-Studio Bootlegs
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Part.2 - mainly in the 70's - 音源も多いし一杯になっちゃった

Title Label / Number Quality Availability
COCKSUCKER BLUES
COC7073-2 EX-/vg ****
1.Cocksucker Blues / 2.Brown Sugar / 3.Brown Sugar / 4.Starfucker / 5.Dancing With Mr.D. / 6.Angie

"Cocksucker Blues" はデッカと喧嘩別れした時、契約上もう1曲シングルが必要で、それなら、ってんで作ったとても発表なんか出来ない珍曲。これは "Schoolboy Blues" ともよばれ、『THE BLACK BOX』 他いろんなブートに入ってます。音の位置が違う3テイクと、78ウッドストックリハのをまとめたベロ型シングル CD のブートもあり(盤:右)、それはそれで私は好きです(笑)
(2) の "Brown Sugar" はクラプトン参加といわれるテイクで、怒涛のリードを弾いてます。(3) 以降は73ライブSB音源。
もう音源価値は低いですが、この盤はやっぱ名盤です。

       
EXILE OUTTAKES
Scorpio / RS7191 vg+ ****
1.Shine A Light / 2.Sweet Virginia / 3.Good Time Women / 4.Loving Cup / 5.Stop Breaking Down / 6.Shake Your Hips / 7.Let It Loose (inst.) / 8.Sweet Black Angel (inst.) / 9.I Don't Know The Reason Why / 10.Highway Child / 11.All Down The Line / 12.I Ain't Lying (Ain't Gonna Lie) / 13.Ventilator Blues

CD初期に出た盤。70-71年の録音と72ツアリハ。アーリーテイクやちょっとした別テイクなどを収録しており、なかなか良いです。(3) はダイスの原曲、(11) はアコースティックで、共に歌詞違いの奴。
音質は素直で良いんですが、改めて聴くとちょっとふんずまりでピッチが遅く、一部フェードインもあり、まぁお薦めとはいえないですかね。メインストリート関連は VGP などが再三出した結果、↓の2つ盤も良いので、今ではこっちがお薦めとは言えませんね。すっかり入手困難だし。でもやっぱいいんですよ、アイテム派には(笑)

       
ARCHIVES PATHFINDER
Tarantura / TRS-001 EX *****
1.Sweet Black Angel (inst.) / 2.Let It Loose (inst.) / 3.Dancing In The Light / 4.Potted Shrimp / 5.Alladin Story / 6.Leather Jacket / 7.I Am A Country Boy / 8.I'm Going Down / 9.I Don't Know Why / 10.Hamburger To Go / 11.Loving Cup / 12.Shake Your Hips / 13.Goodtime Women/ 14.Sweet Virginia / 15.Sweet Virginia / 16.Stop Breaking Down / 17.Shine A Light

97年に Zepplin などで知られる名門タランチュラからリリース。
1枚もので5000円近くの値段だったにもかかわらず、タランチュラというネームバリューと、この美しい体裁から、あっという間に市場から消えました。綺麗なデジパックが透明スリップケースに入ってて、アイテム派にはたまりません。
(1)、(2)、(11)-(17) は当時既発の VGP より向上しており最高音質!一部チャンネルが VGP とは逆ですが。(3)-(10)は 『THE TRIDENT MIXES』 として知られる68年から71年までのテイクで、CD では過去に同名で2タイトルあり、いずれも針音アリの vg 程度で、ブラボでも一部は良い音で入ってましたが、ここに EX 最高音質で登場!
というわけでこれはお薦めですが、もう見当たらず、あっても超プレミアなので、↓に手軽な VGP を紹介します。

       
HILLSIDE BLUES
VINYL GANG PRODUCT / VGP-214 EX *
CD-1
1.Jiving Sister Fanny / 2.I'm Going Down / 3.I Don't Know Why / 4.Hamburger To Go / 5.Downtown Suzie / 6.Blood Red Wine / 7.Travellin' Man / 8.Family / 9.Still A Fool / 10.Family / 11.Leather Jacket / 12.Dancing In The Light / 13.Potted Shrimp / 14.Alladin Story / 15.And I Was A Country Boy / 16.Who Am I ? / 17.Untitled (Trident Jam)
CD-2
same as "Exile Outtakes" (9.retitled as "Hillside Blues")

