです。イメージでいうと、ビデオテープのベータみたいな感じです。
基本的にルールは母音の部分と子音(や行・わ行を除く)の部分に分かれています。そしてその2つを組み合わせてローマ字のようにして表現します。他には「゜」、「゛」、「っ」と「ふぇ」みたいな音は50音の前にプラスして表現します。
まずは母音と子音のルールで50音の説明をします。
点字はサイコロの6の目の形で6つの点の組み合わせてでできています。
@ | C |
A | D |
B | E |
- 母音
- 子音
- や行
- わ行
母音は@、A、Cを組み合わせて表現します。
あ
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い
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う
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え
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お
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子音はB、D、Eを組み合わせて表現します。ただし、ローマ字と違い○行という意味になります。
か行
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さ行
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た行
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な行
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は行
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ま行
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ら行
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や行は理由はわからないけれど、特殊な組み合わせでできています。考え方としてはCをベースとして、「あ」「う」「お」を下にずらした形になります。
や
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ゆ
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よ
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わ行も理由はわからないけれど、特殊な組み合わせでできています。考え方としては、「あ」「う」「お」を下にずらした形になります。
わ
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を
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ん
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