99年リリース。タラ盤に対抗してか、68-72の 『THE TRIDENT MIXES』 と 『EXILE OUTTAKES』 全部収録。
D.1 (17) だけはアセテート落しですが、上のタラ盤同様音は良いです。が、 VGP のアウトテイク関連はちょっと高音が素直でないのが難点。上の盤でもシャリシャリはしてはいますが、素直な音質ですからね。
メインストリート関連はこれ以前にも VGP は、収録曲が一部違い、高音が頭打ちで、タイトル曲が入ってない 『GET A LINE ON YOU』 と、ミックスが微妙に違い、高音がシャリシャリで 72SBライブもついた 『WINGLESS ANGELS』 をリリースしてました。今ではタラ盤は無いし、手軽に 『THE TRIDENT MIXES』 と 『EXILE OUTTAKES』 全部を高音質で聴こうと思えば、これがまぁお薦めです。

       
STONES TOURING PARTY
Scorpio / 091-009/010 EX *****
CD-1
1.Jungle Disease Jam #1 / 2.Jungle Disease Jam #2 / 3.Tar And Feathered Blues / 4.Hats Off To Slim Harpo / 5.Let It Loose #1-#7 / 6.Gimme Shelter / 7.Torn And Frayed / 8.Ventilator Blues / 9.Ventilator Blues / 10.Delta Slide / 11.Memphis Jam
CD-2
1.Don't Lie To Me / 2.Tabasco Jam / 3.Hip Shake #1 & #2 / 4.Let It Loose #8 / 5.Texarkana Jam / 6.Shave'em Dry / 7.Key To The Highway / 8.32-20 Blues / 9.Let It Loose /10.Torn And Frayed / 11.Last Time / 12.Satisfaction / 13.Monkey Man / 14.Whip's Crack & Tiger's / 15.Exile On Main Street Blues

91年リリース。72ツアー中のダラスでのリハーサルを高音質収録。ってもただジャムってるだけですが、ブルージーで最高。
この音源の一部は同じく Scorpio が少し前にリリースした73パースのライブと一緒に 『EXILES AFTERNOON』 にも収録してました。
私は、これを探し始めた時にはもう既に遅し、3年以上もそこらじゅうで探しました(泣)。そしたらふと見つけた都内の店で、なんとシールドで見つけました(笑)。
さて中味ですが、そこはジャム、みんな飲んでる(ヤッテる?)んでしょうね〜、チャプターで区切られてる以外にも、どんどん気ままに曲を変えたりするし、クレジット以外にトラディッショナルやR・ジョンソンなど気ままにやってて、クレジット曲はチャプター最後にちらっと登場するだけのものもあります。そして殆どインストで、ミックが暫く出てこず、忘れた頃に "Let It Loose" "Ventilator Blues" で急に出てきてビックリ。しかしこうしたジャムをちゃんと録音してて、しかも流出するところが良いですね。嬉しい限りです(笑)
また、最後のメドレーとミックの曲名連呼ブルースは、メインストリートプロモ用に NME 誌におまけで付いてたソノシートよりも長く収録されてて、これまたたナイス!
こうしたジャムは普段はなかなか聴きませんが、たまに酒でも片手に一人部屋で聴くのには最高ですね〜。でも音質が良くないとつらいです。というわけで、'68サリーリハ、'73ロッテルダムリハの盤紹介は割愛(笑)

この Scorpio の名盤、探してる方も多いと思いますが、このコピー盤らしき 『DALLAS REHEARSALS』 (ジャケ左) や 『DALLAS REHEARSAL part. l & ll』 (ジャケ中&右) でさえ、残念ながら殆ど見当たりません。フルコピーの CD-R がありましたが、それでも売れたようですね。Scorpio が再発してくれれば一番ですが、妙なイコライジングなど無しの丁寧な復刻が待たれる音源です。

       
ACETATES
Midnight Beat / MB CD 045 EX+ ***
1.Silver Train / 2.Criss Cross Man 1 (Save Me) / 3.Criss Cross Man 2 (Save Me) / 4.Hide Your Love / 5.100 Years Ago / 6.Ain't Too Proud To Beg / 7.If You Can't Rock Me / 8.Till The Next Goodbye / 9.Drift Away / 10.Dance Little Sister / 11.Fingerprint File / 12.Brown Sugar (mono) / 13.Bitch (mono) / 14.Let It Rock (mono) / 15.Ain't Too Proud To Beg

95年リリース。超高音質で内容も素晴らしく、オフィシャル 『GOATS HEAD SOUP』、 『IORR』 が好きな方には断然お薦めです。
音の位置や大きさが違うだけの、ちょっとしたミックス違いが多く、ボーカル違いは僅かですが、オフィシャルより各音が生々しくてグッド。既発と微妙に違うながらも、遂に超高音質で完全イントロになって現れた (9)、 ミックス違いのロングバージョンの (10)。そして (11) が圧巻。オフィシャルはピッチをかなり速くしてるんですが、なんと通常ピッチでミックス違いを収録。
コメントは少ないですが、個人的にはスタジオブート・ベスト5に入る愛聴盤です。

       
OUTTAKES 1974-75
Extremly Rare / EXR-002 vg/good ****
1.Cherry Oh Baby / 2.Crazy Mama / 3.Fool To Cry / 4.Slave (inst) / 5.Hand Of Fate / 6.Munich Reggae / 7.Instrumental (Cellophan Trousers) / 8.Worried About You / 9.Memory Motel (inst) / 10.Let's Do It Right / 11.Hot Stuff / 12.Hey Negrita / 13.Hang Fire / 14.Hang Fire

Black & Blue』 のアウトテイクをまとめたものは 『Black & Blue Sessions vol.1』、 『Reggae'n' Roll』、 『Black & Blue Session』、 『Black & Blue Sessions』 などの針音付き CD が92年に一気に出て、この中では最後の IMP の最後の盤が一番良好でしたが、収録曲はちらほら違うものの、どれか1枚となれば翌93年にテープ落しを含んで出た、音質向上のこれがお薦めです。でもこれももう見かけないですし、この音源は広くお薦め出来ません。いずれ決定盤をリリースして欲しいですね。音が悪くてもこの時期が好きな方にはこの盤と、先のタイトルのうち2枚目、4枚目 (→のジャケ; 3枚目と4枚目はジャケも似てます) をお勧めします。
さて内容ですが、完成間近の(3)で15秒ほど音が飛ぶのは減点。(7)は "Too Tough" の原曲。後々発表になる(8)はこの時期にほぼ完成してます。(9)はインストですがギターが良い感じ。(11)は音が悪く殆どインスト。(5)、(12)はミックがワイルド過ぎ(笑)。最後のおまけ2曲は77年頃の録音。
なおこの盤は青と黄色の文字入りですが、黒文字のコピー(2nd?) 盤もあり、そっちのジャケにはオリジナルには僅かにあった、折り目跡のような白い縦線がないです。
なお、この時期の録音にはジェフ・ベックを始め色々ギタリストが参加しており、そうした副題のついたブートもありますが、どれが、と聞かれてもイマイチわかりません(苦笑)。どなたか確信説を是非ご教授下さい〜。

       
PARIS OUTTAKES Vol. I / Vol. ll

VIGOTONE / VT-CD 11/12 EX-/vg+ ****
Vol. I
1.Claudine / 2.Lies #1/ 3.I Need You / 4.When The Whip Comes Down #1/ 5.Misty Roads (The Way She Held Me Tight) / 6.Munich Hilton (Rotten Roll-inst) / 7.Respectable / 8.Shattered #1(inst) / 9.I Think I'm Going Mad

Vol. II
1.Miss You / 2.Let's Go Steady / 3.Everlasting Is My Love (A Different Kind) / 4.Lies #2/ 5.Yellow Cab (Do You Think I Really Care) / 6.When The Whip Comes Down #2/ 7.Shattered #2 (inst)/ 8.Fiji Jim / 9.We Had It All

90年リリース。2枚まとめて紹介してますが、バラ売りです。77-78年のパテ・マルコーニ・スタジオでの録音。 Vol. I (9) と Vol. II (2) は79年か。『Some Girls』 のアウトテイクは色々ありますが、音質的にもこれは耳に優しい高音質で、他は音も劣るわピッチも遅いわで、未だにこれが最高ですね。
ここに収録の未発表のいくつかの曲は、曲自体は下の方で紹介する MB の超高音質盤でも聴けますし、 『Some Girls』 収録曲のアウトテイクは、アセテートか既発アナログ落しが多い 『PLACE PIGALLE 5/6』 でもまぁまぁ楽しめますが、やっぱこれがお薦めです。でもかなり入手困難で、ブート収集後発の私もかなり探しました。thanks to Mr.O!!
Vol. I ではほんとに初期っぽいパンキッシュな (2) や、キースとミックで歌う (3)、めちゃ長い (4)、(6) 、高音質でミックス違いの(9) など最高ですね。 Vol. II ではこれまた10分以上の長い (1) から始まり、(2) と (9) はキースが歌い上げるお馴染みの名曲。
音質だけでなく、ジャケもアートしてて最高のこの2枚、見掛けたら是非!
でもこの2枚は貴重盤なので、コピーらしき盤も紹介します。タイトルまでもコピーでズバリ 『PARIS OUTTAKES』 (ジャケ右)。Vol. I から (4)-(9)、 Vol. II (2) から (3)-(9) の13曲を抜き出してますが、イコライジングしたようで、音質良好。
あとサムガールズ関係と、後述する RCA スタジオを収録した 『TWILIGHT ZONE』 は貴重曲を含んでいますが、音はこもってるしマニア向けですね。

       
THE COMPLETE WOODSTOCK TAPES
VINYL GANG PRODUCT / VGP-130 EX-/vg+ **
CD-1
1.
Miss You / 2.Respectable / 3.Love in Vain / 4.Play with Fire / 5.No Expectations / 6.Instrumental Jam / 7.Blues Jam #1 / 8.Blues Jam #2 / 9.Blues Jam #3 / 10.Blues Jam #4 / 11.Blues Jam #5 / 12.Gimme Shelter / 13.When The Whip Comes Down / 14.Miss You
CD-2
1.
Don't Look Back / 2.Instrumental Jam / 3.Beast Of Burden / 4.C'mon Everybody/Summertime Blues / 5.Rocket 88 / 6.Drums Solo / 7.Crazy Mama / 8.Star Star / 9.Gimme Shelter / 10.Don't Look Back / 11.Beautiful Delilah
CD-3
1.
Cocksucker Blues / 2.It's Only Rock n Roll / 3.All Down The Line / 4.Honky Tonk Women / 5.Brown Sugar / 6.Tumbling Dice / 7.Jumping Jack Flash / 8.Memory Motel / 9.The Fat Man / 10.Beast Of Burden / 11.Hot Stuff / 12.Something Else / 13.Sweet Little Sixteen / 14.High-Heel Sneakers / 15.Play With Fire / 16.Crackin' Up
CD-4
1.
Tell Me (You're Coming Back) / 2.Shake Your Hips / 3.Respectable / 4.Don't Look Back / 5.Instrumental Jam / 6.Sweet Little Sixteen / 7.Let it Rock / 8.Shattered / 9.Memory Motel / 10.Far Away Eyes / 11.Let's Spend The Night Together / 12.Tumbling Dice / 13.Happy / 14.Prodigal Son / 15.Brown Sugar

97年リリースの4枚組。
これは78ツアー開始前にNYのウッドストックでリハーサル、っても本格的なリハではなく、ピアノにイアン・マクレガン、ハープのシュガー・ブルーまでも所々で加わった、セッションってな感じで行われた演奏です。
この音源は部分的に昔からブートになっており、→のジャケ写左から、アナログ落し2枚組の 『
1978 Tour Rehearsals / Back To The 50's』、 入手困難な 『The Rolling Stones』、 良好音質で、当時は驚いた 『The Woodstock Tape 1978』 。今はアナログ落しの前者はよく中古で見かけますね。そのアナログ落しのコピー 『Hip Shake 1978』 もありました。
これらの3つのオリジナル盤が入手困難になって暫く後、既発より音質もアップし、左右のチャンネルも直り、収録部分が長くなったり、初音源も追加された4枚組がこの VGP 盤で、まだ頭欠けやブツ切れもありますが、この音源ではダントツの決定盤です。アイテム的にはイラストジャケは大好きですが(笑)
この演奏は、72年のツアリハのようなブルースジャムとは違い、一応曲の演奏が中心ですが、適当に流してるのもあります。また所々ミックが唄わなかったり、オフになってるのもありますが、"Play With Fire" "Prodigal Son" 等々のライブではやらなかったり、 "JJF" などアレンジがかなり変わった曲もあり、なかなか楽しいです。私はこの音源もたまに聴くのは大好きで、これが出た時はネットではしゃいでました。でもまぁ所々退屈ではありますね。
また、これには→のジャケ写の、4枚組の LP サイズボックスセットの同名フルコピー盤もちょっと後に出ました。綺麗なブックレットがついてて、いくつか関係無いボーナスもありますが、入ってない曲までクレジットしてます。当時この音源が大好きで、コピーだろうと思いながらも、この体裁につられて買ってしまった(笑)。あと収録曲を減らして2枚組にした 『
Pearls At Swine』 ってのもありますがさすがにそれまでは(苦笑)。

       
THE HARDER THEY COME
Idol Mind Productions / IMP-CD 001-002 EX-/vg+ ****
CD-1
1.Knee Trembler / 2.What Gives You The Right I / 3.Jimmy Reed Jam / 4.One Night With You / 5.What Gives You The Right II / 6.My Last Plea I / 7.My Last Plea II / 8.My Last Plea III / 9.My Last Plea IV
CD-2
1.Talla Hassie Lassie / 2.You Married An Angel (Your Angel Steps Out Heaven) / 3.The Harder They Come / 4.Serious / 5.Not The Way To Go I/ 6.Not The Way To Go II / 7.Summer Romance / 8.Where The Boys Go I / 9.Where The Boys Go II / 10.I'll Let You Know

92年リリース。 IMP の名作で、高音質と内容に加えて、大阪での入手にも思い出のあるお気に入りです。
これは78ツアー終了後ハリウッドの RCA スタジオで収録されたもの。キースのソロ "The Harder They Come" が収録されてますが、ミックも一緒にうたってます。途中の変な声もミックか。キースのスローなピアノナンバー D2 (2) はなかなか。エモレス関連の後半はこの時の音源なのかはよくわかりません。
これも人気が高かった盤で、あんま見ないんでコピー盤を紹介すると、↓ジャケ写左から順に 『One Night With Tallahassee Lassie』 と、これまた 『From Paris To L.A』 では全部聴けます。前者しか持ってないんですがこれもちょっと劣化してます。キース名義の同タイトルでジャケ違いの 『The Harder They Come』 とそのコピー 『The Harder They Come Sessions 1978』 は10曲だけ収録してます。そっちは後者しか持ってませんが、ヒスノイズを消したせいか若干ふんずまりの音です。

       
以下は色んな時代を収録しており78セッションとは年代が交錯します    
FAST TALKING
VINYL GANG PRODUCT / VGP-237 good+ *
1.I Got A Letter / 2.Act Together (Remember These Days) / 3.Save Me / 4.Wind Call / 5.Tops / 6.Slow Down And Stop / 7.Fast Talking / 8.Waiting On A Friend / 9.You Should Have Seen Her Ass / 10.Golden Caddy (Brown Leaves) / 11.Light Up / 12.It's Cold Down There / 13.Guess I Should Know

2000年リリースの72年から79年までの録音。
同レーベル既発 『COULD YOU WALK ON THE WATER?』 (ジャケ写→)の向上盤で、音質も良くなり、ピッチも直り、よれが無くなったりしてて嬉しいリリースですが、やっぱ高音がきつくて潰れてて、なによりインストが多いので、マニアな方以外にはお勧めしかねますね。
何故載っけたかというと、オフィシャル 『TATTOO YOU』 発売時ミック・テイラーが訴えた元、72年に既に作られていた "Tops" がしっかり収録されてるから(笑)。なお一部の曲名とデータは既発盤と異なり修正されてます。

       
PARIS RESULTS / PARIS RESULTS Vol.2 / BETTER RESULTS

  Outsider Bird Records / OBR 305-CD-016/019/023 good/vg+ *****
Paris Results
1.What Gives You The Right / 2.Linda Lu / 3.Dancing Girls / 4.Lonely At The Top #1 / 5.So Young / 6.Some People Tell Me / 7.You Win Again / 8.Do You Get Enough (Sexy Eye) / 9.Do You Think I Really Care / 10.Everlasting Is My Love #1 / 11.I Need You / 12.No Spare Parts / 13.Muck Spreading / 14.Petrol Gang
Paris Results vol.2
1.I Can't Help It #4 / 2.It's A Lie / 3.Never Make Me Cry #2 / 4.What's The Matter / 5.Gangster's Mall #1 / 6.When You're Gone / 7.Munich Hilton #1 / 8.Biscuit Blues / 9.Shame Shame Shame / 10.Slow Blues (inst) / 11.Armpit Blues (inst) / 12.Everlasting Is My Love #2 / 13.Everything Is Turning To Gold / 14.Disco Muzik / 15.Still In Love #1
Better Results
1.Everlasting Is My Love / 2.No Spare Parts / 3.Hang Fire / 4.Black Limousine / 5.Everlasting Is My Love / 6.Slow Blues / 7.You Win Again / 8.Do You Get Enough / 9.Disco Muzik / 10.Petrol Gang / 11.Never Let Her Go / 12.Never Make Me Cry / 13.It's All Wrong / 14.Never Too Into

93年から94年にリリース。
別格としてまとめて挙げますが、シリアル入りの500枚限定盤で、超超入手困難のメガレア盤です。『BETTER RESULTS』 はジャケを載っけてますが、私は CD-R コピーしか持ってません(涙)。ジャケの違うアナログはなぜか持ってるんですが。いつかは CD を!まぁこうした貴重盤があればこそのブート道ですね(笑)
内容はこれも77-78のパリはパテ・マルコーニ・スタジオと、79のバハマはナッソー・コンパスポイントスタジオ関連。未発表のかなり完成された初音源がたっぷりで、スローな曲とかなかなか良い感じです。でも音質は Vol. 1 (最初の盤)はかなりチリチリとノイジーで、よれてます。3枚順番に音質は良くなって、既発2枚と同曲も多く収録した 『BETTER RESULTS』 は、かなりいいんですけど、何よりメガレア盤なので、マニア以外の方には強いてお薦めではないですね。でも音だけでも聴いてみたい、という方にはコピー盤がたっぷりあります。
元がレア盤なだけに、コピー盤も一気に紹介すると、まずジャケ写左から 『Place Pigalle Vol.1 , 2 & 3』 がそのまま順にコピー。 『Some Girls Memories』 が Vol. 1 の、 『Some More Fast Numbers』 と 『Some Girls Sessions』 が 『BETTER RESULTS』 のコピー。こんなに買っちゃって悲しいですが、これらは程度の差はあるもののオリジナルより劣化してて、 『Better -』 コピーは特に惨いです(涙)。最後の 『From Paris To L.A.』 は持ってないんですが、コピーではない様で音はちょっと良いらしいものの、全て 『PARIS RESULTS』 と 78RCA の既発音源です。
P.S.
2010年、DACからリマスターが全タイトル出ました!ジャケは時代考証に沿っていないクルーガーの絵ですが。。。
そしてその2010年、 『BETTER RESULTS』 もようやくオリジナルOBRのCDをゲットしました!15年もかかりましたよ(笑)

       
LONELY AT THE TOP
The Swingin' Pig / TSP-CD-199 (=Dandelion DL 040) vg ***
Vol. I
1.Living Is A Harder Love / 2.Drift Away / 3.Sweet Home Chicago / 4. Dancing Girls / 5.Munich Reggae (inst) / 6.Lonely At The Top / 7.Munich Hilton / 8.What's The Matter / 9.Gangster's Maul / 10.Hang Fire / 11.Claudine / 12.We Had It All / 13.Let's Go Steady

95年リリース。他のタイトルでもっと良い音で聴けるものもありますが、アナログ時代からの名盤タイトルとジャケ。
このタイトルとジャケは、CD でも5枚くらい出てて、お持ちの方が多いでしょう。でも音質とピッチの欠点がそれぞれ一長一短で、これという CD はまだないですね。
ここでは音質はマシながらピッチが遅く、(10) 以降のお馴染みを追加収録した TSP 盤を紹介しますが、個人的にはアナログ落しの RS と KOK 型番の初期盤2枚(曲名間違いあり)の方が、高音は伸びてて好きです。ただそっちはもう見かけません。VGP 盤を紹介してカップリングの 68-70 の 『NASTY HABITS』 を併せてここで紹介しようとも思いましたが、やっぱイマイチ。拡大ジャケの Dande 盤 は TSP と全く同じ。
と、前置きが長いですが、これは73〜79年のアウトテイク集で、参考資料によると (1)(2) が73、 (3)(4)(6)-(8)、 (10)(13) のメインは79のコンパスポイント、(5) が75、(11)(12) は順に78/79のパテ・マルコーニらしいです。
内容はなかなか面白く、なんでお蔵入りになったのか、という曲も多いです。上の盤にも入ってた、ミックのソロアルバムに唯一 "Jagger / Richards" 名義で収録されたタイトル曲は、もったりした感じですが、ロニーのキュンキュンギターがなかなかおもしろい(笑)。
これはアナログ時代の名盤だけに、もっと良い音で復刻して欲しいですね。 CD の方が音悪い。なおこの TSP 盤のピッチを補正したコピー盤 『TATOO OUT』 ってのもありますが、やっぱイマイチ。ただそっちは全部コピーながらも、入手困難なレア音源もコピーしており、馬鹿には出来ない盤ではあります。

       
EMOTIONAL RESCUE DEMOS
Victory Record / CD 079 vg++/EX- ****
1.Summer Romance / 2.Summer Romance #2 / 3.Dance part.1 / 4.Dance part.2 / 5.Dance part.3 / 6.We Had It All / 7.We Had It All #2 / 8.Little T & A (inst) / 9.Where The Boys Go / 10.Jah Is Not Dead / 11.Summer Romance #3 / 12.Summer Romance #4 / 13.Summer Romance #5

89年リリース。裏ジャケのクレジットは1曲目が飛んでます。
今まで書いてきた77-79は未発表曲が主体でしたが、エモレス収録曲のアウトテイクを固めたもので(サマーロマンス多すぎですが)、まぁまぁの高音質。同じようなコンセプトでは 『EMOTIONAL RESCUE SESSIONS』 がありますが、アナログ落しとそのコピーなのであまりお薦めとはいえません。
このデモスももうすっかり入手困難です。リリースから10年以上経った今でもエモレス主体の盤ではこれ以上の盤がないってのもなんですね。まぁマニア必須でも、広くお薦めという盤ではないです。

       
STATIC IN THE ATTIC
Midnight Beat / MB CD 045 EX+ ***
1.Interview with Mick Jagger / 2.Act Together [Inst]/ 3.Reggae Instrumental (I Got A Letter) / 4.Fool To Cry [Early Version] / 5.Down In The Hole / 6.Claudine #1 / 7.We Had It All / 8.Let's Go Steady / 9.Indian Girl #1 [Long Version] / 10.I Think I'm Going Mad / 11.Let Me Go [Edit, No Sax] / 12.Emotional Rescue / 13.Claudine #2 / 14.No Use In Crying #1 [Long Version] / 15.Summer Romance [Long Version] / 16.Indian Girl #2 [Edit] / 17.No Use In Crying #2

96年、『ACETATES』 から1年、MBがまたもや放った名盤。控え目なタイトルに反して驚異の高音質!ラストを飾るにふさわしい名盤。
内容は(1)がミックがブートについて話すインタビュー。(2)-(4)が74/75、(6)(13)が78パリのパテ・マルコーニ、残りのメインが79ナッソーのコンパスポイントとパリのパテ・マルコーニ。
前半は他の盤で見なれた曲も多いですが、もー驚異の高音質(しつこい)。他の既発ブートでは惨い音質やピッチも遅かったりした、エモレス・刺青関連も驚きの高音質(またまた)。でもこっちはミックス違いでオフィシャルとの違いが聴き比べないとわからないものが多いです(苦笑)。
私の大好きなキースの (7) (8) 、ブートでは聴きなれていながらも、文句無しの最高音質で嬉しい限りです。これはアウトテイクベスト3に挙げる人も多い名盤。ただしもう入手困難。

Availability : * easy / ***** hard to find


アウトテイクマニアの方にはもっと必須盤は有るのですが、ここではまずこれだけに絞りました。
TATTOO YOU』 主体の盤は、少ない80年代とのバランスを考え、part.3に回します。


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